ネットワーク監視ツールは、ネットワークに異常がないかを確認できるのがメリットです。
アラートで異変を通知したり、障害が発生するのを防いだりと、機能は多岐にわたります。
無料版があるネットワーク監視ツールと、選ぶポイントを見ていきましょう。
無料のネットワーク監視ツール7選
無料で利用できるネットワーク監視ツールを7製品紹介します。
ネットワーク監視ツール選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のネットワーク監視ツールが見つかります。 |
「Watchdog」エラーログ管理に強い
- アラート通知でいち早く事態を把握できる
- 新規エラーログ管理だけでなく、既存エラーログ増加も監視
- 潜在的な問題を自動検出
「Watchdog」はアルゴリズムを活用して、潜在的なトラブルを見つけ出すネットワーク監視ツールです。
異常を検出するとピンク色のアイコンが表示されるため、視覚的にも分かりやすくなっています。
新規エラーログを管理するだけでなく既存エラーログの増加も記録されるので、現在の状況が把握しやすく便利です。メトリクスに不自然な変化があればアラートが表示され、詳細な情報を確認できます。
「CurrPorts」セキュリティ監視に有効
- アドレスや接続先の国など詳細情報を表示
- プロトコルや通信ポートも明確に
- 無料で強力なセキュリティ監視ができる
NirSoftが提供している「CurrPorts」は、複数のポートをリスト化して表示できるツールです。IPアドレス・接続先がどこの国かなど、ポートごとに詳しい情報を確認できます。
通信状況に異常がないかをチェックするだけでなく、プロセスを終了するなどの操作も可能です。また通信のログをテキストファイル形式で保存できるため、情報の管理にも活躍します。
「ZABBIX」あらゆる監視を一元化
- ウェブブラウザーで簡単操作
- CPU使用率・メモリ使用率の監視も可能
- 細かい監視機能から通知機能まで搭載
Zabbix LLCが手がけた「ZABBIX」は、ネットワークに限らず、サーバーやアプリケーションにも利用できるのが特徴です。幅広いプラットフォームに対応しているため、システム全体を監視できます。
ツールをインストールしなくても、ブラウザー上で監視・分析を行える手軽さも魅力です。豊富なテンプレートを搭載しており、デバイスやシステムに合ったテンプレートを利用して効率的に作業できます。
「Pandora FMS」日本語対応で導入しやすい
- 日本語の分かりやすいインターフェースあり
- エージェントレスの監視も可能
- 日本のコミュニティサイトがあるため運用しやすい
「Pandora FMS」は機器を検出して、リアルタイムで通信状況を表示するネットワーク監視ツールです。ログやイベントを収集して監視を行うだけでなく、データを活用した分析にも役立ちます。
収集したログは検索が可能な形で保存されるため、ログ管理にも便利です。300種類以上のプラグインツールをダウンロードできるほか、日本語にも対応しているなど、使い勝手に優れています。
「PRTG Network Monitor」100台ものネットワーク機器やサーバーの監視が可能
- ネットワーク監視だけでなく、サーバー監視も可能
- 無料で最新バージョンにアップデートできる
- データベース監視やフロー監視など、幅広い監視が無料でできる
ジュピターテクノロジー株式会社が手がけた「PRTG Network Monitor」は、無料ながら充実した機能面を持ち合わせているのが魅力です。サーバー監視やトラフィック監視など、豊富な監視項目を備えています。
グラフィックにこだわったダッシュボードを採用しており、一目で状況を理解しやすいのが特徴です。アラート通知方法がカスタマイズ可能なので、自社のニーズに合わせて設定できます。
「LogStare Collector」死活監視が無料でできる
- SyslogやWindowsイベントログを収集してくれる
- WindowsだけでなくLinux OSにも対応
- ヘルプデスクなど、有償版と同等のサポートが受けられるため安心
株式会社LogStareの「LogStare Collector」は、初期設定にかかる時間が短いのがメリットです。シンプルなUIを採用しているため、専門的な知識がなくても利用しやすくなっています。
機器10台までであれば、死活監視やイベントログ収集など豊富な機能を利用できます。有償プランと同等のサポートが受けられるので、導入後に困ったことがあっても、安心して運用できるでしょう。
「GlassWire」グラフ表示で視認性が高い
- システムファイルやデバイスリスト変更検出が可能
- 分かりやすいグラフで状況を一目で確認できる
- 高いセキュリティ機能が利用できる
「GlassWire」は視覚的に分かりやすいトラフィックモニターを採用しています。接続先のIPアドレスやデータ使用料など、さまざまな項目を監視できる便利なツールです。
新たなアプリケーションからのアクセスがある度に、接続するかどうかを選択できます。外出時の接続を防ぐロックダウンモードなど、セキュリティ面にもこだわっているのが特徴です。
無料のネットワーク監視ツールの選び方
無料版のネットワーク監視ツールを選ぶ際に、注目したいポイントを紹介します。
サポートセンターがなくても使いやすいか
無料のネットワーク監視ツールは、有料版に比べてサポート面が充実していない場合があります。導入後のサポートに対応していないツールの場合、専門的な知識がなくても利用できるかどうかが重要なポイントです。
アラート通知があったとしても、表示された内容を理解できなければ意味がありません。海外製のツールであれば、日本語に対応しているかどうかも確認しましょう。
直感的な操作ができるツールなら、ネットワークやシステムに関する知識がなくても使いやすくなっています。サポートがなかったとしても問題なく利用できるかどうかに注目して選びましょう。
機能制限の範囲を確認する
無料版のネットワーク監視ツールは、有料版に比べて利用できる機能が少ないのが一般的です。必要な機能が含まれていないケースもあるため、無料版でできることの範囲を把握しておきましょう。
ネットワーク以外にも、サーバーを監視できるものやログが記録できるものなど、ツールごとに搭載された機能はさまざまです。機能制限があっても問題ないかどうか、事前に確認しておく必要があります。
有料版と無料版の2種類あるツールの場合、利用できる機器の数が異なることも珍しくありません。無料ツールでできることには限りがあるため、会社の規模や導入する目的を考えながら十分に検討しましょう。
拡張性は十分か
ツールを運用し始めてから、サーバーや機器を新たに追加するケースも考えられます。無料プランでは対応できなくなる場合もあるため、スムーズに有料プランに移行できるのかも、重要なポイントです。
新たに必要となる機能が無料版に含まれていないなら、オプション追加のために料金を支払う必要があります。コストがかかるため、現在のシステム状況を念頭に置いて、無料版で対応している機器の数をチェックしましょう。
長く運用していくことを考えると、ある程度拡張性のあるネットワーク監視ツールを選ぶ方が賢明です。
無料のネットワーク監視ツールをうまく活用しよう
ネットワーク監視ツールはネットワークに異常がないかを調べるのに役立ちます。トラブルが起こった際に素早く対応できるだけでなく、障害が発生するのを防止できるのがメリットです。
無料で利用できるネットワーク監視ツールは、有料版と比べて機能が制限されている傾向にあります。自社に必要な機能が何かを考えて、適切なツールを選びましょう。
また無料版のツールを利用する場合、サポートが補償されていないケースもあります。導入後に困ることがないよう、使いやすさや拡張性にも注目しましょう。
ぴったりのネットワーク監視ツール選びはミツモアで
ネットワーク監視ツールは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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