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無料で使える暗号化ソフト15選!選び方と注意点も解説

ぴったりの暗号化ソフトをさがす
最終更新日: 2024年06月28日

暗号化ソフトを使うと、ファイルやフォルダーをパスワードで保護できます。万が一情報を盗み出されたとしても、パスワードが分からなければ中身を見られないので安心です。

企業の重要な情報を取り扱う際にもおすすめな、無料の暗号化ソフトを紹介します。

無料で使える暗号化ソフト15選

サイバーセキュリティ

重要な情報をインターネット上で受け渡しする際に、暗号化ソフトがあると、ファイルやフォルダーを保護できます。

さまざまなタイプがありますが、無料で使える高度な暗号化の機能を備えた暗号化ソフトを紹介します。

ソフトウェア比較のイメージイラスト

暗号化ソフト選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想の暗号化ソフトが見つかります。

ぴったりの暗号化ソフトを無料で診断する

「アタッシェケース」パスワード不要の公開鍵を暗号化

アタッシェケース
出典:「アタッシェケース」公式Webサイト
  • 実行形式ファイルで出力可能、ソフトを持っていない人でも復号可能
  • 公開鍵暗号でパスワードのやりとり不要
  • WindowsOS・MacOSどちらにも対応

暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップし、パスワードを入力するだけで、簡単に暗号化できま復号するときも、ドラッグ&ドロップやダブルクリックをすればよいので簡単です。

WindowsとMacOSの両方に対応しており、OSに関係なくデータのやりとりができます。暗号化ファイルを実行ファイルの「exe形式」として出力でき、アタッシェケースのユーザー以外でも暗号化ファイルの受け渡しや復号が可能です。

ver.4から、商用利用をする場合は有償になる点に注意しましょう。1カ月間は試用期間として無料で使用できます。MacOS版は誰もが無償で利用できますが、App Storeからのダウンロードは有料です。

「ED」シンプル・親切な説明で使いやすい

「ED」
出典:「ED」公式Webサイト
  • 操作システムがシンプルでステップごとに説明あり
  • パスワードのヒント機能で忘れてしまったときも安心
  • パスワード誤入力防止機能付き

使い勝手を重視した、Windows用の無料暗号化ソフトで強力な暗号化アルゴリズムを使用し、暗号強度を保ちながらも簡単に使える工夫がされています。

ステップごとに説明があるので使用手順が分かりやすく、初めての利用でも安心です。「セキュリティレベル設定が可能なパスワード入力」や、誤入力防止機能など使い勝手を向上するための、さまざまな機能を搭載しています。

「ToraTora」ICカード利用でより強固な暗号化を実現

「ToraTora」
出典:「ToraTora」公式Webサイト
  • ICカードを利用した強力な暗号化に対応
  • 1ファイルごとの暗号化がスピーディ
  • 暗号化前に除外ファイルを指定できる

ICカードを利用した、強力な暗号化を実現する無料ソフトで無料のICカードエミュレータ「myuToken」を使用すれば、本物のICカードを使用する必要はありません。

ICカードとパスワードの併用が可能なので、万一パスワードの紛失や情報漏れが起きても機密性を保てる設計です。また、1ファイルあたりの暗号化や復号を素早く行えます。

除外ファイルの指定ができるので、暗号化の際に生成される中間ファイルを取り除いて、データをコンパクトにできる点も便利です。

ぴったりの暗号化ソフトを無料で診断する

「Chaky」シンプルな操作で暗号化できる

「Chaky」
出典:「Chaky」公式Webサイト
  • パスワードを入力してボタンをクリックするだけ
  • 復号も同じステップで簡単
  • 信頼性の高い暗号アルゴリズムを使用

簡単な操作性に重点を置きたい人におすすめな、無料の暗号化ソフトでパスワードを入力しボタンを押せば、暗号化が完了します。復号したいときも同じ手順です。

初めて利用する人でも分かりやすいインターフェースを採用し、迷わずに使用できます。信頼性の高い暗号アルゴリズムを搭載しており、品質にもこだわっています。

「AES Crypt」100万回以上のダウンロード実績あり

「AES Crypt」
出典:「AES Crypt」公式Webサイト
  • 豊富なダウンロード実績は実力を認められた証拠の1つ
  • オープンソフトウェアなので全て無料
  • 強力な暗号化アルゴリズムを使用

これまでに「100万回以上ダウンロードされてきた実績」をもつ、無料の暗号化ソフトで暗号化アルゴリズムに、セキュリティ強度の高いAES(Advanced Encryption Standard)を使用しています。

強固にファイルを保護し、パスワードがなければ復号できません。オープンソースで開発され、全ての機能を無料で使えます。簡単な手順で暗号化できるように作られているので、専門知識は必要ありません。

「Secure Folders1.0」フォルダー読み取り専用に変更できる

Secure Folders1.0
出典:「Informer Technologies」Webサイト
  • 暗号化のほかに、読み取り専用にでき書き換えの心配なし
  • 特定のアプリを保護機能から除外できる
  • USBでアプリを持ち歩くことも可能

フォルダーを暗号化し、不正アクセスを防げるソフトです。パスワードによる保護でフォルダーを非表示にしたり、内容を暗号化したりして保護します。

パスワードを入力しない限り、プログラムを開いたり、フォルダーを表示したりはできません。暗号化だけでなく、フォルダーを「読み取り専用」にして内容を変更できないようにする機能もあり、データの改ざんを防げます。

USBにアプリを入れて持ち運びでき、外出先での使用も可能です。利便性を高めるため、特定のアプリを保護設定から外せる機能もあります。

ぴったりの暗号化ソフトを無料で診断する

「FileCapsule Deluxe Portable」複数の処理を並列で実行可能

「FileCapsule Deluxe Portable」
出典:「FileCapsule Deluxe Portable」公式Webサイト
  • 複数の処理を並列で実行できるので高速化を実現
  • デスクトップ・Android・iPhoneなどマルチに対応可
  • 暗号化の履歴を記録できる

世界標準の高度な暗号化アルゴリズム「AES(Advanced Encryption Standard)」を使用した、無料の暗号化ソフトでデスクトップ版とアプリ版(Android・iPhone)の2種類があり、シーンに合わせて使えます。

スマホで暗号化したファイルを、デスクトップから複号するといった使い方も可能です。暗号化したいファイルやフォルダーを選択し、パスワードを指定してから処理を開始するだけの、シンプル設計です。

複数の処理を並列で行うことで、暗号化を高速で行えます。暗号化の履歴を記録する設定により、以前暗号化したファイルの選択も可能です。

「Password Folder」ドラッグ&ドロップで暗号化

Password Folder
出典:「Password Folder」公式Webサイト
  • ドラッグ&ドロップで暗号化できるので間違いにくい
  • ショートカット機能によるフォルダー保護も可能
  • 対応言語が豊富なので日本語以外も可

操作手順は暗号化したいフォルダーを選択して、パスワードを設定するだけです。フォルダーをダブルクリックして、パスワードを入力すれば復号できます。

フォルダーに素早くパスワードを設定できるように、右クリックメニューからのショートカットも用意されています。多言語に対応し、日本語以外にも変更可能です。母国語が異なる人へのファイル交換にも使えます。

「暗GO」情報漏れリスクを強固に回避

暗GO
出典:「暗GO」公式Webサイト
  • より分かりにくいパスワードを設定できる
  • 乱数ベクトルを使用した暗号化で強固に保護
  • ファイル復元ソフトでの復元を防止するファイル消去機能あり

強力な暗号化アルゴリズムを使用した、無料の暗号化ソフトでストレスなく日常的に使用できるように、操作性にもこだわっています。

プログラムを起動し、暗号化したいファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップするだけで使える、簡単な設計です。プログラムを起動させず、アイコンの上に直接ドラッグ&ドロップしても使えます。

複数のファイルやフォルダーの選択も可能です。パスワードは半角64文字まで入力可能で、より推測されにくいものを設定できます。「ファイル消去機能」を使えば、ファイル復元ソフトへの対策も可能です。

ぴったりの暗号化ソフトを無料で診断する

「cody」ファイルを自動で再暗号化

「Vector」
出典:「Vector」Webページ
  • 暗号化・復号を繰り返すファイルに便利
  • ファイル自体に暗号化を登録できる
  • フォルダーへの暗号化には対応していないので要注意

頻繁に暗号化と復号をする人におすすめな、無料の暗号化ソフトでダイアログで関連付けを行っておくと、Windowsのエクスプローラーから簡単に暗号化できます。

復号する際に関連付けたアプリで開き、閉じるタイミングで再びファイルが暗号化される仕組みです。フォルダーごとの暗号化はできませんが、頻繁に使うファイルを自動で保護したいときに適しています。

「Safe Melt 32」自己解凍型ファイル作成なら専用ソフト不要

Safe Melt 32
出典:「Safe Melt 32」公式Webサイト
  • 自己解凍型なので、別途ソフトの必要なし
  • 大きなデータを複数ファイルに分割できる
  • 独自形式のファイルを作成可能

自己解凍型の圧縮ファイルの作成・解凍と、パスワードによる保護などが可能なソフトで圧縮されたファイルを解凍する際、通常は専用ソフトが必要ですが、こちらは解凍時に専用ソフトの必要がなく、1つのソフトで完結できます。

大きなデータはファイルを分割して圧縮でき、容量制限があるメールソフトでの送信にも対応しています。日頃から大きなデータファイルを取り扱う機会が多い人におすすめです。

「Androsa FileProtector」暗号化と同時に圧縮も可能

「softonic」
出典:「softonic」Webサイト
  • 暗号化と同時に圧縮も可能
  • 暗号化前のファイルを自動でバックアップ
  • 暗号化する際の使用アルゴリズムを選択できる

あらゆる種類のファイルに対応した暗号化ソフトで、パスワードによる保護と同時に、ファイルを圧縮する機能もありま

容量が大きくなりがちな動画ファイルの圧縮と、暗号化が可能なので、盗用を防ぐと同時に受け渡しもしやすくなります。高度な暗号化アルゴリズムに対応し「最大32文字」のパスワードの設定が可能です。

ぴったりの暗号化ソフトを無料で診断する

「Renee File Protector」ファイルの監視機能付きで履歴を確認

Renee File Protector
出典:「Renee File Protector」公式Webサイト
  • ファイルの監視機能付き!変更操作の確認可
  • 保護ファイル数に制限なし
  • USBメモリの暗号化も可能

ファイル単体以外にも、フォルダーやUSBメモリ、ソフトの実行などにパスワードを設定して保護できま保護対象が充実しているだけでなく、無料の体験版でも暗号化するファイル数に制限がありません。

ファイルの監視機能」を使用すれば、不審な動きがあったときも変更などの操作を一覧で確認できます。

削除したファイルやフォルダーを復元できないように、データを完全に消去する機能もあり、企業機密を守れる設計です。サポート体制が充実している点も安心です。

「VeraCrypt」USB・システムドライブを丸ごと暗号化

「VeraCrypt」
出典:「VeraCrypt」公式Webサイト
  • 暗号化され中身を確認できないドライブを作成できる
  • ストレージを丸ごと暗号化
  • パスワードの開示を強制されても隠しオペレーティングシステムで否認できる

無料で使用可能なオープンソースタイプの暗号化ソフトで、Windows・Mac OSX・Linuxなどの幅広いOSを対象にしていま

暗号化された仮想ディスクの作成が可能で、USBメモリやHDD全体を暗号化し、セキュリティを高められます。正しいパスワードを入力しなければ、決して復号できないように設計されているので安心です。

万が一パスワードの開示を強制された場合でも、大切な情報を守れます。

「fSekrit」重要なメモを暗号化できる

fSekrit
出典:「fSekrit」公式Webサイト
  • 重要なメモを暗号化
  • テキストの編集を終えればそのまま自動で暗号化される
  • 環境の違うパソコンでもストレスなく利用可能

暗号化機能を持つ、テキストエディタとして使用できる無料ソフトでAES(Advanced Encryption Standard)による、強力な暗号化を実現しています。

ソフトを起動し、閲覧や編集を行って終了すると、自動で再暗号化され、暗号化されていないデータはハードディスク内に保存されない仕組みです。

ファイルはテキストエディタを含む「実行ファイル」として保存されるので、異なるパソコンで作業をするときも同じ環境で内容の閲覧や修正を行えます。

ぴったりの暗号化ソフトを無料で診断する

無料で使える暗号化ソフトの選び方

セキュリティについて考えるビジネスパーソン

無料で使える暗号化ソフトにはさまざまなタイプがあります。各項目を比較し、自社に合ったものを使うことが大切です。

どのような点をチェックすればよいのか解説します。

機能性と操作性

無料版の場合、使える機能が制限されているケースがほとんどなので、目的に沿った機能が使えるかどうかを確認しましょ

また短いパスワードしか設定できないものでは、セキュリティ強度に不安があります。個人情報や企業機密に関わる情報をやりとりするなら、強固な暗号化ができるものが安心です。

加えて「操作が簡単か」「利用者を選ばないか」もチェックしましょう。日常的に使用するなら、より簡単に使える工夫がされているものを選んだ方が、ストレスを感じません。

使用頻度が高い場合や、容量が大きいファイルを暗号化したい場合は、処理の高速化にこだわっている製品が適しているといえます。

無料版では商用利用不可とされているケースもあるため、利用規約をよく読んでから導入しましょう。

サポート体制と導入実績

安心してソフトを利用するためには、サポート体制や導入実績もチェックしましょ導入実績や口コミなどから、安全性や操作性の確認が可能です。

ダウンロード回数が多いものや、多くの企業で導入されているものなら、信頼性が高いといえます。サポート体制やコミュニティが充実していると、操作に迷ってもスムーズに問題解決できます。

ソフトの利用自体は無料でも、サポートはオプションで有料となっているケースもあるので、事前に確認するようにしましょう。

ぴったりの暗号化ソフトを無料で診断する

無料で使える暗号化ソフトで大切な情報をしっかり守ろう

無料で使える暗号化ソフトなら、コストをかけずに大切なファイルを保護できます。万が一不正アクセスがあっても、ファイルが暗号化されていれば、情報漏れを防げます。

暗号化ソフトは多くの種類がありますが、ソフトによって保護できる対象や範囲が異なる点に注意しましょう。1つのファイルを頻繁に操作するなら、暗号化と復号を自動化できるものを選ぶと便利です。

ビジネスで使用するなら、保護されたファイルやフォルダーを受け取って、復号する人のことも考え、操作がより簡単なものを選ぶと効率的です。サポート体制が充実しているものを選べば、万一の際も落ち着いて対応できます。

無料で使える暗号化ソフトを取り入れ、大切な情報を守りましょ

ぴったりの暗号化ソフト選びはミツモアで

暗号化ソフトは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの暗号化ソフトが見つかります。

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希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。実際にかかる金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。

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最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬソフトとの出会いもあるかもしれません。

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