家事や育児に休みはありませんが、主婦休みの日は家事を担う人が罪悪感なく休むために作られた大切な記念日です。


しかし最新の調査では、十分に休めている主婦はわずか2割という結果が明らかになりました。夫の8割が「妻にもっと休んでほしい」と考えている一方で、妻側は「休んでも結局自分が対応する」という現実に直面しています。
この記事では、なぜ休めないのか、どうすれば本当に休めるのかを、調査データとともに具体的な解決策を紹介します。
「主婦休みの日」とは?日程と由来をチェック
主婦休みの日とは、家事から解放されてリフレッシュするための公認の記念日で、毎年1月25日・5月25日・9月25日の3回に決まっています。
- 主婦休みの日が設定されている具体的な日付
- 記念日が誕生した背景や提唱元
- 公認の日として休むことの意義
主婦休みの日の日程は年3回
主婦休みの日が1月25日、5月25日、9月25日に設定されているのは、年末年始や連休、夏休みといった家事の負担がピークに達した後の回復期間に合わせているためです。
| 日程 | 設定の背景 |
|---|---|
| 1月25日 | 年末年始の多忙な時期からの回復 |
| 5月25日 | GW中の食事準備等の負担リセット |
| 9月25日 | 夏休みの育児・家事負担からの解消 |
1月25日は、お正月の準備や大掃除といった年末年始の激務から日常が戻り、たまった疲れを癒やす必要がある時期です。
5月25日は、家族全員が在宅するゴールデンウィーク中に食事の準備や世話で増えた負担をリセットするタイミングになります。
9月25日は、約40日間にわたる子供の夏休み対応が終わり,新学期が軌道に乗ってようやく一息つける時期として選ばれました。
主婦休みの日が作られた理由
この記念日は、年中無休で家事をこなす主婦や主夫が罪悪感を持たずに体を休める機会を作るために、サンケイリビング新聞社が2009年に提唱しました。
- 主婦・主夫の休養機会の創出
- 家事労働の権利回復
- 家族全体の活力維持
外で働く人には法律で休暇が守られていますが、家庭内の労働には明確な休みがありません。
家事労働が「24時間365日」続く状態を改善し、働く人の権利を回復させることが大きな目的です。心身の健康を保つことは、家族全体の活力を守ることにも直結します。
【補足】労働基準法との違い
企業で働く人には労働基準法によって休暇が保障されていますが、家庭内の家事労働には法的な休息の定めがありません。主婦休みの日は、この「休みのない構造」に社会的なアプローチを行う取り組みでもあります。
主婦が堂々と休める公認の日
日本記念日協会に認定された正式な記念日であるため、主婦が家族の理解を得ながら自分の時間を確保する正当な理由になります。
- 家族への「休み」の宣言
- 自分のエネルギー再生
- 家族による家事の試行
公認の日という裏付けがあることで、自分だけで抱え込まずに「今日は休みの日だから」と家族に伝えやすくなります。
リフレッシュして自分自身のエネルギーを再生するだけでなく、夫や子供が家事に挑戦してスキルを共有する良いきっかけにもなります。
家庭内の役割分担を改めて見直し、特定の業者に依頼するなど外部の力を借りる検討を始める日としても活用されています。
【独自調査】十分に休めている主婦はたったの2割
記念日として設定されているものの、実際に「休む時間を十分にとれている」と回答した主婦はわずか22.2%という実態が明らかになりました。
- 実際に休めている主婦の割合
- 休めない理由トップ3のデータ
- 男女ともに「家事負担が減ればもっと休める」と回答
「十分に休めている」はわずか22.2%
ミツモアが既婚女性261名に実施した調査では、「休む時間を十分にとれている」と回答した方はわずか22.2%でした。
| 休息の状況 | 割合 |
|---|---|
| 十分にとれている | 22.2% |
| ややとれている | 39.5% |
| あまりとれていない | 38.3% |
「ややとれている」39.5%と回答した方を含めると、全体の約6割が何らかの形で休む時間を確保しているものの、完全には休めていない、または十分とは言えないと感じている主婦が多数派であることが分かります。
この結果は、主婦休みの日が記念日として存在していても、実際には名ばかりで終わっている家庭が大半であることを示しています。
休めない理由トップ3「時間が足りない」「結局自分が対応」「家事の量が多い」
十分に休めていないと感じる理由について尋ねたところ、以下の結果になりました。
| 休めない理由 | 割合 |
|---|---|
| 1位:平日は時間が足りない | 73.2% |
| 2位:休んでも結局自分が対応することになる | 57.7% |
| 3位:家事の量が多い | 40.2% |
1位:平日は時間が足りない(73.2%)
仕事と育児を両立する中で、物理的に休む時間を確保することが難しい状況です。朝から晩まで分刻みのスケジュールで動いており、「休む」という選択肢が入り込む余地がありません。
2位:休んでも結局自分が対応することになる(57.7%)
家族に家事を任せても、やり方が不十分だったり、結局は自分が指示を出したり、後でやり直す必要があるため、「休んだつもりが休めていない」という状況に陥っています。
3位:家事の量が多い(40.2%)
掃除、洗濯、料理、買い物、子供の世話など、そもそもタスクの絶対量が多すぎて終わらないという根本的な問題があります。
男女ともに「家事負担が減ればもっと休める」と回答
ミツモアの調査では、男性の73.4%、女性の81.1%が「家事負担が減ればもっと休める」と回答しました。
| 性別 | 「家事負担が減ればもっと休める」と回答した割合 |
|---|---|
| 男性 | 73.4% |
| 女性 | 81.1% |
この結果から、男女ともに家事負担の軽減が休養に直結すると考えていることが分かります。
また、夫の76.9%が「妻にもっと休んでほしい」と考えていることも明らかになりました。多くの夫が妻の疲労を認識しており、休ませてあげたいという気持ちを持っています。
主婦休みの日を休める日にする3つの準備
確実に休むためには、事前の根回しと当日のタスクを極限まで削る「引き算の準備」が必要です。
- 家族に主婦休みの日を事前に宣言する
- その日にやる家事を最低限まで減らす
- 献立を考えることから解放される選択をする
家族に主婦休みの日を事前に宣言する
家族への休業宣言を公式な予定として周知することで、自分自身の罪悪感を消し、家族に協力してもらう下地を作れます。
口頭で伝えるだけでなく、カレンダーに大きく書き込んだり、スマートフォンの共有アプリに登録したりして、休暇を視覚的に「公式化」することが重要です。
事前に予定を共有しておくことで、家族も「その日は自分たちで何とかしよう」という心の準備ができます。
可能であれば、夫や子供が不在で新たな家事が発生しにくい「平日」に休みを設定するのも、物理的な負担を断つための有効な手段です。
| 宣言方法 | 効果 |
|---|---|
| カレンダーに記入 | 視覚的に「公式の予定」として認識される |
| スマホの共有アプリ | 家族全員に通知が届き、忘れられない |
| 平日に設定 | 家族が不在で新たな家事が発生しにくい |
【ポイント】「お願い」ではなく「宣言」する
「休んでもいい?」とお伺いを立てるのではなく、「この日は主婦休みの日だから休みます」と宣言することで、家族も「当然のこと」として受け入れやすくなります。
その日にやる家事を最低限まで減らす
前日に無理をして作り置きなどの備えをするのではなく、当日の家事の合格点を意図的に下げることが休息を確保する近道です。
「主婦休みの日」の前日に遅くまで働いて準備をしては、疲労を前借りしているだけで意味がありません。
洗濯物は翌日に回すか、洗ったまま畳まずに使う「バスケット方式」を採用し、掃除も汚れが目立つ場所をサッと拭く程度にとどめます。
家の中の完璧さを一度手放し、身体を動かさない時間を意識的に作ることが、心身のメンテナンスに繋がります。
| 家事 | 削減方法 |
|---|---|
| 掃除 | 見える範囲だけ、細かい部分は無視 |
| 洗濯 | 翌日に回す、畳まない |
| 食器洗い | 紙皿・割り箸で洗い物ゼロにするのも手 |
【実践のコツ】視覚的なノイズを遮断する
散らかっている子供部屋や片付かない棚が目に入ると、つい動きたくなってしまいます。休む日はその部屋のドアを閉めたり、布をかけたりして、家事のタスクを視覚から遮断すると、脳がリラックスしやすくなります。
献立を考えることから解放される選択をする
料理に伴う「献立を考える」という思考の労働を完全に止めるために、デリバリーや外食、レトルト食品を積極的に活用します。
家事の中でも特に負担が重い「料理」は、買い物から調理、後片付けまで多くの工程を含んでいます。
栄養バランスを考えるプレッシャーをこの日だけは捨てて、家族全員が好きなものを頼む日にします。
キッチンに立たない、包丁を持たないと決めることで、常にマルチタスクをこなしている脳を休ませ、本当の意味での解放感を味わえます。
準備しても休めない時の解決策
これらの準備をしても「結局自分が対応する」状況は避けられないこともあります。
前章で見た通り、妻の57.7%が「休んでも結局自分が対応することになる」と回答しています。夫は「目に見える家事」だけを想定していますが、実際には献立を考える、在庫を管理する、段取りを組むといった「名もなき家事」が大量に存在し、これらは妻が一手に引き受けています。
夫が家事を手伝っても、妻が指示を出したり後でやり直したりする「管理コスト」が発生するため、結局は休めていないのが実態です。
準備をしても家事が終わらない場合は、家族以外のリソースである専門業者を活用して家事の総量を物理的に減らすことが解決策となります。
- 家族が協力的でない時はプロに頼る
- プロを入れることで家族全員が楽になる
家族が協力的でない時はプロに頼る
家族に家事を任せられない場合は、外部のプロによる家事代行やハウスクリーニングを導入することで、心理的・肉体的な負担を根本から取り除けます。
家族に家事をお願いするときに生じる「申し訳なさ」や、不慣れな作業による二度手間への不安は、休息の質を大きく下げてしまいます。
専門業者であれば、対価を支払うビジネス取引として割り切れるため、感情的な消耗を避けられる点が大きなメリットです。
プロに頼むことで家族全員が楽になる
プロに家事を依頼することは、妻だけでなく夫にとってもメリットがある選択肢です。
- 夫は慣れない家事に休日を潰さずに済む
- 妻は「指示を出す」「やり直す」ストレスから解放される
- プロは品質が保証されているので、後のしわ寄せが発生しない
- 夫婦ともに自由な時間が増え、一緒に過ごす時間も作れる
「妻に休んでほしい」と思っている夫にとっても、プロ活用は最適解です。費用はかかりますが、夫婦の時間と心の余裕を買うと考えれば、十分に価値のある投資と言えるでしょう。
主婦休みの日のおすすめの過ごし方
主婦休みの日を充実させるための過ごし方には、大きく分けて以下の3つのスタイルがあります。
- 一人で外出してリフレッシュする
- 家でゆっくり好きなことをする
- 家族と一緒に特別な時間を過ごす
一人で外出してリフレッシュする
家の外に出て物理的な距離を取ることが、家事への意識を完全に遮断してリフレッシュするための確実な道筋です。
家の中にいる間は、洗濯物や部屋の汚れといった視覚的な情報がどうしても目に入るため、無意識のうちに家事の段取りを考えてしまいます。
物理的に離れることで、母親や妻という役割から離れた自分だけの時間を取り戻せます。
美容院やスパで自分のケアに集中したり、映画館などの没入できる空間で過ごしたりすることは、マルチタスクで疲弊した脳を休ませるために非常に効果的です。
| おすすめの外出先 | 期待できる効果 |
|---|---|
| ホテルステイ | 整った空間で家事の強迫観念を遮断する |
| 美術館・映画館 | 脳を一つのことに集中させて癒やす |
| 美容院・エステ | 他者へのケアで枯渇した自尊心の回復 |
家でゆっくり好きなことをする
自宅で家事のルールを一時的に停止して「何もしない自由」を確保することは、精神的な疲れを癒やすために有効です。
キッチンに立たない、掃除機を触らないといったルールを家族全員で共有し、徹底的な「鈍感力」を持つことが重要です。
溜まっていた録画番組や映画を一気見したり、読書に没頭したりすることで、日々の忙しさで後回しにしていた自分の興味を満たせます。
前述の通り、食事はデリバリーなどを利用して、後片付けの負担も極限まで減らす工夫が欠かせません。
家族と一緒に特別な時間を過ごす
家族全員で楽しめるイベントを計画すれば、家事の負担を忘れて共有できる思い出の日に変わります。
主婦一人が家事を担ういつもの日常とは異なり、家族で外食に出かけたりレジャーを楽しんだりすることで、お互いへの感謝を再確認する機会になります。
家事の手を止めて全員で同じ時間を楽しむことが、家庭全体の活力を再生させることに繋がります。
プロのハウスクリーニングを呼んでいる間にお出かけをすれば、帰宅したときに家の中が完璧に綺麗になっているという、二重の喜びを家族で分かち合えます。
ミツモアで「主婦休みの日」を本当に休める日に
主婦一人の体力や家族の協力だけで全ての家事を完璧にこなすことには、構造上の限界があります。
プロに仕事を依頼して時間を生み出すことは、自分や家族の笑顔を守るための前向きな投資です。
ミツモアで依頼できる家事代行サービス
ミツモアでは、日常的な家事代行から専門的なハウスクリーニングまで、幅広いサービスを依頼できます。
| サービスカテゴリ | 対応できる内容 | リンク |
|---|---|---|
| 家事代行 | 掃除、洗濯、料理、片付け、整理収納など日常的な家事全般 | 家事代行を探す |
| ハウスクリーニング | 浴室、キッチン、エアコン、洗濯機などの専門清掃 | ハウスクリーニングを探す |
※家事代行を頼む際は「便利屋」サービス「依頼したい内容」の中から「上記以外」⇒「家事代行」を選択ください。
ミツモアなら最大5社からの見積もりを比較できるため、料金だけでなく人柄や実績を事前に知った上で安心して依頼を決められます。
チャットでやり取りできて、電話が苦手な方でもスムーズです。細かい要望や不安なことも、文字で丁寧に伝えられます。
チャットで気軽に相談しながら、自分に合ったプロを見つけましょう。
「主婦休みの日」は、年3回あります。まずは次の1月25日、5月25日、9月25日のいずれかに、プロの力を借りて本当に休める日を作ってみませんか?
