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洗面台掃除にメラミンスポンジを使っても良い?使えない場所や注意点も

最終更新日: 2024年11月13日

「洗面台掃除にメラミンスポンジが使えるの?」と疑問に思う方も多いことでしょう。

メラミンスポンジは洗面台の頑固な汚れを簡単に落とすことができる優れたアイテム。水だけで汚れを落とすことができるため、環境や人体にやさしいところもうれしいポイントです。

しかしすべての素材に適しているわけではないため、使用の際は注意が必要です。そこで本記事では、メラミンスポンジを使える場所と使えない場所、適切な使用方法について解説します。使用時の注意点もわかりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

メラミンスポンジを使える場所

洗面台

メラミンスポンジは研磨力が強いため、使える場所とそうでない場所があります。素材によっては使わない方が良い場所もあるため、事前に説明書や仕様をチェックすることが大切です。

以下ではメラミンスポンジを使える場所について解説するので、洗面所掃除の際の参考にしてみてください。

  1. 洗面ボウル(陶器製のもの)
  2. 水栓・蛇口

上記の場所であれば、メラミンスポンジを使える場合が多いです。

1. 洗面ボウル(陶器製のもの)

洗面ボウルは、 陶器製のものであればメラミンスポンジを使えます。軽微な汚れには中性洗剤を使いつつ、メラミンスポンジにつけて汚れを擦り落としましょう。

ただし素材によっては使用しない方が良いものもあるので、適宜仕様書などを確認するようにしてください。

2.鏡

毎日使用する鏡は皮脂や水垢などの汚れが付着しやすい場所です。鏡の頑固な汚れ掃除には、メラミンスポンジがぴったりです。

ただし、鏡に曇り止め加工などの特殊加工が施されている場合には使用を避けましょう。メラミンスポンジは研磨力が強いため、コーティングごとはがれてしまう可能性があるためです。

加工がない鏡であれば、メラミンスポンジで優しく磨くことで表面に付着した汚れをはがし取り、鏡本来の輝きを取り戻すことができます。

3.水栓・蛇口

メッキ加工された水栓や蛇口も、メラミンスポンジを使うことができる場所の一つです。

水垢がついていると、タオルや柔らかいスポンジではなかなか落とせないことがあります。しかし、メラミンスポンジならしっかりと汚れを落とせるので、まるで新品のような光沢感を取り戻すことができます。

4.床

洗面所の床掃除にもメラミンスポンジは使えます。

ただし、コーティングやワックスが施されている床への使用は避けましょう。塗装が落ちてしまうことがあります。

また、光沢感のある床についても、表面に傷がついてしまう可能性があるため注意しましょう。不安な場合は、目立たないところでテストしてから使用することをおすすめします。

特に洗面台の床は水や汚れが溜まりやすいので、定期的に清掃することが重要です。

メラミンスポンジを使えない場所

洗面台

洗面所の掃除にはメラミンスポンジがおすすめですが、素材によっては使えない場所もあります。以下のような場所には使用しないよう注意しましょう。

  • 樹脂素材・特殊コーティングなどを使用した場所
  • 光沢感のある場所
  • 漆器

樹脂素材・特殊コーティングなどを使用した場所

メラミンスポンジは、樹脂素材には使えません。例えばワックスがかけられたフローリングや、くもり止めのコーティングが施された鏡など、コーティングが施された素材には向いていません。

メラミンスポンジは研磨力が高いため、表面のコーティングがはがれて傷がつく原因になってしまうこともあります。使い続けていると傷から汚れが入り込みやすくなり、かえって掃除が大変になることもあるため注意が必要です。

光沢感のある場所

メラミンスポンジは水垢汚れをきれいにしてくれますが、光沢感のあるステンレスシンクなどに繰り返し使用すると、光沢が失われてしまう可能性があります。

ものによっては使用可能な場合もありますが、必ず説明書を確認しましょう。また、使用する場合も頻繁に使ったり強く擦ったりせず、頑固な汚れがついた場合のみにピンポイントで使用すると良いでしょう

漆器

漆器にメラミンスポンジを使うことは避けましょう。表面を傷つけてしまうだけでなく、漆器の断熱効果が失われてしまう可能性もあります。

商品パッケージにも使用の際の注意事項が記載されているため、必ず確認しましょう。

洗面台でメラミンスポンジを使うときの方法

メラミンスポンジ

以下では、洗面台でメラミンスポンジを使うときの方法について解説します。メラミンスポンジを使う際には、正しい使い方を知っておくことが大切です。

  1. 使いやすい大きさにカットする
  2. 水をつける
  3. 汚れをこすり落とす
  4. 水拭き・乾拭きで仕上げる

大まかな流れとしては上記の通りです。それぞれ見ていきましょう。

1.使いやすい大きさにカットする

大きなメラミンスポンジは、ハサミで好きな大きさにカットして使います。カット済みの製品も市販されているので、掃除のスタイルや用途に応じて選びましょう

水栓や蛇口のまわりなどの入り組んだ場所を掃除するときは、小さくカットすると使いやすいです。掃除する部分に合わせて、適当な大きさにカットしましょう。カットしたスポンジは、使いやすく、より精密な掃除が可能になります

2.水をつける

使用する前に、メラミンスポンジを水でしっかりと濡らしましょう。水分が少ないと効果が半減するだけでなく、素材を傷つけてしまうことがあります。しっかりと水を含ませ、軽く絞って使用することがポイントです。

3.汚れをこすり落とす

メラミンスポンジを適度に濡らしたら、鏡や水栓など、掃除したい部分にメラミンスポンジを当てて、円を描くようにこすり落とします。あまり力を入れすぎず、優しくこすることがポイントです。頑固な水垢や汚れがあれば、数回繰り返すことできれいになります。

力を入れすぎると素材を傷める恐れがあるため、注意しましょう

4.水拭き・乾拭きで仕上げる

最後に、水拭きをしてから乾いたタオルで拭き取りましょう。洗面台の周りは湿気が篭りやすいため、カビを防ぐためにしっかりと乾拭きするのがポイントです。特に夏場はカビが発生しやすいため注意しましょう。

メラミンスポンジは使い捨てが基本なので、ヘタっているようであれば捨てて、次回は新しいものを使いましょう

メラミンスポンジを使うときの注意点

洗面所を掃除

ここからは、メラミンスポンジを使うときの注意点について解説します。

  • 頑固な汚れを落とすための最終手段として使う
  • 乾いた状態で使用しない

それぞれ見ていきましょう。

頑固な汚れを落とすための最終手段として使う

メラミンスポンジは手軽に使える反面、使用を避けたほうが良い場所や素材がたくさんあります。

そのため、日々のお手入れでは普通のスポンジや雑巾を使い、落ちない頑固な汚れがある場合に最終手段として使用するのがおすすめです。

乾いた状態で使用しない

メラミンスポンジの洗浄能力を最大限発揮させるためには、使う前にしっかりと水を含ませることがポイントです

乾いた状態で使うと、素材が傷ついてしまい、かえって汚れが付着しやすい状態となってしまいます。使用の際はたっぷりと水を含ませて、滴らない程度に絞りましょう。

メラミンスポンジで汚れが落ちないときはプロへ依頼しよう!

蛇口

頑固な汚れの場合、メラミンスポンジを使っても汚れが落ちない場合があります。そんなときは、ハウスクリーニングの活用がおすすめです。

ハウスクリーニングというとトイレやお風呂場の清掃をイメージする方が多いかもしれません。しかし、洗面所の清掃もプロへの依頼が可能です。

頑固な汚れがついてしまった場合は、無理をせずプロに依頼するのも一つの手です。専門業者に依頼することで、短時間で洗面台を美しく蘇らせてくれます。

メラミンスポンジでは落とせない汚れや大掛かりな掃除が必要な場合には、ぜひ検討してみてください。

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プロなら頑固な汚れも落としてくれる!

プロに依頼する最大のメリットは、専門的な知識と技術を持ったスタッフが対応してくれること。正しい方法で、確実な掃除をしてもらえます。

自分では落とせないような頑固な汚れも手早く落とし、見違えるほどの仕上がりにしてくれます。忙しい方や手間を省きたい方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

洗面台周りのクリーニングにかかる費用相場

洗面台周りのクリーニングにかかる費用相場は、洗面台の洗浄作業や水回りの掃除、鏡や天井、照明、棚の清掃なども含めて7,000円〜10,000円が一般的です。

他にも、床のワックスがけやコーティングなども依頼できます。

内容 価格
①洗面ボウルの洗浄

②水栓・蛇口・排水口の清掃

③鏡の水垢除去、コーティング

④天井・照明・棚の清掃

①~④まとめて7,000〜10,000円
床のワックスがけ・コーティング 2000円〜4000円

ただし実際の金額はエリアや業者によって異なるため、事前に見積もりを取得しましょう。適正金額で依頼するためにも、複数社に問い合わせてみるのがおすすめです。

洗面台の頑固な汚れにはメラミンスポンジを活用しよう!

洗面台でメラミンスポンジを使って汚れを落とす方法について解説しました。

メラミンスポンジは洗面台掃除に役立つ便利なアイテムですが、使用する際には適切な方法を守ることが大切です。正しい手順を踏むことで洗面台を美しく保ち、快適な空間を保ちましょう!

また、メラミンスポンジを使えない場所や、自己流の掃除では汚れが落ちないときは、ハウスクリーニングを依頼するのも一つの方法です。プロなら適切な方法で頑固な汚れも手早く落としてくれるため、忙しい方や手間をかけたくない方におすすめです。業者によって価格は異なるため、相見積もりを取得して依頼しましょう。

見積もりを取得する際は、「ミツモア」をつかって最適な業者に洗面所クリーニングを依頼するのがおすすめです。簡単な質問に答えるだけで、複数の専門の業者から見積もりをもらうことができます。そのまま依頼もできるので、ぜひミツモアから見積もりをとってみてください。

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