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洗面台の鏡の掃除方法は?汚れる原因やきれいな鏡を維持するコツも

最終更新日: 2024年11月13日

毎日の身支度に欠かせない洗面台の鏡。しかし、使っているうちに汚れが蓄積してしまい、気づけば曇ったり、ざらざらしたりしていることも。そうなると、朝の支度もなんだか気分が乗らなくなってしまうものです。

「洗面台の鏡の掃除方法を知りたい」
「洗面所の鏡が汚れてしまうのはなぜ?」

このような声にお答えするため、本記事をまとめました。

洗面所の鏡が汚れる原因や、効果的な掃除方法、そしてきれいな状態を維持するためのコツをご紹介します。掃除が苦手な方でも実践しやすい内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。

洗面所の鏡が汚れる原因3つ

まずは洗面所の鏡が汚れる原因を押さえましょう。

洗面所の鏡が汚れる原因は主に「ほこり」「皮脂・石鹸カス・化粧品」「水垢」の3つです。それぞれの原因とおすすめの掃除方法を以下にまとめました。

汚れる原因 おすすめの掃除方法
ほこり 新聞紙などで拭き取る
皮脂・石鹸カス・化粧品 重曹水を使う
水垢 クエン酸を使う

ほこり

鏡に付く汚れの中で、最も一般的なのが「ほこり」です。洗面所では着替えをしたり、髪をとかしたりするため、衣服の糸くずや髪の毛が舞い上がりやすいのです。

また、洗面台の近くには洗濯機が設置されていることが多く、洗濯物からもほこりが発生します。さらに、浴室からの水気が加わることで、頑固な汚れとなってしまいます。

一つひとつのほこりは小さいため目に見えないかもしれませんが、実は毎日鏡に付着し、蓄積されているのです。定期的に掃除しないと、鏡が曇って見えたり、全体が白っぽくなってしまうこともあります。

皮脂・石鹸カス・化粧品

皮脂や石鹸カス、化粧品なども鏡の汚れの原因です。洗面所では、歯磨きや洗顔、化粧などの身支度を行うため、気が付かないうちに歯磨き粉や石鹸、化粧品などが鏡に付着しています。

例えば化粧をする際にファンデーションやアイシャドウの粉が飛び散ったり、洗顔時に石鹸を含んだ水しぶきが飛んだりすることで、鏡に余分な成分が残ります。

これらの汚れを放置していると、皮脂や化粧品が頑固な油汚れとなり、鏡にこびりついてしまいます。鏡の表面が白く曇って見えにくくなる場合があるため、こまめに拭き取ることが大切です。

水垢

水道水にはケイ素やカルシウムなどのミネラル成分が含まれています。洗面台で水を使った後に水滴が鏡に付着すると、水分が蒸発する際にミネラルが残留して水垢が形成されます。この水垢が蓄積されると鏡に鱗のような形で汚れが現れ、白っぽく目立ってしまいます。

特に、湿気の多い季節には使用後にしっかり拭き取らないと、水垢がどんどんと蓄積されて石灰化してしまいます。石灰化した水垢はより落ちにくくなるため、軽い汚れの段階で拭き取ることがポイントです。

洗面所の鏡の掃除方法

洗面所

ここからは、洗面所の鏡の掃除方法について具体的に解説します。汚れの種類や程度によっておすすめの方法が異なるため、状況に応じて参考にしてみてください。

  • 軽い汚れには新聞紙を使う
  • 皮脂汚れが気になる場合は重曹水を使う
  • 水垢が気になる場合はクエン酸を使う

軽い汚れには新聞紙を使う

程度の軽い汚れなら、新聞紙を使うだけで簡単に落とせます。「鏡が少し曇っている」「なんとなく汚れが気になる」といった場合には、まずこの方法を試してみてください。

新聞紙に含まれているインクが作用するため、きれいな状態に仕上がります。以下の手順で行ってみましょう。

  1. 新聞紙を丸めて水で濡らす
  2. 鏡を新聞紙で磨く
  3. 汚れが気になる箇所は重点的に磨く
  4. 乾いた新聞紙を使って乾拭きする

手軽でありながら鏡をピカピカにできるため、とてもおすすめの方法です。新聞紙がなければ、マイクロファイバーの布を使うのも良いでしょう。マイクロファイバーは微細な繊維が汚れをしっかりキャッチしてくれるため、目立つ汚れがある場合に役立ちます。

皮脂汚れが気になる場合は重曹水を使う

鏡に付着している皮脂や化粧品など油汚れには、重曹水が効果的です。重曹は自然派の洗浄成分として知られており、以下の手順で簡単に掃除できます。

  1. 重曹水を作る(水100mlに対して重曹小さじ1杯程度が目安)
  2. 重曹水をスプレーボトルなどにセットする
  3. 鏡に付着した汚れに重曹水を直接吹きかける
  4. 雑巾などで汚れを拭き取る
  5. 乾拭きをして完了

重曹は洗浄力がありながら人体にやさしいため、小さい子どもやペットのいるご家庭にもおすすめです。掃除が終わった後は、重曹の成分が残らないようしっかり拭き取ることも忘れないようにしましょう。

水垢が気になる場合はクエン酸を使う

水垢が気になる場合は、クエン酸を使った掃除が効果的です。酸性の特性を持つクエン酸はミネラル成分と反応し、水垢を効率よく分解してくれます。以下の手順で行いましょう。

  1. クエン酸水を作る(水200mlに対して小さじ1杯程度が目安)
  2. クエン酸水をスプレーボトルなどにセットする
  3. 鏡に付着した水垢汚れにクエン酸水を直接吹きかける
  4. 雑巾などで汚れを拭き取る
  5. 乾拭きをして完了

クエン酸水を作るのが面倒な場合は、市販の「クエン酸スプレー」を購入するのもおすすめです。クエン酸スプレーは鏡以外の場所にも使えるので、日頃の掃除で重宝します。

洗面所の鏡を掃除するときの注意点

きれいな洗面台

ここからは、洗面所の鏡を掃除するときの注意点を解説します。

  • 汚れを落とすときはやさしく擦る
  • 重曹・クエン酸は素手で触らない
  • 換気をしながら掃除する

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

汚れを落とすときはやさしく擦る

鏡の汚れを掃除する際、強い力で擦ることは避けましょう。強く擦ると鏡に細かい傷がつき、隙間から汚れが溜まりやすくなってしまう可能性があります。かえって掃除が難しくなってしまうため、注意しましょう。

無理やり擦り取ろうとせず、丁寧に優しく磨くことがポイントです。家庭での掃除が難しい場合は、ハウスクリーニングに依頼しましょう。

重曹・クエン酸は素手で触らない

重曹やクエン酸を使う際には、必ずゴム手袋を着用しましょう。重曹やクエン酸に素手で触れていると、肌荒れを引き起こすリスクがあります。

特に敏感肌の方は、短時間であっても手袋をつけることをおすすめします。また、掃除が終わった後は手をしっかり洗い、残留成分が肌に残らないように気を付けましょう。

換気をしながら掃除する

洗剤を使用する際は、必ず換気を心がけましょう。特に浴室などの密室で掃除をすると、気分が悪くなってしまうことがあります。

窓を開けたり換気扇を回したりして、しっかりと空気を入れ替えましょう。

洗面所の鏡をきれいに保つポイント

洗面台

続いて、洗面所の鏡をきれいに保つポイントをご紹介します。定期的な掃除ももちろん大切ですが、以下のポイントに気を付けることで汚れの付着を防げます。

  • できるだけこまめに掃除する
  • 曇り止めスプレーを活用する
  • 湿気がこもらないようにする

日々のお手入れがグッと楽になるので、ぜひ実践してみてください。

できるだけこまめに掃除する

鏡に汚れが付着してしまっても、すぐに掃除をすれば簡単に落とせます。できれば毎日拭き取ることをおすすめしますが、忘れてしまう方も多いかもしれません。

そういった場合は、「夜の歯みがきを終えた後に洗面所を掃除する」といったように、習慣付けしてしまうことをおすすめします。慣れてくると徐々に負担に感じなくなり、継続しやすいです。日常のルーティンに組み込むことで、手間を感じず掃除が行えます。

曇り止めスプレーを活用する

曇り止め効果のあるスプレーを活用することもおすすめです。鏡に曇り止めスプレーをふりかけると、コーティングにより水滴や汚れが付きにくくなります。朝の急いでいるときも鏡が曇らなくなるので、非常に便利です。

市販の曇り止めスプレーは、ホームセンターなどで購入できます。使い方や頻度は製品ごとの説明書を参考にして、適切に使用しましょう。

使用後に鏡の表面を拭き取っておくと、効果が持続しやすくなりおすすめです。

湿気がこもらないようにする

湿気がこもると鏡が曇りやすくなり、汚れも付着しやすいです。洗面所は浴室に近いため、湿気がこもらないように注意しましょう。特に夏場は気温も上がりやすく、入浴後の湿気をそのままにしているとカビや雑菌の温床となってしまいます。

洗面所やお風呂場の湿気を減らすには、定期的に換気を行い、湿気がこもらない環境を作ることが大切。入浴後は換気扇を回したり窓を開けたりすることで、湿気を外に逃すことを心がけましょう。

洗面所の鏡掃除はプロへの依頼も可能!

洗面台を掃除する女性

洗面所の鏡の頑固な汚れが気になる場合は、プロに掃除を依頼するのもおすすめです。

経験豊富なスタッフが対応してくれるため、短時間で洗面所をまるごときれいに仕上げてくれます。特に、時間がない方や掃除が苦手な方にはおすすめです。

洗面所の鏡掃除をプロに任せるメリット

プロのクリーニング業者に任せることで、鏡はもちろん、洗面台のあらゆる場所を手間なくピカピカな状態にしてもらえます。頑固な汚れや手の届かない場所まで丁寧にクリーニングしてくれるため、安心して任せられます。

業者によってはコーティングやフローリングのワックス加工を依頼できるところもあり、長期的にきれいな状態を保ちやすくなります。

「自分では頑固な汚れを落とせない」「忙しくて掃除をする暇がない」といった場合は、ぜひ検討してみてください。

洗面所のクリーニングの費用相場

一般的なハウスクリーニングであれば以下の①〜④の作業を含めて7,000円〜1万円から依頼できます

内容 価格
①洗面ボウルの洗浄

②水栓・蛇口・排水口の清掃

③鏡の水垢除去、コーティング

④天井・照明・棚の清掃

①~④まとめて7,000〜10,000円
床のワックスがけ・コーティング 2000円〜4000円

ただし、上記の価格はあくまでも目安料金です。実際の金額は地域や業者によって異なるため、正確な相場を把握するためには複数の業者から相見積もりを取得しましょう。

洗面所の鏡をきれいに保つにはこまめな掃除がカギ!

洗面所の鏡掃除について解説しました。「ほこり」「皮脂・石鹸カス・化粧品」「水垢」の3つは、洗面台の鏡を汚す大敵です。これらの汚れが蓄積してしまうまえに、軽く汚れた程度の段階でこまめに掃除を行いましょう。

また、定期的なメンテナンスに加えて、日頃の工夫も重要です。歯を磨いた後に鏡の汚れをサッと拭き取ったり、湿気がこもらないようにしたりして、汚れの付着を防ぎましょう。必要に応じて、市販の曇り止め剤を使用することもおすすめです。

本記事で紹介したポイントを参考に、洗面所の鏡をきれい保つためのお手入れをぜひ実践してみてください!

汚れがひどい場合は、「ミツモア」をつかって最適な業者に洗面所クリーニングを依頼するのがおすすめです。いくつかの質問に答えるだけで、複数の専門の業者から見積もりをもらえます。ぜひミツモアから見積もりをとって比較してみてください。

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