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廃品回収車はナゼ無料?仕組みや違法業者に引き渡さないための心得

最終更新日: 2019年12月12日

廃品回収は地域によって粗大ごみ料がかかるため、不用品を廃品回収に引き取ってもらいたいと考える人が多いでしょう。

不用品回収業者へ依頼する前に、こんな悩みがありませんか?

  • 無料と宣伝する業者は、本当に料金は発生しないのか
  • トラックに不用品を積み込んでから高額請求されないか

今回は、不用品回収はなぜ無料なのか、仕組や悪徳業者の見分け方、安全な不用品の処分方法について解説します。

無料の廃品回収車の仕組み

無料の廃品回収車の仕組み
無料の廃品回収車の仕組み

不用品を自治体の粗大ごみに出すと料金が発生するのに、廃品回収車に依頼すると無料で引き取ってもらえるのはなぜか。

どちらも処分方法は同じなのに、無料と有料の違いに疑問を感じる人は少なくありません。廃品回収車に集められた不用品は、なぜお金をかけずに処分ができるのでしょうか。

依頼する前に違法性がないか、無料の廃品回収車の仕組みを確認しましょう。

不用品を処分するには必ずお金がかかる!

どんな方法で不用品を処分するのにも、必ずお金はかかります。

「無料で不用品を引き取りますよ」と案内している廃品回収車も、集めた不用品を処分するのにお金がかかっているのです。

例えば、次のような不用品は、法律によってリサイクル料金が発生します。

  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • パソコン
  • エアコン
  • 扇風機など

不用品回収車の多くは「無料」という言葉を全面に押し出して、不用品を回収していますが、実際は業者に確認してもらわないとわかりません。

廃品回収車の多くは、回収した不用品をリサイクルしてお金に変える方法で、事業運営が成り立っています。無料とはいえ、実際は料金を請求されるケースは珍しくないのです。

買取り専門リサイクル業者の可能性

無料の廃品回収車の多くは、買取専門リサイクル業者です。廃品回収車が無料でもサービスが成り立つ理由は、不用品の中でリサイクルできるものをキレイにして販売するからです

買取専門リサイクル業者が集めた不用品は、次の流れでお金に変えます。

  • 不要になったタンスやテーブル、ソファなどを回収
  • 需要のあるものを業者が仕分ける
  • リサイクル品として売却

※年式が10年以上と古くてもキレイならリサイクル

無料で廃品回収されたものの中には、まだ動く電化製品などお宝がたくさん!

例えば、一人暮らしを始めたお金のない学生や生活保護の世帯など、家具家電を一式揃えられない人が買い求めます。不用品は一部の人に需要があるため、売却すると儲けとなり利益が得られるのです。

輸出業者の可能性

廃品回収業者の多くはリサイクル業者ですが、中には海外に輸出する業者も混じっています。日本製品は壊れにくいなど海外で品質評価が高く、家具家電を輸出すると高値で取引されることは珍しくありません。

例えば、次のような理由で不用品を処分していませんか?

  • まだ動くのに新しいモデルに買い換える
  • ちょっと壊れただけで使わない
  • インテリアに合わないから処分

日本人はちょっと壊れたり使わなくなったりとの理由で、すぐ物を処分してしまいがちです。

まだまだ使えるものを需要の高い海外に輸出することで、廃品回収を無料でしてもそれ以上の大きなメリットが得られるのです。

輸出業者は海外に不法輸出している可能性が高いため、無料の廃品回収業者を利用する際は注意しましょう。

スピーカーで回ってくる無料廃品回収業者は違法業者?

スピーカーで回ってくる無料廃品回収業者は違法業者?
スピーカーで回ってくる無料廃品回収業者は違法業者?

無料で廃品回収とスピーカーで案内する廃品回収業者の中には、不法投棄など法律違反を犯している可能性が高いです。

とくに気をつけて欲しいのが、「不用品を無料で引き取ります」とスピーカーで案内を流す廃品回収業者です。無料と聞くと、つい不用品の処分を考える人が多いでしょう。

しかし、いざ不用品回収業者に引き取ってもらうと「1,000円です」と請求されるケースがあります。

度々ニュースにもなっているため、スピーカーで不用品を回収する業者には、少し警戒心を持った対応が必要です。

不用品回収業者の問題

業者に廃品回収を無料で出せるのはありがたい話ですが、不用品によって依頼者から料金を回収するケースは珍しくありません。

処分料を支払ったのだから、回収業者は法律に基づいた方法で廃棄していると思われがちですが、中には違法な手段で不用品を処分する業者も存在します。

悪いのは違法行為をした不用品回収車ですが、業者に依頼した人も同じ目線で見られる可能性が考えられます。

現在のところ、回収業者へ依頼した人が罰則を受けた事例はありませんが、不用品回収業者にまつわる問題も頭に入れておいてください。

無許可で営業を行っている可能性

家庭で不要になった物は、市区町村から許可を得た一般廃棄物処理業者しか回収できません。廃品回収業者にも、無許可で営業せざるを得ない理由があります。

  • 役所からの許可は一定数と決まっている
  • 誰でも申請すると許可証がもらえるとは限らない
  • 「許可証を提示してください」と確認しない限りわからない

役所からの営業許可が難しいことから、スピーカーを積んだトラックなどの回収業者の多くは、無許可で運営している可能性が高いでしょう。

無くならない不法投棄・不法輸出

無許可で運営している廃品回収車が集めた不用品は、不法投棄や不法輸出で処分されています。通常は、各自治体の処分工場へ運び込まれ処理します。

処分場を利用できる業者は一般廃棄物収集運搬業許可を得た業者のみなので、無許可で運営する廃品回収車は利用できません。

  • まだ使えるものお金になるものはリサイクル業者が買取
  • お金にならないものは不法投棄

不法投棄の責任は処分した人だけではなく、依頼した人も共犯です。

ただ、回収業者へ依頼したという証拠がないため、多くは不法投棄や不法輸出した業者だけの罪で終わります。

知らぬうちに共犯者になる可能性があるのを忘れないようにしましょう。

家電リサイクル法違反の可能性

経済省と環境省が定めた家電リサイクル法を処分する際に必要なリサイクル料金回収や処理は、役所から許可を得た一般廃棄物処理業のみです。

無許可の廃品回収業者は法律に基づいた処分ができず、最近のニュースでは、次のような違反が問題視されています。

  • 環境対策を考えない処理方法で処分
  • 有害物質や有毒ガスが充満
  • 不適切な処理により火災

無料回収と宣伝して歩いている廃品回収業者の多くは無許可のため、家電リサイクル法違反で運営している可能性が高いです。

スピーカーで無料回収を呼びかける業者以外にも、空き地で無料回収やチラシを配って廃品回収する業者は気をつけてください。

【体験談】無料廃品回収業者のトラブル事例と対処法

無料廃品回収業者のトラブルと対処法
無料廃品回収業者のトラブルと対処法

本来は処分料がかかるはずの不用品が、無料で引き取ってもらえるのは家計にとって大助かりです。

しかし、無料で廃品回収すると言っていたのに、不用品を出した途端に料金を徴収する業者がいるのも確か。

実際に筆者が体験した無料廃品回収業者とトラブルになった事例、その対処方法について詳しくご紹介します。

ケースその1:無料のはずの廃品回収車に料金を請求される

廃品回収の車が「不要になったものを無料で引き取ります~」とアナウンスを流しながら、頻繁に町内を回っていました。急いで玄関のドアを開けトラックを引き止めました。

引き取ってもらった不用品は、次の2点です。

  • 二人がけのダイニングテーブルとイス
  • 座椅子

無料で引き取ってもらえる思いから、自宅にあった不要な物を出しました。ところが、荷物を積み込んだ業者から言われたのが「2万円になります」の一言。

業者に「無料のはずじゃなかったんですか?」と問いかけました。

すると業者は「大きな物は有料、積み込み代や運搬代がかかっているんだから当たり前でしょう!払わないなら詐欺として警察呼びますよ!」と。

夫は仕事で不在、自宅に居たのは私と1歳になったばかりの子供だけです。

あまりにも高圧的な言い方と、子供に危害が及んでは…と怖くなり、現金をその場で支払いました。

夜、夫が帰ってきたのでこの件について伝え、問い合わせようということになったのですが名刺や請求書など社名がわかるものを一切受け取っていないため、業者へ問い合わせることができません!

消費者センターへの相談も考えましたが、社名がわからない時点で対応してもらえない可能性が高いのではということで、結局泣き寝入りです。

後から考えると、お金を払う前に慎重に考えるべきだったなと反省しています。

ケース2:チラシを見て依頼したら、作業が完了した後に高額請求をされる

引っ越しによりものすごい量の不用品が出たので、ちょうどポストに入っていた回収業者のチラシを思い出し、自宅まで引き取りに来てもらうよう連絡しました。

翌日、朝早くに業者が自宅まで来てくれて、事前の見積もりでは5万円と言われました。

あっという間に不用品がなくなったのですが、作業がすべて終わった帰り際になぜか「15万円です」といわれたのです。

なぜ10万円も上乗せさせられたのかよくわからず、積み込んだものをすべて降ろしてともいえず、要求通り払いましたがとてもモヤモヤします。

対処方法

見積額より高い請求になった時は、証拠が残るように必ず許可証と見積もり書(社印のあるもの)を用意してもらいましょう。

料金はその場で支払うのではなく、振り込み希望などで時間を作り、その間に消費センターや法律に詳しい専門家へ相談することをおすすめします。

不用品の積み込みが終わり、後に戻れないのをいいことに高額請求するケースは多いです。

人の弱みに付け込んだ悪質な事案なので、高額料金や請求には気をつけましょう。

家電リサイクル法対象の品を把握しておくだけでも対策に

経済省と環境省は家電リサイクル法を制定したことにより、対象家電を無料で処理できません。処分するにはリサイクル料が発生します。

例えば、次のような項目で料金が変わります。

  • 品目
  • 容量
  • 大きさ
  • 運搬料
  • 搬出料

しかし、一般的に家電リサイクル法の認識があまり強くないため、不用品回収業者の中には通常よりも高い金額を要求するケースがあるでしょう。

特定家庭用機器や小型家電の品目を把握しておくだけで、悪徳業者の被害を予防できます。

違法の廃品回収業者かチェックする注意点

違法の廃品回収業者かチェックする注意点
違法の廃品回収業者かチェックする注意点

廃品回収業者の違法は、外見だけでは判断できません!回収業者の運営に詳しくない人は、どの業者も同じに見えることでしょう。

不要なものを回収してもらうなら、有料より無料に目線が行きがちなので、多くの人は不用品を引き取り後に料金を請求されるなど被害に遭ってしまいます。

廃品回収業者はどこを確認するとわかるのか、ポイント別にご紹介します。

車に社名が書いてあるか?

違法の廃品回収業者は、個人経営や社名を伏せて活動するケースが多いです。廃品回収車に社名が書いてあるか、利用する前に確認しましょう。

事業として運営する会社は、どの職種であれ車の横や後ろに社名が書かれています。

どういった業者なのか、社名を車に入れることで周囲への宣伝活動になるので、会社にとってはメリットが高いのです。

逆にいえば社名のない廃品回収車は、周囲に知られたくないということです。社名を知られてはいけない運営方法と認識し、利用するのは絶対に止めましょう。

住所・固定電話の番号はあるか?

廃品回収を無料で行っている業者は、チラシだけを配ったり車で宣伝活動をしたりと営業所がありません。不安に思った時は、次のポイントを確認しましょう。

  • 住所
  • 固定電話の番号
  • トラックの車体に電話番号が記載

チラシの場合、社名と一緒に住所や固定電話番号が必ず記載されています。どこへ依頼するのか、案内がないと業者も回収できないからです。

電話番号が携帯電話のみ、住所はアパートの一室など不自然な点がある場合は利用を控えてください。

許認可を受けているか?

廃品回収できるのは、役所から一般廃棄物収集運搬業の許可を得た業者のみです。許可を得た業者は許可証と許可番号を取得できます。

不用品を各家庭から回収する場合、条例によって一般廃棄物収集運搬業の許可番号を車体へ表示しなくてはいけません!

許可番号なく回収すると違法になり、法的処置で罰せられます。少しでも不明点のある廃品回収業者がいたら、役所の許可を得ているのか確認しましょう。

宣伝方法や宣伝文句をチェック

「廃品回収を無料で行ないます」といったアナウンスやチラシの宣伝文句に注意しましょう。次のような時は、警察に連絡するのもポイントのひとつです。

  • 宣伝文句が怪しい
  • トラックのスピーカー音がうるさい
  • 「無料だから安心」とうたい営業

警察は騒音問題に対応していませんが、こういった宣伝活動する不用品回収業者は法律に反した行動をしている可能性が高いです。

無料という言葉を全面に押し出し、実際は通常の2倍以上を請求する業者は後を絶ちません。

不法投棄、無許可運営など違法性は警察が対応するので、おかしいと感じたら早めに相談しましょう。

廃品回収の料金をチェック

廃品回収を無料で行うと宣伝している場合、事前に料金の確認を行ないましょう。

違法な業者に多いのが、次のような言い訳です。

  • 基本料金が無料
  • 量によって料金が異なる

不用品を回収してから請求するケースが多いため、事前にどれくらいの費用が発生するのか確認すると大きな心配はありません。

状況によって事前見積と実際の料金が異なるケースもあるでしょう。後からトラブルにならないためにも、見積額より料金が上だった場合の対応など確認しておくと安心です。

安全に不用品を処分する方法

安全に不用品を処分する方法
安全に不用品を処分する方法

不用品を廃品回収業者に引き取ってもらいたいけど、どの方法なら安心して依頼できるのか悩む人は多いのではないでしょうか。無料と言われていたのに高額請求されるのだけは、誰でも避けたいものです。

安不用品を違法業者に引き渡さないためにも、安全に不用品を処分する方法を6つご紹介します。

住んでいる市区町村の廃品回収担当へ連絡する

各自治体で粗大ごみを回収しているので、住んでいる市区町村の役所(廃品回収担当者)へ連絡しましょう。

多くの自治体では、次のような手順で粗大ごみを処分できます。

  • 粗大ごみ処理券をコンビニなどで購入
  • 不用品に粗大ごみ処理券を貼り付ける
  • 決められた日と場所に置く

処分料金は自治体によって異なるので、必ず確認しましょう。

粗大ごみは玄関前の他、町内の一角に集めて回収するケースがあります。

大型の不用品を持ち運ぶのは大変ですが、安全な方法で処分できるのでスッキリとした気持ちで片付けられます。

廃品回収業者を調べて一括査定を利用する

廃品回収業者を一括査定できるサイトを利用すると、自宅まで引き取りに来てくれる業者や料金全般が一度に確認できます。

無料と宣伝活動する業者と違い、一括査定は次の項目を確認できます。

  • 処分料
  • 運搬料
  • 搬出料
  • 対象エリア

一括査定で表示される廃品回収業者は、役所の許可を得ている会社のみなので安全です。

近所に廃品回収業者が居ない、優良な業者と悪徳業者の見分けが付かない人は、ぜひ活用してみてください。

引越し業者が引き取ってくれることもある

引越し業者を依頼して新居へ荷物を運んでもらう際、不用品を業者がすべて引き取ってくれるケースがあります。※家電リサイクル法の品目はリサイクル料金が発生

引越し業者が引き取った不用品は、次のような流れで処分します。

  • リサイクルショップで売却
  • 法的な方法で処分

とくに、処分に困るダイニングテーブルやソファなど、大型家具は手間なく処分できるのでメリットが大きいでしょう。

リサイクルショップへ持っていく

リサイクルショップへ持っていくとお金になる可能性があります。

廃品回収に無料で引き取ってもらうはずが、リサイクルショップで5,000円の買取額になったケースもあります。

例えば、次のような不用品はリサイクルショップがおすすめです。

年式が古くてもまだ使えるもの
年間を通して需要のあるタンスやテーブルの家具

リサイクルショップへ持っていくのは手間ですが、その分お金に変わるならお得な時間といえます。

ネットオークション・フリマアプリ・掲示板を活用する

不要になった物の写真や状態を確認できるのなら、ネットオークションやフリマアプリ、掲示板で募集してみましょう。

出品する時は、次のポイントを意識してみてください。

  • 写真は不用品の全体像を撮影
  • 傷など損傷部分をわかりやすく撮影
  • 付属品はすべて揃える(説明書など)
  • 説明文に購入日や使用頻度、傷の具合など記載

詳細をしっかり伝えるように意識すると、引き取る側がイメージしやすいです。

後からクレームの連絡なく取引が成立できます。リサイクルショップが近くにない人や廃品回収を無料で行ってもらうのが心配な人におすすめな方法です。

友人・知人へ譲渡する

お金をかけず安心して不用品を処分する方法は、親しい友人や知人へ引き取ってもらうことです。

友人へ引き取ってもらうと、次のようなメリットがあります。

  • 苦手なデザインでも人によっては好み
  • 不用品を数日のうちに持っていってもらえる
  • 知り合いだから取引のやり取りがスムーズ

1人暮らしを始めた友人や、転職などでまだ使える家具があったら欲しいと言っている方がいないか、アンテナを張っておきましょう。

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