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畳の新調にかかる費用の相場は?交換前に知っておきたいポイント

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最終更新日: 2023年10月02日

和室に欠かせない畳は、紫外線や湿気などの影響で劣化していきます。ではどのようにメンテナンスをすれば、長持ちするのでしょうか。

本記事ではメンテナンス方法を紹介するとともに、新しい畳と交換する「新調」の費用についても解説します。

畳のメンテナンス方法は3種類

新しい畳

畳のメンテナンスには3種類の方法があり、それぞれ畳に対してどのようなことをするのかが異なります。ここでは、各方法の特徴について解説します。

畳の張り替え3種類の費用相場を比較したいという方は以下の関連記事を参考にしてみてください。

関連記事:畳の張り替え費用相場と目安時期を解説!自分でもできる?|ミツモア

裏面を使う「裏返し」

裏返しは畳表(たたみおもて)という畳の表面部分を、裏返して再利用するメンテナンス方法です。

畳表面の色あせや擦り切れ、傷みなどを目立たなくできる他、別のメンテナンス方法に比べて、安価で行えるという魅力があります。

ただし購入してから2~3年しか、裏返しというメンテナンス方法が使用できない点には注意が必要です。

なぜなら畳表は時間経過で裏面まで色あせてしまったり、擦り切れや傷みが発生してしまったりする可能性が高いからです。

しかし、2~3年以内に裏返しをすることによって畳自体が長持ちするようになるため、長期的に見て費用を抑えられます。

表面だけを張り替える「表替え」

表替えは畳表と畳縁(たたみべり)を取り替えるメンテナンス方法です。畳の表面部分を全て取り替えるため、見た目が非常にきれいになる他、イグサが持つ吸湿効果も復活します。

裏返しをしていない場合は5~6年程度、裏返しをしている場合は、裏返しをした時期を基準に4~5年程度で表替えをするのが一般的なようです。

畳の中心部分である畳床(たたみどこ)はそのまま使うため、大きなヘコみがあったり、畳床の内部までカビが侵食してしまったりしている場合には、新調を提案されることがほとんどです。

新しい畳に替える「新調」

新調は元々設置されていた畳を全て処分し、新しいものに交換するメンテナンス方法です。「新畳」ともいわれます。

色あせや擦り切れ、傷みが激しい場合や、カビやダニの被害が大きい場合などは、新調するのが一般的です。

元々使っていた畳の大きさと全く同じ大きさのもの作る必要があるため、業者が作業前に寸法を測ります。

畳を新しいものに変えれば、部屋の雰囲気を明るくできるだけでなく、室内の空気もリフレッシュできるでしょう。

畳を新調する前に知っておきたいこと

明るい畳の部屋

ここからは、畳を新調する前に知っておきたいこととして、メンテナンス時期と畳を長く使うためのポイントについて解説します。

新調するタイミング

畳を新調するタイミングは、前回の新調もしくは購入してから「10~20年程度」とされています。

しかし重い家具を畳の上に置いていたり、日光が当たりやすく、高温多湿の場所に置いていたりすると劣化が早まるため、思っている以上に早いタイミングで新調を提案される場合もあるでしょう。

畳の新調は設置期間以外にも以下のような特徴から、そのタイミングを見極めることもできます。

  1. 表面が浮いてきているように見える
  2. 畳の上を歩くと足が沈む感覚がある
  3. 明らかにヘコんでいる部分がある
  4. ダニの死骸で表面がザラついている
  5. カビの臭いが強い

上記の特徴に一つでも当てはまるようであれば、一度業者に相談してみましょう。

畳を長く使うためには

畳は定期的な手入れをすることで、本来の寿命よりも長く使えることがあります。

手入れの方法は小まめに掃除機をかけることと、月1回程度の拭き掃除です。畳の目に沿って掃除機を優しくかけることで、隙間に詰まったホコリをしっかり取ることができます。定期的に拭き掃除も行えば、きれいな畳が長持ちするでしょう。

さらに裏返しや表替えなどのメンテナンスをすることで、20年以上経っても問題なく使える場合もあるようです。

新調するときは業者に依頼しよう

畳の部屋

畳を新調するときは採寸したり、古い畳を処分したりする工程が発生します。これらを面倒に感じる場合は、業者に依頼するのが無難です。

ここからは、畳の新調を業者に依頼するメリットを解説するとともに、新調の料金相場をまとめます。

業者に依頼するメリット

インターネット通販やホームセンターなどで畳を購入すれば、自力で取り替えをすることは可能です。ただし「サイズ間違い」や「仕上がりに違和感が出る」などの失敗が起こる可能性は否めません。

専門の業者に依頼すれば、これらのリスクを軽減できます。さらに、畳の素材や柄などにもこだわれるため、とことん理想を追求できるのも業者に依頼することのメリットなのです。

新調の料金相場

畳の新調を業者に依頼した場合、畳の枚数や交換後の畳の品質・グレードなどさまざまな要因で料金が細かく変動しますが、安いものであれば一枚当たり7,500~10,000円程度、高級品であれば一枚当たり20,000~30,000円以上であることが、一般的なようです。

新調すれば色味に統一感が出るのに加え、次回の新調時期もそろえられます。ただしその分だけ費用がかさみますので、一枚単位で交換を検討する人も少なくありません。

予算や業者の意見を擦り合わせながら、最適な方法を見つけましょう。

畳を新調しよう

お洒落な和室

紫外線や湿度の影響で劣化した畳は、新しいものを購入すれば取り替え可能です。自力での交換が不安な場合は、業者へ依頼することをおすすめします。業者選びに迷っているのであれば、ぜひ「ミツモア」のような一括見積もりサービスの利用を検討しましょう。

一括見積もりサービスを使えば、複数の業者から無料で見積もりを取れる他、業者と個別にやり取りを行うこともできるため、予算や作業内容、畳の品質などをこだわることも可能です。

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