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引っ越し時のネット回線手続きは?いつから始めて何をすべきか解説

最終更新日: 2022年10月26日

引越しの際に必要になるのがネット回線に関する手続きです。どこに何を連絡すればいいのか「わからない」、「結局自分は何すればいいの」など普段意識しないネットの回線だからこそ、不安や疑問を抱くでしょう。

この記事では、引越し前に必要なネット回線の手続きや回線の種類とそれらの各特徴を解説します。自分に合った回線を選ぶときに参考にしてみてください。

引っ越しするなら早めにネット回線手続きを

パソコン

引っ越しをする場合は、早めにネット回線の手続きを済ませましょう。連絡が遅れると、引っ越し先での開通タイミングが遅くなったり、二重で料金を支払ったりしなければなりません。

回線変更のタイミングや、最初に確認するポイントなどを紹介します。

ネットが繋がるまでに最低でも3週間から1か月

引っ越し後も通信サービスを利用するのであれば、回線の停止や住所変更による開通手続きが必要です。手続きを始める最適なタイミングをお伝えします。

新しいプロバイダーとの新規契約や回線開通には、3週間から1カ月程度の期間を要することを覚えておきましょう。回線に関する手続きを始めるのは、引っ越しの約1カ月前からが理想といえます。

引っ越しの繁忙期である3月前後は、手続きに約2カ月かかる場合もあります。時期によってはもっと早めの手続きが必要になるでしょう。

まずは現在の契約状況をチェック

まずは今誰とどんな契約をしているのかを把握しましょう。
それによって解約や変更手続きをどこに連絡するかが変わります。

インターネット回線を利用しているのであれば、回線を提供している回線業者とIPアドレスを借用しているプロバイダーと契約しているはずです。

  • プロバイダーと回線業者それぞれと契約している場合→各業者に連絡する
  • 回線も含めてセットでプロバイダーと契約している場合→プロバイダーのみに連絡する

継続利用と新規契約の比較

悩む女性

新居に移るにあたってネット回線の契約を新しい会社と新規契約するか、それまでの会社と継続して契約するかを決めなけらばなりません。

両方を比較して、どのように違うのかを把握してたうえでどちらにするのか決めるとよいでしょう。

メリットとデメリット

メリット デメリット
継続利用 手続きが手軽

解約費用が掛からない

移転工事費がかかる
新規契約(乗り換え) 新規キャンペーンやキャッシュバック特典がある場合、お得に契約できる 解約と新規契約の手間や費用がかかる

契約にかかる費用の比較

かかる料金
継続利用 移転工事費

・手数料(1,000~3,000円)

・撤去費用(10,000円)

・新居への設置費用(10,000~40,000円)

新規契約(乗り換え) ・契約解除料(9,000~20,000円)

※回線業者とプロバイダーの両方でかかる可能性もある

・撤去費用(10,000円)

・新居への設置費用(10,000~40,000円)

新規契約では、それまで契約していた回線会社との契約期日が満了している場合であれば、解約費用はかかりません。

また、乗り換えキャンペーンなどの新規契約サービスがあることも多く、それを利用して回線の設置費用などを負担してもらうと費用を抑えることができます。

契約から数か月分の通信費用が無料になるといった特典を用意している会社もあるので、各会社のサービス内容をあらかじめよく調べて比較することをおすすめします。

どちらの場合も新居で利用可能か確認を

ネット回線によって、利用可能なエリアは異なります。例えば、auひかりは関西エリアはサービス対象外なので契約することはできません。

契約している業者を継続利用する場合と乗り換える場合どちらでも、新居で回線が利用できるか確認した方がよいでしょう。

場合によってはこれまで契約していた業者ではサービスを提供できず、乗り換えなければならない可能性があります。また逆の場合もあるでしょう。

確認方法は簡単です。回線業者のwebサイトにアクセスすれば引っ越し先がサービス提供可能エリアかどうかを確認できます。

また電話でサービス提供範囲を確認する手段もあります。オペレーターと話しながら引っ越し先の住所や部屋の状況などを話せるので、より正確に確認できるでしょう。

インターネット回線の種類

パソコンを操作する女性

ここからはインターネット回線の各種類の特徴について説明します。それぞれの特徴をよく知って自分の使用状況と照らし合わせたうえで自分に合った回線を選択するとよいでしょう。

ケーブルテレビ

ケーブルテレビ(CATV)とは、ケーブルテレビ網を利用して通信を行うインターネット回線のことです。マンションやアパートで、ケーブルテレビ以外のインターネット回線が使えない場合に利用することが多いです。

光回線と比較すると速度は劣りますが、テレビ放送や専門チャンネルと同時にまとめて契約するとお得になるプランが用意されていることもあるので、家計全体の通信料金を抑えることができます。

光回線

最も使用率が高いネット回線です。
有名なものに、『フレッツ光』『auひかり』『NURO光』などが挙げられます。それぞれ利用可能エリアがきまっているため契約前には自分の住んでいる地域が利用可能かどうかを調べる必要があります。

また、各会社によって通信サービスの特徴が異なります。例えばNURO光は世界最速の回線速度が特徴で、auひかりは広い利用エリアや携帯電話の通信会社と連携したサービスに力を入れています。

モバイルルーター

モバイルルーターは、持ち運びができる小型のネット通信端末です。パソコンやスマートフォンにつないで携帯すればどこにいてもネットを使うことができます。回線工事が不要な点も魅力です。

通信制限があることがデメリットとして挙げられますが、標準画質の動画であれば制限下でも視聴できます。データ量の多いヘビーユーザー以外であれば通信制限について心配する必要はないでしょう。

引越しの多い一人暮らしの人が改装工事の手間を省いたり、入居してからインターネット開通工事までに日数が開いてしまった人などにその穴埋めとして活用したりのもよいかもしれません。

据え置き型ホームルーター

据え置き型のホームルーターを使用すれば回線工事不要で、インターネットが楽しめます。部屋にホームルーターを置いてコンセントに接続すればすぐに使用できます。

光回線と比べ通信速度は劣りますがモバイルWi-Fiルーターよりも速く、動画もスムーズに見られるでしょう。

ただしあくまでもホームルーターなので外出先では使用できないと認識して下さい。バッテリーを搭載しておらずコンセントがないと使えないのです。

仕事の都合で引っ越しが多い人やすぐに使用したい人には便利なアイテムといえるでしょう。

デザリング

携帯電話のデータ通信を利用したテザリングであれば、スマートフォンがあるだけでインターネットに接続できます。

ホームルーターやモバイルWi-Fiルーターのように新しく機器を購入しなくて済むので、手軽にネット環境が手に入るメリットがあります。その一方で使い過ぎるとデータ通信量の制限がかかってしまうでしょう。データ使用量を追加する場合はホームルーターやモバイルWi-Fiルーターよりも金額が高くなってしまう恐れがあります。

回線事業者やプロバイダーの選び方

業者

光回線やケーブルテレビのネット回線を利用するなら、どのような点に注意して回線業者やプロバイダーを選べばよいのでしょうか。業者選びの際に意識するとよいことを解説します。

回線の通信速度で選ぶ

まずは回線の通信速度で選ぶと安心です。使用頻度が低い場合はそこまで速度は求められませんが、動画などを見る場合は通信速度が遅いとストレスを感じてしまいます。

速度の速い回線の種類は光回線やケーブルテレビ回線などがありますが、ネット環境を整えるだけであれば光回線が主流です。

光回線サービスの中でも接続方式が「IPoE」であるとより快適に利用できるでしょう。IPoEとはインターネットプロトコルがIPv6であるサービスのことです。

これまで主流だったIPv4よりも回線が混雑せずに通信できるようになります。そのためIPoEサービスが選択できるかという点も、業者を選ぶポイントの一つです。

料金の安さや特典の充実度で選ぶ

回線やサービスの使用料も回線業者やプロバイダーによって異なります。

キャッシュバックや無線ルーターの無償提供など、さまざまな特典を用意している業者もいるのでチェックしておきましょう。

NTTがプロバイダーと連携している光コラボレーションは、料金が比較的安くなるのでおすすめです。また顧客獲得のため特典が多い特徴もあります。

光コラボレーション事業者の中には、携帯電話会社も含まれます。使用している携帯電話の会社と回線契約を結べば、携帯代金が安くなる可能性もあるのです。

各プロバイダーを比較し自分にとって最もお得になる業者を選択するとよいでしょう。

手続きが簡単な一体型サービスを選ぶ

一般的にインターネットを使用する際は光回線業者とプロバイダーとの両方と契約を結ぶ必要があります。光コラボレーション事業者は一体型サービスを提供するため、手続きが簡単です。

これまではトラブルがあると回線業者とプロバイダーのどちらに連絡すればよいか迷ってしまうといった声もありました。

しかし光コラボレーション事業者の回線を使用すれば問い合わせ窓口が統一されるため、より利用しやすくなるのです。請求も統一されるので支払いに関する煩わしさも軽減されます。

おすすめの光回線サービス4選

Wi-Fi

通信速度に優れていたり手続きが簡易だったりするなど、光回線サービスによって特徴はさまざまです。中でもおすすめの光回線サービスを4つ紹介します。

通信速度を求めるなら「NURO光」

利用可能エリア:
北海道(札幌)・東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・愛知・静岡・岐阜・三重・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・福岡・佐賀

※これらの都道府県でも市町村によっては提供できないエリアが存在するのでホームページのエリア検索でお住まいの地域を調べてください。

NURO光はトップクラスの通信速度を誇るサービスです。ダークファイバ―と呼ばれる回線を利用していて、下りが最大400Mbpsもの高速通信を実現します。

NURO光がなぜ速いのかといえば利用しているユーザー数が少ない回線を使用しているので、回線が比較的混雑していないからです

IPv6にも対応しており動画やオンラインゲームなど、通信速度が求められるコンテンツもストレスなく楽しめるでしょう。

ただし利用できる地域が限定されているので検討する際は、サービス提供範囲を確認しましょう。

参考:NURO光

契約期間の縛りがない「DTI光」

利用可能エリア:フレッツ光と同様の提供エリア(全国95%)

ドリーム・トレイン・インターネット社(DTI)が提供する光回線サービスがDTI光です。契約期間の縛りがないので業者を自由に乗り換えできます。もちろん解約金は発生しません。

光コラボレーション事業者による回線なので、通信品質はNTTが提供するフレッツ光とほとんど変わりません。IPoEにも対応しているので通信速度も速く、動画やオンラインゲームも快適に楽しめるでしょう。

またauのスマートフォンを使用していれば毎月の利用料金に割引が適用されるサービスもメリットがあります。

参考:DTI光

提供エリアが広い「auひかり」

地域限定での利用が前提であるNURO光と比較すると、auひかりは日本全国で契約が可能です。都市部から離れた場所に引っ越す際はauひかりを選択するのもよいでしょう。

もちろんauスマートフォンを利用していれば割引も適用されます。家族割引もあるので家族にauユーザーが多いほどお得な特典が得られるでしょう。

独自の光回線を使用しているためストレスの少ない通信速度に期待が持てます。初回工事費が無料であったりキャッシュバックが得られたりするなど、キャンペーンの多さも魅力といえるでしょう。

参考:auひかり

ケーブルテレビと連携できる「ドコモ光」

ドコモ光タイプCというサービスでは、ケーブルテレビにつなげてネット回線を提供するサービスです。テレビのサービスとそのまま切り替えができるので、家でテレビの専門チャンネルを利用したい人にはちょうどよいでしょう。

また、スマホとセットで契約していると、スマホの料金から割引になる制度も用意しています。

また、連携しているプロバイダーが多く、多種類の中から各プロバイダーのサポートやセキュリティサービスをみて自分に合ったプロバイダーを選ぶことができるのも特徴です。

参考:ドコモ光

新規プランに乗り換える場合の手続き手順

業者を迎え入れる女性

回線サービスを乗り換える際は解約手続きや新規プランの契約が必要です。手続きだけでなく機器を返却するなどいくつかやらなければならないことがあります。

新規プランに乗り換える際の手続き手順を紹介します。

新しい回線とプロバイダーを決めて申し込み

まずは引っ越し先で利用する回線サービスを決めて、回線業者やプロバイダーと契約を結びましょう。必要な情報は新居の住所と連絡先に加え開通希望日です。

開通工事費や事務手数料などがかかるかは事前に確認します。ルーターや無線ルーターが必要であるかも聞いておくとよいでしょう。

新居が賃貸住宅であれば先に大家や管理会社に連絡し、インターネット開通工事が可能であるかを確認しておきます。許可が取れたら業者と契約を進めましょう。

使っていた回線とプロバイダーを解約

続いて契約していた回線サービスを解約します。回線事業者とプロバイダーの両方と解約手続きをして下さい。解約方法は電話連絡かインターネットによる解約申し込みがほとんどです。

解約手数料や違約金などの金額や支払い方法、支払い期限も確認しましょう。賃貸住宅に住んでいて開通工事をしたのであれば、原状回復が必要なのかということも大家に確認して下さい。

プロバイダーからメールアドレスを付与されている場合、新しいメールアドレスを取得しないとメールが受信できません。Wi-Fiルーターをレンタルしていれば返却が必要になるでしょう。

撤去・開通工事への立ち会い

解約後は引っ越し前の居住で機器撤去等の立ち会いをします。作業者が部屋の中に入るので必ず立ち会わなければなりません。

また新居でも回線開通工事の立ち会いをしましょう。一般的に3月など引っ越しの繁忙期は工事予約が取りづらくなります。余裕を持って連絡して下さい。

撤去と開通工事はタイミングを計るのがコツです。インターネットを利用できない期間がないように、先に開通日を調整してから今のサービスを解約する日程を組みましょう。

インターネットの解約をせずに引越ししてしまったとき

引越しの準備や新居に移ってからの片付けなどで慌ただしくしていたら、旧居のインターネット契約を解約し忘れてしまった、という事例も少なくありません。

特に回線業者とプロバイダーのそれぞれと契約していた場合、回線業者と解約して満足し、プロバイダーとの解約手続きを忘れてしまうことが多いです。

もし解約をし忘れて新居に引越してしまったら、すぐに契約先に連絡をして解約するようにしましょう。残念ながら過払い分を返金してくれるところはほとんどないようなのでそうならないように、引越し後の数か月はクレジットや銀行の明細書をよく確認するようにしましょう。ネット回線以外にも解約忘れが見つかる可能性もあります。

旧居のネット回線の解約手続きをしないと無駄な支払いをすることになるだけでなく、新しくそこに住む人がネットの回線を繋具ことができず、迷惑をかけてしまうこともあります。気づいたらすぐに解約手続きを行ようにしましょう。

現在のプランを継続する場合の手続き手順

引っ越し業者と話す男性

今利用中のサービスをそのまま引き継ぐためには、新居でサービスが提供されているかなどの確認が必要です。また移転工事は立ち会いが必要になるので業者と日程を調整しましょう。

現在のプランを継続する際の手続きについて解説します。

プロバイダーに新住所と移転希望日を連絡

まず新居で今の回線サービスが継続して利用できるかプロバイダーに確認しましょう。サービス提供エリア外の地域であるかもしれません。

賃貸で回線が引かれていない場合は回線引き込みの工事をしなければならず、大家や管理会社に許可を取らなければなりません。建物に穴を空ける場合があるので必ず連絡しておきましょう。

サービスが利用できそうであればプロバイダーに新住所と移転希望日を連絡します。回線事業者とも契約が必要であれば、そちらにも情報を提示しましょう。

移転工事への立ち会い

サービスをそのまま継続するのであっても移転工事は必要です。回線が引き込まれていればそれを利用できる可能性があり、工事も簡易なものになるでしょう。

しかし回線を新しく引き込むとなれば工事もそれだけ時間がかかってしまいます。工事立ち会いは必須なのでうまく時間を調整しなければなりません。

簡単な工事あれば30分から1時間程度で完了するでしょう。しかし回線を引き込むとなれば約2時間はかかります。余裕を持って時間を確保しておきたいところです。

工事が終わったら接続設定をしよう

ルーターの差込口

開通工事が完了したらインターネットに接続するための準備が必要です。無線LANで接続する設定方法などを紹介します。

無線LANで接続するための設定手順

無線LAN接続するためには無線LANルーターが必要です。家電量販店やネットショップで購入できます。価格は2,000円~10,000円前後までさまざまです。

まずはONUと無線LANルーターをLANケーブルで接続します。接続するポートは「WAN」です。ONUは回線業者からレンタルする機器であり開通した時点で接続されています。

次にパソコンで無線LANルーターを設定します。無線LANルーターのWPSボタンを長押しすると電波を飛ばして設定モードになるので、パソコンで受信しましょう。

ブラウザからプロバイダー情報(プロバイダーから郵送される紙に記載)を入力し、設定完了です。

業者に設定を依頼するのもおすすめ

どうしても設定が分からない場合は業者に設定を代行してもらう手段もあります。その際はオプション料金として3,000円~10,000円前後の費用がかかるでしょう。

初めから設定代行を依頼したい場合は回線業者やプロバイダーを選択する際に、設定代行メニューがあるか事前に確認して下さい。

パソコンやスマートフォンからWi-Fi接続する手順も分からない人は、設定代行を依頼した際に併せて聞いてみるとよいでしょう。

複雑な手順ではないので教えてくれるはずです。

ひとつひとつ確実に手続きを進めよう

携帯を操作する人

インターネット回線の手続きは引っ越しの1カ月前から着手するのが望ましいといえます。

今のサービスをそのまま継続するか新規プロバイダーに乗り換えるかを決めて、手続きや開通工事の立ち会いなどを実施しなければなりません。

引っ越しを機にプロバイダーを変更する際は通信速度や、特典の有無などを確認しましょう。引っ越し日に開通できなければモバイルWi-Fiルーターなどの選択肢もあります。

回線業者やプロバイダーだけなく引っ越し先の管理会社など、一つひとつ確実に手続きを進めましょう。

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