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ダウンライト(LED)の交換方法と費用相場!自分で交換できるケース・依頼が必要なケースも解説!

最終更新日: 2025年04月16日

ダウンライトには「交換型」と「一体型」の2タイプが存在します。「一体型」の場合は資格がないと交換工事ができないので、業者に依頼しなければなりません。
業者にダウンライトを交換してもらうのにかかる費用相場を解説します。

ダウンライトの交換費用をシミュレーション

下記のシミュレーターでは、ダウンライトの交換にかかる費用の目安を簡単に計算できます。取り付ける数、取り外す数、処分の有無、高所作業の有無を選択するだけで、平均的な工事費用がすぐにわかります。

シミュレーターの料金データは、ミツモアで2024年1月~12月に実際にダウンライトの交換を依頼したユーザーの工事金額を参照。各項目を選択して「料金を計算する」ボタンをクリックすると、平均値・最安値・最高値の3つの料金目安が表示され料金の内訳も確認できます。

実績に基づいた費用相場を知ることができますので、工事を検討される際の参考にしてください。

ダウンライト取付/取外し料金計算




料金の目安
平均値
最安値
最高値


こちらのシミュレーターで算出した料金はあくまで目安です。実際の費用は地域や依頼する業者によって変動する場合があります。より正確に費用を知りたい方は、業者から見積もりを取ってみましょう。

ミツモアでも、ダウンライトの交換の見積もりを簡単に取ることができますので、ぜひご利用ください。

ダウンライトの交換業者の見積もりを依頼する

ダウンライト2種類の特徴と交換にかかる費用相場

交換型と一体型のダウンライト
ダウンライトは天井埋め込み型の照明のため、家の造りによって大きく2種類に分けられます。

  • 交換型:天井側の照明器具と電球が分離していて、自分で電球を交換できる
  • 一体型:照明器具と電球が一体になっていて、交換には工事が必要

それぞれの交換に必要な費用の目安は以下の通りです。

交換型ダウンライト 600円/個~3,000円/個
一体型ダウンライト 5,750円/個~7,800円/個

交換型のダウンライトは自分で交換できるため、本体代のみの費用を記載。一体型に関しては、本体価格を除く工事費用を記載しています。

それぞれの交換費用について解説します。

交換型ダウンライト|600円~3,000円(本体価格のみ)

交換型ダウンライトは一般的な電球と同じで、天井の器具にダウンライトの電球をはめて点灯させます。

白熱灯や蛍光灯などを使ったダウンライトは交換型が多いですが、LEDタイプのダウンライトの場合、もうひとつの一体型であることが多いです。

交換型ダウンライトを付け替える場合は、電球のみを購入すればいいので費用相場は600~3,000円ほどになります。

交換型ダウンライトの本体価格については、記事の後半で紹介しています。交換型ダウンライトの本体価格を知りたい方は下記を、タップして解説箇所までお進みください。

交換型と一体型ダウンライトのおすすめ商品4選

一体型ダウンライト|5,750円~7,800円(1個あたりの交換金額)

一体型のダウンライトは本体器具と電球部分が一体化しているダウンライトです。故障などで灯りが付かなくなった場合、ダウンライトを本体ごと取り替える必要があります。

一体型ダウンライトは、見た目がすっきりとしていることからインテリアとして部屋に馴染みやすいものの、取り付けや交換などにはきちんとした工事を必要とするため、手軽に好みに合わせて電球を変えたりできません。

交換する際は業者への依頼が必要であり、ダウンライト1個あたりの交換費用は、5,750円/個~7,800円/個ほどかかるでしょう。

ダウンライトの交換工事では、新しいダウンライトを取り付ける費用と取り外す費用がかかります。次の章からは、一体型ダウンライトの交換費用にかかる費用の内訳をさらに深堀しながら解説します。

一体型ダウンライトの交換費用の内訳

ダウンライトの交換費用は、主に以下の4つの要素で構成されます。

費用項目 費用相場(1個あたり)
取り付け費用 3,500円~4,800円
取り外し費用 1,800円~2,400円
処分費用 450円~600円
高所作業費用 1,100円~3,300円
合計(1個あたり) 6,850円~11,100円
ダウンライトを業者に用意してもらう場合は、さらに追加費用として、ダウンライトの本体価格となる2,000円~4,000円/個が発生します。
それぞれの費用内訳を詳しく見ていきましょう。

取り付け費用

新しいダウンライトを取り付けする際にかかる費用です。

  • 費用相場3,500円~4,800円/個
  • 工事内容
    • 新しいダウンライトの設置
    • 既存の配線への接続
    • スイッチや調光機能の確認

設置するダウンライトの種類によっても費用は変わります。スマート照明やWi-Fi対応モデルなど、高機能なものほど工事費用が高くなる傾向があります。

取り外し費用

古いダウンライトを撤去する際に発生する費用です。器具ごと取り外す必要があります。

  • 費用相場1,800円~2,400円/個
  • 工事内容
    • 既存ダウンライトの撤去
    • 配線の処理(断線の防止や養生)
    • 埋め込み穴の清掃・確認

天井に埋め込まれたダウンライトの穴の大きさが新しいモデルと異なる場合、天井補修が必要になり、追加の施工費が発生する可能性があります。

処分費用

取り外したダウンライトを適切に処分するための費用です。特に蛍光灯や白熱灯のダウンライトには特別な処理が必要な場合があります。

  • 費用相場450円~600円/個

自治体の粗大ごみ回収を利用すれば、処分費用を抑えられる可能性があります。

高所作業費用

天井が3m以上ある場合、作業が困難になるため高所作業費が発生します。吹き抜けや階段上のダウンライト交換では、足場の設置が必要になることもあります。

  • 費用相場1,100円~3,300円
  • 作業内容:脚立や足場を使った高所作業と安全対策

交換型のダウンライトなら自分で交換できる

ダウンライトを交換する業者

前述したように交換型のダウンライトであれば、電球を取り替えるだけの簡単な作業のため、自分でも交換可能です。

ただし場合によっては自分で交換できないこともあるので、詳しく見ていきましょう。

自分で交換できるケース
  • 今ついているダウンライトと同じ種類の電球に交換する(交換型ダウンライト)
  • 白熱電球からLEDに交換する場合で、照明器具がLED電球に対応している(交換型ダウンライト)
自分で交換できないケース
  • 一体型ダウンライト全般
  • 白熱電球からLEDに交換する場合で、照明器具がLEDに対応していない(交換型ダウンライト)
  • 交換型から一体型に変更する

自分で交換できるケース

ダウンライトの交換を自分でできるケースは、天井側の照明器具から電球が取り外せる「交換型ダウンライト」のみです。

さらに同じ種類の電球に交換するか、既存の照明器具が新しく取り付ける電球に対応している必要があります。

  • 現在のダウンライトが交換型ダウンライト
  • 一体型への交換ではない
  • 既存の照明器具が新しく取り付ける電球に対応している

上記の場合は電気配線をいじる必要がないので、素人でも簡単に取り替えができます。交換手順も通常の電球を取り替えるときと同じ要領です。

交換する際、消灯直後の電球は熱を帯びているため、十分に冷ました状態で作業を行いましょう。

また交換後の電球をLEDにしたい場合は注意が必要です。もともと白熱灯や蛍光灯のダウンライトを使用していれば、照明器具がLEDに対応しているか確認しましょう。

LED非対応の照明器具だった場合は、本体器具をLED対応製品に交換する工事が必要です。

自分で交換できないケース

電気の配線や照明器具に手を加えなければならない場合は、電気工事を行わなければならないため自分で交換することができません。以下のパターンがあてはまります。

  • 一体型のダウンライト交換全般
  • LED非対応の交換型ダウンライトにLED電球を取り付ける
  • 交換型ダウンライトから一体型ダウンライトにする

上記のような場合は電気工事が必要な交換になるため、施工には「電気工事士」の資格が必要です。無資格で施工を行ってしまうと罰金などの罰則が課せられることもあります。

漏電や火災といった事故につながる可能性もあるので、上記のような場合は必ず電気工事の専門業者に依頼しましょう。

また照明器具をあらかじめ購入し、業者には取り付けのみお願いすることもできます。

ダウンライト交換前の注意点3つ

人差し指を指しながらポイントを説明する女性

ダウンライトを交換する際に注意したいポイントは以下の3つです。

  • 電球と本体器具のサイズを確認する
  • 天井に断熱施工がされていないかを確認する
  • 賃貸住宅のダウンライトを交換するときは許可を取る

①電球と本体器具のサイズを確認する

自分で交換する場合でも、業者に依頼する場合製品のサイズ確認はもっとも大事な部分です。

電球なら口金の直径を確認しておきましょう。またメーカーが専用の電球を指定している場合はそれに従うようにしましょう。

またダウンライト本体を新しくする場合は、埋込穴サイズに合うかどうかを確認する必要があります。基本的に取扱説明書に記載してありますが、なくした・型番がわからないというときはメジャーを当てておおよその直径を測りましょう。

②天井に断熱施工がされていないかを確認する

ダウンライト周辺の天井に断熱材が入っていると、LEDから出た熱をうまく逃がすことができず故障につながる可能性があります。

天井に断熱施工がされている場合は、対応している本体器具「S形(SB・SG・SG l)」であれば取り付け可能です。断熱非対応の「M形」は一部断熱材を切断する必要があるので注意してください。

S形のそれぞれの違いは以下の通りです。

  • SB形:ブローイング断熱・マット敷断熱に対応
  • SG形:マット敷断熱に対応(北海道では使用不可)
  • SG l形:マット敷断熱に対応(どの地域でも使用可)

③賃貸住宅のダウンライトを交換するときは許可を取る

マンションなどの賃貸物件でダウンライトを交換したい場合、交換型の電球であれば自由に変更可能ですが、工事が必要な一体型などの場合は必ず管理会社に相談しましょう。

もし現在のダウンライトが古いタイプであれば、貸主負担で交換してもらえることもありますよ。

ダウンライトの交換はどこに頼む?依頼先の交換費用を比較

ダウンライトの交換を業者に依頼する場合、依頼先によって費用が異なります。主な依頼先は、電気工事専門業者、ハウスメーカー・リフォーム業者、ホームセンター、地域の電気店です。

依頼先 費用相場(1個あたり)
電気工事専門業者 8,000円~15,000円
ハウスメーカー 無料~20,000円
ホームセンター 6,000円~12,000円
地域の電気店・街の工務店 5,000円~12,000円

各依頼先に工事を依頼するメリットとデメリット、費用を解説します。

電気工事専門業者

電気工事の専門業者に依頼すると、技術力が高く、安全性の高い施工が期待できます。特に、新築やリフォーム時に配線をしっかり整えたい場合に適しています。

💰費用相場8,000円~15,000円/個

📌メリット

  • 電気工事士の資格を持つプロが対応し、安全性が確保される
  • 施工品質が高く、長期間安心して使用できる
  • 見積もりが明確で、適正価格での工事が可能

デメリット

  • 業者によって価格が異なるため、相見積もりが必要
  • 地域によって選択肢が少なく、予約が取りづらいことがある

ハウスメーカー

新築の場合、照明器具に10年程度の保証がついていることが多いため、期間内であれば無償で交換してもらえます。保証内容はメーカーによっても異なるため、建設時にもらった資料や問い合わせて確認してみましょう。

💰 費用相場無料~20,000円/個

📌 メリット

  • 保証期間内であれば無料で交換してもらえることも

デメリット

  • 保証期間外であれば、交換費用が割高になってしまう
  • ダウンライト交換のみの依頼は難しい場合がある

ホームセンター(施工サービス付き)

ホームセンターでは、購入したダウンライトとセットで取り付け工事を依頼できることがあります。

💰 費用相場6,000円~12,000円/個

📌 メリット

  • ダウンライトを購入したその場で工事を依頼できる
  • 施工費用が比較的安価で、手軽に交換できる
  • 全国展開している店舗も多く、依頼しやすい

デメリット

  • 施工の選択肢が限られる(メーカー指定の製品しか取り付け不可の場合も)
  • 作業員の技術力にバラつきがある

地域の電気店・街の工務店

地域の電気店や街の工務店に依頼すると、柔軟な対応が期待できます。

💰 費用相場5,000円~12,000円/個

📌 メリット

  • 地域密着型のため、細かい要望にも対応しやすい
  • 価格交渉が可能な場合がある
  • リピーター割引やセット割引が適用されることも

デメリット

  • 価格が不透明なことがあり、事前見積もりが必要
  • 大手業者に比べて保証が少ない場合がある

依頼先の選び方

 

1. コストを重視するなら地域の電気店を活用すると、比較的安価にダウンライトの交換が可能です。ただし、事前に見積もりを取り、隠れた追加費用が発生しないか確認しましょう。

2. 確実に安全な施工を求めるなら電気工事専門業者が最も信頼できる選択肢です。電気工事士の資格を持つ技術者が作業するため、安全性が確保されやすく、配線のトラブルも回避できます。

3. ダウンライトの購入~交換まで一括で済ませたいなら→ホームセンターの施工サービスに依頼するのがベストです。費用は少し割高になってしまいますが、ダウンライトの購入から交換まで一気通貫で行ってもらえるため、スムーズに交換してもらうことができます。

ダウンライトをLEDにするなら「一体型」がおすすめ

ダウンライト

LEDをダウンライトに取り入れるなら、「一体型」がおすすめです。

LEDダウンライトの1番のメリットは耐久性です。一般的にLED照明の寿命はおよそ4万時間(白熱灯の40倍)とされていて、10年以上交換せずに使うことができます。白熱灯や蛍光灯

よりも電力を効率よく消費できるため、ランニングコストも安くおさえられます。

電球のみを交換できないというデメリットはありますが、LED電球自体の寿命が長いため交換頻度が多くないのも嬉しいポイントです。

また一体型は使用部品が少ないことから、初期設置費用が交換型よりも安くなる傾向がありおすすめです。

LEDダウンライトのおすすめ商品4選

おすすめのLEDダウンライトを4つご紹介します。

一体型ダウンライト

調光などの追加機能はありません。
昼白色、温白色、電球色の3タイプがあります。

一体型ダウンライト

調光機能が付いています。
リモコンで明るさを自由に変更できます。

交換型ダウンライト

本体と電球がセットで販売されています。

交換型ダウンライト

光の色や明るさを調整することができます。
また、スマートフォンからも調光が可能です。
初期費用が安く抑えられるというメリットもあります。

交換型のLED電球を購入する際には、交換型ダウンライト本体との相性が大切です。合うものを選ぶようにしましょう。

ミツモアでダウンライト交換を依頼した人の口コミ

ミツモア」を通してダウンライトの交換を依頼した人利用者からの口コミを紹介します。

出典:ダウンライト交換業者の口コミ一覧|ミツモア

「こちらの要望を丁寧に汲み取ってくださり、満足いく仕上がりになりました!」

・利用時期:2023年3月
・評価:★★★★★ 5

ダウンライトの交換をお願いしました。電球タイプも二種類提案頂いて、私があまりピンときてないのを感じ取って下さって写真を送ってくださいました。おかげでとてもいいキッチンになりました。次回も坂田電設さんにお願いします!

費用に対する納得感 5
電話・チャット対応 5

「スムーズかつ丁寧な施工で新しいダウンライトに変わりました!」

利用時期:2022年12月
評価:★★★★★ 5

既存のダウンライトから、センサー付きのダウンライトへ交換の為依頼させていただきました。ミツモア上のやり取りも迅速且つご丁寧で、作業当日もスムーズに進めていただきました。玄関のダウンライトの交換でご迷惑をお掛けしてしまったのですが、必要な材料や工具をすぐに手配していただきしっかりと取り付けていただけました。照明スイッチを新しいものに変更したいと思っているので、その際はまた依頼させていただきたいと思います!ありがとうございました☺︎

費用に対する納得感 5
電話・チャット対応 5
知識の豊富さ 5
施工の質 5
説明のわかりやすさ 5

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見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。

口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。

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契約前にサイト内のチャットで事業者と直接メッセージのやり取りをすることも可能。事前に見積もり内容に関する質問や相談ができるので、不安を解消した上でお仕事を依頼できます。

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