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オープンキッチンの目隠し方法。DIYやリフォームのアイデアを紹介

最終更新日: 2023年02月18日

対面式のオープンキッチンを使えば、開放的でおしゃれな雰囲気が生まれます。

一方で玄関やリビングからキッチンが丸見えになるなど、気になる点も多いことでしょう。目隠しの方法や施工の費用、信頼できる業者選びのコツについて解説します。

DIYでキッチンを目隠しする方法

日光が入るキッチン

解放感のあるスッキリとした雰囲気に憧れて、オープンキッチンへとリフォームする人は多いものです。ところが仕切りがなくなることで、色々な場所から丸見えになってしまいます。

見られたくない場所を人の目に付かないようにするためには、どのような方法があるのでしょうか。

「のれん・カーテン」でおしゃれに隠す

洗練された雰囲気を求めてオープンキッチンにしたのですから、目隠しもおしゃれに実践したいものです。

手軽な方法としては、のれんやカーテンを使う方法があります。布を垂らして目隠しをするもので、デザインや柄にこだわればおしゃれな空間を演出できるでしょう。

食器棚の中が見えてしまう場合は、前面にミニカーテンを設置することでブラインド効果を得られます。のれんタイプを選べば、食器類の取り出しもラクに行えるのです。

家電を隠したい場合は、周囲と調和した布をかけておくだけでも有効です。無機質な印象になりがちなキッチンも、柔らかい雰囲気になることでしょう。

「パーティション」なら簡単に設置可能

パーティションも手軽に目隠しできる方法の一つです。素材や柄を厳選することによって、キッチンの雰囲気を壊すことなく、おしゃれに施工できます。

大型のホームセンターやネットショップで手軽に手に入り、サイズ・デザインともに豊富なので、自宅のキッチンにマッチするものがきっと見つかるでしょう。

さらにオリジナリティを出したいなら、壁紙を貼ったパーティションはいかがでしょうか。レンガ風やブロック風など、好みのデザインを貼って使用すればよりキッチンに愛着が湧くはずです。

一部分なら「棚」でカバー

キッチンカウンターを棚でカバーする方法もあります。カウンター全面を覆うようにしたり、コンロやシンクだけを部分的に目隠ししたりしてみましょう。

大型の棚で広範囲をカバーする、あるいは適度な大きさの棚をいくつか組み合わせて目隠し効果を生むなど、それぞれの環境に合わせて設置できます。

既存の製品でしっくりくるものがなければ、自作を検討してみてはいかがでしょうか。棚を作ると聞くと大変そうに思う人もいますが、簡単な形状のものであればそう難しくはありません。好きな色や素材感で、オリジナルの棚を設置しましょう。

リフォームで目隠しする方法と費用

目隠しがついたオープンキッチン

しっかりと目隠しをしたい場合は、業者に依頼するのもありでしょう。プロにお願いする場合、どのような仕様が選べるのでしょうか。代表的な3例と費用の相場を紹介します。

一時的な目隠しなら「ロールカーテン」

対面式キッチンのカウンターであれば、ロールカーテンを設置することで一時的にブラインドできます。不要になれば巻き取るだけのお手軽な方法です。

ロールカーテンは、下ろす長さで隠す範囲を変えられます。必要な範囲だけを目隠しできる点は大きな魅力だといえるでしょう。

またキッチンにおいては、汚れにくい素材を選ぶことも可能です。デザインも色々ありますので、個性を出すことも難しくありません。

収納を隠したいなら「扉」

料理をしながらリビングで過ごす人とコミュニケーションが取れる、それがオープンキッチンの大きな魅力です。しかしキッチン内の収納まで丸見えでは、内観のスマートさが失われてしまうでしょう。

そこでおすすめなのが扉の設置です。むき出しの収納それぞれに扉を取り付けることで、全体の雰囲気と調和を取りながら目隠しできます。

内側が全く見えなくなることに不安があれば、半透明タイプの素材を用いることも可能です。ブラインド効果を生みつつ、収納したアイテムを確認できます。

「腰壁」は汚れやキズも防げる

「腰壁(こしかべ)」とは、大人の腰位置くらいまでの高さの壁のことです。パーティションやパネル壁と比較すると、圧迫感を与えない点がメリットといえます。広々としたオープンな雰囲気を残せるアイデアです。

腰壁を導入することで収納場所を増やすことも可能です。しまう場所がなくなりがちなキッチン周辺で、大いに役立つでしょう。

位置を工夫すればキッチンカウンター代わりにも使えます。料理を置いたり子どもの様子を見たりと、振る舞いの幅も広がるでしょう。

業者に頼む場合の費用相場

ロールスクリーンやカーテンの取り付けについては、10,000~30,000円程が相場といえます。費用の違いは幅や素材によるものです。

腰壁を設える場合の相場は、1㎡あたり10,000~20,000円です。

パーティションやパネルを増設する場合は、ややコストが上がります。150,000~200,000円程度を見込んでおきましょう。間仕切り戸や格子・ルーバータイプの引き戸も同様に、150,000~200,000円程度と考えられます。

戸棚の開口部に収納扉を設置するとなると、1カ所につき30,000~50,000円程を見込んでおきます。

また、キッチン全体のリフォームを検討している方は以下の関連記事を参考にしてみてください。リフォーム費用を安くする方法についても紹介しています。

関連記事:キッチンリフォームの費用相場は?予算別事例や費用をおさえるポイントを紹介|ミツモア

リフォーム業者選びのポイント

リビングに面したオープンキッチン

リフォームを信頼できるプロに任せたくても、気軽に相談できる業者がいないというケースもあります。施工後に後悔しないために、失敗しない業者選びのポイントについて知っておきましょう。

複数社で見積もりを取る

業者を選定するにあたっては、複数の業者から見積もりを取って比べてみることが大切です。それぞれを比較することで作業内容が分かり、それに対する費用も把握できます。できれば最低3社からは見積もりをもらいましょう。

一つひとつ業者を当たるのが大変という方は、最大3件の見積もりを一括で取り寄せられる「ミツモア」がおすすめです。朝晩を問わず空いた時間にWEB上で必要項目を入力するだけで、自動的に複数の業者の見積もりを入手できます。

キッチンリフォームを扱う業者の登録数も国内最大級のプラットフォームなので、安心できる業者がきっと見つかるでしょう。

実績やアフターフォローの有無に注目する

キッチン周辺には水道・電気・ガスといった主要インフラが整備されています。工事ミスが大きなトラブルに発展する可能性もあるため、技術力の高い業者に依頼したいものです。

業者を選ぶ際には、経験や実績をしっかりと見極めましょう。ホームページなどで経営年数や施工実績を確認することをおすすめします。万が一のためにも、アフターフォローが充実した業者を選ぶことが大切です。

オープンキッチンを目隠しする際の注意点

木目調のキッチン

人の目に付く場所がきになるオープンキッチンですが、目隠しをする際には、どのような点に注意が必要なのでしょうか。

設置場所によってDIYは危険

キッチンは火や油などを使う場所です。素材選びを間違えると引火や溶解・破損などを引き起こしかねません。

危険な場所には適した素材を用いる必要があります。建材などの知識が浅い人などのDIYには、危険がともなう場合もあるのです。慎重に対応し、不安であればプロの業者に依頼しましょう。

気軽に設置できるパーティションやついたてですが、小さな子どもがいる家庭には不向きです。ハイハイやヨチヨチ歩きで倒してしまい、事故につながるおそれがあります。

オープンキッチンをおしゃれに目隠ししよう

ネイビーのオープンキッチン

開放的な雰囲気を醸成し洗練された空間を演出できるオープンキッチンは、とてもスマートな印象をもたらします。それだけに、とても人気のある設計です。

一方でさまざまな場所に目が届き、見せたくない場所も見えてしまうデメリットもあります。上手に目隠しして、おしゃれな雰囲気を保ちましょう。

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