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就労ビザ申請時にかかる費用はいくら?新規・更新・変更それぞれのケースを紹介

最終更新日: 2024年06月28日

就労ビザの申請を考えるときに気になるのが申請にかかる費用です。就労ビザの申請に必要な費用を解説します。加えて申請を行政書士に代行してもらったときにかかる費用も解説するので、かかる費用に対する効果を考えながら自分で申請するか決めましょう。

就労ビザを新規取得する場合の費用

就労ビザの新規取得とは、日本以外の国に住んでいる外国人が日本で初めて就労ビザを取るときに必要となる手続きです。

就労ビザの新規取得に特別な手数料は必要ありません「在留資格認定証明書」を受け取るための定型郵便料金 84 円と簡易書留料金 350 円の、合計 434 円で取得できます。外国人を日本に呼び寄せて雇う場合は、会社が代わりに手続きを行うのが一般的です。このケースでは郵便料金を会社が負担してくれることもあります。

ただし就労ビザの取得に必要な書類を用意するために、1,200円~5,000円程度の費用がかかることがあります。例えば履歴書の購入費(100~500 円程度)、証明写真の撮影費(800~3,000 円程度)、卒業証明書や検定合格書などの発行費(300~500 円程度)などです。

会社が郵便料金を負担してくれるケースでも、必要書類の準備にかかる費用は本人負担になるケースがほとんどです。

就労ビザを更新・変更する場合の費用

就労ビザの更新とは、就労ビザで定められた在留期間を延ばすために必要な手続きを指します。一方就労ビザの変更は、留学ビザや文化活動ビザなどから就労ビザに変更する手続きです。

就労ビザの更新や変更には、就労ビザの発行手数料として4,000円の費用がかかります。新規取得の際にかかっていた郵便料金は必要ありません。

この費用は本人が負担するケースが一般的ですが、外国人の雇用に積極的な企業の中には費用を負担してくれるところもあります。

ただし就労ビザの更新や変更においても、卒業証明書や証明写真の撮影料などの準備に1,200円~5,000円程度の費用がかかることがあります

就労ビザの申請を行政書士に依頼したときの料金

就労ビザの申請を行政書士に代行してもらうときにかかる費用の相場を解説します。代行してもらえる作業の内容は行政書士事務所によってさまざまです。どのような作業まで代行してもらえるのか、よく調べてから依頼先を決めるようにしましょう。

新規申請を依頼する時の料金相場

就労ビザの新規申請において、書類作成のみを行政書士に依頼した場合にかかる費用は8万~10万円程度です書類作成から提出までを依頼した場合には、15万~20万円程度の費用がかかります

就労ビザの新規申請では就労ビザの更新に比べて提出する書類が多いので、行政書士に代行を依頼したときにかかる費用も高めに設定されています。

変更を依頼する時の料金相場

就労ビザの変更について、書類作成のみを行政書士に依頼したときにかかる費用は8万~10万円程度です書類作成から提出までを依頼すると、15万~20万円程度の費用がかかります

就労ビザの変更のときにも、新規申請と同程度の数の資料をそろえる必要があるため、行政書士に代行を依頼したときにかかる費用も高めに設定されています。

更新を依頼する時の料金相場

就労ビザの更新において、書類作成のみを行政書士に依頼した場合にかかる費用は3万~6万円程度です書類作成から提出までを依頼したときは、4万~10万円程度の費用がかかります

書類チェックや翻訳のみの料金相場

行政書士に支払う費用を節約したい場合には、書類チェックや翻訳のみを引き受けてくれる行政書士を探すのがおすすめです。

書類チェックのみを依頼したときの料金相場は2万~3万円程度です。書類の種類にかかわらず一定の費用を請求する事務所もあれば、在留資格変更許可申請書のチェックのみ低価格に設定している事務所もあります。

書類の翻訳のみを依頼したときの料金相場は書類1枚当たり3,000~5,000円程度です。何語を日本語に翻訳するかで料金が変わってきます。

なおチェックや翻訳のみを依頼できる行政書士事務所は少ないので注意しましょう。依頼の前に問い合わせると安心です。

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成功報酬型の料金形態もある

問題なく申請が通るか不安な人は、成功報酬型の料金形態を採用している行政書士事務所を選びましょう。万が一申請が不許可になったときに料金が発生しないので、代行にかかる費用の負担を最小限に抑えられます。

そのため、行政書士に就労ビザの取得を依頼した場合、就労ビザを取得できる確率はこれ以上ないほど高いといえます。しかし、失敗する可能性もゼロではないので注意が必要です。

就労ビザ申請を専門家に依頼するメリット

行政書士による就労ビザの申請代行を利用するメリットには、以下のようなものがあります。

  • 面倒な手続きをする必要がなくなる
  • 日本語に自信がなくてもミスなく申請できる
  • 高確率でビザを取得できる

行政書士に依頼すれば、書類を集めに役所を回ったり出入国在留管理局に足を運んだりする必要もありません。仕事や学業に追われているときでも簡単に就労ビザを取得できるでしょう

日本語に自信がなくてもミスなく申請ができることもメリットです。しっかり日本語が使える行政書士が申請を担当するので、申請の進め方や申請書の内容を一つ一つ翻訳して確認する必要がありません。

また行政書士事務所では、就労ビザを取得できる可能性を判断した上で依頼を受け、申請を行います。「この内容なら高確率で許可が下りる」と確信を持って手続きを進めるため、申請まで進めばほとんどの場合でビザを取得できるでしょう

確実に就労ビザを取得したいなら行政書士を頼ろう

就労ビザを取得するには多くの書類を集め、記載ミスなく全て揃える必要があります。日本語が得意でなければ、手続きのハードルはさらに高くなるでしょう。

就労ビザを確実に取得したいなら、行政書士に申請代行を依頼するのがおすすめです。行政書士に依頼すれば手続きを丸ごと代行してもらえるので、書類の不備や日本語のミスなどの心配もありません。

多数の行政書士が登録しているミツモアなら、簡単な質問に答えていくだけで、希望の条件にぴったりな心強いプロを手軽に探せます。

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