フローリングの傷や剥がれを補修したいとき「どこに頼むと良いのか」が分からず悩みますよね。そもそも、何業者に頼めば良いのでしょうか。
この記事では、フローリング補修の依頼先候補を3つ紹介。それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、どこに頼めば安く高品質なサービスが受けられるのか(コスパが良いのか)を解説します。
良い補修業者に見えても、いざ依頼すると低品質な補修しかされず、補修費用も高額だった…ということがあり得ます。そうならないために、この記事では信頼できるフローリング補修業者を見極めるコツも解説していきますね。
何業者に頼めば良い?フローリングの補修を依頼できる業者の選択肢
フローリング補修を依頼する選択肢は、主に3つあります。
- フローリング補修専門業者
- 地元の工務店
- 住宅のリフォーム・ハウスメーカー
1つずつ見ていきましょう。
フローリング補修専門業者
フローリングの補修を専門にしている業者が存在します。専門業者に依頼する大きなメリットは、フローリング補修の経験が豊富なことです。傷からシミ・表面の剥がれに至るまで、ありとあらゆるフローリング補修のノウハウを持っています。
またフローリングの補修専門業者は、ネット上で営業展開しているケースが多いです。どんな企業かをホームページで確認したり、口コミを調べたりしやすいのも強みの1つと言えます。
デメリットはフローリング補修の専門業者にはライバルが少なく、業界内の競争がまだ進んでいない点です。価格や技術の面で、質の高め合いが十分行われていないことも多く、「手抜き工事」を行う業者も少なくありません。
ホームページ等の情報だけではなく、口コミや評判などの客観的な情報を集めることでデメリットを回避することができます。ぜひこの後にまとめている「信頼できるフローリング補修業者の探し方・選び方」を参考にしてみてくださいね。
地元の工務店
住んでいる場所の近くにある、昔ながらの工務店にフローリング補修を依頼することもできます。メリットは地域密着型の業者であること。近隣にあるのですぐ補修に来てもらいやすく、地域での評判も知りやすいです。地元で評価の高い工務店を選べば、安心して仕事を頼めますよ。
デメリットはネット上での口コミを調べにくいことです。ネット上で業務を展開している業者よりも情報が限られるため、近所に知り合いが少ない場合には手を出しづらいです。
住宅リフォーム・ハウスメーカー
フローリングに限らず、家全体を守備範囲にしている業者です。このタイプの補修業者を選ぶメリットは、フローリング補修以外の知識も豊富なところ。「フローリングの傷だけじゃなく、床の強度も心配」など、フローリング以外の面でも相談に乗って欲しい場合にはとても助かります。
またフローリング補修ができる住宅業者には大手企業も存在します。大手ならではの安定感・安心感が欲しい方にはうってつけの選択肢と言えるでしょう。
しかし、住宅リフォームやハウスメーカーに依頼すると「フローリングだけ見てもらいたいのに、他の部分の補修・改装もおすすめされた」ということが起こり得ます。このような状況を避けたいならば、フローリングだけを専門とする業者を選ぶのも良いでしょう。
どれがおすすめ?フローリング補修の業者選択、メリットとデメリットのまとめ
ここまでの内容を表にまとめると、以下のようになります。
メリット | デメリット | |
フローリング補修専門業者 |
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地元の工務店 |
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住宅リフォーム・ハウスメーカー |
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近隣の人と繋がりがあり、リアルな口コミを得やすいのであれば、地元の工務店はおすすめです。地域の評判を参考にすれば、金額も技術も良い業者を引き当てやすいでしょう。工務店側としても地域の評判を守りたいので、丁寧に補修を行ってくれるはずです。
家を建てた(もしくは建売住宅を購入した)なら、そのときに取引した住宅メーカーに聞くのもおすすめです。自分の家を知り尽くしてくれているので安心ですし、他の信頼できる修理業者を紹介してもらえるかもしれません。
安さと補修の質、どちらもバランスよく求めるならネットでフローリング補修業者を探すのがおすすめです。ホームページや口コミを元に、複数の補修業者を比較して最善の選択肢を選びやすいからです。
「でもフローリング補修業者なんてどうやって探せば良いの?」という方は、ぜひミツモアを利用してみてください。
ミツモアは簡単な質問に答えるだけで、複数のフローリング補修業者から見積もり提案がもらえるサービスです。
ミツモアが認定したプロの中から、実績や口コミを確認して最適な補修業者を選べます。また複数社の金額を比較できるため、なるべく安く信頼できるところに依頼できますよ。
ミツモアの見積もり比較は無料で利用できるので、ぜひ一度お試しください。
床の補修にはいくらかかる?一般的な業者の費用相場と安くする3つのコツ
フローリングの補修にかかる費用は、一般的に20,000円~40,000円程度が相場となっています。張り替えになる場合は、60,000円~200,000円程度かかることもあるでしょう。補修費用はフローリングの傷の程度や材質によって変動します。
以下ではフローリング補修費用が安くなる方法を紹介します。
フローリング補修費用が安くなる方法 |
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複数の業者から見積もりをとる
業者に依頼する際は、必ず複数の業者から見積もりを取っておくことが大切です。同じ施工内容を依頼しても業者ごとに費用が異なるケースも少なくありません。1つの業者からしか見積もりを取らないと、適切な費用相場が把握できず、高い補修費用になってしまうことも。
ミツモアでは、無料で最大5件の業者から見積もりをとることができます。複数の業者から見積もりを取るのがめんどくさいという方は、ぜひミツモアを活用してみてください。
事前に料金形態を確認しておく
フローリング補修の料金は、補修業者によって請求の仕方が異なります。例えば
- 補修にかかった時間
- 補修する傷の個数
- 補修する傷の程度
- 補修する傷の面積
のような計算で料金をだす業者がいます。補修してもらいたい傷の状況によって、どの料金体系の業者にお願いするかを変えるようにしましょう。
フローリングの傷の状況 | おすすめの業者 |
傷が広く、浅い場合 | 時間当たりで料金を出す業者 |
傷の面積が狭い場合 | 面積当たりで料金を出す業者 |
傷の数は少ないが、深い傷がある | 傷の個数当たりで料金を出す業者 |
自分でDIYを行う
自分でフローリングの補修を行えば、業者に依頼よりも補修費用を抑えることができます。しかし、フローリングの傷が深い場合には、自分で補修できないため、業者に依頼しましょう。
フローリング補修のDIYに必要な道具はホームセンターでも揃えることができます。
DIYで補修できる傷 | 業者に依頼が必要な傷 |
火災保険が利用する
火災保険がフローリングの傷に適用されるのは、「不測かつ突発的な事故で出来た傷」の場合です。
うっかり大きな荷物を床に落として傷がついてしまったという場合は適用範囲内です。しかし、経年劣化による傷は保険の適用外となることが多いです。また、そもそも火災保険の内容に「破損・汚損」も対象範囲内であるという記述がない場合は費用を負担してもらえません。
自宅にある傷が火災保険の適用範囲かうまく判断できない場合には、保険会社に問い合わせてみましょう。
賃貸でフローリング補修するときの費用は誰が負担する?
賃貸でフローリング補修をするときには、基本的に管理会社や大家さんが費用を負担してくれます。
また、経年劣化により付いた傷や居住者が気を付けて過ごしていてもついてしまう傷も、管理会社や大家さんが負担してくれます。
ただし以下のケースに当てはまる場合には、居住者が補修の費用を負担しなければならないことがあるので気をつけましょう。
居住者が補修費用を負担するケース |
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自宅にある傷の補修費用が管理会社や大家さん負担なのか・居住者負担かわからない場合でも、まずは、管理会社や大家さんに相談するようにしましょう。勝手に業者を呼んでフローリング補修を行ってしまうと、後からトラブルになることがあります。
信頼できるフローリング補修業者の探し方・選び方
フローリングを補修できる業者はたくさんありますが、なるべく安く・きれいに補修してくれる業者にお願いしたいですよね。
もしネットでフローリング補修業者を探すなら、以下の点をしっかりチェックしましょう。
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口コミを確認する
口コミを確認することで、ある程度、依頼する業者が信用に値するかを判断することができます。例えば、業者のHPを見てみて、対応や施工の品質が悪いという内容のコメントが見られる業者は避けたほうが無難です。
フローリングの補修実績を確認する
依頼を検討する業者の補修実績を確認しないと、補修後にフローリング補修の仕上がりが汚いことがあります。補修実績が多くある業者であれば、施工後のフローリングの仕上がりも綺麗であることが多く、トラブルになる可能性も低いです。
必ず、業者のフローリング補修実績を確認してから依頼するようにしましょう。
保証内容を確認する
フローリングの補修は、短時間で終わることが多く、支払いもその日の内に済んでしまいます。しかし夜になって光が当たると、フローリングと補修後の色の違いが目立つこともあり、後日業者に対応してもらいたいケースが出てくることも。
保証内容やアフターケアが充実していると、不測の事態でも迅速に対応してくれます。保証内容が充実している業者を選ぶようにしましょう。
経営者や職人の人柄が良いか確認する
ネット上では顔が見えない分、経営者や職人がどんな人か確認するのも大切です。コミュニケーションがとりづらい業者であると、作業内容の認識違いが起きてトラブルに発展することがあります。
業者の対応が良いか見るだけでも、優良業者かどうかを見抜くポイントになります。