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建具を修理する方法とは。DIYできるケースから業者依頼の費用まで

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最終更新日: 2024年06月28日

自宅の建具の調子が悪く、修理を検討していませんか?建具のよくある不具合や修理費の目安、DIYで対応できるケースなどを解説します。また建具の修理を依頼できる業者と、費用を抑えるコツについても紹介します。

建具のよくある不具合と修理費用の目安

建具とはドアや窓・ふすまなど主に空間を仕切るための部分のことです。建具でよくある不具合と、それぞれの修理費用の目安を解説します。

スムーズに開閉できない古い扉

ドアやクローゼット、戸棚などがスムーズに開閉できなくなることはよくあります。毎日開閉するドアは、使っているうちに経年劣化を引き起こすためです。

具体的には蝶番と呼ばれるドアを固定する部品のネジが、ゆるんだりすり減ったりすることで、建て付けが悪くなります。ドア自体のゆがみやサッシのゆがみなどによって、開閉が難しくなるケースもあるでしょう。

蝶番の交換をする場合の費用相場は、2~4万円程度です。ドア自体を交換する場合は、室内ドアなら3~5万円、玄関ドアなら4~6万円程度かかります。

関連記事:ドアの交換にかかる費用とは?室内・玄関・勝手口など場所別に解説|ミツモア

ガラスが破損した

破損した窓ガラス

窓やドアのガラスが破損してしまったら、業者に修理を依頼しましょう。ガラスの交換は、素人がやるには大変危険な作業の1つです。まずは応急処置として、ガラスの破片を箒で集め、掃除機で細かい破片を吸い取りましょう。

ガラス交換の費用は、種類によって異なります。種類ごとの費用は以下の通りです。

  • 透明ガラス:6,000~1万6,000円
  • ペアガラス:1~4万円
  • 防犯ガラス:2~5万円
  • 真空ガラス:4~7万円

この機会に強度の高いガラスへの交換を検討しても、よいかもしれません。

関連記事:窓ガラスの交換費用はいくらになる?安く抑える方法をチェック!|ミツモア

傷や穴、ゆがみができている

ふすまの穴

ふすまや障子・ドアに穴やへこみができるのも、よくある不具合の1つです。小さな穴であればシール等でふさぐこともできますが、大きな穴が空いてしまった場合は、きれいに直したいと思うでしょう。

ふすまや障子は木でできていることが多く、経年劣化は避けられません。湿気によって変形してしまうこともあります。

ドア穴の修理費用は、大きさにもよりますが、シートの張り替えを含め5~8万円程度が相場です。シートを両面張り替える場合は、プラス1万円を見積もっておきましょう。サッシ交換の費用相場は、4~8万円程度です。

建具の修理を頼める業者

建具の修理を依頼できる、代表的な3種類の業者を紹介します。建具の修理を依頼するときは、該当の建具の修理を得意としている業者を選んだ方がよいでしょう。得意分野ではない修理を依頼すると、作業品質が低かったり、作業を下請け業者に流され余計なマージンを取られたりする可能性があります。

建具屋

建具屋とはその名の通り、建具の製作や修理を専門に取り扱う業者です。具体的にはドアやふすまの建て付け修理・交換・蝶番の調整などを得意としています。これまで紹介したような建具の修理を依頼したいときは、まず検討すべき業者といえるでしょう。

ただし建具屋の作業範囲は広くなく、リフォームを伴うような改修や、逆に穴をふさぐ程度の軽微な修理は対応していないのが一般的です。穴や小さな傷の補修は、リペア業者に頼むのがおすすめです。

建具屋は地域密着型の店舗が多く、近所の建具屋に相談すれば、すぐに対応してもらえる可能性は高いでしょう。

工務店

工務店は住宅の建設を担う業者です。自宅を建ててもらった工務店があれば、依頼しやすいでしょう。建築当時の設計図や図面が保存されていれば、自宅に合った補修をしてくれます。

工務店は建具屋に仕事を依頼しているケースが多くなっています。そのような場合、工務店との信頼関係が崩れるおそれから、建具屋に直接修理を依頼しても断られることがあるでしょう。

そのため建具屋に修理を断られた場合は、工務店に依頼すると対応してくれます。初めから工務店に問い合わせるのも1つの手です。

リフォーム会社

リフォーム会社は住宅の改修や、リフォームを請け負う業者です。小規模な修理から大規模な改修まで、対応できる範囲の広さが大きな強みです。

建具の修理を依頼すると、家全体のバランスを考えた修理内容を提案してくれるでしょう。建具の修理以外にも、家のリフォームについて相談したいことがあれば、リフォーム業者に相談するのがおすすめです。

ただしリフォーム業者には、職人が在籍していないことが多く、実際の作業は外注するケースが多くなっています。建具屋や工務店に依頼するよりも、中間マージンが発生する分、費用が高くなる可能性があります。

費用を抑えるコツ

建具の修理費用を抑えたいと思う人は多いはずです。修理費用を抑える一番の方法はDIYで修理することです。マニュアルを見て修理ができる場合は、自分で行うのが一番の節約になります

DIYで対応できない修理内容の場合、まずはリペア業者を検討してみてはいかがでしょうか。リペア業者は軽微な修理に対応しており、工務店やリフォーム業者よりも安価に修理をしてくれます。

複数の業者から見積もりを取り、比較検討するのもおすすめです。比較をすることで費用相場が分かるため、適切な費用を提示している業者を選びやすくなります。

複数の業者を比較検討するなら、ミツモアがおすすめです。ミツモアでは郵便番号を入力し、いくつかの簡単な質問に答えるだけで最大5社に対して同時に見積もりを依頼できます。ミツモア上で業者とやり取りできるため、手軽に相見積もりを取りたい人は利用してみましょう。

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自分で建具を修理できるケースとは?

穴が開いたドア

建具の修理をDIYでできるケースを詳しく解説します。住宅の修理は失敗すると、かえって大きな費用がかかるものです。少しでも不安を覚えたら、業者に依頼しましょう。

小さな傷や穴は修理が可能

ドアに傷や穴がある場合は、DIYで対応できるケースがあります。1~2mm程度の小さな穴であれば、修理キットを使って修復可能です。修正剤を塗布したあと、指でこすったりライターで少しあぶったりすれば、見た目のカモフラージュもできます。

小さな傷が多くある場合や、塗装が剥げている場合は、補修用のシートで隠すのが効果的です。DIY用の壁紙であれば、素人でも比較的きれいに貼り付けられるでしょう。

5~10cm程度の大きな傷が付いているときは、パテと塗装で対応する必要があります。手先が器用でなく、上手にできる自信がなければ、業者に依頼するのが無難でしょう。

取り付けや交換は業者へ依頼を

小さな穴や傷程度であれば自分でも修復ができますが、取り付けや交換を伴う場合は業者に依頼するべきです。取り付けや交換には技術が必要なため、素人が行うと失敗する可能性が高いでしょう。不具合が起きている原因が分からないときも、業者に見てもらう必要があります。

たとえば蝶番の建て付けが悪くなっている場合、ネジを締めるだけで直るものではありません。パーツを自分で購入しても、サイズが合わないといったトラブルも考えられます。

建具は毎日使うもののため、快適な暮らしを守るためにも、必要な場合は業者に依頼するのがよいでしょう。

ドア交換・修理の見積もりを依頼する

建具の修理は早めに行おう

建具は毎日使う中で、徐々に劣化していきます。開閉がスムーズにできない、目立つ穴が空いてしまったなどの不具合を発見したら、早めに修理を行いましょう

小さな傷や穴であれば、DIYでも対応可能です。しかし取り付けや交換をする必要がある場合は、業者に依頼した方がよいといえます。

業者に依頼するときは、ミツモアで相見積もりを取るのがおすすめです。複数の業者を比較して、最も費用対効果の高い業者へ依頼しましょう。

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