ホウ酸団子はゴキブリをはじめとした害虫駆除に有効な毒エサです。ホウ酸団子でゴキブリを駆除する仕組みや作り方の手順、設置のポイントを紹介します。
市販のホウ酸団子と手作りのホウ酸団子の違いは?
最も大きな違いは1個あたりの金額でしょう。手作りすると手間はかかりますが、大量に安く作ることができます。また手作りであればホウ酸の含有量を調節することも可能です。
子供がホウ酸団子を食べてしまったらどうなる?
人間はホウ酸を排出することができるものの、体重が軽い子供ほど中毒症状を起こすリスクが高いです。具体的には嘔吐や下痢、重くなると脱水や腎機能障害を起こす可能性があります。口に入れてしまった場合は水か牛乳を飲ませて吐き出させ、病院を受診しましょう。
ホウ酸団子とは?駆除の仕組みとメリット・デメリット
ホウ酸団子は自作もできるゴキブリ駆除用「毒エサ」
ホウ酸団子は、ゴキブリにとって毒となるホウ酸にゴキブリが好む小麦粉や玉ねぎ、砂糖などの誘引剤を加えて作った、いわゆる「毒エサ」です。
昔から日本の農家などでゴキブリ駆除に効果のあるアイテムとして作られており、今では市販のホウ酸団子や、ホウ酸以外を使った毒エサタイプの駆除剤もあります。
ホウ酸や小麦粉、玉ねぎなどのホウ酸団子を作るのに必要な材料は、ドラッグストアやスーパーで手に入ります。安価で1袋にたくさん入っている材料ばかりなので、コストパフォーマンスも良いです。
市販のホウ酸団子 | 1個あたり約20円 |
手作りのホウ酸団子 | 1個あたり約7円 (※ホウ酸300gが400円程度) |
ホウ酸団子には既製品もあります。材料を集めるのが面倒、作る時間がない…という方は、スーパーやドラッグストアで探してみるとよいでしょう。
ホウ酸団子の仕組み
ホウ酸は哺乳類にとってはそこまで脅威ではありませんが、腎機能をもたないゴキブリのような昆虫には強い毒として作用します。
ゴキブリが好む小麦や砂糖、玉ねぎの中にホウ酸を混ぜて団子をつくり、ゴキブリが食べるように仕向けます。ホウ酸団子を摂取したゴキブリは、脱水症状を起こして死に至るという仕組みです。
はっきりと証明されたわけではありませんが、ホウ酸団子を食べたゴキブリが弱って死ぬまでの間に警戒サインを出し、他のゴキブリが家に近づかなくなるという説もあります。
人間は腎臓の浄化作用によってホウ酸が持つ毒素の排出が可能です。ホウ酸は殺菌効果があるため、身の回りでは眼科系の医薬品や洗剤にも用いられています。
ブラックキャップとホウ酸団子の違いは?
毒エサで有名な商品「ブラックキャップ」とホウ酸団子は、どちらも毒餌(どくえ)剤という種類の駆除アイテム。
両者の大きな違いは含まれる毒の成分。「ブラックキャップ」の成分にはホウ酸が含まれていませんが、同じような使い方で抜群の効果を発揮します。ブラックキャップの毒成分であるフィプロニルは、コンバットに含まれる「ヒドラメチルノン」という毒成分の約10倍強力というデータも。
ホウ酸団子はブラックキャップに比べて効き目が出るまでの時間が長いですが、巣に持ち帰る時間が十分にあるので、他のゴキブリに影響を与えやすいともいえるでしょう。
ちなみにブラックキャップのシリーズには、天然由来の材料を使用したホウ酸団子(商品名「ホワイトキャップ」)もあります。
他の駆除方法と比較したメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
ホウ酸団子 |
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くん煙剤 |
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殺虫剤(スプレー) |
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ホウ酸団子は即効性がありません。しかし、家中の隠れたゴキブリを徹底的に駆除するのに適しています。キッチンなどの暗くて湿気の多い場所に置いておけば、それだけでゴキブリ対策として効果が期待できます。
ホウ酸団子を使用する際は、ペットや赤ちゃんのいるご家庭での使用は控えましょう。
哺乳類はホウ酸の排出が可能とはいえ、大量に摂取すると危険です。身体の小さい乳児やペットは大人よりも深刻なダメージを受けます。
誤って摂取した場合、嘔吐やけいれんなどの中毒症状が起きることも。赤ちゃんの場合、2~3gで死に至る可能性があります。
くん煙剤も赤ちゃんやペットと一緒に暮らしている環境では使いづらいので、できるだけ天然成分を使用した商品を使用することがおすすめです。
状況別に適したゴキブリ駆除方法は、以下の記事で網羅しているので参考にしてみてください。
市販のおすすめホウ酸団子3選
市販のおすすめホウ酸団子を3つ紹介します。
【高い持続効果で取り換える手間なし】タニサケ ゴキブリキャップ
タニサケの「ゴキブリキャップ」は農薬や化学合成分を含みません。天然成分のみで作られた商品なので、手を汚さずに設置することができます。容器に入っているため、薬剤を直接触ったり口に入ったりするのを防ぐ効果も。
この製品は、ゴキブリが好む玉ねぎやピーナッツを誘引剤と使用しています。他の材料を見ても、小麦粉や砂糖、ホウ酸などの天然成分のみを使用している製品です。
もし薬剤を無理やり取り出してなめてしまっても、天然成分のみ使用しているため害はありません。しかしホウ酸団子をたくさん食べてしまうと、過剰摂取によって中毒症状がでる可能性があるため要注意。
またこの製品は1年の持続効果があるので、自作のホウ酸団子と比べて取り換える手間も省けます。
【高い駆除効果でゴキブリを一網打尽】オカモト インピレス ホウ酸ダンゴ
オカモトの「インピレス ホウ酸ダンゴ」はゴキブリにとって食べやすい形状で作られているため、高い駆除効果を発揮します。
ゴキブリの好物である玉ねぎエキスで誘引し、5ヵ月ほど効果が持続します。
またホウ酸の濃度も45%と駆除効果の強い製品です。ホウ酸濃度が高いため、この製品を食べたゴキブリのフンにもホウ酸が含まれることがあります。そのため、ホウ酸を含んだフンを食べたゴキブリも同時に駆除することのできる優れものです。
薬剤に直接触れないように薄型の容器に入っているため、お子さんがいる家庭でも安心ですね。
【お子さんやペットに安心】アース ゴキブリホウ酸ダンゴ
アースの「ゴキブリ ホウ酸ダンゴ」はホウ酸を含んだ特製ジャムでゴキブリを駆除する製品です。
特製ジャムは、ゴキブリが好物とする玉ねぎでゴキブリを誘引します。ホウ酸濃度が35%と効き目の強い製品です。そのためホウ酸団子を食べたゴキブリのフンにもホウ酸が含まれます。
この製品には、安息香酸(あんそくこうさん)デナトニウムという大量摂取を防ぐ成分が含まれています。口に入れた瞬間苦味を感じ、口に入れておくことができません。
またおよそ6か月の持続効果があり、年に2回交換するだけで年中駆除が可能です。
ホウ酸団子の作り方
必要な材料と分量
以下はホウ酸含有率20%程度、約15個分のホウ酸団子の材料です。
- ホウ酸:20g
- 小麦粉:70g
- 玉ねぎ(みじん切り・すりおろしたもの):60g
- 牛乳(水):適量
- 砂糖:小さじ2杯
ホウ酸はドラッグストアだけではなく、インターネットからも購入ができます。小麦粉は団子の形を形成するための材料なので、ゆでたジャガイモでも代用は可能です。
作る際はボウル・ビニール袋・ゴム手袋なども使用します。併せて準備しておきましょう。
設置1か所につき2〜5個のホウ酸団子を用意しましょう。たくさん置くことで接触率が高まり、より高い効果が期待できます。
作る手順
作り方はいたってシンプル。以下の大まかな手順を参考にしてください。
- 玉ねぎをすりおろす
- ボウルやビニール袋に牛乳以外の材料を入れて混ぜ合わせる
- 牛乳を加えながら、耳たぶ程度の固さになるまで練る
- 2〜3cmほどの大きさに分けて丸める
- 1週間ほど天日干しする
材料を混ぜる際はホウ酸が肌に触れないよう、作業時にはゴム手袋を着用しましょう。
材料が混ぜ合わさった状態ではまだ団子状にはならないため、少しずつ牛乳を加えながら固さを調整していきます。牛乳が多すぎると、気候条件によっては乾燥に時間がかかることがあります。なお天日干しするときは、臭いの移らないアルミホイルやホーロー素材を敷いて使うとよいでしょう。
天日干しの1週間はあくまでも目安なので、こまめに状態をチェックすることが大切です。完全に乾いてしまうと、ゴキブリの食いつきが悪くなる場合もあります。団子の中が少し柔らかい状態のときに、天日干しを終えるようにしてください。
手作りホウ酸団子の適量の濃度は?
ホウ酸団子で使用するホウ酸の濃度は20%前後が適量です。
「ゴキブリをもっと駆除したい」という理由で、手作りのホウ酸団子の濃度をこれ以上にしてしまうと、「ゴキブリの好む匂い」よりも「薬剤の匂い」が強まり、誘因効果が減ってしまいます。
また20%以下の濃度にしてしまうと、ホウ酸の駆除効果も弱まってしまいます。
ホウ酸の濃度を20%前後にすることで、効果的にゴキブリを駆除しましょう。
市販と手作りのホウ酸団子はどっちの方が効果が出る?
自作では効果が感じにくいという方は、ホウ酸の濃度を無理に上げるより市販のホウ酸団子を購入することをおすすめします。
市販のホウ酸団子には、濃度が30%以上の商品があります。これはゴキブリの誘引剤を科学的に合成しているため、誘引効果を下げることなくホウ酸の濃度を高く維持できているのです。
また、手作りのホウ酸団子は使用期限が3ヶ月ほどですが、市販の場合は半年ほど持つ商品が多いです。頻繁に交換するのがおっくうな方も、市販のホウ酸団子の購入をおすすめします。
「ホウ酸団子にゴキブリが寄ってきて増える」は間違い
ホウ酸団子はゴキブリの好きな匂いを使っておびき寄せるアイテムです。「ホウ酸団子を置くとゴキブリがむしろ増えるのでは?」と不安な方もいるかもしれませんね。
結論からお伝えすると、ホウ酸団子によって家の外からゴキブリが引き寄せられることはありません。
ゴキブリ側が明確にエサを感知できるのは、50cm〜2mだけと言われています。家の外からエサの匂いを察知して侵入することはありません。
ゴキブリが増えたように感じるのは「ゴキブリが外から引き寄せられている」のではなく、「家の中に元々棲みついていたゴキブリが引き寄せられている」のです。
もしホウ酸団子を置いて数か月から1年経っても大量にゴキブリを見る場合は、手に負えないほど繁殖している可能性があります。
そんなときは駆除業者に依頼して一掃してもらうのも1つの手です。
ホウ酸団子の効果的な使い方
ホウ酸団子を効果的に使うには適切な位置に置く必要があります。適当に置いていると、ゴキブリを駆除することができません。
適切な使い方を知ることで家中のゴキブリを駆除しましょう。
ゴキブリが寄って来る場所に設置
ホウ酸団子はゴキブリがよく出没する場所に設置しましょう。ゴキブリは主に以下の場所を侵入経路・隠れ場所にしています。1箇所につきホウ酸団子を2〜5個ほど置きましょう。
- トイレ
- ベランダ(鉢植え付近)
- 窓など外からの侵入口
- ベッド下
- 排水口の周辺
- 冷蔵庫の下
- シンク下の収納スペース
ゴキブリは窓や玄関のわずかな隙間、排水管などから侵入してきます。想定される侵入経路が多いほど、多くのホウ酸団子が必要です。
またゴキブリは、ゴミや食べカスなどの餌にありつけるキッチンに現れやすいです。隠れ場所になる冷蔵庫やシンク下にもホウ酸団子を設置しておきましょう。
小さなお子さんやペットと暮らしている方は、誤飲を防ぐため、ホウ酸団子の設置箇所を工夫するようにしましょう
以下の関連記事では、ゴキブリの侵入経路とその対策について詳しく紹介しています。
外に設置することはできない
ホウ酸は水溶性であるため、土壌につけたり雨ざらしにすると効果が弱まります。ホウ酸団子は屋外ではなく、必ず家の中に設置するようにしましょう。
設置時期は春がベスト
ホウ酸団子は気温が上昇する3月下旬ごろに設置しましょう。
ゴキブリが活発化する春から秋にかけて、家にゴキブリが出没する頻度が高くなります。ゴキブリが元気に動き出す前にあらかじめ対策をしておけば、家中にゴキブリが繁殖するのを防ぐことができます。ホウ酸団子の効果もより実感することができるはずです。
ゴキブリの死骸を片づける
ゴキブリの死骸は、生きているゴキブリにとってはエサとなります。そのためゴキブリの死骸を速やかに処理することで予防にもつながるのです。
ゴキブリの死骸には菌が繁殖することがあるので、処理するときには直接手で触れないようにしましょう。以下の方法をおすすめします。
- トングで挟んで死骸をゴミ箱に捨てる
- テープにゴキブリの死骸をくっつけて捨てる
- 吸い込み口をストッキングで覆った掃除機でゴキブリの死骸を吸う
掃除機で生きているゴキブリを吸い込むと、掃除機の中でゴキブリが増えてしまうことがあります。
掃除機の吸引力を使って死骸を処理する場合は、吸引口にストッキングを被せておきましょう。死骸を吸いつけたままゴミ箱の上まで持っていき、スイッチを切るだけで簡単に処理できます。
自作ホウ酸団子は3か月に1回交換を
手作りのホウ酸団子の場合には、3か月を目安に交換するのがおすすめです。
ホウ酸団子自体は、時間が経過しても効果が低下することはありません。しかし玉ねぎ・砂糖による誘引効果が落ちてしまうため、定期的に交換するのがおすすめです。
市販製品の場合には、半年を目安に交換しましょう。
ホウ酸団子でゴキブリを駆除する4つのメリット
ホウ酸団子は家の中の隠れているゴキブリを駆除するだけでなく、ほかにも様々なメリットがあります。
隅に置くだけで手軽にゴキブリ駆除ができる
リビングやキッチンなどの片隅に置くだけで効果が期待できるのが、ホウ酸団子のメリットです。ゴキブリは素早いために、見つけても退治できずに逃がしてしまった経験をした人も少なくないでしょう。
家の中に設置するだけで手軽にゴキブリ対策を講じることができ、かつ高い効果を期待できます。
即効性がないのがデメリット
ホウ酸団子は即効性が弱く、置いてから効果を発揮するまでに半日~5日ほどかかってしまいます。
目の前に現れたゴキブリを駆除する際は、殺虫剤をかけることで、ゴキブリを駆除しましょう。
確実に死なせる
ホウ酸団子は遅効性の毒であるため、毒と認識することなく目の前のホウ酸団子を食べてしまいます。そして、食べたゴキブリを確実に駆除することができます。
ゴキブリを見なくて済む
毒の効果が現れ始めると、ホウ酸団子を食べたゴキブリは仲間に危険サインを発します。死ぬまでの間に家中のゴキブリが逃げてくれるため、イヤなゴキブリを見ることなく駆除が可能です。
ゴキブリ以外の生き物の駆除にも使える
ホウ酸団子は他の生き物にも駆除効果があります。シロアリ駆除にもホウ酸団子は効果的です。
駆除をしたい害虫によって、においを変えると、強く引き寄せることができます。ゴキブリであれば、玉ねぎをホウ酸団子に混ぜるのがおすすめです。シロアリであれば、はちみつを混ぜるようにしましょう。
【アリ・ネズミには効く?】ホウ酸団子で駆除できる生き物
ゴキブリ駆除によく使われるホウ酸団子ですが、ゴキブリ以外の害虫などには効果があるのでしょうか?
ネズミには効果がほとんどない
ゴキブリはホウ酸を体外に排出することができないので、ホウ酸団子を食べると駆除することができます。しかし、ネズミはホウ酸団子を食べてもホウ酸を体の外に排出することができるため、駆除することが難しいです。
ネズミにはネズミに合った駆除方法を実践しましょう。以下の記事で詳しく解説しています。
シロアリには駆除効果がある
ホウ酸団子を食べると、ゴキブリだけでなく、シロアリの駆除も可能です。遅効性の毒であるため、死ぬまでに時間がかかりますが、シロアリの巣にアプローチできます。また、クロアリを駆除する効果もあります。
ゴキブリ用のホウ酸団子で、シロアリにも効果があるため、わざわざシロアリ用とゴキブリ用で分けて買う必要はありません。
手作りのホウ酸団子でシロアリ駆除を行う際は、ハチミツや砂糖を練り込むと、アリが好きな甘いホウ酸団子になり効果が増します。
ただしシロアリは家の基礎まで入り込んで巣食っているので、ホウ酸団子を置いておくだけでは完全駆除は難しいでしょう。業者に依頼するのがおすすめです。費用相場については以下の記事で紹介しています。
犬や猫には危険!ホウ酸団子使用時の注意
ホウ酸を口に入れない限りは、人体に大きな影響を与えることはありません。しかし小さい子どもやペットのいる家庭は不安が残るでしょう。
哺乳類に対して危険性の少ないホウ酸でも、間違って大量に摂取するのは危険です。高濃度のホウ酸による中毒や死亡例なども報告されています。
ペットがホウ酸を食べてしまったときの症状
主な中毒症状は、嘔吐や下痢・吐き気・頭痛などの消化器官症状、皮膚が赤くなる・表皮が剥がれ落ちるといった皮膚症状などが起こり得ます。
またホウ酸は肝臓で濃縮され、摂取量の40〜60%が尿として排泄されます。特に肝臓が障害されてしまうことが多いです。
ホウ酸の経口致死量
乳児 | 2〜3g |
幼児 | 5〜6g |
犬・猫 | 体重1kgあたり2g |
ホウ酸の経口致死量は乳児で2〜3g、幼児で5〜6gとされています。もしホウ酸の濃度が20%のホウ酸団子を食べた場合、乳児で約2つ、幼児で約4つが致死量となります。
犬や猫など小動物のホウ酸の経口致死量は体重1kgあたり2g、経口中毒量は体重1kgあたり0.2〜0.5gです。
このように少量のホウ酸でも死んでしまう危険があります。ホウ酸団子を食べられるものだと認識してしまう可能性がある子どもや認知症の高齢者、ペットのいる家では設置するのを控えてください。
ペットがホウ酸団子を食べてしまったときの対処法
摂取量 | 対処法 |
なめた程度(製品1g) | 水や牛乳を飲ませる(健康被害はない) |
1.5個以下(体重10㎏あたり) | 水か牛乳を飲ませる |
1.5個以上(体重10㎏あたり) |
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もしペットがホウ酸団子を食べてしまった場合は、真っ先に動物病院での受診を検討しましょう。動物病院では胃の内容物を吐かせ、胃の洗浄や下剤の投与といった治療を行ってくれます。
子供が飲み込んでしまった場合も同様に病院に行き、診察を受けるようにしましょう。
ホウ酸団子をなめた程度、または食べた量が少なければ水や牛乳を飲ませましょう。牛乳にはホウ酸を吸収する胃や腸などの消化器官の表面に被膜を形成し、成分の吸収力を下げる効果があります。
【子供やペットがいても安心】天然ハーブのゴキブリ除け
「子供やペットの誤飲が心配」「天然成分を使った商品を使いたい」という方は、天然ハーブのゴキブリ除けがおすすめです。ゴキブリを駆除する効果はありませんが、ゴキブリが家に侵入するのを防ぐ効果があります。
天然成分だけでできているため、化学合成殺虫剤を使用していません。
以下の関連記事では、子供やペットでも安心して使えるハッカ油について詳しく紹介しています。
ゴキブリ駆除のプロ探しはミツモアがおすすめ
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