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窓ガラスが割れた時の応急措置は?安全対策や破片の処分方法

最終更新日: 2025年03月21日

窓ガラスが割れてしまったらまずすべきことは、安全確保と最低限の応急措置です。とはいえ突然窓ガラスが破損したらパニックになり、どこから手を付けていいかわからなくなってしまいますよね。

窓ガラスが割れた際の応急措置についてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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窓ガラスが割れた時はまず安全確保!初動対応のやり方

窓ガラスの破片は尖っており、ケガの原因になりえます。応急措置を施す前にまずは安全確保を行うことが欠かせません

ここでは、窓ガラスが割れた際にまずすべきことについてまとめていきます。

  1. 家族やペットの安全を確保する
  2. 手袋やスリッパなどの保護具を着用する
  3. 割れた状況をスマホで撮影しておく

家族やペットの安全を確保する

子供やペット、高齢者などがガラスの破片を踏んでしまわないように注意を促してください。二次被害を防ぐためにも「ガラスが割れたので近付かないで」と周知することが大切です。

手袋やスリッパなどの保護具を着用する

素手で破片を触ると、ほんの小さな欠片でも怪我をする可能性があります。ガラス処理は必ず軍手や厚手のゴム手袋を着用し、足元には靴やスリッパを履くようにしましょう

割れた状況をスマホで撮影しておく

割れた窓ガラスと破片の飛散状況をスマホで写真に納めておきましょう

写真として記録を残しておけば、後で専門業者に依頼する際に正しい見積もりを出してもらいやすくなります。交換対象の窓ガラスの種類も適切に選んでもらえるでしょう。

割れた窓ガラスの処分手順・方法

窓ガラスの処分を間違えるとケガにつながります。

ここでは、割れた窓ガラスの処分方法について詳しく解説します。

割れた窓ガラスの処分に必要な道具を用意する

素手や素足でガラスの破片を処分するのは危険です。ケガを防ぐために、破片を安全に集められる道具を用意しましょう

以下に、作業に役立つ道具をまとめました。

道具・グッズ 入手先 使用時の注意点
厚手のゴム手袋・軍手 ホームセンター、ネット通販 素手厳禁。破片による怪我を防ぐため、必ず装着。水仕事用では薄く破れる恐れがあるため、破片が貫通しにくい頑丈なものを選びましょう。
靴・スリッパ 自宅にあるものを再確認 床に飛散した細かい破片を踏み抜かないために底が厚めのものが望ましいです。裸足や薄いソールの靴下は厳禁。
新聞紙・段ボール コンビニ、宅配の空箱など 大きな破片を包む際に活用。袋の破れ防止のため、包んでからポリ袋に入れると安全性が上がります。
粘着テープ(ガムテ) ホームセンター、100均 細かい破片を回収するときに便利。粘着面で小さなガラスを付着させることができ、最後はテープを丸めて廃棄すればOKです。
厚めのビニール袋 スーパーや通販など 割れたガラスを捨てるときに活用。破片で袋が破れないよう、二重にする・新聞紙などで包むとより安全です。
保護メガネ・ゴーグル ホームセンター、ネット通販 飛散する破片が目に入らないようにするために有効。代用品としてサングラスなどを使う場合もあるが、目の周囲が覆える専用のものが安全性を高めます。
厚手の大きな布 自宅にある不要な布など 作業中に破片が飛散しそうな時は、布をかけることで破片の飛び散りを軽減できます。ガラス面に貼り付けておくことで、万が一の破損拡大時にも飛び散りを抑えられます。

破片の大きさと飛散状況を確認する

割れ方によっては床だけでなく、家具や家電の裏など見えにくい場所まで飛び散る可能性があります。広範囲にわたって破片が散乱していないか、懐中電灯なども使って確認してください

保護具をつけて大きな破片から慎重に拾っていく

軍手や厚手のゴム手袋を装着した状態で、大きな破片を新聞紙や段ボールでくるみながら拾います。特に先端が尖っている破片は袋を突き破ることがあるため、紙や布で保護してからポリ袋へ入れると安全です。

掃除機や粘着テープで細かい破片を回収する

小さなガラス片はほうきとちりとりだけでは取り切れないことが多々あります。粘着テープを貼り付けて破片を回収するか、古いタオルを濡らして床を拭きながらチェックしてみましょう。掃除機を使う際は、破片が吸い込み口に引っ掛かり故障する場合もあるため注意が必要です。

窓枠やサッシの状態も確認する

ガラスだけでなく、窓枠やサッシも傷んでいる可能性があります。二重サッシの場合などは、もう一枚のガラスにヒビが入っていないかもチェックしましょう。

割れた窓ガラスの応急措置

ガラスの破片を処分し終えたら、窓ガラスの破損部分に応急措置を施しましょう。あくまで一時的な対処に過ぎないものの、窓ガラスを入れ替えるまでは措置をした状態で過ごすのが安全です。

応急措置は以下の4つです。

  1. ガムテープやビニールシートで覆う
  2. 段ボールで補強する
  3. 専用補修材を使う
  4. コーキング剤を使う

ガムテープやビニールシートで覆う

割れた部分の周囲にガムテープを貼り、内側や外側からビニールシートをかぶせると、風雨や侵入リスクをある程度防ぐことができます。ヒビだけの場合も、ヒビの上にガムテープを貼ることで割れの進行を防げる可能性が高まります

段ボールで補強する

大きく割れている場合は、段ボールを窓枠の大きさにカットして内側・外側どちらか一方に当てる方法が有効です。外からの目隠しにもなり、防犯上も多少の効果があります。

専用補修材を使う

ホームセンターなどで販売されている「ガラス補修テープ」や「窓用フィルム」を使えば、ビニールシートやガムテープより見た目がスッキリし、固定力も高いケースがあります。ただし、あくまで応急処置であり、完全な修理ではありません。

コーキング剤を使う

こちらも一時的な応急措置ではありますが、コーキング剤を使ってガラスの隙間を埋めることも方法の1つです。

とはいえ、垂直に立った窓ガラスをコーキング剤で補修するには、ある程度の経験とスキルが必要です。加えてコーキング剤がしっかりと乾くまでには時間がかかります。

コーキング剤を使った補修経験がない人にはおすすめできない方法ですので、注意してください。

応急措置が終わったら専門業者に窓ガラスの入れ替えを依頼しよう

応急措置を施したら、窓ガラスの専門業者に修理を依頼しましょう

窓ガラスは風や紫外線にさらされ続けるものですので、簡易的な措置を施しただけではすぐに劣化が進んでしまいます。早めに窓ガラスごと取り替えてもらい、安全な生活を取り戻すようにしてください。

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