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【2025年最新】二重窓のリフォームに補助金はいくらもらえる?制度や金額など

最終更新日: 2025年06月06日

二重窓(内窓)を設置する場合、1箇所あたり72,000円~150,000円(※)程度の費用がかかることが多く、複数の窓に設置するとなると高額になってしまいます。

二重窓の設置費用を抑える方法はいくつかありますが、最も効果的なのが補助金を活用することです。

補助金を活用することで、断熱性や防音性能を大幅に向上させる二重窓の設置費用を大幅に抑えられます。

二重窓設置に利用できる補助金の最新情報をチェックして、お得に省エネリフォームを実現しましょう。

※ミツモアにおける窓の交換・修理リフォームサービスの見積もり価格から算出。(2024年1月1日~12月31日)

二重窓の補助金の支給金額

二重窓リフォームで受け取れる補助金の額は、利用する制度や工事の内容、選ぶ窓の性能によって大きく変わります。高額な補助が期待できる制度もあれば、地域限定で細やかな支援を行う制度もあります。

このセクションでは、代表的な補助金制度の支給金額について、以下のポイントを解説します。

  • 国の主な補助金制度(既存住宅の断熱リフォーム支援補助金、先進的窓リノベ2025事業、子育てグリーン住宅支援事業)で、どの程度の金額が想定されるのか。
  • お住まいの自治体が独自に行っている補助金制度の可能性。

これらの情報を把握すると、ご自身の二重窓リフォーム計画に最適な補助金を見つけるのに役立ちます。

二重窓の補助金シミュレーション

二重窓リフォームに補助金を利用したいけれど、実際にいくらくらい補助されるのか見当がつかない、という方も多いのではないでしょうか。そんな時に役立つのが、各メーカーなどが提供しているオンラインのシミュレーションツールです。

これらのシミュレーターを利用すれば、ご自宅の窓の状況や希望する工事内容を入力するだけで、おおよその補助金額を簡単に把握できます。例えば、LIXILやYKK APといった大手窓メーカーのウェブサイトでは、「先進的窓リノベ2025事業」や「子育てエコホーム支援事業」に対応したシミュレーションが用意されており、どちらの制度を利用すればよりお得になるか比較検討することも可能です。





二重窓設置の補助金額
想定補助額
45,000
最小補助額
30,000
最大補助額
60,000

二重窓の補助金支援内容

二重窓へのリフォームで活用できる補助金は、国が主体となって行っているものから、各自治体が独自に行っているものまで多岐にわたります。それぞれの制度で、対象となる人、補助の上限金額、そして利用するための条件が異なります。

ここでは、代表的な国の補助金制度である「既存住宅の断熱リフォーム支援補助金」、「先進的窓リノベ2025事業」、「子育てグリーン住宅支援事業」、そして「各自治体からの補助金」について、その支援内容を詳しく見ていきましょう。

既存住宅の断熱リフォーム支援補助金

項目 内容
対象者 既存住宅の所有者(個人)
補助上限金額 戸建て(トータル断熱):120万円/戸
集合住宅(トータル断熱):20万円/戸
期間 例:令和7年度3月公募 2025年3月24日~2025年6月13日(※年度により複数回公募)
条件 ・登録された高性能建材を使用
・工事着手前の事前申請
・他の国庫補助との併用不可

既存住宅の断熱リフォーム支援補助金は、公益財団法人北海道環境財団(HEART)が実施している全国対象の制度です。既存の戸建て住宅や集合住宅の窓を含む断熱性能を向上させるリフォーム工事を支援します。

この補助金のポイントは以下の通りです。

  • 対象者: 既存住宅の所有者(個人)です。賃貸住宅の所有者も対象となる場合がありますが、詳細は確認が必要です。
  • 補助上限金額: 工事内容や住宅の種類によって異なり、例えば戸建て住宅で家全体の断熱を行う「トータル断熱」の場合、最大120万円です。集合住宅の場合は1戸あたり20万円です。
  • 期間: 公募期間が設定されており、年度によって複数回行われることがあります。例えば令和7年度3月公募は2025年3月24日から6月13日までです。予算に達し次第終了となるため、早めの確認が重要です。
  • 主な条件: HEARTが事前に登録した高性能な断熱材や窓ガラスを使うこと、工事前に申請が必要であること、そして国の他の補助制度との併用はできません。
  • *工事の範囲によって「トータル断熱」と「居間だけ断熱」の2つの区分があり、それぞれで補助額の計算方法や上限が定められています。**申請は工事の着手前に行う「事前申請」が原則で、申請者本人が行います。工事完了後にはエネルギー使用状況に関するアンケートへの協力が求められる点も特徴です。

先進的窓リノベ2025事業

項目 内容
対象者 窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等(賃借人も可)
補助上限金額 1戸あたり最大200万円
期間 工事期間:2024年11月22日~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)
条件 ・補助対象工事費5万円以上
・対象製品(高性能な断熱窓・ドア)を使用
・登録事業者による申請・工事

先進的窓リノベ2025事業は、環境省が行っている、既存住宅の窓を高断熱なものへ改修する費用を補助する制度です。1戸あたり最大で200万円という高額な補助が受けられるのが大きな特徴で、断熱性能の高い窓へのリフォームを検討している方には特におすすめです。

この事業の支援内容は、以下の点が挙げられます。

  • 対象者: 窓リノベ事業者(登録された工事施工業者)と工事請負契約を結び、対象となる住宅の所有者等であることです。賃貸物件の所有者の許可があれば賃借人も対象に含まれます。
  • 補助上限金額: 1戸あたり最大200万円です。ただし、工事の内容や選ぶ窓の性能、サイズによって補助額は変動します。
  • 期間: 補助対象となる工事の着手期間は2024年11月22日から予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)と定められています。
  • 主な条件: 補助対象となる工事費用(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換など)の合計が5万円以上であること、事業が定める性能基準を満たした対象製品を使うこと、そして申請手続きや工事は登録された「窓リノベ事業者」を通じて行う必要があります。

工事請負契約期間外に着工した場合は補助の対象外になるなど、細かな規定があるため注意が必要です。

参考:

LIXIL | 内窓設置省エネ・補助金シミュレーション

窓・ドアリフォーム省エネ補助金ナビ | YKK AP株式会社

子育てグリーン住宅支援事業

項目 内容
対象者 リフォームは全世帯対象(子育て世帯・若者夫婦世帯は上限額等で優遇措置あり)
補助上限金額 最大60万円/戸(リフォームの場合。世帯属性や工事内容により変動)
期間 対象となる着工日:2024年11月22日以降
交付申請期間:2025年3月31日~2025年12月31日(予算上限次第終了)
条件 ・必須リフォーム(開口部の断熱改修、外壁等の断熱改修、エコ住宅設備の設置)のうち2つ以上実施
・登録事業者による申請・工事

子育てエコホーム支援事業(リフォームに関しては旧:子育てグリーン住宅支援事業の枠組みを継承)は、国土交通省が行い、特に子育て世帯や若者夫婦世帯の省エネ改修等を支援する制度です。リフォームに関しては、子育て世帯に限らず全ての世帯が補助対象となる点がポイントです。

この事業における主な支援内容は以下の通りです。

  • 対象者: 子育て世帯や若者夫婦世帯だけでなく、リフォームについては全ての世帯が対象です。ただし、子育て世帯等には補助上限額の引き上げなどの優遇措置があります。
  • 補助上限金額: 工事内容や世帯属性により異なり、リフォームの場合は最大で60万円です(必須リフォーム2区分実施の場合は最大40万円など、条件により変動します)。
  • 期間: 2024年11月22日以降に着工したリフォーム工事が対象です。交付申請期間は2025年3月31日から2025年12月31日までですが、予算上限に達し次第終了します。
  • 主な条件: 必須リフォームとして定められている「開口部(窓・ドアなど)の断熱改修」「躯体部分(外壁・屋根・天井・床)の断熱改修」「エコ住宅設備の設置」のうち、いずれか2つ以上の工事を行う必要があります。窓のリフォームとしては、内窓の設置・交換、外窓の設置・交換、複層ガラスへの交換などが対象です。申請は登録事業者を通じて行います。

「先進的窓リノベ2025事業」と補助対象が重複しない範囲で併用できることもあります。

参考:

LIXIL | 内窓設置省エネ・補助金シミュレーション

窓・ドアリフォーム省エネ補助金ナビ | YKK AP株式会社

各自治体からの補助金

国が行う大規模な補助金制度に加えて、各都道府県や市区町村が独自に窓リフォームに関する補助金制度を設けている場合があります。これらの自治体による補助金は、国の制度と併用できたり、地域の実情に合わせた独自の条件が設定されていたりするのが特徴です。

お住まいの自治体が提供している補助金制度には、以下のようなものがあるかもしれません。

  • 上乗せ補助: 国の補助金に加えて、さらに自治体から補助金が支給されるケース。
  • 独自制度: 国の補助金の対象とならない小規模なリフォームや、特定の性能基準を満たすリフォームに対する独自の支援。
  • 地域限定型: その自治体に居住していること、または市内の業者に工事を依頼することなどが条件となる場合。

これらの情報は、各自治体のホームページや広報誌などで確認できます。 リフォームを計画し始めたら、まずはお住まいの自治体に問い合わせてみることをお勧めします。思いがけない支援が見つかるかもしれません。期間や条件は自治体ごとに大きく異なるため、個別の確認が必須です。

窓リフォームの補助金を支給する自治体例

国による補助金制度の他にも、お住まいの自治体が独自に窓リフォームの費用を補助する制度を設けていることがあります。これらの制度は、国の補助金と併用できる場合もあり、活用することでさらに自己負担額を軽減できる可能性があります。

ここでは、具体的な自治体の例として、「東京都」「神奈川県」「北海道札幌市」「大阪府大阪市」の補助金制度をご紹介します。お住まいの地域で同様の制度がないか、ぜひ確認してみてください。

東京「既存住宅における省エネ改修促進事業」

項目 内容
対象者 東京都内に助成対象となる住宅を所有する個人、法人、マンション管理組合等
補助上限金額 1戸あたり最大130万円(窓の種類や性能により変動)
期間 申請受付期間:例 2025年5月30日受付開始(※年度により異なるため要確認)
対象工事着手:令和7年4月1日以降
条件 ・都内にある既存住宅で使用実績があること
・指定された性能基準を満たす未使用の高断熱窓・ドア等の設置
・工事前の事前申込み必須

東京都では、「既存住宅における省エネ改修促進事業」を通じて、都内の既存住宅の省エネルギー性能を高めるための改修工事を支援しています。高断熱窓への交換も対象となり、都民にとっては見逃せない制度です。

この事業の主な内容は以下の通りです。

  • 対象者: 東京都内に助成対象となる住宅を所有する個人や法人、マンション管理組合などです。
  • 補助上限金額: 1戸あたり最大130万円です。窓の種類や性能、サイズによって、1枚あたりの助成額が細かく定められています(例:内窓設置で1枚あたり7,000円~53,000円)。
  • 期間: 申請受付開始は例年5月下旬頃ですが、年度によって異なります。対象となる工事は、令和7年度の場合、令和7年4月1日以降に着手するものです。
  • 主な条件: 東京都内にある既存住宅で、過去に人が居住した実績のある住宅であること、国の補助制度の対象製品として登録されているもの、またはクール・ネット東京が定める特定の熱貫流率を満たす未使用の高断熱窓・ドア・断熱材・高断熱浴槽を設置する工事であること、そして工事着手前の「事前申込み」が必須です。

東京都が行う他の補助金(例:太陽光発電システムの補助金など)との併用は原則としてできません。 申請は電子申請が推奨されています。

神奈川「令和7年度神奈川県既存住宅省エネ改修事業費補助金」

項目 内容
対象者 神奈川県内の対象住宅を所有し、常時居住している個人
補助上限金額 窓改修:20万円または補助対象経費の1/3のいずれか低い額
期間 申請受付期間:令和7(2025)年4月25日~令和7(2025)年12月26日
工事完了期限:令和8(2026)年3月31日
条件 ・県内にある耐震性が確保された既存住宅
・指定の補助対象製品を使用
・工事着手前の申請と交付決定が必要

神奈川県では、「神奈川県既存住宅省エネ改修事業費補助金」により、県内の既存住宅における窓などの省エネ改修工事を支援しています。家庭部門でのエネルギー消費量削減を目指すこの制度は、神奈川県民にとって窓リフォームの大きな助けになります。

この補助金制度のポイントは以下の通りです。

  • 対象者: 対象となる住宅を所有し、そこに常時居住している個人です。
  • 補助上限金額: 窓の改修の場合、20万円または補助対象経費の3分の1のいずれか低い額が上限です。壁や天井、床の断熱改修もそれぞれ同様の条件で補助対象です。
  • 期間: 令和7年度の申請受付期間は2025年4月25日から12月26日まで、工事の完了期限は2026年3月31日です。先着順で、予算額や予定件数に達した場合は早期に終了する可能性があります。
  • 主な条件: 神奈川県内にある既存住宅で、現行の耐震基準を満たすなど耐震性が確保されていること、国の補助金制度の対象製品など、県が指定する補助対象製品を用いた窓の改修であること、そして工事着手前に申請し、県の交付決定通知を受けてから工事に着手する必要があります。

国の補助金や市町村の補助金と併用できることもありますが、それぞれの補助金の規定をよく確認し、併用条件を満たす必要があります。

北海道札幌市「札幌市住宅エコリフォーム補助制度」

項目 内容
対象者 市税の滞納がない札幌市民(法人含む)
補助上限金額 総工事費(税抜)の10%または50万円のいずれか少ない額。
(窓は面積に応じた単価設定あり。例:1.6㎡以上2.8㎡未満で13,000円/箇所)
期間 申請受付:年複数回(例:第1回 令和7年5月23日~6月5日)
工事対象期間:令和7年4月1日契約~令和8年1月31日完了
条件 ・札幌市内の既存住宅
・札幌市内に主たる営業所を有する建設業者による施工
・指定の熱貫流率基準を満たす窓
・「出荷証明書」の提出必須
・補助金合計3万円以上、かつ税抜きの総工事費が30万円以上

北海道札幌市では、「札幌市住宅エコリフォーム補助制度」により、市民が行う省エネ改修やバリアフリー改修を支援しています。地域経済の活性化と市民の住環境向上を目的とした、札幌市独自の制度です。

この制度の主な特徴は以下の通りです。

  • 対象者: 市税の滞納がない札幌市民(法人も含む)です。
  • 補助上限金額: 税抜きの総工事費の10%または50万円のいずれか少ない方です。窓・玄関扉の断熱改修は、その外寸面積に応じて1箇所あたりの補助金額が定められています。
  • 期間: 申請受付は年に複数回設けられることがあり、例えば令和7年度の第1回受付は5月23日から6月5日です。工事の対象期間は令和7年4月1日に工事契約を結び、令和8年1月31日までに完了する工事です。申請額が予定額を超えた場合は抽選となります。
  • 主な条件: 札幌市内にある既存住宅であること、建設業法に基づく許可を受け、かつ、札幌市内に主な営業所を持つ事業者に工事を依頼すること、熱貫流率 U≤1.90 W/(m2⋅K) を満たす窓への交換または増設であること、補助金の合計額が3万円以上かつ税抜きの総工事費が30万円以上であることなどが挙げられます。

特に注意すべき点として、国の補助制度で利用できる「性能証明書」ではなく、メーカー等が押印した「出荷証明書」の提出が必須である点が挙げられます。 また、窓のガラス交換のみの工事は補助の対象外です。

大阪「大阪市住宅省エネ改修促進事業」

項目 内容
対象者 大阪市内にある対象住宅の所有者
補助上限金額 省エネ基準レベル:最大30万円/戸<br>ZEHレベル:最大70万円/戸
期間 交付申請の提出期限:令和8(2026)年1月30日
完了実績報告の提出期限:令和8(2026)年3月13日(※年度により要確認)
条件 ・大阪市内にある住宅(昭和56年6月1日以降着工、建築基準法等適合)
・指定の省エネ基準またはZEH基準を満たす改修
・部分改修は居間を含む2室以上の全窓改修等
・国の補助制度と補助対象が重複する場合、併用不可

大阪府大阪市では、「大阪市住宅省エネ改修促進事業」を通じて、市内の既存住宅の省エネ改修工事を支援しています。開口部(窓・ドア)の改修も対象となり、市民の省エネ意識向上と快適な住環境の実現を目指しています。

この事業の主なポイントは以下の通りです。

  • 対象者: 大阪市内にある対象となる戸建て・共同住宅の所有者です。
  • 補助上限金額: 改修レベルに応じて異なり、「省エネ基準レベル」の改修で最大30万円、「ZEHレベル」の改修で最大70万円です。
  • 期間: 令和7年度の場合、交付申請の提出期限は令和8年1月30日、工事完了後の実績報告の提出期限は令和8年3月13日です。年度により異なるため、必ず最新情報を確認してください。
  • 主な条件: 大阪市内にある住宅で、昭和56年6月1日以降に着工したものであり、建築基準法等に適合している必要があります。改修後の住宅が省エネ基準またはZEH水準に相当することについて、BELS等の第三者機関による評価・認証を受ける「全体改修」か、改修部分が仕様基準等に適合し、かつ居間を含む2つ以上の居室における外気に接する窓すべての改修を行う「部分改修」が対象です。

申請前に「事前相談シート」の提出が推奨されており、大阪市行政オンラインシステムからの申請も可能です。 「大阪市住宅省エネ改修促進事業」と補助対象が重複する国の補助制度との併用はできない点に注意が必要です。

補助金が使えなくても二重窓の費用を安くするコツ

補助金を利用できない場合でも、いくつかのコツを使えば二重窓へのリフォームにかかる費用を抑えることができます。代表的なコツを3つご紹介します。

安くするコツの詳細をチェックして、リフォーム工事にあった方法で総工費を節約しましょう。

① 相見積もりで安い業者に依頼する

窓リフォームの費用は依頼する業者によって異なるケースが多いです。総工費が業者ごとに違うのは、基本工事に含まれる工事の違いやオプション工事の価格など、人件費など各種経費の設定が異なるためです。

なるべく安く窓のリフォームを行うには、複数の業者からリフォーム費用の見積もりを取って比較し、価格交渉をすることが重要です。価格交渉を手間だと感じるのであれば、一括見積もりサイトを使うことで、はじめから他社の存在を意識した総工費を提示するようになるため、価格交渉の手間を少なくできます。

見積もりを取るときは以下のポイントに注意しましょう。

  • 5社程度を目安に見積もりを取る
  • 工事内容や使用する窓の種類・グレードなど条件を揃えて比較する
  • 見積書の内訳が詳細に記載されているか確認する
  • 実績や保証・アフターサービスも考慮する

ミツモアでは簡単な質問に答えるだけで、条件にマッチした最大5つの事業者からの見積もりが届きます。見積書の比較もしやすく、口コミや保証の有無なども簡単にチェックできます。

窓リフォームの相見積もりを取る

② 必要な機能のみを持った窓に交換する

窓の中には防犯や防音、断熱性能に優れた高性能な窓があります。高性能な窓に交換すれば住宅の環境は良くなるものの、交換に多額の費用が必要になる点に注意が必要です。

予算や窓を設置する環境を考えて、必要な機能のみを持っている窓に交換することも窓リフォームの費用を節約するうえで効果的です。

③ 1度に複数個の窓のリフォームをする

リフォーム業者によっては、同時に複数箇所の窓リフォームをすることで割引を実施していることがあります。また窓のリフォームは1箇所ずつ行うよりも1部屋すべての窓を改修することで断熱性能の向上などのメリットを感じやすくなります。

1つの窓だけをリフォームする場合と家全体の窓をリフォームする場合では、1箇所あたりの工事単価が割安になることが多いです。

また業者の選定などの手間も1度で済みます。将来的に他の窓もリフォームする予定があるなら、まとめて工事することを検討してみると良いでしょう。

ただし予算との兼ね合いもあるためリフォーム業者とよく相談して計画を立てることが大切です。

二重窓の補助金の申請方法と支給までの流れ

二重窓のリフォームで補助金を利用する場合、申請から実際に補助金が支給されるまでには、いくつかのステップがあります。制度によって細かな違いはありますが、一般的な流れを把握しておくとスムーズに進められます。

補助金活用のための主な手順は、以下の通りです。

  1. 情報収集と比較検討: 利用できそうな補助金制度を探し、それぞれの対象条件、補助額、申請期間などを比較します。国の制度だけでなく、お住まいの自治体の制度も確認しましょう。
  2. リフォーム業者への相談と見積もり取得: 補助金制度の利用に詳しいリフォーム業者に相談し、工事の見積もりを取ります。この際、補助金申請のサポートが可能かどうかも確認しておくと安心です。
  3. 補助金の申請手続き(事前申請が基本): 多くの補助金制度では、工事の契約前や着工前に申請が必要です。必要な書類を揃え、指定された方法で申請します。業者によっては申請代行をしてくれる場合もあります。
  4. 交付決定通知の受領: 申請内容が審査され、問題がなければ補助金の「交付決定通知」が届きます。この通知を受けてから工事の契約や着工に進むのが一般的です。
  5. リフォーム工事の実施: 交付決定の内容に従って、リフォーム工事を行います。
  6. 工事完了と費用の支払い: 工事が完了したら、業者に工事費用を全額支払います。補助金は後払いが基本なので、一時的に全額自己負担です。
  7. 実績報告書の提出: 工事完了後、指定された期間内に工事内容や支払いを示す書類(領収書、工事前後の写真など)を揃えて実績報告書を提出します。
  8. 補助金額の確定と支給: 実績報告書が審査され、補助金額が最終的に確定します。その後、指定した口座に補助金が振り込まれます。

各補助金制度の公式サイトや公募要領を必ず確認し、不明な点は事務局やリフォーム業者に問い合わせることが重要です。

窓リフォームで補助金を使うときの注意点

補助金を使えば、少ない自己負担金で窓のリフォームができます。しかし補助金を受けるにはいくつかの注意点があります。

補助金を活用するためには事前に情報を集めておくことが重要です。こまめに補助金事業の公式サイトを確認し、手順等に誤りがないかもチェックしておきましょう。

① 補助金は後払いなので事前に資金を用意する

補助金はリフォーム工事の前に支給されるわけではありません。概ね以下の流れで支給がされます。

  1. リフォーム工事前の事前申請
  2. リフォーム工事の着工
  3. リフォーム工事の終了・引き渡し
  4. 必要書類の提出
  5. 補助金支給に関する審査
  6. 補助金の支給

工事費用はいったん全額自己資金で支払う点に注意が必要です。補助金が入金するまでの期間も考慮し、事前に資金計画をしっかりと立てておきましょう。

② 工事の依頼前に受付期間を確認する

各補助金制度には必ず申請の受付期間が設定されています。申請期間を過ぎると条件を満たしていても申請を受け付けてもらえなくなります。また予算の上限に達した時点で期間内でも受付を終了する、先着順の制度も多いです。

リフォームを計画し始めたら、まずは利用を検討している補助金制度の公募状況や受付期間、締切日を確認しましょう。工事の契約や着工は、補助金の申請手続きや交付決定のタイミングも考慮して進める必要があります。交付決定前に着工してしまうと補助金支給の対象外となるケースも多いため、着工期間の設定には注意が必要です。

③ 必要な事務手続きを確認する

補助金を受けるためには様々な書類の準備や手続きが必要です。手続きを正確に行わないと補助金が不支給になります。

具体的に必要な書類は申請する補助金制度ごとに異なりますが、概ね以下の書類が必要になるケースが多いです。

  • 補助金の申請書
  • リフォーム工事の計画書や見積書など
  • 工事前後の写真
  • 住民票・納税証明書
  • 工事完了報告書・請求書・領収書のいずれか

手続きはリフォーム業者が代行するケースが多いものの、申請に関する最終的な責任は申請者本人にあります。業者に丸投げするのではなく、申請内容をしっかり確認して協力して進めることが大切です。補助金の申請に関して不明な点がある場合はそのままにせず、業者や補助金制度の事務局に確認を取りましょう。

ミツモアで二重窓の補助金を利用した人の口コミ

お客様★★★★★ 5.0
見積料金 0円
2023年08月24日
参考情報
【依頼した内容】ガラスのみの交換・修理 【窓ガラスの大きさ】大サイズ(約210cm×135cm) 【ガラスの種類】断熱ガラス
断熱性の良いガラスに交換しました。 補助金も使えるやつです。 思ってた以上にUVカットも高く今までのガラスより防熱性も高いです。 窓ガラスを解放したままでの1日は気持ちの良いものです。 料金も明瞭で納期も早く商品選定にも真摯にお付き合いくださった業者さんで大変満足しております。大手の施工会社に頼むのより料金も安く融通が利くと思いました。

二重窓へのリフォームは補助金を活用して費用を抑えよう

ミツモアでプロに仕事を依頼する流れの図解

窓リフォームは窓枠ごと交換するときは、一般的な透明ガラス1枚あたり72,000円~150,000円(※)と高額になるケースが多いものの、補助金の活用により最大で200万円の助成を受けられる可能性があります。

補助金を活用することで、少ない自己負担額で高性能な窓にリフォームすることもできます。補助金支給の要件をチェックして、リフォームに使える補助金がないか確認しましょう。

もし利用できる補助金がない場合でも、一括見積もりで業者を選ぶことで総工費を抑えることが可能です。

※ミツモアにおける窓の交換・修理リフォームサービスの見積もり価格から算出。(2024年1月1日~12月31日)

窓リフォーム業者を一括見積もりで選ぶ