洗面所の水トラブルは止水栓で対処。修理業者を選ぶポイントも解説

止水栓を操作することで、洗面所の水トラブルの応急処置ができます。

止水栓の役割や操作方法を紹介するので、実際に試してみましょう。

水トラブルが解消されないときは業者に頼るのがおすすめです。業者の選び方についても触れていきます。

洗面所の止水栓がもつ役割

止水栓には具体的にどのような役割があるのでしょうか？

洗面所の水トラブルに素早く対応できるように、止水栓がある場所についても確認しておきましょう。

止水栓の役割とは？

止水栓には主に三つの役割があります。

洗面所の止水栓はどこにある？

築年数の浅い最近の住宅であれば、ほとんどの止水栓は各水回りの付近にあり、洗面所なら洗面台の下にあります。

洗面台のキャビネットを開けて中をのぞくと、パイプ状の「給水管」と「給湯管」が見えるでしょう。

止水栓は給水管の中央付近にあり、バルブはハンドルやマイナスドライバーのような形状をしています。

2本のパイプがパネルや扉でカバーされていて、じかに見えないこともあります。カバーを取り除くと止水栓があるでしょう。

止水栓の操作方法

間違った処置をしてしまうと水漏れが止まらないどころか、悪化させてしまうこともあります。

自分で応急処置や修理をする際は、操作方法をしっかり把握しておくことが大切です。

バルブを回して止水する

水漏れが発生したら、バルブを「時計回り」に回すと閉めることができます。

大切なポイントは、止水栓や給水管の状態をよく確認することです。長期間使用しているものだと、劣化していることも考えられるためです。

茶色や緑色のさびが浮いている場合は、腐食している可能性があるでしょう。

腐食している状態でバルブを回すと給水管が破損するリスクがあり、大きなトラブルにつながることもあるため、注意しましょう。

止水栓が回らないときの対処法

止水栓が回らないときは、閉める方向を間違っている可能性があります。閉めるなら「時計回り」、開けるなら「反時計回り」と覚えておきましょう。

栓が全開の状態で開ける方向に回しても、それ以上は回りません。閉めるつもりで開ける方向に回していないか、確認しましょう。

さびが原因で回らないことも珍しくありません。市販の「さび落とし」や「潤滑油」を使用することで、回るようになる場合もあります。

マイナスドライバーを使用するタイプの止水栓の場合は、「ウォーターポンプフライヤー」を使ってみましょう。傷が付かないように布を挟み、栓の根元をしっかりつかんで回します。

止水栓の水漏れはパッキン交換で対処

止水栓の水漏れは業者に修理を依頼しなくても、接続部分のパッキンの交換で対処できるケースも少なくありません。

パッキンの種類が分かれば、ホームセンターなどで手頃な価格で購入でき交換作業も簡単です。

止水栓の劣化や破損が原因でなければ、まずは自分でパッキンを交換して様子を見るのがよいでしょう。

またナットが緩んでいることが、水漏れの原因になっているケースもあります。レンチで締めるだけで問題が解決する場合もあるので、試してみましょう。

水トラブルが解消されないときは業者に相談！

自分で水トラブルの解消が難しいときや不安があるときは、業者に相談するのがおすすめです。業者の選び方や賃貸の場合の対処法について紹介します。

水道修理業者を選ぶポイント

満足のいくサービスを受けるためには、いくつかの業者から見積もりをもらい、比較検討することが大切です。

具体的には「価格」「内容」「期間」を確認しましょう。

料金には出張料や部品代、作業料などが掛かり、8,000～10,000円が相場といわれています。

内容については業者によって変わることもあります。止水栓のみを修理する業者もあれば、パイプの交換を提案する業者もあるでしょう。

修理が完了するまで洗面台が使えないため、修理にかかる期間も大切なチェックポイントです。なかには夜中でも対応してくれる業者もあるので、状況に応じて選ぶことが大切です。

「ミツモア」なら、簡単な質問の選択をするだけで手軽に業者のマッチングが可能です。無料で素早く見積もりの取り寄せができるので、手間や時間を省くことができます。ミツモアのサービスを利用し、希望にぴったりの業者をみつけましょう。

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賃貸の場合は管理会社に連絡する

マンションやアパートなど賃貸の場合は、まず管理会社や大家に連絡をします。管理会社が建物の維持や管理を行っていることが多く、業者の手配もしてくれることがあるためです。

またマンションなどの場合は、自分の部屋だけでなく、他の部屋にも影響することも考えられます。自己判断で業者に依頼してしまうと、思わぬトラブルにつながるかもしれないためやめましょう。

管理会社から自分で業者を手配するように指示された場合は、契約している業者の有無や、誰が費用を負担するのか確認しましょう。

洗面所の水道トラブルは業者に依頼しよう

洗面所の水トラブルは、まず止水栓を閉めて応急処置をすることが大切です。ただし、止水栓が劣化している場合は、無理に回すと破損して大きなトラブルにつながることもあるため、力加減には注意しましょう。

パッキンを交換するだけで解決するケースもありますが、修理に不安がある人は業者に依頼するのがおすすめです。ミツモアの無料一括見積もりを利用して、満足度の高い業者をみつけましょう。