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ハンガーの正しい捨て方を素材別に解説!ゴミ出し以外の処分方法も紹介

最終更新日: 2024年06月28日

引っ越しや部屋の片付けなどで、不要なハンガーを処分する必要に迫られることもあるでしょう。ハンガーの素材や、自治体によって処分方法が異なるため、適切な捨て方を把握しておくことが大切です。ハンガーの処分方法について解説します。

①素材ごとに分別して自治体のごみに出す

ハンガーを自治体のごみに出す際の分類は以下の通りです。
捨て方は基本的に他のごみと同じで、ごみ袋に入れて回収場所に出せばよいです。

木製のハンガー 可燃ごみ

※金属部分がある場合は事前に外す

プラスチックハンガー 可燃ごみか不燃ごみ(自治体による)
針金・ステンレス製のハンガー 金属ごみか不燃ごみ(自治体による)
角ハンガー(ピンチハンガー) 折りたたんだ際の大きさによって異なる

  • 一辺30cm以下ならハンガーの素材によって分別
  • 一辺30cmを超えるなら粗大ごみ

ごみの分別方法は自治体によって異なる場合があるので、正しい処分方法を自治体のHPなどで確認しましょう。

木製のハンガー|可燃ごみ

木製ハンガー

木製ハンガーは基本的に可燃ごみとして捨てることが可能です。

ただしフックなど一部のパーツが金属製になっている場合には、金属部分を取り外し、木製の部分と分けてからごみに出してください。

ペンチなどで金属の部分をつかんで引っ張れば取り外すことができます。取り外した金属製のパーツは、金属ごみや不燃ごみに出しましょう。

なおハンガーが複数の素材で出来ている場合の対応方法は、自治体によって異なります。

木製ハンガーの金属部分をできる限り分離するよう求めている自治体もあれば、金属部分が付いたまま可燃ごみとして出せる自治体もあります。たとえば杉並区では、一部金属部分を含む木製・プラスチック製のハンガーであっても、可燃ごみとして処分することが可能です。

正しい捨て方については、お住まいの自治体のルールをチェックしましょう。

プラスチックハンガー|可燃ごみ・不燃ごみ

プラスチックハンガー

プラスチックハンガーは多くの自治体で可燃ごみとして処分できるものの、不燃ごみとして処分する自治体もあるなど、対応が異なる場合があります。

お住まいの自治体のルールに従って処分しましょう。

分別方法の例

横浜市 可燃ごみ
名古屋市 可燃ごみ
大阪市 普通ごみ(可燃ごみ)
奈良市 不燃ごみ

針金・ステンレス製ハンガー|不燃ごみ・金属ごみ

金属性ハンガー

針金製やステンレス製などの金属製ハンガーは、多くの場合不燃ごみに分類されます。針金の部分を覆っているビニール部分も含めて、不燃ごみとして処分するように定めている自治体が多いです。

ただこちらも自治体によって分類が異なり、金属ごみに指定している自治体も一定数あります。例えば横浜市や川崎市では針金・ステンレス製ハンガーは金属ごみの扱いです。

市町村 金属製(針金、ステンレス)ハンガーの分類
横浜市 小さな金属類

※30cm以上のものは粗大ごみ

川崎市 小物金属
参考:横浜市ごみ分別辞典「MIctionary(ミクショナリー)」| ごみと資源物の出し方一覧表 |横浜市
   小物金属(30cm未満の金属製品・かさ・針金ハンガー) |川崎市

なおクリーニング店で服を受け取った際に付いてくる針金のハンガーは、廃棄せずにクリーニング店に返却することをおすすめします。返却すればクリーニングの割引やポイント特典など、お得なサービスが付いてくることがありますよ。(詳しくは「販売店やクリーニング店に返却する」をご覧ください)

角ハンガー|大きさによって異なる

角ハンガー

フレームに洗濯ばさみがたくさん付いている角ハンガー(ピンチハンガー)は、折りたたんだ際に一辺が30cm以下であれば、一般のごみと同じように製品の素材によって分別を決めます。

一辺が30cmより大きかったり、自治体が指定しているごみ袋に収まらない大きさの場合には、粗大ごみとして出しましょう。

②販売店やクリーニング店に返却する

針金ハンガー

ハンガーは衣料品店やクリーニング店を利用した際、衣服と一緒に付いてくることが多いアイテムです。購入したお店やクリーニング店にハンガーを返却することも多いです。

クリーニング店によっては、ハンガーを返却することで特典が付いてくることもあり、捨てるのがもったいない方にはぴったりの処分方法ですよ。

例えば大手クリーニング会社の「白洋舎」では、ハンガーを5本回収するごとに1ポイントをもらえ、ポイントがたまれば景品と交換することができます。

<無料回収を行っているクリーニング店の例>

③フリマサイトでお金に換える

スマホとパソコン

人気の高いフリマサイトを利用すれば、不要なハンガーを売ってお金に換えることができます。注意点としては、できるだけ質の高いハンガーを出品することです。

クリーニング店などで付いてくるような、プラスチック製やワイヤー製の安価なハンガーを出品しても、売れる可能性はそれほど高くありません。スーツ用や衣服の形状を保つ機能を備えたハンガーなら、売れやすいでしょう。

④支援物資を集める社会貢献団体へ寄付する

手のひらの上のハート

不要なハンガーを、社会貢献団体に寄付する方法もあります。不要とはいえまだ使えるものであれば、寄付という形で再利用した方が資源の有効活用につながります。物資を必要としている人々の役にも立つでしょう。

寄付をする場合、ハンガーだけに限らず生活用品全般を寄付できます。まだ使えるものであれば、ハンガー以外のものを一緒に寄付するのもよいでしょう。不用品を処分できると同時に人道支援もできる、社会貢献型の処分方法です。

ただし団体がハンガーの回収を受け付けているかは事前に確認し、必ずハンガー回収を実施している団体に寄付するようにしてください。

参考:NPO法人 ワールドギフト

⑤不用品回収業者に回収してもらう

大量のハンガーの処分をしたいなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。

不用品回収を頼むメリット・デメリット

【メリット】ごみを出す手間を省ける

忙しくて時間のない方なら、指定日の決まった時間までにごみを出せないことがあるでしょう。

特にハンガーは素材ごとにごみの分類が異なるため、一日ですべてごみに出すことが難しいです。

不用品の回収業者へ依頼すれば、好きなタイミングで不要なハンガーを一気に処分できるので、時間を有効活用できます。

【メリット】分解しないで回収してもらえる

木製のハンガーで、フックの部分が金属など、2種類以上の素材を使用したハンガーの場合、分解が必要です。分解はペンチを使って部品を外したり、部品ごとにまとめたりと手間と時間がかかってしまいます。

回収業者に依頼すると分解をせずに回収してもらえる業者が多いので、ラクに処分できます。

【メリット】別の不用品も一緒に回収してくれる

不用品回収業者に依頼すれば、ハンガー以外の不用品も一緒に引き取ってもらえます。着なくなった洋服や靴、古本、大きな家具などがある場合は、まとめて回収を依頼しましょう。

【デメリット】ほかの処分方法に比べて費用がかかる

不用品回収は、処分に必要な手間をすべて任せられる代わりに回収料金がかかります。物品ごとの料金の他に、基本料金がかかる場合も多いので、少量の不用品だけを処分したい場合にはコストパフォーマンスが低いでしょう。

大量のハンガーが余っている場合や、ハンガー以外にもいくつかの不用品をまとめて処分したい場合に利用すべき方法だといえます。

関連記事:不用品回収を業者に依頼するときの費用相場は?選び方や注意点も紹介|ミツモア

優良な不用品回収業者の選び方

不用品回収業者を探すなら、信頼できる業者を選ぶことが大切です。優良業者を選ぶには、以下のポイントを押さえておくと安心です。

  • 古物商許可を取得している
  • 市区町村から許可を受けている
  • 料金体系が明確
  • 口コミ評価が高い
  • 問い合わせのレスポンスが早い

不用品回収会社の中には、正規の営業許可を取っていない悪質な業者も存在します。悪質な業者に依頼すると、回収を依頼した不用品が山林などに不法投棄されることにもなりかねません。

また悪質な業者の中には、法外な料金を請求してくるところもあります。

関連記事: 優良な不用品回収業者の選び方|確認すべきポイントや悪徳業者の特徴|ミツモア

ミツモアならお住まいのエリアで、最大5社からの見積もりを受け取れます。金額はもちろん、口コミや業者の情報を事前に確認できるので、条件に合った回収業者を見つけやすいのが魅力です。

ミツモアで不用品回収を依頼する

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

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「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

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まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
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FAQ:不用品回収で回収できないものについて