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七五三お祝いの食事会はどうする?自宅メニューと外食の予算を紹介

最終更新日: 2024年06月28日

七五三のお祝いでは、ご祈祷・写真撮影・食事会などを行うのが一般的です。七五三のお祝いの食事会で必要な準備について、自宅で食事・家族で外食・三世代で外食の3パターンにわけて解説します。食事メニューや外食の予算について、把握しておきましょう。

七五三を自宅でお祝いする際の定番メニュー

七五三を祝う食事会を自宅でする場合におすすめの、定番メニューです。お祝いの席で縁起がよいとされているメニューと、その由来について紹介します。

鯛料理

鯛料理

体が赤と白で縁起がよい真鯛は、お祝いの食事メニューとして人気です。赤と白は日本人にとって縁起がよい色の組み合わせで、水引でもよく目にするものです。

色だけではなく、「めでたい」の語呂合わせも宴席にピッタリな理由の1つです。尾頭付きの鯛の塩焼きは、立派な見た目で食卓を豪華に演出してくれます。

子どもが小さい場合は、食べる前に小骨を取ってあげる必要があります。尾頭付きの塩焼きにこだわらず、鯛の切り身を使った鯛めしや、茶碗蒸しの具にするなど、子どもが食べやすいようにしてもよいでしょう。

えび料理

有頭えび 画像

有頭えびは尾頭付きの鯛と並ぶ縁起物です。鯛と同じく赤と白の組み合わせになっているので、お祝い事にふさわしい食材とされています。

ひげが長く腰が曲がっているえびの姿は、長寿をイメージさせることも縁起物の所以です。目が飛び出している様子は「めでたい」の語呂合わせ、脱皮を繰り返す生態からは「生まれ変わる・成長」を連想できます。

縁起のよいえび料理は、子どもの成長をお祝いし、健康と長寿を祈る行事である七五三のメニューとして人気です。

赤飯

お赤飯 箸

赤色はめでたいだけでなく、邪気を祓う力があると古くから考えられていました。赤飯は魔除けとして、現在でもお祝いの食事でよく振る舞われています。

昔は赤米を蒸して赤飯を作っていましたが、現在は炊飯器で赤飯を簡単に炊けるセットも販売されています。もち米でも白米でも、水と赤飯の素を混ぜて炊くだけなので手軽です。手をかけずにお祝いメニューを作れるため、自宅で七五三のお祝いをする際に便利です。

紅白なます

紅白なます お箸

にんじんと大根を千切りにし、甘酢に漬けた紅白なますも、七五三のお祝いメニューの定番です。味がサッパリしているので、宴席での口直しとしても最適です。

にんじんの赤と大根の白の組み合わせから、縁起がよいとされています。にんじんと大根が千切りになっているのは、紅白の水引をイメージしているともいわれています。

紅白なますは簡単に作れる上、1週間ほど日持ちするので、作り置きが可能です。前日に作っておけば味がなじみ、おいしく食べられるでしょう。

お寿司

お寿司 お祝い

自宅で用意できる七五三メニューとして、ちらし寿司・手巻き寿司・手毬寿司なども人気です。ちらし寿司や手巻き寿司を作る際は、えび・たまご・きゅうり・イクラなどのさまざまな食材を使用すると、お祝いの席が華やかになります。

手毬寿司は一口サイズの丸いお寿司です。見た目がかわいいだけでなく作りやすいので、自宅でのお祝いにピッタリです。お刺身や漬物を乗せたり、大葉で巻いたりと、さまざまなアレンジができます。

子どもが好きなもの

お子様ランチ画像

七五三の主役は子どもなので、七五三の定番メニュー以外にも、子どもが好きなメニューも用意しましょう

ハンバーグやから揚げ、縁起物のえびを使ったえびフライなどは、子どもが喜ぶメニューです。ピザをデリバリーしたり、七五三のケーキや和菓子などのデザートを用意したりするのも人気があります。

和菓子は紅白饅頭がお祝い菓子の定番です。七五三の写真を前撮りしている場合、フォトケーキを用意すると盛り上がります。子どもの好きなメニューやデザートを用意して、子どもが喜ぶ工夫をしてあげましょう。

家族で外食する場合のお店と予算

祖父母や親戚などを招待せず、七五三のお祝いの食事を家族だけで楽しむのもよくあるケースです。外食するお店の候補や、予算について解説します。

家族で七五三をお祝いするお店の候補

家族だけでお祝いの食事に行く場合は、子どもが楽しめることをメインにして、お店を選ぶ人が多い傾向があります。ファミレスや回転寿司など、カジュアルに食事を楽しめるお店が人気です

静かにしているのが難しい年頃の子どもでも、個室があるお店なら、気を遣わずに食事ができます。

ファミレスでは家族それぞれが、自分の食べたいものを注文できます。回転寿司はお寿司だけではなく、子どもの好きな揚げ物などのおかずやデザートも豊富なので、家族全員で楽しめるでしょう。

家族で外食する際の予算

家族で七五三のお祝いするお店として、ファミレスや回転寿司を利用する際の平均的な予算を紹介します。

子どもの年齢にもよりますが、1人あたりの予算は1,000~2,000円程度です。大人2人、子ども1人の3人家族なら、家族全員の予算は3,000~6,000円程度が目安になります。

子どもが食べる量や、ランチ・ディナーなどの時間帯で費用は変わります。ファミレスや回転寿司に行く場合は、お手頃価格でお祝いできるでしょう。

三世代で外食する場合のお店と予算

七五三のお祝いの食事に祖父母を招待し、三世代で外食をするケースもあります。お店の候補や予算、費用は誰が払うのかについて知っておきましょう。

三世代で七五三をお祝いするお店の候補

祖父母を招待して七五三のお祝いの食事をする場合は、ホテルや料亭など、普段よりワンランク上のお店で和食コースを選ぶ人が多くいます。七五三のコースメニューを用意しているお店が多いので、満足感のあるお祝いの食事ができるでしょう。

普段より高級なお店で食事をすると、お祝いならではの特別感を得られます。しかし七五三は衣装代や写真撮影代、初穂料など、出費が多いものです。後で困らないためにも、予算をしっかり決めておきましょう。

選ぶお店の場所は、状況によって異なります。ご祈祷や記念撮影の後に食事会をするなら、神社やフォトスタジオに近いお店が便利です。祖父母が遠方から来ている場合は、駅や空港からアクセスのよいお店を選ぶのも一案です。

三世代で外食する際の予算

祖父母と七五三のお祝いの食事をする際の食事代は、誰が払うものなのでしょうか。

地域や家庭によってまちまちですが、一般的には自分たちで支払うケースが多くみられます。後になって揉めないように、事前に確認しておきましょう。

三世代で外食する場合、ランチは1人3,000円以上、ディナーは1万円以上が相場です。ホテルによっては、ランチは大人約1万5,000円・子ども約7,000円、ディナーは大人約2万5,000円・子ども約1万円のように、高額になることもあります。

記念撮影・ご祈祷・個室宴会場での食事を、セットプランとして提供しているホテルもあります。その場合の費用は、大人4人と子ども1人で約15万円前後が目安です。

七五三をお祝いする食事を楽しい思い出に!

七五三の食事には子どもの成長をお祝いし、健康と長寿の願いが込められています。自宅でお祝いする場合は、鯛やえびなどの縁起物を使った料理や、子どもの喜ぶ好物が定番メニューです。

外食でお祝いする場合は、家族だけなら気楽に楽しめるファミレスなどのお店、祖父母を招待するなら普段よりワンランク上のお店が人気です。

どのケースでもしっかりと準備して、七五三をお祝いする食事を心に残る楽しい思い出にしましょう。

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