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神社で七五三の写真を撮ろう。神社でのマナーや撮影のコツを紹介

最終更新日: 2024年06月28日

七五三のお参りだけでなく、写真撮影が可能な神社も数多く存在します。神社で写真を撮影する際は、基本的なマナーを守って行うことが大切です。七五三の写真撮影ができるおすすめの神社と、きれいな写真を撮るためのポイントを見ていきましょう。

七五三の写真を神社で撮ることは可能?

パソコンで調べものをする夫婦

子どもの成長を祝う七五三では、神社でお参りをするのが昔からのならわしです。大切な思い出を残すため、神社での写真撮影ができるかどうかについて解説します。

事前に撮影できるかどうか確認が必要

七五三の写真を撮影できるかどうかは、神社によって異なります。七五三向けのプランを設けている神社もありますが、写真撮影を許可していない神社もあるため、事前に確認しておきましょう

確認期限は神社により異なります。遅くとも1~2週間前までには確認しておくのがオススメです。

なお撮影OKの神社であっても、撮影可能な場所と撮影できない場所を区別しているケースがあります。撮影禁止の標識が出ていることも多いため、写真を撮る前に周りをよく見ることが大切です。

神社は多くの人が訪れる神聖な場所なので、写真撮影の際にはマナーを意識しましょう。フラッシュ撮影や時間の制限など、細かいルールを把握する必要があります。

出張カメラマンはNGの場合もある

七五三の写真撮影のために出張カメラマンを依頼する方法もあります。ただし写真撮影自体は許可している神社でも、カメラマンに依頼しての撮影は禁止されているケースもあるため、注意が必要です。たとえば東京都の明治神宮は、プロのカメラマンによる撮影は禁止されています。

カメラマンに依頼しての撮影は、家族がスマホやカメラを使って撮影するよりも大掛かりになりがちです。機材などを準備した上で本格的な撮影を行う可能性もあります。

神社での写真撮影がOKとされていても、人出の多い時期であれば神社に迷惑がかかる可能性もあるため、確認を取っておくのが安心です。

神社で七五三の写真を撮影する方法

七五三の写真撮影は、お参りの後に行うか写真だけを撮るかなど、家庭によってさまざまな方法があります。神社での写真撮影にどのような方法があるかをチェックしましょう。

プロのカメラマンに依頼する

七五三は子どもの成長を祝う特別な行事であり、着付けやヘアメイクなど服装にもこだわって行うのが一般的です。きれいな記録を残したいなら、プロのカメラマンに撮影を依頼することをおすすめします

カメラマンに依頼するのであれば、1時間単位で料金が発生するケースがほとんどです。撮影にどれくらいの時間がかかるか考えて、事前にしっかりと打ち合わせを行いましょう。

お参りをせずに写真撮影を行う場合、1時間程度で撮影が終わります。子どもが疲れてしまうのを避けたいなら、写真撮影だけで手軽にイベントを済ませるのも方法の1つです。

カメラマンの予約は春~夏に済ませておく

七五三のシーズンといえば11月がオンシーズンです。ご祈祷と写真撮影を同じ日に行う場合、11月15日前後にはカメラマンの予約が取りにくくなるケースもあります。

11月に撮影を行いたいなら、直前になって困ることがないよう、遅くても夏が終わるまでに予約を済ませておきましょう。早ければ3月頃から予約ができますが、本番の3カ月前がおおよその目安です。

ご祈祷とは別の日に、前撮りや後撮りをする家庭も多く存在します。シーズンをずらしている分予約は取りやすくなりますが、9~10月は前撮りのシーズンにあたるので、早めに動き出すよう気を付けましょう。

ミツモアなら日時を指定して空いているカメラマンから見積もりが届くため、「予約していなかった」「予定がこの日しか空いていない」とお急ぎの人も安心です。

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個人的に撮影する

単に思い出を記録するだけの目的なら、親が個人的に撮影する方法もあります。スマホやデジタルカメラを利用して、ある程度きれいな写真を撮ることが可能です。

自撮り棒を利用したり、周りの人にシャッターを押してもらったりと、個人的に撮影するにはさまざまな方法があります。プロに依頼する必要がないため、撮影にかかる料金を抑えられるのがメリットです。

それほど時間がかからないため、お参りと同じ日に写真撮影を済ませたい家庭にも適しています。セルフィー感覚で手軽に撮影できるのもうれしいポイントです。

七五三のお祝いで有名な神社を紹介

お祝いをするのはもちろん、七五三用の撮影プランや晴れ着の貸し出しプランがある神社も、数多く存在します。七五三のお祝いや、写真撮影にぴったりの神社をチェックしましょう。

日枝神社(東京)

日枝神社(東京)

日枝神社は「徳川家の守り神」とも呼ばれており、徳川家との関係が深いことで知られています。七五三の祈祷と写真撮影は、予約なしでも受付可能なのがメリットです。

カメラマンによる撮影にも対応しており、プロに依頼してクオリティの高い写真を撮ることができます。10月からお祝いができるため、前撮りをしたい人にもぴったりです。

ご祈祷と写真撮影ができる平日限定の七五三プランを予約すれば、プロによる着付けやヘアメイクを受けられます。お菓子やおもちゃといった記念品がもらえるのもうれしいポイントです。

参考:トップページ|皇城の鎮 日枝神社
関連記事:東京の七五三|おすすめ写真スタジオ&出張カメラマン12選~神社10社~|ミツモア

湯島天神(東京)

湯島天神(東京)

湯島天神は「学問の神様」といわれる菅原道真が祀られていることで、有名な神社です。七五三パックには、衣装レンタルと着付けに加えてスタジオでの写真撮影が含まれています。

追加料金を支払うことで、神社での撮影ができるロケーションフォトも利用可能です。お参りが終わった後は、記念品としておもちゃと千歳飴がもらえます。

7~9月に予約相談会が開かれているので、早めに予約を申し込むとスムーズです。11月には菊まつりというイベントも開催されるため、美しい風景の中で写真撮影ができます。

参考:湯島天神公式サイト
関連記事:湯島天神で七五三【文京区】|七五三の写真撮影おすすめ神社|ミツモア

寒川神社(神奈川)

寒川神社(神奈川)

寒川神社は全国唯一の「八方除」の守護神であり、災いから身を守るご利益があります。七五三用の着付けやヘアメイクを行う会場が神社に併設されているため、移動が簡単なのがメリットです。

レンタルする衣装を300着以上の中から選ぶことができ、デザインにこだわりたい人にも適しています。撮影込みのセットプランや、スナップ写真のみのプランなど、ニーズに合ったプランを選択可能です。

隣接されている建物で会食もできるので、家族でゆったりとお祝いを楽しめます。春から夏にかけて前撮りができるプランも用意されており、オンシーズンと比べて料金がリーズナブルなのが魅力です。

参考:寒川神社参集殿公式ホームページ
関連記事:神奈川の七五三のお参りはどの神社がいい?寒川神社・鶴岡八幡宮・川崎大師~ご祈祷と初穂料、写真撮影~|ミツモア

武蔵一宮 氷川神社(埼玉)

武蔵一宮 氷川神社(埼玉)

武蔵一宮 氷川神社は、縁結びや開運などのご利益があるパワースポットとして知られています。七五三のご祈祷をすると、千歳飴や神話絵本などの記念品をもらえるのが特徴です。

七五三のセットプランを利用するには、展示会日とお祝い日のそれぞれに予約が必要になります。スタジオ撮影後は、別料金でロケーション撮影にも対応しているのがポイントです。

本格的な撮影がしたい場合は、写真館によるロケーション撮影プランを申し込むこともできます。出張カメラマンに撮影を依頼する際には、事前に申請が必要なので注意しましょう。

参考:武蔵一宮 氷川神社
関連記事:埼玉の大宮氷川神社で七五三~写真撮影、ご祈祷、初穂料は?周辺の食事処~|ミツモア

神社で七五三の写真撮影を行うときのマナー

神社で参拝する親子

神社で写真を撮る際は、参拝などのマナーにも気を付けるのがポイントです。スムーズに写真撮影を行うために、覚えておきたいマナーについて解説します。

撮影前に参拝を行うのが一般的

神社は神様を祀っている場所であり、本来はお参りをするための場所です。七五三のお祝いでもご祈祷をするように、写真撮影だけを行うのは失礼にあたります。

基本的には参拝をしてから撮影をするのがベターですが、あまり時間がかかると子どもが疲れてしまうことに気を付けましょう。神社によって参拝の方法が微妙に異なるため、その場で作法を尋ねるのもよい方法です。

まずは手水で手を清めてから参拝を行います。神様が通る参道の真ん中を歩かないなど、最低限のマナーを守って撮影を行いましょう。

お参り中の撮影はNG

神社で写真を撮る際に、ご祈祷を行っている最中に撮影を行うのはマナー違反とされています。行事の記録を残したいと考えていても、お参りをしている場面の撮影は避けるのが無難です。

神社はあくまで、神様に祈りを捧げる場所だという意識を持つことも欠かせません。神様を敬う気持ちを持って、撮影の際にも礼儀を忘れないよう心掛けましょう。

中にはフラッシュを焚いての撮影が禁止されている神社も存在します。シャッター音が迷惑にあたる可能性もあるため、何がやってはいけない行為なのかを、事前にチェックするのがポイントです。

周囲に気を配って撮影する

七五三シーズンの11月に撮影をする場合、お参りに来た家族連れで神社が混雑していることも、珍しくありません。写真撮影をするときは、周りの人の邪魔にならないよう気を配りましょう

有名な神社であれば、季節を問わずにぎわっていることも考えられます。立ち止まって通行を妨げたり、ご祈祷の最中に入り込んだりと、迷惑な行為にならないよう意識しましょう。

カメラなどの機材をセットする際に、建物や敷地を傷つけてしまうリスクもあります。立ち入り禁止の場所に入らない、ものを壊さないなど、基本的なルールを守ることも必要です。

きれいな七五三の写真を撮影するポイント

七五三の袴と着物を着た兄弟

七五三の写真を個人で撮影するなら、仕上がりにもこだわりたいと考える人も多いのではないでしょうか。神社できれいな写真を撮るためのコツを紹介します。

背景を意識する

最近では七五三の写真撮影をフォトスタジオで行う家庭も多くなっています。神社で写真撮影をするなら、背景がどこかがはっきり分かるように撮影するのがおすすめです

本殿の前はもちろん、鳥居や参道なども神社らしさが感じられるスポットです。着物に合った「映え」を意識して、撮影する場所を選んでみましょう。

本殿の前で家族写真を撮るのも定番ですが、混雑している可能性も考えられます。アルバムを作りたいなら、さまざまなスポットでの撮影を試してみるのもよい方法です。

神社ならではの雰囲気を出す

神社は神聖な場所だからこそ、特別感のある写真を目指しましょう。神社の厳粛な雰囲気を表現するためには、光の加減を調整するのがポイントです。

普段写真を撮影するときよりも暗めに設定することで、和の雰囲気が出やすくなります。建物の水平なラインを意識して、グリッド機能を活用するのも大事です。

鳥居や屋根など、神社には鮮やかな赤い建物が多くあります。撮影時の天気によっても風景のコントラストが変わってくるため、雨や曇りの日には、彩度を調節するのも効果的です。

ルールを守って神社で七五三の写真を撮影しよう

子どもの成長を祝う七五三では、神社で写真撮影を行う家庭も多くなっています。神社での撮影を考えているなら、まずは撮影が可能かどうかを確かめることが重要です。

撮影自体は認められていたとしても、カメラマンによる撮影を許可していない神社もあります。プロのカメラマンによる撮影が可能なら、予約の時期にも気を付けて依頼しましょう。

神社には多くの参拝客が訪れるため、撮影の際には周りの迷惑にならないよう配慮が必要です。神様への敬意を持って、マナーを守りながら写真撮影に臨みましょう

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