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七五三を12月にするメリットとデメリットは?注意点についても解説

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最終更新日: 2024年06月28日

ご祈祷や写真撮影などを七五三のお祝いをシーズン後である12月にすると、いくつかのメリットを得られます。七五三を12月にするメリットとデメリットを把握し、子どもの成長具合に合わせて、柔軟にスケジュールを組みましょう。

12月に七五三をするメリット

七五三詣りの家族

七五三は11月15日なので、多くの人は15日や前後の日程で七五三をします。本来の日付より遅い12月に、七五三をするメリットを紹介します。

神社が混まない

本来の七五三を祝う日である11月15日付近は、ご祈祷や写真撮影を行う人が多いため、神社やレンタル衣装、フォトスタジオの予約が混み合います。

混雑していると後が詰まっているので時間に余裕がなく、スケジュールが慌ただしくなります。予定通りの時間にご祈祷や写真撮影が回ってこず、待ち時間が発生するケースも多いでしょう。同様に、駐車場やトイレなども混雑します。

12月に七五三をすると神社やフォトスタジオが混んでいないため、待ち時間が少ない点がメリットです。スケジュールが押すことも少なく、スムーズに参拝できるでしょう。時間と気持ちに余裕を持って行動できます。

衣装の予約が取りやすい

七五三でレンタル衣装を検討している場合、11月15日付近の日程だと衣装の選択肢が多くありません。七五三のレンタル衣装は夏頃から予約が埋まり始めます。人気の衣装は早々に予約で埋まるため、選べる衣装に限りがあるのです。

関連記事:七五三の衣装の選び方を3歳・5歳・7歳別に紹介!女の子は袴履いても良いの?各種疑問を解決

12月なら予約が空いているので、種類豊富な晴れ着から好きなものを選べます。人気の衣装や気に入った衣装で、七五三を祝えるでしょう。

12月生まれの人に最適と捉えることもある

七五三は11月15日を基準に、満年齢または数え年で祝います。満年齢とは、生まれた時点を0歳として誕生日に歳を重ねる、日常的に使っている年齢の数え方です。数え年は生まれた日を1歳と考え、毎年1月1日に歳を重ねます。

11月16日以降に生まれた子どもが数え年で11月15日に七五三を行うと、満年齢と差が開いてしまうのが難点です。数え年で3歳だと満年齢では1歳、数え年で7歳だと満年齢は5歳になります。

11月16日以降や12月生まれの子どもが誕生日後である12月に七五三を行えば、七五三の年齢に近い時期にお祝いできるのがメリットです

12月に七五三をするデメリット

雪が降った神社

本来の七五三シーズンよりも遅めの12月にお祝いをすると、メリットだけでなくデメリットも発生します。デメリットを知った上で、七五三を祝う時期について検討しましょう。

ご祈祷をしていない神社もある

七五三シーズンとして人気が高いのは11月ですが、10月や12月初旬に七五三をする人も多くいます。七五三シーズンに合わせてご祈祷をしている神社もあるので、神社によってはシーズン以外はご祈祷をしていないケースもあります

七五三シーズン以外にご祈祷をしている神社でも、12月初旬を過ぎると七五三にまつわるものが片付けられ、お祝いムードがなくなります。千歳飴などの頂き物がないケースもあるでしょう。

七五三ならではの雰囲気が神社で味わえない点が、12月に七五三をするデメリットの1つです。

気温が低く雪が降る可能性がある

12月は本来の七五三シーズンに比べ、寒い時期である点もデメリットです。地域によっては雪が降ったり、雨で足元が凍ったりするケースもあるでしょう。

衣装の下に暖かい肌着・腹巻・暖かいパンツ・タイツ・レッグウォーマーなどを着用させ、防寒対策をする必要があります。雨や雪が降ったら、カッパやポンチョを着せて、転ばないように長靴を履かせるといいでしょう。

神社の神楽殿やフォトスタジオ内は暖かくなっているため、寒暖差に注意が必要です。寒さによって、トイレが近くなる点にも気を配りましょう。

クリスマス・年末年始とイベントが続いてしまう

12月下旬は家庭も仕事もイベントが多く、忙しくなりがちです。12月に七五三をすると、イベントが続いて慌ただしくなる点もデメリットです

家庭では年賀状の準備や大掃除・クリスマス・親戚付き合いの準備などがあります。また仕事は仕事納めに向けた、年末進行のスケジュールになるでしょう。精神的にも体力的にも余裕がなくなるケースが考えられます。

七五三を12月に行うときに注意するポイント

神社に初詣をしに行く人々

オフシーズンの12月に七五三を行う場合、オンシーズンにはない注意点があります。思い出に残る七五三にするために、注意点を押さえ、しっかりスケジュールを立てましょう。

神社への事前確認

七五三シーズン以外のご祈祷を行っていない神社もある点が、12月に七五三をするデメリットといえます。ご祈祷をお願いする予定の神社に、季節外れのご祈祷に対応してもらえるかどうか、確認が必要です

ご祈祷を当日の申し込みで受け付けている神社や、予約制にしている神社など、神社によって対応が異なります。千歳飴のような七五三の頂き物があるかどうかと併せて、神社に確認しましょう。

目当ての神社がご祈祷を行っていない場合、他の神社を探さなければなりません。スケジュールに余裕を持って、確認や予約を進めましょう。

年末は避ける

神社は大晦日や元旦のお参り、年始の初詣などの参拝客で、年末年始は非常に混雑します。お参り準備があるため、年末の神社は慌ただしい状態です。さらに自分の家庭もクリスマスなどのイベントや年末年始の準備で、忙しいものです。

神社も自分の家庭も忙しく、時間的にも精神的にも余裕がなくなりがちな年末に、七五三の予定をいれるのは避けた方がいいでしょう。できるだけ12月前半に七五三のお祝いを済ませるのが理想です。

12月の七五三を検討してみよう

七五三は11月15日に祝うのが一般的なので、10月から12月初旬にかけてが七五三シーズンです。オフシーズンの12月に七五三をすると、神社が混んでいなかったり、衣装の予約が取りやすかったりと、さまざまなメリットがあります

神社がオフシーズンのご祈祷に対応しているかどうかを確認し、自分の家庭が慌ただしくならない日程で計画すれば、スケジュールに余裕を持って七五三のお祝いができるでしょう。

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