ミツモア

動かない網戸を直すにはどうすればいい?対処法を原因別に解説

ぴったりの網戸張り替え・修理業者をさがす
最終更新日: 2022年10月21日

ベランダなどの網戸がスムーズに動かなくなり、原因もわからずに困った経験がある人は多いのではないでしょうか。網戸が動かなくなってしまう理由と、動かない網戸の原因別の対処方法、プロに修理を依頼するときのポイントを解説します。

網戸が動かなくなる原因は?

網戸が動かなくなる主な原因は、窓枠のレールから戸車が外れているからです。戸車がレールから外れているときは、一度網戸を窓枠から取り外した上で、再びはめると動くようになる場合があります。

戸車の故障は自分で直せる?

自分で直すことができます。戸車は強い衝撃が加わると、割れたり欠けたりしてしまう場合があります。戸車が壊れていたら交換しましょう。具体的な方法は記事で紹介しています。

網戸が動かないときに考えられる原因

小窓 網戸

急に網戸が動かなくなってしまったときは、どのような原因が考えられるのでしょうか。想定される代表的な原因を四つ解説していきます。

レールから外れている

網戸の動きが悪いときに考えられる原因のひとつ目は、窓枠のレールから戸車が外れてしまっているケースです。

戸車は網戸の上下に付いているプラスチックの部品で、レールに沿って網戸の動きをスムーズにする滑車の役割を果たします。

戸車がレールから少し外れても、網戸が動かなくなるわけではありません。そのため気付かないケースもあるものの、基本的には開閉がしにくくなります。

はずれ止めが上がりすぎている

網戸の上部に付いている「はずれ止め」は、網戸をレールに固定するための部品です。

網戸を何度も開閉していると、振動によりはずれ止めが少しずつ上がっていく場合があります。最終的には、はずれ止めが網戸の上部レールにこすれて網戸の動きを妨げてしまうのです。

開閉をする際にこすれるような甲高い音がするときは、はずれ止めの位置を確認してみましょう。

戸車の故障

戸車の故障も網戸が動かなくなる原因のひとつです。

戸車はプラスチック製のため、強い衝撃が加わると、割れたり欠けたりしてしまう場合があります。また寿命の目安は3~4年ともいわれており、長年使っているうちにいつの間にか壊れていたというケースも少なくありません。

網戸を外して戸車を手で回したときに、うまく回らないときは交換を考えましょう。

レールや窓枠に問題がある

レールや窓枠に問題があり、網戸が動かなくなる場合もあります。

たとえばレールにゴミやホコリなどがあると、戸車にはさまって動きを阻害してしまいます。そのほかにも落ち葉、虫、黄砂などがたまっているかもしれません。レールや戸車をチェックして、汚れているようなら乾いた布や小さめのほうきを使って掃除しましょう。

またレールが曲がっていたり、窓枠がゆがんでいたりする可能性もあります。とくに老朽化が進んでいる建物の場合、屋根の重みなどが原因で微妙なゆがみが生じるケースがあります。

網戸が動かないときの原因別の対処法

網戸 サッシ

網戸が動かないときには具体的にどのような対処をすればよいのでしょうか。原因別に適切な対処方法を紹介していきます。

網戸をレールにはめなおす

戸車がレールから外れているときは、一度網戸を窓枠から取り外した上で、再びはめると動くようになる場合があります。

網戸を取り外すには、まず網戸の上部を手前に引き寄せながら持ち上げて下のレールから外します。次に網戸を下げて上のレールを外しましょう。

戸車を確認して、破損がなければ取り外しと逆の手順で再び網戸を取り付けます。網戸を動かしてみてスムーズに動くようになれば完了です。

はずれ止めを下げる

はずれ止めが上がりすぎてレールにこすれているときは、はずれ止めのネジを緩めて下に下げます。

ネジはプラスドライバーを使えば簡単に緩められます。次に上のレールから1mmほど間隔が開くように本体の部分を動かして調整しましょう。間隔が広すぎると今度は網戸が外れやすくなってしまうため注意が必要です。

最後はネジを締めて、はずれ止め本体が動かないように固定します。

戸車を自分で修理する

網戸を窓枠から外したとき、戸車が壊れていたら交換が必要です。戸車はホームセンターや工務店、ネット通販などで安く購入でき、交換もさほど難しくはありません。

手順としてはまずプラスドライバーを使って、戸車を固定しているネジを外します。故障した戸車を外したら、同じ場所に新しい戸車を装着してネジで固定しましょう。

網戸が古いと戸車の供給が終わっていて、同じものを入手できないケースもあります。その場合でも、網戸のサイズにあった汎用の戸車で代替ができます。

時間がない or 難しければプロに依頼

「網戸を直している時間がない」「自分で直すのが難しい」といった状況のときは、プロの業者に網戸の修理を依頼するのも一案です。またレールや窓枠の傷・ゆがみが原因の場合も、自力での修理は難しいためプロに任せるのが無難でしょう。

優秀な業者に依頼をすれば迅速に対処をしてくれるため、時間も手間もかかりません。ただし中には法外な費用を請求する悪徳業者もいるので、選定の際には注意が必要になります。

網戸の修理を依頼する業者の選び方

網戸の汚れをチェックするクリーニング業者

網戸の修理を依頼する業者はどのように選べばよいのでしょうか。できるだけ安く、信頼できる業者を選ぶときのポイントを解説していきます。

業者選びには相見積もりがおすすめ

網戸の修理業者を選ぶときは、複数の業者から見積もりを取って比較する「相見積もり」がおすすめです。相見積もりなら費用の高い業者と低い業者が一目瞭然のため、修理にかかる費用が抑えられます。

ただし相見積もりの際に費用だけを見て決めるのはおすすめできません。施工技術に問題のある業者に依頼をしてしまったり、追加料金を取られたりといったリスクが考えられるでしょう。

そのため費用に加えて過去の利用者の口コミも参考にすると安心です。また追加料金が発生する場合はあるのかも、あらかじめ確認しておくとトラブルを未然に回避できます。

効率的に優秀な業者を探すならミツモア

効率的に相見積もりを取りたい人は、一括見積りサービスの「ミツモア」を利用してみてはいかがでしょうか。

ミツモアならいくつかの質問に応えるだけの簡単な操作で、最大5社からまとめて見積もりが取れます。過去の利用者の口コミも掲載されているため、信頼できる業者をスムーズに見つけられるでしょう。

業者とのやり取りもチャットで行えるため気軽です。できるだけ効率的に業者を探したいという人にぴったりのサービスです。

網戸の張り替え・修理の見積を依頼する!

網戸の不具合を直して快適に暮らそう

網戸張り替え業者

網戸が動かなくなったときは、原因を突き止めた上で適切に対処をしていく必要があります。

考えられるのはレールから戸車が外れている、はずれ止めが上がっている、戸車が壊れている、窓枠がゆがんでいるといった原因です。

網戸をはめ直したり、はずれ止めを下げたりといった対処はすぐにでも着手できるため、まずは試してみましょう。また戸車が壊れているときも、新しい戸車を購入して簡単に交換が可能です。

網戸を直している時間がない場合や、自分で直すのが難しい場合には、プロの業者に依頼をします。信頼できる業者を探すなら一括見積りサービスの「ミツモア」がおすすめです。

できるだけ手間をかけずに網戸の不具合を直して、快適な暮らしを取り戻しましょう。

網戸の張り替え・修理の見積を依頼する!