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ロール網戸は収納できて便利!選ぶポイントや取り付け方を紹介

最終更新日: 2021年08月17日

部屋の窓をあけるとき虫の侵入を防いでくれ、快適な空気を運んでくれる網戸は生活に欠かせません。

しかし、網戸が取り付けられない小窓や玄関はどうしたらいいのでしょうか。窓に合わせて取り付けができるロール網戸について詳しく紹介します。

収納できる「ロール網戸」とは

網戸

ロール網戸は収納可能な網戸です。いつでも取り付けることができ、すぐに使用できます。ロール網戸の種類やメリット・デメリットを解説していきましょう。

ロール状に巻き取って収納する網戸

ロール網戸は操作できるヒモやチェーンを使い、ロール状に巻き取って開閉する網戸です。パネルタイプの網戸を取り付けることができない窓に簡単に取り付けられ、窓のタイプによって、巻き取る方向をかえることができます。

巻き取る方向には、上下させて使用する「縦型」と左右に引いて使用する「横型」の2種類あり、収納するBOXの位置が異なります。また、それぞれに適した窓の形があり、窓の種類によっては取り付けられません。縦型・横型に適した窓の形は以下のとおりです。

《縦型のロール網戸》

  • 片方開き窓
  • 両方開き窓
  • 滑り出し窓
  • 引き違い
  • 窓上げ下げ窓

《横型のロール窓》

  • 片方開き窓
  • 両方開き窓
  • 滑り出し窓
  • 全開口窓
  • 玄関ドア
  • 勝手口ドア

ロール網戸のメリットとデメリット

ロール網戸のメリットは以下の4点です。

  • 使用しない時は収納しておける
  • ホコリやゴミが付きづらい
  • 種類によってはUV効果や目隠しにもなる
  • 窓との隙間がないため、虫の侵入を完全に防ぐことができる

ロール網戸のデメリットは以下の2点です。

  • 自力での取り付け、交換が簡単ではない
  • 収納する際に一緒に虫を巻き取ってしまうこともある

ロール網戸を選ぶポイント

網戸

ロール網戸にも、編み目の大きさなどの種類があります。取り付けたい場所に合うロール網戸を選ぶには、以下の3ポイントをチェックしましょう。

欲しい虫よけ効果で網目の大きさを決める

虫の侵入を防ぐ網目の大きさから選びましょう。網目の大きさはメッシュの大きさで異なります。メッシュとは網戸の網目の大きさを表す単位です。

1メッシュは、1cmあたりに網目がいくつ入るか表し、一般的な家庭の網戸は18〜20メッシュが使用されています。

18〜20メッシュはメッシュ一辺の大きさが1.15〜1.03mmになり、それより小さな虫は通り抜けることができてしまいます。メッシュの数値は大きくなればなるほど、網目は細かくなるので、虫の侵入を完全に防ぎたいときは、メッシュ数値がより高い網目を選びましょう。

設置場所に合わせて素材を選ぶ

ロール網戸の素材によっては、劣化しやすい部屋環境があるため場所にあわせた素材選びが大切です。網戸には以下の素材が使われています。

  • ポリプロピレン=軽量で熱に強く加工もしやすいですが、日差しや一点にかかる圧力に弱く劣化しやすい素材
  • ポリエステル=強度が高く、摩耗しにくいため多くの網戸に使われている素材。弾力性も高く、破れにくいため、ロール網戸にも向いている
  • ステンレス=汚れがつきにくく、長持ちする素材。破れにくいため、ペットを飼っている人におすすめ
  • グラスファイバー=熱に非常に強いのが特徴。キッチンや日差しが強い部屋の網戸に向いている

設置する場所に合ったロール網戸を選ぶことで、ロール網戸を長持ちさせることもできます。

色の効果もチェック

網戸は色によっても効果が異なってきます。設置する場所に相性のいい色も一緒に選びましょう。網戸に多く使われている色は以下の4カラーです。

  • ブラック=網目が見えにくく、外の景色や室内の風景がはっきり見える
  • グレー=日光などの光の反射を利用して、目隠し効果がある一方、室内からの景色も見えづらくなる
  • ホワイトグレー=グレーよりも目隠し効果が高いが、室内からの外の景色もさらに見えづらくなる
  • マジックネット=内側は黒、外側は白や銀を使い、2色を貼り合わせた構造。外からは目隠しでき、室内からは外の景色がよく見える

設置する部屋の階数によって色を選ぶことがおすすめです。

ロール網戸を取り付けるには?

外を見る女性

ロール網戸を実際に取り付ける手順を解説していきましょう。取り付ける方法は、縦型も横型も同じ要領で行えます。必要となる道具は、取り付けるロール網戸に加え、軍手・ドライバー・のこぎり(長さ調節で必要であれば)です。

用意するロール網戸は、大きさや長さが取り付ける窓枠にぴったり合うサイズを選んでおきます。

正しい取り付けの手順

ロール網戸を取り付ける正しい手順を見ていきましょう。

  1. ロール網戸を巻き取り収納しておくBOXを支える「ブラケット」をビスで取り付け
  2. 取り付けたブラケットに引っかけるように「収納BOX」を取り付ける
  3. 下ろしたロール網戸が沿うように、窓枠に「ガイドレール」を両面テープで取り付ける。ガイドレールが窓枠からはみ出てしまうときは、のこぎりを使って切り落とす
  4. 上下左右を取り付け、ロール網戸がスムーズに動けば完成

作業に不安があるなら業者に依頼

自力で取り付けることもできるロール網戸ですが、ビスを打つ位置がズレてしまったり、ガイドレールの取り付け位置を間違うと窓枠を傷つけることにもなります。

「DIYや取り付け作業は苦手だな」と少しでも感じる人は取り付け専門業者に依頼し、傷つけることなく設置を行うのがおすすめです。

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自宅にあったロール網戸を取り付けよう

外気を吸う女性

パネルタイプの網戸が取り付けられない窓にも簡単に取り付けられるロール網戸で、住環境をさらに快適にしていきましょう。

型の種類や素材、色など取り付けたい場所に合わせて、自宅に合ったロール網戸をみつけてみてください。

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