インターホンの交換費用はいくら?
インターホンの交換費用は本体代と工事費を合わせて1.2万~10万円が相場です。インターホン本体の価格差が大きいため、相場費用に大きな幅があります。工事費だけだと相場は5,000~4万円ほどです。また軽い不調であれば修理のほうが安く済むかもしれません。
安くインターホンを交換する方法は?
交換費用に大きく影響するのは「本体価格」です。必要最低限の機能を持つ安めのインターホンや工事費用を削減できるワイヤレスインターホンを選ぶと交換費用を安く抑えられます。
インターホンの交換費用は本体代と工事費を合わせて1.2万~10万円が相場です。インターホン本体の価格差が大きいため、相場費用に大きな幅があります。工事費だけだと相場は5,000~4万円ほどです。また軽い不調であれば修理のほうが安く済むかもしれません。
交換費用に大きく影響するのは「本体価格」です。必要最低限の機能を持つ安めのインターホンや工事費用を削減できるワイヤレスインターホンを選ぶと交換費用を安く抑えられます。
インターホン交換費用は、商品代や工事費など全て込みで1万2,000円~10万円程度が相場。大きな幅があるのは、インターホン本体の価格差が大きいためです。
取り付けなどの工事費のみで見ると、相場は5,000円~4万円くらいです。どんな場合に高くなるか、安くなるかについてはこの後詳しく解説します。状況によって費用は異なるので、自分の家がどれに当てはまるのかを確認してみてください。
なお交換ではなく修理で済ます場合の相場は、1万円~3万5,000円ほど。交換料金と大差ないことも多いため、耐用年数である10年を超えたら修理よりも交換がおすすめです。
インターホンの交換にかかる値段は、主に次の理由で決まってきます。
これら2つの理由について、どういった場合に高く(安く)なるのかを解説します。
インターホン本体の値段は、大きく3つの価格帯に分かれます。機種モデルによって本体価格の差が大きいため、選ぶ機種を何にするかで交換工事の費用が大きく変わります。
本体価格の費用相場は以下のとおりです。
3つの価格帯 | 費用相場 | 機能や特徴 |
ローグレード | 5,000円~1万5,000円 | ・音声のみなどのシンプルなものが多い
・ワイヤレスタイプもある ・安さを重視している場合におすすめ |
ミドルグレード | 1万5,000円~3万円 | ・テレビドアホンが主流
・シンプルな録画機能が付くことも ・一人暮らしやファミリーなど、最低限の防犯に気を遣いたい場合におすすめ |
ハイグレード | 3万円~6万円 | ・高機能テレビドアホン
・スマホとの連動機能 ・自動応答機能 ・ドアと連動した防犯機能 ・火災報知器などと連動した防災機能 ・子供だけで家にいるケースが多い場合など、遠隔機能や防犯性を重視する場合におすすめ |
インターホン交換で配線工事をすると、工事料金がプラス1万円ほどかかるケースが多いです。どういった場合に配線工事が必要になるのかチェックしておきましょう。
配線工事 | どんなケースで配線工事がなし・ありになるのか |
なし | ・チャイムからチャイムへの変更
・インターホンからインターホンへの変更 ・ワイヤレスインターホンへの変更 |
あり | ・チャイムからインターホンへの変更
・配線が劣化している場合 ・インターホンが外構に埋め込まれている場合 ・室内機を追加設置する場合 |
インターホンからインターホンへの交換など配線工事不要のパターンだったとしても、配線が劣化していれば工事が必要になることもあります。そのため配線工事の要否を確実にチェックするには、専門業者に調査してもらう必要があります。配線の点検には専門資格が必要なので、信頼できる業者に調査・作業を依頼できると安心です。
なおインターホン交換業者の選び方については記事後半で解説します。
それでは状況別にインターホンの交換費用をより詳しく見ていきましょう。
①インターホンからインターホンへの交換
②チャイムからインターホンへの交換
③外構に埋まっているタイプのインターホン交換
配線工事不要のシンプルな工事内容だった場合の費用相場です。ワイヤレスインターホンへ交換する場合もこちらの料金が相場になります。
インターホン交換内容 | 費用相場(商品代・工事費用・諸経費) |
ローグレードへの交換 | 1万3,000円~2万8,000円 |
ミドルグレードへの交換 | 2万3,000円~4万8,000円 |
ハイグレードへの交換 | 3万8,000円~7万8,000円 |
チャイムからインターホンに交換する場合は使用する配線が変わるため、追加の配線工事が必要になります。
インターホン交換内容 | 費用相場(商品代・工事費用・諸経費) |
ローグレードへの交換 | 2万3,000円~4万3,000円 |
ミドルグレードへの交換 | 3万3,000円~5万3,000円 |
ハイグレードへの交換 | 4万8,000円~8万3,000円 |
配線の延長工事が必要な場合は、別途追加の金額がかかる可能性があります。延長する長さによって金額は大きく変わってくるため、詳細は業者に確認してみましょう。
門柱やポストに埋め込まれたインターホン(チャイム)を交換する場合の費用相場です。外構の壁などに穴を開けて取り外し・取り付け工事を行う必要があるため、他のインターホン交換工事と比べて費用が割高になります。
インターホン交換内容 | 費用相場(商品代・工事費用・諸経費) |
ローグレードへの交換 | 3万3,000円~5万3,000円 |
ミドルグレードへの交換 | 4万3,000円~6万3,000円 |
ハイグレードへの交換 | 5万8,000円~9万3,000円 |
実際のインターホン交換工事事例から、どのような工事の内容をいくらくらいで行えるのかを紹介していきます。
配線工事なしの場合 | 通話のみのインターホンからテレビドアホンへ交換 |
配線工事ありの場合 | ・玄関子機のみをローグレードの新品に交換
・雨水侵入防止のコーキング作業 |
配線工事なしの場合 | 室内モニター2台のテレビドアホンを新しいモデルへ交換 |
配線工事ありの場合 | ・通話のみのインターホンからテレビドアホンへ交換
・ワイヤレス室内モニターを1台追加 |
配線工事なしの場合 | ・通話のみのインターホンからテレビドアホンへ変更
・ワイヤレス室内モニターを2台追加 |
配線工事ありの場合 | ・古いテレビドアホンをハイグレードのテレビドアホンへ変更
・ワイヤレス室内モニターを1台追加 |
「自分の家の場合はいくらか知りたい」という場合は、一度見積もりを取ってみましょう。その際は1社だけでなく複数の業者から見積もりを取ると、より正確な金額が分かりますよ。
とはいえ「複数社から見積もりを取るのは面倒」「そもそもどこに問い合わせれば良いか分からない」という方も多いでしょう。そんなときはぜひミツモアを利用してみてください。
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インターホンの交換工事費用の内訳は主に「商品代」+「工事費用」+「諸経費」で構成されます。見積もりを取る際は、このような要素を比較してみるのもおすすめです。
内訳 | 含まれる内容 |
商品代 | ・インターホンそのもの
・工事に必要な部品 など |
工事費 | ・インターホン取り外し・廃材処分
・インターホン取り付け作業 ・配線作業(配線の延長・交換・調整など) ・壁や外構の穴開け工事 ・コーキング作業 ・電源増設工事 など必要に応じて |
諸経費 | ・出張費
・駐車場利用料金 ・商品持ち込み料 など必要に応じて |
「工事費」に関しては、どんなインターホン交換工事でも行う基本的な工事が「インターホン取り外し・廃材処分」「インターホン取り付け作業」です。それ以外の工事は、インターホンのタイプや設置場所の状況によって追加される可能性があるものです。
また「諸経費」の内の「出張費」は、作業を依頼するとほぼ確実に必要になる料金。出張費の相場は3,000円~5,000円ほどと考えておきましょう。
商品持ち込み料は、自分で用意したインターホンを取り付けてもらうときにかかる可能性のある料金です。自分が用意したインターホンを業者に取り付けてもらいたい場合は、事前に持ち込み料について確認しておきましょう。
インターホン交換を依頼できる業者は次のとおりです。
おすすめの依頼先は1~4、中でもお住まいの地域で活躍する業者がベストです。おすすめの理由は技術力やサポート品質の高さと価格のバランスにあります。地域で活動している中小規模の業者は、技術力やサポート品質によって他社との差別化や競争を行っているからです。地域の優良業者の選び方はこの後詳しく解説します。
5の家電量販店やホームセンターは、店舗に行けば簡単に依頼できるのがメリットです。一方のデメリットは、作業者を自分で選べない点です。依頼店舗の下請け業者が工事を行うからですね。また施工を1~4のような業者に外注するので、中間マージンが高くついてしまう可能性もあります。
ネットでリサーチできる環境が整っている場合は、地域の電気工事業者などから選ぶ方が満足のいくインターホン交換ができるでしょう。
地域で活躍する優良な業者を選ぶには、以下の4つのポイントをチェックしましょう。
「電気工事士」とは、高電圧が流れる配線などの電気設備を工事できる国家資格です。配線工事を伴う場合は、必ず一種か二種の電気工事士資格を持つ人が作業しなくてはなりません。
資格を持たずに配線工事をすることは違法なので、悪徳業者を見分けるためにもチェックしておきましょう。
優良な業者は保証が充実している傾向があります。保証の多さは技術力の高さの現れだからです。
保証をチェックする際は、その内容にも注目しましょう。インターホン本体に不具合があった場合のメーカーによる商品保証と、工事の品質を保証する施工保証では保証範囲が異なるからです。優良業者を見極める場合は「施工保証」が付いている業者を選ぶことが重要です。
見積もりの提示を受けたら、以下のポイントをしっかりと確認しましょう。
特に相場と比較してあまりにも安すぎる場合は、内訳などに怪しい点がないか気をつけましょう。激安の見積もりで契約させ、後々追加料金を請求することで元を取ろうとする悪徳業者もいるからです。
契約を急がせる業者にも要注意です。見積もりは細かい内訳までじっくりとチェックしてから契約しましょう。
より安く、条件に合った業者に依頼するには、複数業者の見積もりを比べるのが最も重要です。 とはいえいくつもの業者をひとつひとつ比較していくのは骨の折れる作業なので、見積もり比較サイトを活用するのがおすすめです。
複数業者から見積もりを取る際は、ぜひミツモアを利用してみてください。簡単な質問に答えるだけで、複数のインターホン工事業者から見積もり提案がもらえます。ここまで解説した資格や保証の有無も確認できますし、利用者の口コミもチェックできますよ。
ミツモアの見積もり比較は無料なので、お気軽に試してみてください。
インターホンの交換・修理を、可能な限り安く依頼したい場合におすすめの方法を紹介します。
工事料金に最も大きな影響があるのが、インターホンの本体価格(商品代)です。高ければ高いほど高機能ですが、使う予定のない機能が付いていても意味がありません。「どの機能が必要か?」を生活に照らし合わせて選びましょう。必要な機能を満たしていれば、あえて数年前の機種モデルを選ぶのもおすすめです。
ワイヤレスインターホンであれば、配線工事が不要なケースがほとんどです。取り付け工事もシンプルなので、工事費用を削減することができます。
ただしワイヤレスインターホンは、壁の材質などの影響で無線が届かず使用できないケースもあります。必ず事前に業者に相談したうえで決定するようにしてください。
現在のインターホンの使用年月が7~8年未満だった場合は、交換ではなく修理の方が安く済むケースも多いです。また使用後2年以内に故障してしまった場合は、商品保証で無料交換できる可能性もあります。購入日や購入店が分かる保証書を用意し、メーカーに相談してみましょう。
DIYに自信がある場合は、自力でインターホン交換すれば業者に依頼するよりも安く済みます。DIYでの交換方法は、こちらの記事をチェックしてみてください。
ただし配線作業が伴うインターホン交換は、電気工事士資格がないと交換できないため要注意です。また故障により余計な費用がかかっては元も子もないので、自宅のインターホンタイプが自分で判別できない人や、作業に自信がない人は業者に任せましょう。
インターホン国内シェアトップ2のパナソニックとアイホンから、おすすめのインターホンを紹介します。価格は自分で本体を購入する場合の参考価格です。業者に工事を依頼すると本体価格が割引になるケースも多いため、気になるインターホンがあれば業者に確認してみましょう。
「アイホン ワイヤレステレビドアホン WL-11」(参考価格¥10,305)
乾電池式のワイヤレスタイプです。室内親機にモニターが付いており、シンプルながらもテレビドアホンとしての最低限必要な機能を備えています。配線工事不要なので、工事価格も抑えることができます。
「パナソニックVL-V522L-S」(参考価格¥12,000)
3インチの画面サイズで、鮮明なカラー映像のテレビドアホンです。画面上でしっかりと相手が確認でき、録画対応もしているため防犯性能も十分。初めてテレビドアホンに交換する家におすすめです。
「パナソニックVL-SWD505KS」(参考価格¥61,980)
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