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収納扉が閉まらない!自分で蝶番を調整して直す方法を解説

最終更新日: 2024年06月28日

収納家具の扉が前後左右にずれると、扉がうまく閉まらなくなってしまいます。収納扉にはスライド蝶番というパーツが使われており、ネジを回して扉の位置を調節することが可能です。自力で収納扉を直す方法や、スライド蝶番の構造について解説します。

収納扉に使われるスライド蝶番の構造

クローゼットなどの収納扉には、通常のドアとは異なる蝶番が使われています。収納家具に使われるパーツをスライド蝶番といい、ネジを回して扉のずれや傾きを調整することが可能です

スライド蝶番には、3つの調整ネジが横一列に並んでいるものと、4つの調整ネジが十字に並んでいるものの2種類があります。扉の左右・上下・前後を調整するためのネジがそれぞれに異なるのが特徴です。

スライド蝶番はスライドヒンジとも呼ばれており、手軽に取り付けられるワンタッチヒンジも存在します。収納扉にずれが生じたときのために、スライド蝶番の構造を知っておきましょう。

収納扉のスライド蝶番の調整方法

スライド蝶番には複数のネジがありますが、扉のずれている方向によって調整するネジは違います。扉のずれに応じて、蝶番をどのように調整するか解説します。

蝶番を左右に調整する方法

収納扉が左右どちらかの向きにずれていると感じたら、左右調整ネジを回しますプラスドライバーを用意してネジ穴に合っているかどうかを確認してから、ゆっくりと回してみましょう。

ネジを時計回りに締めれば扉を右側に、反時計回りに緩めれば左側に調整できます。スライド蝶番の構造によっては、どちら側の扉を動かしたいかによってネジを回す方向が逆になるため、注意が必要です。

扉が左右対称かを確認するには、扉の上下にある隙間の幅が違って見えるかどうかが目安です。床や天板との隙間や、左右の扉を見比べて、ずれがないかチェックしましょう。

蝶番を前後に調整する方法

収納扉が前後にずれているなら、まずは前後調整ネジを緩める必要があります。扉が倒れないように支えながら、プラスドライバーでネジを反時計回りに回しましょう。

調整ネジを緩めたら、蝶番を動かし、ずれた扉の位置を正していきます。扉が前に出ているなら蝶番を奥に、後ろにずれているなら手前にスライドさせて、正しい位置にセットしましょう。

扉の位置を調節できたら、再び前後調整ネジを時計回りに締めれば、蝶番の調節は完了です。収納扉が前後に傾いているかどうかを確かめるには、家具を横から見るのがおすすめです。

蝶番を上下に調整する方法

扉の左右の高さが違っているときは、扉が平行になるよう蝶番を上下に調整します。スライド蝶番の上下を調整する際は、上下調整ネジだけでなく、扉に付いている全ての金具を緩めるのが特徴です。

蝶番の上下にある調整ネジや、蝶番を固定しているネジなどを緩めたら、プレートを手で動かして扉の位置を上下に調整します。扉が正しい位置に戻ったら、再び全てのネジを締めて固定しましょう。

収納扉の上下がずれていると、扉の両側で高さが合わなくなるため、比較的気付きやすいかもしれません。スライド蝶番の作りによっては、上下調整ネジだけを回して扉の高さを合わせられるケースもあります。

蝶番を調整しても直らないときは業者に依頼しよう

スライド蝶番の位置を正しく調整しても、扉が閉まらなかったり不具合が出たりするケースがあります。このような場合は、蝶番自体の交換が必要と考えられるため、プロの業者に依頼しましょう

自力で蝶番を交換することも可能ですが、工具が必要になるほか、取り付けに失敗する可能性もあります。収納家具が破損してしまう恐れもあるため、経験がない人は業者に頼むのが無難です。

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依頼先は相見積もりで決めよう

専門業者にスライド蝶番の交換を依頼する場合、業者によっては費用に差が生じるため、事前に相見積もりを取りましょう

予算内に収めるためにも、修理・交換にかかる費用相場を把握しておくことが大切です。相見積もりを取ると、納得できる費用での蝶番の交換をしてもらえる業者を比較できます。しかし気になった業者に1件1件問い合わせしていては、時間と手間がかかってしまいます。

そこで相見積もりを取るときは、無料一括見積もりサービスであるミツモアを利用してみてはいかがでしょうか?簡単な質問に答えるだけで、最大5件の見積もりを無料で一括取得できます。見積もりの内容を比較して、希望する条件にぴったりな業者を手軽に見つけられますよ。

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