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ピンク汚れはどうやって落とす?原因や掃除方法・予防のコツを紹介

最終更新日: 2021年11月12日

お風呂場を定期的に掃除してもピンク汚れが発生し、困った経験はありませんか?ピンク汚れの正体や放っておくと起こる問題、効果的な落とし方を紹介します。できるだけピンク汚れが付かないようにする工夫もチェックしましょう。

水回りに発生するピンク汚れとは

排水溝掃除

浴室の汚れの中でも、頻繁に発生しやすいのが「ピンク汚れ」です。正体は一体何なのでしょうか?特徴や放置するデメリットを知って、お風呂場の手入れに役立てましょう。

正体は酵母菌の一種「ロドトルラ」

ピンク汚れと呼ばれる赤みを帯びたヌメリは、酵母菌の「ロドトルラ」です。「赤カビ」という呼び方もされますが、カビとは違います。「真菌」である点は共通しているものの、まったく異なる微生物です。

ロドトルラは空気の中を漂っており、湿度の高い場所を好んで繁殖する性質を持っています。お風呂場や台所・トイレなどの水回りでみられる菌です。

掃除をしているはずなのにピンクのヌメリが発生するのは、ロドトルラの性質によります。繁殖スピードが非常に速く、エサとなる汚れがなくても水があれば増えてしまうのでです。

湿気の多い場所に付着すると3日もあれば広範囲に広がり、ピンク色の汚れとして目に見えるまでに繁殖が進みます。

放置すると起こる問題

ピンク汚れの正体「ロドトルラ」そのものが、人体に悪影響を及ぼす心配はありません。しかし長期間放置することによって黒カビが発生するため、早急に対処する必要があります。

ロドトルラは皮脂や水アカ・ホコリといった汚れと同じく、黒カビの栄養源です。放置すれば黒カビが繁殖するためのエサ場のような状態となるため、気づいた頃には黒カビが繁殖してしまっている可能性があります。

ピンク汚れがある場所が非常に滑りやすくなるのも、放置したくない理由のひとつです。床に発生している場合には転倒する危険もあります。

ピンク色のヌメリを見つけたら、できるだけ早く効果的な方法で掃除をしましょう。

ピンク汚れの落とし方【基本編】

排水溝 掃除

ピンク汚れの範囲が小さいときは、簡易的な掃除でも十分に除去できます。黒カビと違って根を張る性質がないため、目に見えている部分は日常的な掃除と変わらない方法で十分です。

おすすめの掃除方法を二つ確認してみましょう。

お風呂用洗剤で掃除する

ピンクのヌメリは基本的にお風呂用の洗剤を使って落とせば、簡単にキレイにできます。普段から掃除に使っているスポンジに適量の洗剤と水を付け、ピンク色になっている部分をこすりましょう。

色がなくなった後にシャワーで洗剤を流せば完了です。ただピンク汚れの元であるロドトルラは、水気がある場所なら何度でも繁殖を繰り返します。

できるだけ小まめに掃除をするのが、ロドトルラに黒カビが引き寄せられるのを防ぐポイントです。

エタノールで掃除する

ロドトルラの除去にはエタノールが持つ殺菌・消毒作用も効果的です。キッチンペーパーや不要な布にエタノールを染み込ませた後、ピンク色になった部分を覆って1分ほど放置するだけで十分な効果を得られます。

放置したキッチンペーパーを回収した後に、お風呂用洗剤とスポンジを使って掃除すれば目に見える汚れが気にならなくなります。

ただしエタノールでピンク汚れを掃除するとき、純度が高い「無水エタノール」はおすすめできません。エタノールは80%前後の濃度で高い効果を発揮するといわれています。

手元に無水エタノールしかないときは、1/5ほどの濃度に希釈してから使えば消毒用エタノールと同程度の殺菌効果を期待できるでしょう。

ピンク汚れの落とし方【しっかり編】

お風呂場の清掃風景

ピンク汚れはお風呂用洗剤で掃除しても、目に見えないレベルで残ることがあります。残った菌までしっかり除去したい場合は、塩素系のカビ取り剤を使うか浴室クリーニングを頼むのがおすすめです。

塩素系のカビ取り剤でつけ置きする

ピンク汚れの元ロドトルラはカビではありませんが、菌ではあります。強力な殺菌作用を持つ塩素系のカビ取り剤でつけ置きすることで、しっかりと退治できます。

塩素系のカビ取り剤は黒カビの掃除にのみ使用できると思われがちですが、通常のお風呂用洗剤としても使える洗剤です。

黒カビ取りの作業と同じくピンクの部分に吹きかけて、5分程度つけ置きしましょう。時間を置くことで成分が浸透し、たしかな殺菌効果を得られます。

ただ塩素系洗剤は液が目や口に入ったりするだけでなく、揮発した蒸気を吸い込むだけでも人体にも悪影響を及ぼす可能性があります。換気をしつつマスクやゴム手袋・ゴーグルを装着して作業をすると安心です。

浴室クリーニングを利用する

「浴室クリーニング」とは浴室全体の清掃をプロが行うサービスです。カビの繁殖している範囲が広く自力で掃除するのが難しいと感じる場合には、浴室クリーニングの利用も検討しましょう。

プロに依頼すると料金はかかりますが、掃除に費やす時間や手間はありません。自力では掃除が難しかった場所までキレイに仕上げてもらえます。

浴室クリーニングにかかる料金は、汚れの程度や浴室の広さ・それぞれの業者が提供するサービスによって異なります。業者に依頼するときは「相見積もり」を行いましょう。

相見積もりとは複数業者に見積もり依頼を出し、料金やサービス内容を比較しながら業者の候補を絞り込んでいく方法です。

地域の業者とマッチングできる「ミツモア」では、最大5社に一括で見積もり依頼を出せます。メッセージ機能を使って個別にやり取りする機能もあるため、対応品質の見極めにも役立つでしょう。

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ピンク汚れを防ぐには?

お風呂

ピンク汚れはロドトルラの特性を理解していれば、ある程度予防できます。どのような工夫が予防に効果的なのでしょうか?今日からでも取り組める方法を二つ紹介します。

水気を残さない工夫をする

ロドトルラは水のある場所で繁殖しやすいという特性を持っています。水気を残さないようにすれば、発生・繁殖を予防できるということです。

バスグッズやシャンプー・リンスなど、床との接地面に水気の残りやすいものは入浴の後に拭き取ります。スクイジーやモップを使って、床に残った水分を取り除くのも効果的です。

ピンク汚れは落としてもすぐに発生するため、できれば毎日の入浴後に浴室の水気を取る習慣を付けましょう。

小まめに換気を行う

浴室の水気を残さないようにするために効果的な方法の一つが、小まめな換気です。できるだけ窓や扉は開放する・換気扇を回し続けるといった工夫をすれば、湿気が減りピンク汚れが付きにくくなります。

注意したいのが換気扇を回すとき、同時に窓やドアを開けない方がよいという点です。窓の周辺だけ空気の循環がよくなって、お風呂場全体の換気効率が落ちてしまいます。

入浴が終わったら換気扇を付け、可能であれば回しっぱなしにしましょう。24時間回していると電気代が心配という人は、浴室が完全に乾いたのを確認してからスイッチを切るのがおすすめです。

ピンク汚れを掃除してバスタイムを快適に

お風呂

ピンク汚れの正体であるロドトルラが、人体に悪影響を与える心配はほとんどありません。しかし浴室の所々に赤っぽいヌメリがあると見栄えが良くない上、足を滑らせて怪我をしてしまう可能性もあります。

またロドトルラは黒カビの栄養源です。放置しておくと黒カビが繁殖する原因にもなってしまうため、ピンク汚れは小まめに掃除しましょう。

軽い掃除なら浴室用の洗剤やエタノール、しっかり除去したい場合は塩素系カビ取り剤や浴室クリーニングの活用がおすすめです。

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自身で掃除をしてみたものの、どうしても取れない頑固な汚れがある場合は、プロのクリーニング業者へ掃除を依頼するのがおすすめです。

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