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個人事業主は名刺でブランディングを! |肩書と事業内容にこだわろう

最終更新日: 2020年01月07日

個人事業主にとって重要なコミュニケーションツールである、名刺。

ただ、いざ作成しようとしても、どこまで情報を載せればよいのか、どのように作成するのかなど迷ってしまいますよね。

そこで本記事では、独立したばかりの個人事業主やフリーランスの方のために、素敵なオリジナル名刺の作成方法をご紹介します。名刺で上手に自己ブランディングして、新規顧客の獲得につなげましょう!

個人事業にとって名刺は重要!記載すべき事項まとめ

名刺 ブランディング
名刺でブランディングする方法とは

会社という後ろ楯がない個人事業主やフリーランスが交流会やセミナーなどの場で自分を知ってもらい顧客獲得へ繋げていくには、「名刺にどのような情報を載せるか」が重要なポイントです。そのために、インパクトがあって顧客に印象づけるような事項を、名刺に記載していかなければなりません。

本項では、個人事業主やフリーランスがどのような事項を名刺に記載すれば、ブランディングできるのかを詳しくお伝えしていきます。

個人事業主のブランディングの鍵は名刺にある

ブランディングとは、言葉のとおり「ブランドになるための手法」で、商品やサービスについてユーザーに共通のイメージを認識させることです。個人事業主が自身をブランディングするには、名刺が重要です。

交換した名刺が、最初の顧客の印象を大きく決定づけます。会社に勤務していれば、名刺交換をした相手の名前を覚えていなかったとしても会社の名前で勝負することができ、同様に、相手の名前を知らなくても、会社名を知っていればどんな商品やサービスが提供されているかがイメージできます。

しかし個人事業主は、名刺のデザインなどの印象で、いかにインパクトを与えるのかが勝負です。名刺でインパクトを与えることができなければ、その後の会話が思うように進まなくなってしまうこともあります。

すなわち、名刺が顧客との最初のコミュニケーションを図るツールになっているのです。

個人事業主が名刺に記載すべき事項

個人事業主が、顧客獲得のために名刺に記載した方が良い事項としては以下になります。

  • 屋号

屋号がある方は記載します。屋号は個人事業主の方が仕事上使用する名称のことで、会社の社名にあたります。業種や仕事内容をアピールすることが可能です。

  • 名前

名前は後から見返した時、わかりやすいように「ふりがな」や「ローマ字」も記載しましょう。漢字が分かっても、読み方が分からなければ相手に覚えてもらうのが難しくなります。

  • 電話番号

電話番号は事業用の電話番号が良いでしょう。家族や同居人がいる場合や女性の場合、自宅の固定電話を記載する際には注意が必要です。

  • 肩書

肩書が沢山あると、ごちゃごちゃしてしまうのでベーシックな肩書を書いておくとわかりやすいです。代表や役職、業務内容が分かる肩書をつけることで、顧客に強い印象を与えることができます。

  • WebサイトやブログのURL

WebサイトやブログのURLを掲載しておくと、さらに自分を知ってもらうことができます。オンライン上の名刺と同じような役割を担います。

  • SNSのアカウント

仕事用アカウントがあれば記載します。最近ではSNSを通じて仕事が依頼されることもあります。

  • 過去の実績

必須ではありませんが、アピールしたい過去の実績がある場合は名刺の裏などにいれておいてもいいでしょう。

事業内容が一目で分かる名刺にしよう

個人事業主が名刺を作成する時には、事業内容が一目で分かるようにすると顧客の印象に残ります。

また、事業内容に通じるイラストや写真などを名刺に載せておくと、顧客に対してインパクトを与えると同時に、より一層事業内容のイメージが湧きやすくなるでしょう。

とくに「建築士」や「土木施工管理技士」など業務内容に関連する資格を有している方は、名刺に記載しておくと業務内容が相手に伝わりやすいです。

名刺に住所を載せる場合は慎重に

個人事業主の名刺に住所を載せることには、リスクも伴うので慎重にしましょう。
例えば自宅を仕事場と兼用している個人事業主の人も多いと思いますが、その場合は仕事場の住所を名刺に載せることは自宅の住所を名刺に載せることになるのです。

女性や、家族と同居している個人事業主の方は特に注意しましょう。

個人事業主の肩書に相応しいのは?例もご紹介!

個人事業主の肩書に相応しいのは?例もご紹介!
個人事業主の肩書に相応しいのは?例もご紹介!

肩書と言えば社長や取締役などを想像しますが、会社で使用されている肩書は個人事業主にも使えるでしょうか。またそれらが使えない場合は、個人事業主が利用できる肩書はあるのでしょうか。

ここでは個人事業主に相応しい肩書をご紹介します。

個人事業主の肩書に社長や取締役はNG!

個人事業主の肩書きに「社長」や「取締役」を使用することはできません。社長や取締役は法律で定められている肩書になります。個人事業主は、会社組織ではないため社長や取締役の肩書は使用できません。

個人事業主の肩書きは何を書けばいいの?肩書の例を紹介

事業のトップであることを記載したい場合は、屋号に合わせて代表や所長などを使用することが一般的です。屋号がショップ名の場合は「店長」、事務所などの場合は「所長」、その他は「代表」などがよく使用されています。

個人事業主が肩書を英語表記にする場合

肩書を英語表記する場合は、以下になります。

肩書 英語表記の例
個人事業主 sole proprietorship
代表 representative
店長 maneger
所長 chief

個人事業主の名刺サンプル

個人事業主の名刺サンプル
個人事業主の名刺サンプル

個人事業主がオリジナル名刺を作成する方法

個人事業主 名刺 オリジナル 作成
個人事業主がオリジナル名刺を作成する方法とは

個人事業主が顧客に印象を残したり、ブランディングにつながったりする名刺のポイントについてお伝えしてきました。
本項では、前項でお伝えしたようなオリジナル名刺を、個人事業主やフリーランスが実際に作成するための方法についてお伝えしていきます。

個人事業主が名刺を作成するには

個人事業主が顧客獲得やブランディングのために特徴のあるオリジナル名刺を作成する方法として、以下の3種類があります。

  • 全部自分で作成
  • 印刷のみ業者に依頼
  • 業者にすべて依頼

これらの方法について、一つひとつ詳細にお伝えしていきます。

名刺を全部自分で作成する

名刺をデザインから印刷まですべて自分で作成しようと思えば、パソコンとプリンターがあれば作成可能です。
WordやExcelやPowerPointで使えるデザインのテンプレートはインターネット上で簡単に見つけられますし、プリントアウトについても自宅にプリンターがあれば簡単です。名刺用紙以外の費用をかけずに印刷できます。また、自宅にプリンターがなければコンビニで印刷するという方法もあります。

名刺を全て自分で作成するメリット・デメリット

名刺を自分で作成するメリットは、何といっても費用が安く済むこと、そして自分の思うようなデザインで作成できることです。
一方、デメリットは、自分で作成する分時間がかかること、そしてプロが作るわけではないためデザイン面で業者が作成するよりも劣る可能性が高いことです。

名刺の印刷のみ業者に依頼

デザインだけ個人事業主の目的にあったオリジナルのものを自分で作成して、印刷は業者に依頼する方法です。印刷を業者に依頼することにより、質の高い用紙できれいな印刷の名刺を作成することができます。

名刺を印刷のみ業者に依頼するメリット・デメリット

名刺の印刷のみ業者に依頼することのメリットは、デザインは自分で考えるため、個人事業主の考えるブランディングにつながるようなオリジナル名刺を、業者の印刷技術で作成することができることです。
業者によっては豊富なテンプレートや独自のデザインソフトを提供してくれるため、簡単にスタイリッシュな名刺を作成できます。

一方のデメリットとしては、印刷を業者に依頼するので全て自分で作成するよりも費用がかかることです。
また、印刷の方法や選択する用紙によってはそれなりの費用が発生することも。

名刺の作成を全て業者に依頼

個人事業主の名刺の作成方法として最も簡単なのは、デザインから印刷まで、すべて業者に依頼する方法です。

名刺を全て業者に依頼するメリット・デメリット

業者に全てを依頼するメリットは、手間をかけずに簡単に良品質な名刺ができることです。一方、デメリットはデザイン料などの費用がかかることが挙げられます。

名刺作成におすすめの業者3選

名刺作成を業者に依頼したくても、沢山の業者があるので選ぶのに時間がかかってしまいます。費用や作成期間などの観点からおすすめの業者をご紹介します。

  • ラクスル

ラクスルは両面カラー印刷を100部ワンコイン(税抜き500円)で注文できるのが特徴です。安さだけでなく、選べる名刺デザインが豊富です。通常のサイズ以外にも欧米サイズ、小型サイズが選択できるので、用途やイメージに合わせた名刺作りが可能です。

  • 名刺良品

名刺良品の特徴は作成期間です。すでに作成したデータがあれば、カンタンに注文ができ平日の13時までの注文であれば翌日納品が可能です。急に大量の名刺が必要な場合などは重宝します。

費用は片面モノクロや両面カラーでもすべて100枚500円から注文ができます。

  • アスクル

アスクルはオフィス用品で有名ですが、名刺印刷もしています。事業を始めるとコピー用紙、文房具などの用品を注文する機会が増えます。オフィス用品と一緒に、名刺印刷も注文できるのは便利です。

午後3時までの注文ならば翌日配達に対応してくれるのですが、カラー印刷100枚880円(税抜)からの金額なので、ラクスルや名刺良品に比べると割高です。

個人事業主におすすめの名刺管理ソフト3選

個人事業主におすすめの名刺管理ソフト4選
個人事業主におすすめの名刺管理ソフト3選

名刺管理は名刺管理ソフト・アプリを利用するとカンタンです。というのも紙で管理すると、時間や保管場所に悩まされるからです。

ここではおすすめの名刺管理ソフトをご紹介します。

名刺管理ソフト・アプリを導入するメリット

名刺を紙で管理すると、時間だけでなく保管場所に苦労をします。名刺が増えれば探す手間が増えるので、探しやすいように名刺フォルダーやプラスチックに50音順で整理するのが多いのではないでしょうか。しかしメールアドレスや電話番号、住所など1文字でも間違えると意味がありません。

しかし名刺管理ソフト・アプリを導入すると紙管理のデメリットが解消されます。

紙からデジタル管理にすることで、名刺情報を集中管理でき、保管に関する悩みが解決できます。またOCR処理によって自動的に文字情報を認識してくれる機能が備わっていれば、入力の手間が少なくなり、入力が必要だとしても誤認識部分のみの修正になるので手間がかかりません。

eight

個人で利用する場合は「eight」があります。メッセージ機能もあるので取引先と気軽にコミュニケーションが図れます。無料で利用できますが「名刺データをダウンロードして管理したい」場合は、Eightプレミアム(月額480円または年額4,800円)に加入すると可能です。

スマホカメラで撮影するだけで名刺の登録ができます。基本的なプロフィール情報の登録は、運営者側で手入力で実施されます。

Sansan

社内全体の導入にオススメなのは「Sansan」です。運用コンサルタントがサポートしてくれるサービスがあるので、導入から活用までスムーズに利用できます。

費用は月額50,000円から。また初期費用はライセンス用の12ヶ月分かかります。

名刺をスキャンまたはスマホカメラで撮影するだけで利用できます。

Sansanスキャナによって、大量の名刺を短時間でデータ化できるので、利用人数が多くても問題ありません。

Presto! BizCard

Presto! BizCardはボタンが大きく操作ミスが少ないのが特徴です。タップしなくても自動で撮影されるので、撮影時に手元がブレることが少ないです。

アプリの料金は450円ですが、アルバムから画像を選択し認識させることができます。時間がある時に撮影だけ済ませておけば効率的にデータ化が可能になります。

インパクトのある名刺で自己事業をブランディングしよう

ここまで、個人事業主がオリジナル名刺でブランディングする方法や名刺作成方法をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。

要点をまとめると以下の通りです。

  • 個人事業者が顧客を獲得するために、インパクトがある名刺を作成しましょう。
  • 名刺に肩書や事業内容などを書くと、個人事業主のブランディングに繋がります。
  • 個人事業主がオリジナル名刺を作成する方法として、「全て自分で作成」「印刷のみ業者に依頼」「業者にすべて依頼」の3種類があります。

名刺の役割は、企業の後ろ盾がない個人事業主にとって顧客に自分を覚えてもらう大切なツールです。
じっくりと考え・こだわりぬいて、世界に1つの素敵な名刺を作成してくださいね。

こちらの記事ではミツモアに登録している税理士の紹介と、依頼に必要な費用や選び方を解説していますので合わせてご確認ください。>>個人事業主にお勧めの税理士55選と税理士の選び方