「洗面台が古くなって汚れが落ちにくい」
「洗面所をもっと使いやすくリニューアルしたい」
洗面台をリフォームするときの費用は、シンプルな洗面化粧台への交換なら10万~20万円、洗面所全体を改装する場合は60万〜100万円以上かかることもあります。そこで、おおまかな料金シミュレーションから、過去1年間の1,400件以上の見積もりをもとにした平均料金まで、一目で把握できるようにまとめました。
さらに洗面台リフォームの費用が高くなるケースや安く抑えるためのコツ、写真付きのリフォーム事例も掲載しています。
洗面台リフォームの費用相場表

洗面台のリフォーム費用は、どのような洗面台を設置するかによって工賃が変動します。
| リフォーム工事の内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 洗面台の設置 | 60,000~80,000円 |
| カウンター収納付き洗面台の設置 | 115,500~140,000円 |
| キャビネット収納付き洗面台の設置 | 94,500~112,000円 |
収納がついている洗面台の中でも、カウンター収納タイプの洗面台は、一般的な洗面台と比較して最大6万円の工賃の差があります。
予算別の洗面台リフォームの事例
洗面台リフォームでよくある工事事例を、予算別にまとめました。
想定している予算でどのようなリフォームができるか確認してみましょう。
【予算目安 ~10万円】洗面台の水栓のみ交換
洗面台の水栓や蛇口が劣化してしまった場合に交換するのであれば、費用は10万円以下で済みます。工期は数時間~半日程度です。
水栓や蛇口は比較的簡単に取り替えができるので、必要な工具が揃っているのであればDIYでリフォームも可能です。
【予算目安10万~20万円】洗面台の交換
洗面台の交換を行う場合の予算目安は10万~20万円です。本体価格と設置、既設洗面台の撤去費用も含んだ価格です。
Amazonや楽天市場等のオンラインショップで安く洗面台を入手して、地域のリフォーム業者や工務店に設置を依頼することで安く施工することも可能です。
洗面台の本体代:17,000円(※2025年3月26日調査時点)
洗面台設置の平均工賃:75,800円
洗面台リフォームの費用:92,800円
防汚素材でできている洗面台を選ぶなど、洗面台のグレードを挙げると本体代が高くなり、洗面台の交換費用も高額になる点にご注意ください。
【予算目安20万~40万円】キャビネット収納付き洗面台への交換
キャビネット収納付き洗面台への交換をする場合の予算目安は20万~40万円です。
洗面化粧台の本体代:72,000円(※2025年3月26日調査時点)
洗面台設置の平均工賃:111,600円
洗面台リフォームの費用:183,600円
幅の大きな洗面化粧台に交換する、機能性が高い製品を導入する場合は洗面化粧台の本体価格が上がるため、リフォーム費用も高額になります。
【予算目安25万~40万円】洗面化粧台の交換+床・壁紙の張り替え
洗面化粧台の交換に伴い、床や壁紙を張り替える内装リフォームを行った場合の予算目安は25万~40万円です。
洗面化粧台の本体代:72,000円(※2025年3月26日調査時点)
洗面台設置の平均工賃:111,600円
床の張り替えの平均費用:15,200円
壁紙張り替えの平均費用:28,800円
洗面台リフォームの費用:227,600円
内装リフォームを行う際は、壁紙の機能性などにも注目しましょう。防汚・防臭機能がある、アクセントクロスを用いる、高級素材の壁紙を張り付けるなどのことを行うと、壁紙張り替えの費用が高額になりやすいです。
【予算目安60万~100万円】洗面台の床の下地補修+給排水工事を伴う洗面所の全面リフォーム
洗面化粧台の交換、床の下地補修、給排水工事を伴う洗面所の全面リフォームの予算目安は60万~100万円です。
予算60万~100万円でできるリフォームの例を紹介します。
- 高機能なハイグレードな洗面化粧台に交換
- 洗面台の床の下地補修
- 床や壁紙張り替えなどの内装リフォーム
- 給排水工事
- 洗面台の位置変更
- 収納の追加
洗面台リフォームはどこに頼む?4種類の依頼先
洗面台のリフォームを依頼できる業者は大きく分けると以下の4種類です。
① 洗面台メーカー
洗面台リフォームはTOTOやリクシル、パナソニックなど、洗面台や洗面化粧台のメーカーに依頼できます。モデルルームやカタログなどでじっくりスペックや使い勝手を検討したうえでリフォームを依頼できるのが特徴です。
メーカーへのリフォーム依頼は、最新の設備を導入したいなど、洗面台や洗面所に対する強いこだわりがある人におすすめです。
② ホームセンター
売り場面積が広い大規模なホームセンターにはリフォームコーナーがあり、そこで洗面台・洗面所のリフォームを依頼できます。メーカーのモデルルームほどではないにせよ、実物を見て使い勝手を確認したうえでリフォームの依頼ができます。
③ 工務店
間取り変更や内装の変更を含む大規模な洗面所リフォームを検討しているのであれば、工務店にリフォーム依頼を出すことをおすすめします。
工務店には全国展開している業者もあれば、地域密着型の業者もあるためリフォーム内容や予算に応じて最適な業者を選びましょう。
④ リフォーム業者
リフォームについてトータル的に相談をし、提案をもらいたい場合はリフォーム業者へリフォームを依頼することがおすすめです。リフォーム業者はリフォームのプロなので、豊富な実績から最適な提案をしてくれます。他の業者では予算オーバーになってしまうような施工も、様々な工夫で予算内に収めてくれることもあります。
リフォーム業者も工務店と同じく、全国展開をしている業者から地域密着型業者まで様々な業者があります。自分にあったリフォーム業者を見つけるには一括見積もりを活用しましょう。条件に合った業者からのみ見積書が届くので、誰でも簡単に施工業者を見つけられます。
洗面台リフォームが高くなる3つの理由
洗面台のリフォーム費用はいくつかの要因で変動します。リフォーム費用が高額になりやすい3つの理由を紹介します。
① グレードの高い洗面台に交換する
機能性やデザイン性が高い、高グレードの洗面台は一般的な洗面台と比べると本体価格が高額になります。ハイグレード品は使い勝手がよくお手入れの手間も簡便になるので、価格と機能性をよく比較してから導入しましょう。
ハイグレード洗面台を導入しつつもリフォーム費用を抑えるには、工賃が安い施工業者を探すことをおすすめします。
② 内装リフォームが必要になる
洗面台の交換だけでなく、壁紙や床の張り替えといった内装リフォームを行うと内装リフォーム分の費用がかかるため、総工事費用が高額になります。
内装リフォームを行う場合は、洗面台リフォームと同じ業者に頼むことで割引が適用されるケースがあるので、業者に相談をしましょう。
③ 床の下地補修や防水処理などが必要になる
洗面所の床は湿気により傷みやすいです。リフォームの際に床や下地が傷んでいる場合は、張り替えや補修が必要になります。補修や防水処理を施すとその分の工賃がかかる点にご注意ください。
洗面台リフォームを安くする4つのコツ
洗面台や洗面所のリフォームはいくつかの工夫を行うことで費用を安く抑えられます。代表的な方法4つは以下の通りです。
① 一括見積もりでお得な業者を選ぶ
洗面台リフォームをお得に行うには、施工業者の選定が重要です。地域で活躍するリフォーム業者や工務店に直接依頼すれば、必要最低限の費用で施工をしてもらえます。
リフォーム業者等を探すときは一括見積もりサイトを活用しましょう。複数の業者から同時に見積もりを取得でき、価格やサービス内容を簡単に比較・検討ができます。
ミツモアでは最大5事業者からの見積もりが届きます。見積もりの内容だけでなく保証の有無や口コミでの評判なども簡単に確認できるので、見積書だけからでは分からない部分も簡単にチェックできます。
② 洗面台のグレードを低くする
洗面台のリフォーム費用を抑えるためには、選択する製品のグレードを下げることも重要です。高級な製品には見た目や機能の魅力がありますが、予算内でリフォームを完了させるには費用と機能性のバランスをチェックすることが大切です。
シンプルなデザインや基本的な機能を備えたグレードの低い洗面台であっても使い勝手のよい製品が数多くあります。また低価格の商品でも品質が良い製品もあります。そのような製品を用いれば予算を抑えつつ、十分な実用性を得ることができます。
③ 補助金・助成金を活用する
省エネ性能を向上させたり、バリアフリー化を実施したりするリフォームの場合は、補助金や助成金の支給対象になります。まずはお住いの自治体でリフォーム支援事業が行われているかを確認しましょう。
補助金や助成金によって申請の手続きは異なります。リフォームのビフォー・アフターを写真に収める必要があるケースがほとんどなので、リフォームの検討段階で補助金支給の要件を確認しましょう。
④ 簡単な作業であればDIYでリフォームを行う
水栓や蛇口の交換など、簡単な作業であれば業者に依頼するのではなくDIYでリフォームを行うことで、リフォーム費用を安く抑えられます。
たとえば蛇口の交換であれば、必要な道具はスパナやモーターレンチです。購入するだけでなくレンタルもあるので、手先が器用なのであればDIYでの交換にチャレンジしても良いでしょう。
無料で洗面台リフォーム業者に見積もり

洗面台・洗面所のリフォーム費用の相場はシンプルな洗面化粧台への変更であれば10~20万円です。洗面台のグレードやリフォームをする範囲によって料金は変動します。
お得に洗面台リフォームを行うのであれば一括見積もりでリフォーム業者を見つけましょう。見積もりは無料でできるので、リフォームの検討段階からお気軽にご利用いただけます。
ミツモアでは最大5事業者からの見積書が届きます。見積書を比較して、条件に合った業者にリフォーム依頼を出しましょう。


