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カラーボックスをお得に捨てるには?6つの処分方法を一挙紹介

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最終更新日: 2023年03月16日

カラーボックスは収納に便利ですが、捨てるときには処分方法に困ってしまう家具のひとつ。サイズ的には「粗大ごみ」に当たり、200~500円程度の処理料金がかかります。

しかし分解・切断して小さいサイズにできれば、「燃えるごみ」や「資源ごみ」として無料で処理できる可能性も。

この記事ではカラーボックスの処分方法を紹介していきます。

カラーボックスの捨て方は6つ

白いカラーボックス

カラーボックスの捨て方は、おもに以下の6つです。

  1. 無料:分解して普通ごみとして捨てる
  2. 有料:そのまま粗大ごみとして捨てる
  3. 有料:不用品回収業者に回収してもらう
  4. 無料:ほしい人に譲る・寄付する
  5. 無料:リサイクルショップやフリマアプリで売る
  6. 無料:リメイクする

カラーボックスの場合はほかの大型家具と違って、分解するのが比較的カンタンです。そのためノコギリさえ用意できれば、分解して「可燃ごみ」や「資源ごみ」などの普通ごみとして捨てることができて、無料で処分できます。

ただし自治体によっては、解体しようがしまいが製品の品目によって「粗大ごみ」とされていることがあり、その場合は分解しても無料にはなりません。まずはお住まいの地域のルールを確認しましょう。

関連記事:引っ越しの不用品・粗大ゴミを処分したい!8つの処分方法と費用相場を解説 | ミツモア

職場で使っていたカラーボックスは産業廃棄物

オフィスや店舗などで業務用として使用したカラーボックスは「産業廃棄物」に分類されます。

自治体によっては事業所から出た粗大ゴミのみ処分してくれることもありますが、一般的には産業廃棄物を取り扱っている不用品回収業者に依頼しましょう。

誤って一般家庭用として捨ててしまうと、廃棄物処理法違反に問われる可能性もあるので要注意です。

方法1.分解して普通ごみとして捨てる

カラーボックス 解体

自治体が定める「粗大ごみ」の定義は、1辺の長さが一定以上のものを指します。一般的にはいちばん長い辺が30cm以上であれば粗大ごみとされますが、地域によっては50cmや60cmほどまで普通ごみに当たることも。

カラーボックスは1段でも30cm以上の幅・高さの製品が多いので、2段・3段の場合はほぼ確実に「粗大ごみ」となります。

しかし分解することで「木材」として扱うことができるので、粗大ごみとなる大きさ未満まで小さくすれば、「可燃ごみ」や「資源ごみ」として捨てることが可能です。

ただし自治体によっては分解しても「粗大ごみ」になる可能性も。たとえば東京都大田区では「粗大ごみは品目(製品)で判断するので、切り刻んだり、壊したり、分解しても粗大ごみとなります」というルールを明記しています。

そのためまずは自分の住んでいる自治体の「粗大ごみ」の分類や、ごみの分別方法を確認しておきましょう。

参考:粗大ごみ | 東京都大田区

カラーボックスの分解方法

分解された状態のカラーボックス

一般的な木製のカラーボックスは、以下の手順で分解することができます。

  1. ネジやボルトなどを取り外す
  2. ボンドや接着剤でつながっている部分はハンマーで叩いて分解
  3. 木材をのこぎりで切断して粗大ごみ未満のサイズにする
  4. 地域の分別方法にしたがって捨てる

カラーボックスを解体する際はドライバー、のこぎり、ハンマーなどを用意します。まずはドライバーを使ってネジを外し、組み立て前の大きさまで分解しましょう。

接着剤などが使われている場合は、接続部分をハンマーで叩いて分離させてください。このとき大きな音が出るので、近隣住民に迷惑がかからないように時間帯や解体場所に気を付けましょう。

ネジやボルトが使われている場合は、組み立て時にシールを貼って隠してあることがあります。カラーボックスの端を探してみましょう。もしシールが剥がれなければ、濡れたタオルなどでふやかしてから剥がしましょう。

カラーボックスがバラバラになったら、それぞれのパーツが30cm未満になるように、のこぎりで切断します。このとき木くずが飛び散るので、床の周りにブルーシートや新聞紙を敷いておくと片付けが楽になるでしょう。

分解したカラーボックスの捨て方

カラーボックスに使われていた木材は、ひもで束ねて「資源ごみ」などの分別で捨てるか、指定のゴミ袋に入れて「可燃ごみ」として捨てるかの2パターンが多いです。

接続用に使われていたネジ・ボルトなどは、透明な袋にまとめて入れて、「不燃ごみ」や「資源ごみ」として捨てます。

ちなみにカラーボックスと一緒に使っていたケースなど、プラスチック製のものは可燃ごみとして扱う自治体が多いです。ただしこちらも大きさによって粗大ごみに当たる可能性があるので注意しましょう。

方法2.そのまま粗大ごみとして捨てる

粗大ごみ回収トラック

普通ごみとして無料で処分したいならカラーボックスの分解が必要ですが、粗大ごみとして捨てるならそのままでOK。

処理料金は200~500円ほどで済むので、「カラーボックスだけ捨てたい方」「解体する手間を省きたい方」は粗大ごみとして出すのがオススメです。

粗大ごみとして捨てる手順

粗大ごみとしてカラーボックスを捨てる手順は以下。

  1. 住んでいる地域の「粗大ごみ受付センター」にインターネットや電話で申し込み
  2. 受付番号、処理料金、回収日時、集荷場所を確認してメモしておく
  3. コンビニで相当料金の粗大ごみ処理券を購入する
  4. 処理券をカラーボックスに貼り付けて、回収日時になったら指定場所まで持っていく

粗大ごみの処分はわりと身近なので、これまでに利用したことのある方も多いのではないでしょうか。「粗大ごみ受付センター」に申し込んで処理券を買ったら、あとは回収を待つだけなので意外とお手軽です。

ただし申し込みから回収までは通常1週間~1か月ほどの期間が空くので、引っ越しなどで急いでいる場合には別の方法を選びましょう。

自分で粗大ごみセンターに持ち込み

早く処分したい方は、自治体の粗大ごみセンターに自分で持っていくことも可能です。持ち込みの場合も、基本的な手順は一緒です。持ち込み日時を予約して、あらかじめ処理券を購入してから自分で運搬します。

ただし持ち込みの場合でも、引っ越しシーズンなどは予約で埋まっていることも。10日前後は待つこともあるので、早めに手続きをしましょう。

もしどうしても間に合わず、急ぎでカラーボックスを処分したいという方は不用品回収業者の利用を検討してみてください。

方法3.不用品回収業者に引き取ってもらう

不用品回収業者

不用品回収業者にカラーボックスの引き取りを依頼するメリットは、急いでいる場合にもすぐに対処してもらいやすいということ。粗大ごみとして申し込むと1週間~1か月待たなくてはいけないことがあるので、引っ越しの予定があって急いでいる場合などはオススメです。

ただしカラーボックス1点だけの回収だと、引き取り費用が数千円かかってしまうので割高です。その場合、カラーボックス以外の不用品もまとめて「積み放題プラン」で引き取ってもらえないか検討してみましょう。

積み放題プランなら、トラックに積める分なら何点でも不用品を引き取ってもらえます。料金は定額なので、粗大ごみの数が多いときには、自治体で処理するよりも安く済むケースも多いです。

運び出しから解体まですべて任せられることや、自分の都合のよい時間に回収してもらえることもメリットです。ほとんどの回収業者は平日・土日を問わず営業していることが多く、忙しい人でも依頼しやすいでしょう。

業者選びのコツ

一般家庭から出た不用品を処理するには、「一般廃棄物処理業」または「古物商」の許可が必要です。これらの許可を有する業者のなかから、料金プランが安い業者を選びましょう。

一般廃棄物処理業の許可は、カラーボックスをはじめとする粗大ごみや不用品を廃棄・処分することが可能です。この許可を持っていないのに「廃棄」をうたう業者は、不法投棄している可能性もあるので注意しましょう。

古物商の許可は、不用品の買い取り・リユース品としての販売ができます。ただし買い取り価格がほとんどつかずに、手間賃や運搬費が上回って通常の回収費用とおなじくらいの費用がかかることが多いです。

これらの許可を得ているか確認したうえで、複数の業者から見積もりをもらって比較しましょう。料金は業者ごとに設定しているため、相場より安いところも高いところもあるのです。

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方法4.ほしい人に譲る・寄付する

カラーボックス

カラーボックスを人に譲ったり寄付したりする手段もあります。自分で運搬・または引き取りに来てもらうことができれば、処分費用がかからないのがメリットです。

遠くの地域に運ぶ場合には、配送サービスの利用料金がかかります。たとえばヤマト運輸の場合、3辺の長さが200cm程度のカラーボックスだと約3,000~4,000円ほどの配送料がかかります。

人にカラーボックスを譲る

カラーボックスが欲しいという人がいれば譲るとよいでしょう。大型家具だと運搬に手間がかかりますが、カラーボックスくらいならラクに運び出せるうえ無料で引き取ってもらえるのがメリットです。

SNSで友人に呼び掛けてみたり、近所の福祉施設などにカラーボックスを無償で譲りたいと申し出たりしてみまっしょう。

ただし譲り渡した相手が「押しつけられた」と感じないように配慮はしておきましょう。「想像よりも汚い」などネガティブな印象にならないよう、きちんとキレイにしてから渡すのがオススメです。

また分解したほうが運びやすいようであれば、あらかじめネジやボルトを外して、まとめて持ちやすいようにしておくとベターです。

カラーボックスを寄付する

「寄付」という形で使わなくなった物を誰かにあげるという形もあります。途上国では私たちの使わなくなった家具を必要としている人たちがいます。

いらなくなった家具の処分に必要なコストを減らすとともに、本当に必要としている人に寄付してみるのもよいかもしれません。

まずは寄付団体を探して、申し込みをします。そのあとの流れは団体によって異なりますが、基本的には不用品を梱包し、送り状を挿入してから配送するという手順です。そのため手間はかかりますが、人の役に立てるというメリットがあります。

送料は自己負担になることが多いので寄付先のホームページを調べておくとよいでしょう。一例としてECO Tradingという寄付プログラムのホームページを以下に記載しています。

参考:不用品宅配回収|ECO Trading

方法5.リサイクルショップやフリマアプリで売る

フリマアプリ

カラーボックスをリサイクルショップに持っていくと、買い取ってもらえることがあります。ただしカラーボックスはもともとの販売価格が安く1,000円もあれば買えるため、中古になると商品価値がつきにくいです。

リサイクルショップで引き取ったとしても、買い手がつかなければ店にとってはメリットがありません。

組み立て前の未使用品や、使用して間もないカラーボックスであれば買い取りしてもらえるかもしれませんが、売れたとしても数百円程度だと考えておきましょう。

傷や汚れのあるカラーボックスは、ほとんどの場合買い取りしてもらえません。事前にリサイクルショップに電話をかけて買取に応じてもらえるのか確認するようにしましょう。

またメルカリやヤフオクなど、フリマアプリで個人売買をすれば多少は高い買い取り額がつくかもしれません。しかしそれでも配送料のほうが高くなることが多いでしょう。

カラーボックスの場合は粗大ごみとして処分すれば200~500円程度ですが、配送すると少なくとも3,000~4,000円になってしまうので、オススメできる方法ではありません。

方法6.カラーボックスをリメイクする

リメイクしたカラーボックス

カラーボックスをただ捨てるのはもったいない、という方はリメイクしてみてはいかがでしょうか。少しの工夫とアイデアで、別の家具に生まれ変わらせることができます。

デスクとしてリメイク

同じサイズのカラーボックスが2つあれば、等間隔で並べて、上に天板を設置することでデスクにリメイクできます。

カラーボックスの部分は収納部分として活きるので、本・文具・小物などをしまっておくスペースとして活用できます。見栄えが悪く感じる場合には、引き出し用のボックスを入れるとよいでしょう。

カラーボックス自体そこまで耐久性がない場合は、軽い天板を使うようにしましょう。ホームセンターで手に入りやすく、軽くて柔らかいファルカタ材を使うのがオススメです。

ベンチとしてリメイク

カラーボックスを横向きにして、上に天板を載せるだけでベンチに早変わりします。もし重量に耐えられるか心配であれば、テレビ台などとして活用するのもオススメ。

収納部分を隠したい場合は、引き出し用のカゴを入れたり、上からレースカーテンをかけると見栄えが良くなります。

DIYに自信があれば、蝶番(ちょうつがい)や工具を使って、収納扉を設置するのもよいでしょう。

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FAQ:不用品回収で回収できないものについて