釣りが趣味で、気づいたら釣り竿やリール、ルアーなどの釣具をたくさん溜め込んでしまっていた…。そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
釣具は正しく分別してルールに従って処分しないと、環境汚染につながる恐れも。この記事では釣具の分別方法や、お得な処分方法を詳しく解説していきます。
自分で分別して捨てる
釣具を捨てる場合は、各パーツの素材や大きさによってきちんと分別しないといけません。
釣具は木材や金属などでできており、これらを混ぜてゴミに出すことはできないのです。竿の長さによっては「粗大ゴミ」の分類となることにも注意しましょう。
釣り竿は分解し、自治体のルールに則って処分しよう
釣り竿はメインとなる竿の部分と、オモリなどの金属パーツで構成されています。
外せる金属パーツは取り外して、「金属ゴミ」に出しましょう。金属は大抵の自治体で分別が必要となっているので、捨て方を間違えないようにすることが大切です。
竿部分の処分方法は2種類ある!
竿部分の処分方法は自治体によって違いますが、大きく分けて2種類あります。千代田区の場合を例に挙げると、「30cm以内であれば普通ゴミ」、「30cmを超える場合は粗大ゴミ」の扱いです。
普通ゴミの場合は、指定のゴミ袋に入れて集積所に出すことになります。木製の竿なら「燃えるゴミ」、カーボンやガラス製は「燃えないゴミ」としている自治体が一般的です。地域によっても異なるので、自治体の公式サイトで確認してみましょう。
また折れてしまった釣り竿は先端が尖っていると、袋を突き破ったり怪我の原因となったりしてしまいます。先端を新聞紙でくるむなどして、安全な状態にしてから袋に入れてください。
粗大ゴミの場合は、手数料を支払って処分してもらうことになります。「粗大ゴミ処理券」を取扱店で購入すればOKです。30㎝を超えていても竿を切断すれば短くできるのですが、釣り竿は魚の重みや引く力に耐えられるよう強靭に作られています。無理に切断しようとすると怪我の恐れも。長い竿は手数料を支払って、粗大ゴミに出すのが安全です。
リールやルアーの処分方法は?
リールも自治体によって、処分方法が異なります。
横須賀市の場合は
・普通のリール(手巻き式)は「不燃ゴミ」
・電動リール(充電式)は「粗大ゴミ」 ・電動リール(電池式)は「不燃ゴミ」 |
となっています。電動リールの場合は、電池やバッテリーを取り外してからゴミに出しましょう。
ルアーは基本的には「燃えるゴミ」となります。金属製のルアーの場合は、「集団資源回収」の「缶以外の金属」の指定です。
残った魚の餌はどうすればいい?
釣りを楽しむためには、魚の餌も必要ですね。残った魚の餌の処分方法もきちんと把握しておきましょう。
もう釣りをしない場合は、少量であれば釣り場にまいて魚に食べてもらうという方法もあります。あまりに量が多い場合は、海へ捨てると不法投棄となる恐れがあるので気をつけましょう。周囲で釣りをしている人に譲って、使ってもらうのも良い方法です。
まだ餌を使う場合は、タッパーに入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存すればOK。まだ使うと思い自宅に持ち帰ったものの、使わないまま時間が経ってしまった場合は、「燃えるゴミ」として処分しましょう。
まだ使えそうな釣具は買い取ってもらおう
不要になった釣具はゴミとして処分するほかに、買い取ってもらうという選択肢もあります。
まだ使えそうな釣り具は捨ててしまうよりも、買い取ってもらう方がお得ですね。どのような売却方法があるのかを見てみましょう。
知人に買ってもらう
知人に釣りをしている人がいる場合は、買い取ってもらえることがあります。多少古びていたり損耗していたりしても、知人であれば買ってもらえる可能性が高くなる点がメリットです。
リサイクルショップや釣具店に売却
リサイクルショップや釣具店の中には、釣具を買い取り対象にしている店舗があります。近隣にこういった店舗がある場合は、釣り具を持ち込んで査定してもらいましょう。
宅配買取を行っている場合は、自分で梱包して送ればOKです。提示された査定額を了承すると、代金を振り込んでもらえます。自宅まで査定に来てくれる「出張買取」も便利ですね。
ただし釣具の状態が悪すぎると、値段がつかない恐れもあります。使えそうな釣具であっても査定に出す前に掃除・手入れをして少しでも良い状態にしておくことが、査定額アップのコツです。釣具の数が多い場合はまとめて持ち込むと買取価格を上乗せしてもらえたり、壊れた釣具も引き取ってもらえたりします。
リサイクルショップと釣具店では、専門店である釣具店の方が高価買取の可能性が高いです。リサイクルショップは店舗数が多く色々な地域に出店しているため、釣具店が近くにない場合に利用するとよいでしょう。
フリマアプリやネットオークションで売る
フリマアプリやネットオークションには、その場で手軽に出品できるというメリットがあります。利用者も多いため、落札される可能性も高いです。値段は自分で自由に設定できるので、自分が納得できる価格での売却ができる点も嬉しいですね。
見栄えの良い写真を撮る、分かりやすい説明文を記述する、といったことが高値で売るためのコツです。
デメリットとしては、梱包と配送の手間や、個人間のやり取りでのトラブルが挙げられます。
いらない釣具が多い時は不用品回収の依頼がおすすめ
不要な釣具が多い場合は、不用品回収を依頼するのがおすすめです。不用品回収業者は日用品から家具、家電まで、幅広い品を取り扱っています。
不要な釣具がたくさんある、釣具以外にもまとめて処分したい品がある、という場合には、まとめて依頼すると楽ですよ。
不用品回収の業者に依頼するメリット
釣り用品の中にはロッドケースやクーラーボックスといった、大きめの品もありますね。粗大ゴミや買取に出すのに手間がかかってしまう大きな品でも、不用品回収業者なら一気に引き取ってもらえます。
自宅に回収に来てもらえるので、梱包したり運んだりといった手間が省けるのはかなりのメリットです。デメリットとしては、業者によっては出張費や回収費用がかかってしまう点が挙げられます。
依頼する時に注意するポイント!
不用品回収業として営業するには、許認可を受けなければなりません。許認可を受けていない悪質な回収業者に依頼してしまい、「後から高額な請求をされた」、「不法投棄をされた」、といったトラブルの報告も増えています。
回収を依頼する際には、きちんと法律を守って営業している業者を選ぶように注意しておきましょう。
不用品回収業の場合は「一般廃棄物処理業許可」、「一般廃棄物収集運搬業許可」、リサイクルショップの場合は「古物商許可」といった許認可の有無が目安です。
許認可を受けている優良な業者は、料金設定も明確にしています。品目の種類や大きさによる価格表を公式サイトで確認できる業者も多いので、依頼する際にはしっかり確認しておきましょう。複数見積もりを取ることも大切です。
釣具を買い換えたいなら「処分セール」を狙え!
釣具が古くなってしまい新しいものに買い替えたいなら、ショップの「処分セール」が狙い目です。
実店舗だけでなくネットショップでもセールを行っているので、しっかりチェックしてお得に釣具を購入しましょう。
「処分セール」で安く釣具をゲットしよう
釣具を買い替える際に「処分セール」を利用すると、安価に釣具をゲットすることが可能です。処分セールには店舗に余っている品を安値で売り出す「在庫処分」や、新しいモデルが出た際に古いモデルを値引きする「型落ち品処分」、決算時期にセールを行う「決算セール」などがあります。
狙っている釣具があるなら、ネットショップのセールを定期的にチェックしておくとよいでしょう。
釣具全般を取り扱っている通販サイト「キャスターハウス」では、最大60%ほどのお得な割引き販売を行っています。通販なら購入後に自宅に配送してくれるので、大きめの釣り用品も購入しやすいですね。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。
複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォーム「ミツモア」がおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。
①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く
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チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。
忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。
②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心
ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。
ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。
③見積もり料金と口コミを比較して選べる
各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます。
「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。
④契約や相談はすべてオンラインで完結
訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。
チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。
⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり
不用品回収サービスとは?
まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。 |