ミツモアメディア

物の処分、何から手を付ければいいの?手順を1からご紹介!

最終更新日: 2023年03月16日

引越しや年末の大掃除の際には、使わなくなった衣類や家電などの不要な品がたくさん出てきますね。

不用品が多すぎると何から手を付ければよいか分からず、ついつい片付けが後回しになってしまうことも……。

この記事では不用品の処分方法や処分することのメリットについて、1から解説していきます。

STEP①処分する物を見極めよう

処分する物をしっかり見分けよう!

家庭の中の不用品を処分する際には、物を使用頻度によって3つに分類するのがコツとなります。

郵便物やプリント類は気がつくと溜まっていますが、比較的捨てやすい物として分類。

衣類、食器などは日常的に使用するので、処分するかどうか迷いやすいアイテムに分類されます。長年使用している品やプレゼントされたものなどの「思い出の品」は、処分の判断を最後に行うべきアイテムです。

不用品の分類や捨て方に慣れてくると、どんどんスムーズに捨てられるようになりますよ。

まずはいらない物をまとめよう

自宅に送られてくるダイレクトメール、買い物の際のメモ書き、お店でもらったチラシなどは、日々の生活で増えがちなアイテムです。紙類に書かれている情報はすぐに古くなってしまうものが多いため、紙の量は増えてしまったとしても、比較的捨てやすい物だといえます。

長い間見返していない古い書類、プリント類については、この先も見返すことはないと判断してかまいません。1枚1枚チェックしはじめると「いつか見返すことになるかも」と迷いが生じて、捨てられなくなってしまいます。半年以上見返していないものについては、時間をかけずに一気にまとめて処分してしまいましょう。

紙類を処分する際に忘れてはいけないのが、個人情報の保護。郵便物には自分や家族の氏名、自宅の住所といった個人情報が記載されています。そのまま捨てると悪用される恐れもあるため、処分の際にはシュレッダーにかけると安全です。現在では家庭用に小型で安価なシュレッダーが販売されているので、シュレッダーを持っていない場合は購入しておくと長く役に立ってくれますよ。

「いつか使うかも」を処分できるかどうかが肝心

服の処分は「いつか使うかも」という迷いを断てるかどうかが肝心です。「2年以上着ていない」、「体系が変わってサイズが合わなくなった」、「毛羽立ちや毛玉が目立つ」といった点を目安に、処分する服を機械的に選んでいきましょう。

2年以上着ていない服は、処分の第一候補です。重ね着が多くなる秋物と冬物は、持っている服の数も多くなっているはず。2年、3年と袖を通していない服も意外とタンスの奥に眠っているものなので、しっかり処分しておきましょう。

次に処分するべきは、サイズ違いで着なくなった服。ダイエットに成功した場合は「また太ってしまった時のためにとっておこう」と考えがちですが、いつ来るか分からない時のために服をとっておく必要はありません。

衣類はタンスやクローゼットの中で保管しておくだけでも、徐々に劣化は進んでいきます。レザー素材のものだと、しまい込んだまま忘れてカビが生えてしまう恐れもありますね。衣類は必要な分だけを所有する癖をつけておきましょう。

タンスの中も忘れずにチェックを!

タンスの引き出しの中には、使っていない化粧小物が眠っていることも。口紅、アイシャドウといったメイク用品は、劣化しているものを使うと肌がダメージを受けてしまう恐れがあります。好みに合わなくなったものや流行おくれのカラーは、もったいがらずに処分しておきましょう。

アクセサリー類は「デザインが時代のトレンドに合わなくなった」、「長期間身につけていない」ことを目安に、処分する品を選びましょう。

STEP②処分する方法を知ろう

物を処分する方法をきちんと把握しよう!

不用品の処分方法には、自治体での回収、業者に依頼、リサイクルショップやネットオークションへの売却といった様々な方法があります。

不用品の種類や大きさ、自分のライフスタイルなどを考えて、最適な処分法を選べるようにしておきましょう。

方法①自治体に処分してもらう

不用品の一番オーソドックスな処分法は、地域の自治体での処分です。地域指定の集積所に出すことで粗大ごみ以外は無料で回収してもらえるので、費用の心配はありません。

紙類やプラスチック、衣類はほとんどの自治体で、資源として回収しています。ただし衣類の中でも羽毛類や革製品は回収対象としない自治体もあるので、注意が必要です。

家具などの大型のものは「粗大ごみ」の扱いとなり、有料での回収となります。「粗大ごみ処理券」を取扱店で購入し、粗大ごみの受付センターへ回収申し込みを行いましょう。

分別方法や回収対象品、粗大ごみの申し込み先などは、毎年配布される「ごみの日カレンダー」や、自治体の公式サイトで確認を。東京都千代田区の場合は、ごみ分別アプリ「分けちよ!」を利用できるようになっています。「ごみ出しカレンダー」機能や「ごみの出し忘れ防止アラーム」といった便利な機能が搭載されているので、自分の自治体でも同様のアプリがないか調べてみましょう。

なおテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は、家電リサイクル法によってリサイクルが義務付けられています。これらは自治体では回収できません。買い替える場合は購入する店舗、処分する場合は購入した店舗・引き取り協力店に相談しましょう。

方法②引越し業者に依頼する

不用品が多く出た場合や家電リサイクル対象の製品は、引越し業者や宅配業者に処分を依頼できる場合も。引越し業者の回収サービスは色々な種類の不用品をまとめて整理できるので、複数の業者に依頼するよりも手間やコストを軽減できます。しっかりと有効活用しましょう。

例を挙げると「アーク引越しセンター」では、書籍、ブランド衣類、CDの不用品買取サービスを提供しています。更に家電リサイクル券も取り扱っており、「テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機」の家電4品目についても有料で回収依頼が可能です。

クロネコヤマト」では買取サービスを行っており、冷蔵庫・洗濯機といった家電類や、雑貨を買い取ってもらえます。

どの業者も対象製品や回収・買取条件があるので、公式サイトで確認してみましょう。

方法③買取専門店、リサイクルショップ等に売却する

不用品の状態がいい場合は、買取専門店やリサイクルショップに売却するのも良い方法です。リサイクルショップの取扱品は幅広いため、家電、衣類、雑貨類などをまとめて処分できます。

高く売れるドットコム」では全国対応のネット買取サービスを提供しており、自宅にいながら手軽に手続きできる点がメリットです。

ハードオフ」は店頭、宅配の他、出張買取にも対応しています。自宅まで査定に来てもらえるのは嬉しいですね。

方法④ネットオークションやフリマアプリを利用する

スマートフォンの普及によって、現在ではネットオークションやフリマアプリが大盛況です。落札者との連絡や梱包、発送といった手間はありますが、自分の納得のいく値段での売却ができます。

落札してもらうためには、品物が綺麗に見える写真を撮る、分かりやすい説明文を書く、といった点を心がけましょう。

出品までの流れはサイトごとに同じなので、慣れてくると不用品の売却処分が楽しくなってくることも。ただし個人間でのやり取りとなるので、クレームなどのトラブルのリスクがあることには注意が必要です。

方法⑤不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、自宅まで不用品を回収しに来てくれます。大きな家具でもトラックで運んでもらえるので、大型の不用品処分を依頼するのに便利です。

不用品回収業者なら、事前にごみの分別をする必要もありません。基本料金やオプション料金といった費用はかかりますが、大抵の品は回収してもらえるというメリットがあります。

業者に依頼する時の注意点

不用品回収業者に依頼する場合は、正規の許認可を受けた業者に依頼するよう注意しましょう。不用品回収業として営業するためには、自治体から「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得していないといけません。

リサイクルショップの場合は都道府県の公安委員より「古物商許可」、テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の家電リサイクル法4品目の取扱には「産業廃棄物収集運搬許可」の有無が確認項目です。

無許可の業者に依頼してしまい、「料金をぼったくられた」、「料金無料と謳っていたのに、後から高額請求された」、「不法投棄された」といったトラブルも増えています。近年では多くの業者がホームページを持っており、料金の目安や許認可を確認可能です。

この機会に!断捨離のススメ

断捨離してしまうのもおすすめ!

不要なものを減らして快適な生活空間を作る「断捨離」の考え方が、多くの人の間に広まってきています。

ここでは不要なものを捨てることで運気が上がるという風水の考え方や、断捨離による実用的なメリットを見てみましょう。

物を捨てると運気が上がる?

風水では「物が多すぎる部屋は運気が下がる」、「物を捨てることで、悪い気を蔓延させないことができる」という考えがあります。不要なものを手放すのと一緒に悪いものも手放し、別の何かが新たに手に入る、というイメージなのです。

「せっかく買ったのにもったいない」、「プレゼントされたものだから」という理由で物を捨てられないでいると、いずれ過剰な執着に繋がっていきかねません。近年注目されている「断捨離」も、「不要なものを断つ」、「不要なものを捨てる」、「ものへの執着から離れる」という意味合いを持つ言葉なのです。

不要なものを捨てると、必要なものだけが手元に残りますね。すると気持ちがすっきりし、運気のアップにつながっていきますよ。

断捨離をすることによる実用的なメリット

部屋の中の物が減ると、何がどこにあるのかが明確になります。すると探し物にかかる時間がぐっと減り、代わりに自由に使える時間が増える点がメリットです。

いらないものを捨てることが習慣になると、何かを買う時に「これは本当に必要なものか」を自然と考えるようになっていきます。すると無駄な買い物をしなくなるためお金にも余裕ができ、片付けにかかる手間は減少。

部屋がすっきりすると視覚から無駄な情報が入らなくなり、無意識下でのストレスを減らす効果も期待できます。

関連記事:断捨離のコツと驚きの効果を紹介!やり方や後悔しない捨て方教えます|ミツモア

物を溜め込まないコツ

物を溜め込まないようにするには?

不用品が溜まり過ぎると、処分や掃除の手間が増えてしまいます。不用品処分の方法だけでなく、物を貯めこまないコツも習得してみましょう。部屋がすっきりすると、毎日の生活が快適になります。

床に物を置かない

1つ目のコツは「床に物を置かない」ことです。床は面積が大きく平らなので、ついつい大きな物を一時的に置こうとしてしまいがち。本当に一時的ならよいのですが、置きっぱなしにしてしまうことも多いはずです。

床に物を置くと風通しが悪くなり、ホコリが溜まりやすくなってしまいます。掃除もしにくくなり、更に汚れが溜まっていくという悪循環にも。まずは床に物を置かないという生活を心がけましょう。

「いつか使うかも」の考え方から卒業しよう

ものを捨てられないタイプの方は「いつか使うかもしれないからとっておこう」と考えてしまいがちです。「いつか」は本当に来るのか、いつ来るのかは分かりません。

いつか使うと考えているといつまで経っても処分できなくなり、物がどんどん増えていってしまいます。「一年使っていないものは捨てる」と、機械的に処分していくことからはじめてみましょう。

あえて収納グッズを買わないのも手

衣装ケースやカラーボックスといった収納グッズを「あえて買わない」というのも、片付け上手になるための1つの手です。収納グッズがあると見えないところに物を片づけられるので、一見部屋が綺麗になったように見えるでしょう。

しかし収納に頼り過ぎると、収納グッズの中にしまい込んだまま似たような物を買ってしまったり、収納しきれずに新たなケースを買ってしまったり、いつまでも物が減らない状態になってしまう恐れもあります。

まずは今ある収納の中にしまいきれなくなったら、不用品をしっかり処分。収納グッズを買わずに対処することを考えてみてください。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く

スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます

チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。

忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心

ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

③見積もり料金と口コミを比較して選べる

各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

④契約や相談はすべてオンラインで完結

訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。

チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。

⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり

ミツモアを通して依頼した作業で事故やトラブルが発生した場合、修理や治療にかかる費用を最高1億円まで補償します。万が一事業者と連絡がとれなくなってしまった場合でも、最大10万円の保証を受けられます

不用品回収業者を比較する

不用品回収サービスとは? 

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて