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自転車の回収方法8選!無料の処分方法や防犯登録の抹消、業者選びのコツ

最終更新日: 2025年02月17日

移動手段としてとても活躍してくれる自転車ですが、不要になった時処分方法に困る人も多いのではないでしょうか。

この記事では自転車の処分方法、処分費用や注意点などをわかりやすく紹介していきます。

自転車の処分方法8選!無料回収は可能?

処分方法 費用 手間 こんな人におすすめ 注意点
粗大ごみに出す 400~800円 ★★☆
普通
なるべく安く処分したい人 多くの自治体が日時予約制のため、回収までに時間がかかる
自治体の処分場に持ち込む 無料~400円 ★★★

大きい

近くに処分場がある人 運搬の手間がかかる
自転車販売店に持ち込む 500~1,000円 ★★★

大きい

新しい自転車を買いたい人 自力に店舗まで運ぶ必要がある
フリマアプリに出品する 配送料 ★★★

大きい

利益を出したい人 品質が良くないと売却は難しい
買取専門店で売る 無料 ★★★

大きい

防犯登録の抹消手続きを行ってほしい人 非対応の店舗もある
リサイクルショップで売る 無料 ★★☆
普通
自転車の状態が良い人 値段がつかないこともある
不用品回収業者に依頼する 2,000~9,000円 ★☆☆

小さい

処分作業を丸投げしたい人 悪質な業者を選ばないよう注意
友人に譲る 無料 ★★★

大きい

自転車を欲しがる友人がいる人 防犯登録の抹消を忘れずに

①【有料】粗大ごみに出す

メリット
  • 比較的処分費用が安い
  • 玄関先や近所の回収場所に置くだけで手間が少ない
デメリット
  • 多くの自治体が日時予約制のため、回収までに時間がかかる
  • 回収日時の融通がきかない

自転車を処分する方法の中で最も簡単で比較的に安く処分できるのは、自治体の粗大ごみとして出す方法です。

粗大ごみの出し方が以下の通りです。自治体によって異なる場合もあるので、粗大ごみ処分する前にお住まいの地域のごみ出しルールについて確認しておきましょう。

【粗大ごみを出す手順】

  1. 自治体の粗大ごみ受付センターに問い合わせて予約を行う
  2. スーパーやコンビニなどで「粗大ごみ処理券」を購入
  3. 処分する自転車のサドルに処理券を貼り付ける
  4. 指定された日時に自転車を回収場所に持っていく

自治体ごとの自転車処分にかかる費用

一般的に自転車の粗大ごみ料金は400~800円ほどですが、自治体によっては不要になった自転車を無料で引き取ってくれる場合もあります。

処分費用や引き取り状況など、一部の地域を比較して見てみましょう。

②【無料】自治体の処分場に持ち込む

メリット
  • 回収費用がかからず、処分費用をおさえられる
デメリット
  • 処分場に持ち込む手間がかかる

自治体の処分場に自転車を持ち込むことで、さらに処分費用をおさえることができます。一部地域では持ち込むことで無料処分ができたり、施設で引き取りを行っている場合もあります。

事前に持ち込みの予約が必要な自治体もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

③【有料】自転車販売店へ持ち込む

メリット
  • 新車の購入と同時に回収が済むので手間が少ない
デメリット
  • 基本的に自力に店舗まで運ぶ必要がある

多くの自転車販売店では、いらなくなった自転車の回収を行っています。新しい自転車への買い替えを考えている方は、販売店に持ち込めば新品購入と同時に引き取ってもらうことができるためラクに手放すことができます。

またチェーン展開している販売店の多くは、自転車防犯登録所を兼ねているため、事前に防犯登録の抹消をしなくても持ち込み時に手続きできるのもポイントです。

④【売却】フリマアプリで出品する

メリット
  • 売価を自分で決められる
  • まだ使える自転車を売れる
デメリット
  • 買い手が見つからないとなかなか手放せない
  • 配送料が高くなる可能性がある

まだ使える自転車であればフリマアプリで出品するのも1つの方法です。売価を自分で決められるため、自分の希望額で自転車を売ることができます。

特にBianchやGIOS、キャノンデールなどブランド価値の高い自転車は高く売れる可能性があります。

ただし買い手が現れるまで自転車を保管しなければならないため、処分までに時間の余裕がある人におすすめの方法です。

⑤【売却】買取専門店で売却

メリット
  • 防犯登録の抹消を店舗で行ってくれる場合が多い
  • 出張買取で持ち込む手間も省ける
デメリット
  • 一般の自転車の買取を受け付けていない場合もある

自転車買取の専門店で売却するのも1つの方法です。専門店で買取を行ってもらうメリットは、防犯登録の抹消手続きを店舗で対応してくれるという点です。事前に手続きを行う必要もないため、手間を省くことができます。

例えば「バイチャリ」など、出張買取に対応している買取店も多いため、自転車を持ち込む手間もかかりません。

買い取ってもらう際には、身分証明書と自転車を譲渡するときに記入する「譲渡証明書」が必要になるので準備しておきましょう。

⑥【売却】リサイクルショップで売却

メリット
  • 状態の良い自転車が買い取ってもらいやすい
  • 気軽に持ち込める
デメリット
  • 自転車に関する知識があまりなく、買取に性能やブランドなどの価値が考慮されにくい

自転車買取の専門店でなくても、リサイクルショップなどで自転車を売ることができます。出張買取やオンライン買取など、持ち込まなくても査定してもらえるサービスを提供しているリサイクルショップも多いため、査定だけでも1度してみてはいかがでしょうか。

リサイクルショップでの買取の場合、状態の良し悪しが重視されるため、ブランドの価値や自転車の性能などが考慮されないことが多いです。

手放す自転車が性能の高いものやブランド価値が高いものであれば、自転車買取専門店の方が高く買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

また防犯登録抹消の手続きは対応してもらえないため、事前に済ませておく必要があります。

⑦【有料】不用品回収業者へ依頼する

メリット
  • 事業者によっては対応日時に融通がきく
  • 自転車以外の不用品も回収してもらえる
  • 処分に手間がかからない
デメリット
  • 費用が高い
  • 悪質な業者に引っかかるリスクがある

不用品回収業者に依頼して自転車を回収してもらうのも1つの方法です。他の処分方法に比べて費用は高くなってしまいますが、自転車以外の不用品も回収してもらえたり、運び出しや持ち込みなどの手間がかからないのでラクに処分できるのがポイントです。

また事業者によっては即日対応や休日対応なども行っているため、回収日時の融通がきくのも嬉しいですね。

防犯登録についての手続きは行えないため、事前に抹消手続きを忘れずに行いましょう。

電動自転車のバッテリーも処分可能

不用品回収業者は、基本的にほとんどの不用品を回収しますので、電動自転車のバッテリーの廃棄もお願いできます

たとえば複数のバッテリーを持っている場合は、ある分をまとめて処分してもらいましょう。忘れてしまうと、別途不燃ごみに出さなければなりません。

このように自転車本体を処分したものの、後になって自転車の付属品などが出てきて面倒なことにならないよう、自転車を処分する前に、自転車用品一式をそろえておきましょう。

優良な回収業者を選ぶコツ

不用品回収業者の中には、引き取った自転車を違法に転売したり、使える部品を取ってから不法投棄を行ったりする悪質な事業者も存在します。

回収業者に依頼する場合は、自治体の役所に問い合わせて業者を紹介してもらうのが1番安心です。

自分で業者を探す時は以下のポイントに気を付けて選びましょう。

  • チラシで無料回収をうたっていないか
  • 軽トラックで住宅街を巡回していないか
  • 業無許可を取っているか
  • 事業所の所在地や連絡先が公開されているか
  • 口コミの評判はいいか
  • 接客態度に気になる点がないか

また業者選びの際には、複数の事業者を比較することも大切です。いくつかの業者から見積もりを取って、実際のサービス内容や料金などを比較することで優良な事業者を探しやすくなるでしょう。

⑧友人・知人に譲る:無料

メリット
  • 捨てるのがもったいないという方でも手放せる
  • 処分費用がかからない
デメリット
  • 配送や受け渡しの手間がかかる

近くに自転車を必要としている友人や知人がいれば、譲るのも良いでしょう。処分費用がかからない上に、まだ捨てるのがもったいないなという自転車でも捨てずに手放すことができます。

ただし引き取り手の所在地によっては運搬に手間がかかってしまうこともあります。取引の内容によっては、知人間でもトラブルが発生する可能性もあるので注意しましょう。

自転車の処分・回収前にやるべき「防犯登録の抹消手続き」とは

破棄したい自転車がある場合、すぐに粗大ごみに出しても大丈夫なのでしょうか。

結論、何もせずに自転車を粗大ごみに出すことはできません

ここでは自転車廃棄前にやるべき「防犯登録の抹消手続き」とそのやり方についてお伝えします。

自転車の防犯登録とは「盗難防止のための仕組み」

防犯登録は、自転車の盗難を防止する役割を担っています。

登録されている自転車1台1台には固有の番号がつけられており、自転車が盗まれてしまった場合でも、持ち主に自転車がスピーディーに返還されるメリットがあります。

新規に自転車を購入する際は、販売店などで防犯登録について確認されることがほとんどです。登録をする際には、自転車の車種や持ち主の個人情報などを明記します。これによって、住んでいる都道府県の防犯協会などに自分の情報が届けられる仕組みになっています。

そのため、自転車がなくなった場合は協会(警察なども可)に相談することで、誰のどんな自転車が紛失しているのかといった情報が登録番号で明らかになります。自転車の追跡が容易にできるため、盗難に遭っても早めに見つかる仕組みです。

自転車の防犯登録の抹消を行わないと思わぬトラブルに

自転車を処分する時は、防犯登録の抹消を行わなければなりません。防犯登録を変えないと、その自転車は自分がまだ所有していることになってしまうからです。

たとえば登録の抹消をせず廃棄した自転車が誰かに使われて、駐輪禁止の場所に乗り捨てられていたら、警察から自転車の所在について、尋ねられることになるでしょう。罰金の負担をさせられるリスクもあります。

思わぬトラブルに巻き込まれないために、自転車を処分する際は防犯登録の抹消を忘れず行いましょう。

自転車の防犯登録の手順

手続き場所
購入時に自転車登録を行った都道府県内の、自転車販売店または警察署
手続きができる人
防犯登録を行った本人または同居者
必要なもの
  • 防犯登録を済ませた自転車本体
  • 身分証明書
  • 自転車防犯登録カード(紛失してしまった場合は保証書または車体番号の記入されている領収書)

※いずれの書類も持っていない場合は、自転車商防犯協会に問い合わせて「自転車防犯登録番号抹消・廃車願い」をもらい提出する

手数料
無料

自転車を処分する適切なタイミング

ここでは、自転車を処分・買い替える適切なタイミングについて解説します。

自転車の処分を検討すべきタイミングには、以下の3つがあります。

  1. タイヤの空気の減りが早くなった時
  2. かごやハンドルに錆が出てきた時
  3. 漕いだら音が鳴る時

タイヤの空気の減りが早くなった時

タイヤのゴムが劣化すると、空気の減りが早くなります。

チューブだけ交換してもらうこともできますが、劣化が一定以上進んでいると、タイヤごと交換しなければならないかもしれません

前後輪の交換には1万円以上かかる場合もあります。「それなら買い替えちゃったほうが良いな」と感じる人が多いでしょう。

かごやハンドルに錆が出てきた時

かごやハンドルに錆が発生し始めたタイミングも、自転車の買い替え時です。

錆が出ると見た目が悪くなりますし、何より破損の原因になりえるので危険です。なるべく早い段階で買い替えると良いでしょう。

漕いだら音が鳴る時

自転車に乗っている時に異音がするのも、自転車の買い替えサインの1つです。

異音がする原因は、ギアやチェーンの劣化にあります。もしギアに原因がある場合は、自転車をバラバラにして修理をするため、作業の工数が大きくなってしまいます。

自転車は長く使い続けるものですから、思い切って処分に出してみるのも1つの手でしょう。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

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  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

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不用品回収サービスとは?

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて

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