移動手段としてとても活躍してくれる自転車ですが、不要になった時処分方法に困る人も多いのではないでしょうか。
この記事では自転車の処分方法、処分費用や注意点などをわかりやすく紹介していきます。
この記事で解決できること |
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自転車の処分方法8選!無料処分は可能?
中でも最も一般的な方法は「粗大ごみとして処分する」方法です。費用もおさえることができ、手軽に自転車を手放すことができます。
しかし場合によっては他の方法の方がお得にラクに処分できる可能性もあります。自転車以外にも不用品があるなどの場合は不用品回収業者への依頼、買い替えの場合は自転車販売店に持ち込むなど、状況にあった処分方法を選ぶようにしましょう。
自転車の主な処分方法は8つです。それぞれの費用や防犯登録の抹消の有無などを比較してみましょう。
処分方法 | 費用 | 防犯登録の抹消 |
粗大ごみ回収 | 400~800円 | 必要 |
処分場への持ち込み | 無料~400円 | 必要 |
自転車屋への持ち込み | 500~1,000円 | その場で対応 |
フリマアプリで出品 | 配送料がかかる | 必要 |
自転車買取専門店で売却 | 無料 | 店舗による |
リサイクルショップで売却 | 無料 | 店舗による |
不用品回収業者 | 2,000~9,000円 | 必要 |
友人・知人に譲る | 無料 | 必要 |
自転車を手放すときの注意
自転車の処分の際には以下の2つの点に注意しましょう。
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特に防犯登録の抹消については、ほとんどの処分方法が事前に済ませておく必要があるので、必要なものなどをしっかり把握しておきましょう。
処分する前に防犯登録の抹消を行う
自転車の処分を処分する際には、購入時に行った防犯登録の抹消が必要になります。
登録を抹消していない自転車が手放した後で犯罪などに使われてしまった場合、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、防犯登録の抹消手続きが必要になるのです。
手続き場所 |
購入時に自転車登録を行った都道府県内の、自転車販売店または警察署 |
手続きができる人 |
防犯登録を行った本人または同居者 |
必要なもの |
※いずれの書類も持っていない場合は、自転車商防犯協会に問い合わせて「自転車防犯登録番号抹消・廃車願い」をもらい提出する |
手数料 |
無料 |
防犯登録は都道府県ごとに管理されています。登録した場所と別の都道府県にある店舗や警察署では抹消手続きは行えません。
また抹消手続きは購入店舗でなくても大丈夫です。登録を行った都道府県内で、自転車防犯登録所の看板があるところであれば、どこでも対応してもらえます。
ただし防犯登録の有効期限は7~10年とされており、期限が切れている場合は抹消する必要はありません。
粗大ごみの回収場所に置くときは必ず鍵をかける
処分時に自転車の鍵はどうすればいいのか、悩む人も多いのではないでしょうか。
粗大ごみなどで回収場所に置いておく場合には、必ず鍵をかけた状態にしておきましょう。鍵をかけずに置いておくと盗まれてしまう可能性があります。
処分予定の自転車が盗まれると以下のことが起こる危険性があります。
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また売ったり、譲ったりする場合も鍵は合鍵などを含めてすべてそろえた状態で、自転車本体と一緒に渡しましょう。
①粗大ごみに出す:400~800円
メリット |
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デメリット |
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自転車を処分する方法の中で最も簡単で比較的に安く処分できるのは、自治体の粗大ごみとして出す方法です。
粗大ごみの出し方が以下の通りです。自治体によって異なる場合もあるので、粗大ごみ処分する前にお住まいの地域のごみ出しルールについて確認しておきましょう。
【粗大ごみを出す手順】
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自治体ごとの自転車処分にかかる費用
一般的に自転車の粗大ごみ料金は400~800円ほどですが、自治体によっては不要になった自転車を無料で引き取ってくれる場合もあります。
処分費用や引き取り状況など、一部の地域を比較して見てみましょう。
世田谷区 |
世田谷区粗大ごみ受付センターにて有料で収集
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足立区 |
家庭で不要になった自転車は指定施設で無料で引き取り
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大田区 |
粗大ごみとしての回収。壊したり、分解しても「粗大ごみ」としての扱い
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品川区 |
粗大ごみとして回収
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②自治体の処分場に持ち込む:無料~400円
メリット |
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デメリット |
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自治体の処分場に自転車を持ち込むことで、さらに処分費用をおさえることができます。一部地域では持ち込むことで無料処分ができたり、施設で引き取りを行っている場合もあります。
事前に持ち込みの予約が必要な自治体もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
③自転車販売店へ持ち込む:500~1,000円
メリット |
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デメリット |
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多くの自転車販売店では、いらなくなった自転車の回収を行っています。新しい自転車への買い替えを考えている方は、販売店に持ち込めば新品購入と同時に引き取ってもらうことができるためラクに手放すことができます。
またチェーン展開している販売店の多くは、自転車防犯登録所を兼ねているため、事前に防犯登録の抹消をしなくても持ち込み時に手続きできるのもポイントです。
自転車回収に対応している大手チェーン店
自転車販売の大手チェーンで、不要な自転車の回収を受け付けている店舗を紹介します。
サイクルベースあさひ |
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サイクルスポット |
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④フリマアプリで出品する:配送料がかかる
メリット |
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デメリット |
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まだ使える自転車であればフリマアプリで出品するのも1つの方法です。売価を自分で決められるため、自分の希望額で自転車を売ることができます。
特にBianchやGIOS、キャノンデールなどブランド価値の高い自転車は高く売れる可能性があります。
ただし買い手が現れるまで自転車を保管しなければならないため、処分までに時間の余裕がある人におすすめの方法です。
⑤買取専門店で売却:無料
メリット |
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デメリット |
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自転車買取の専門店で売却するのも1つの方法です。専門店で買取を行ってもらうメリットは、防犯登録の抹消手続きを店舗で対応してくれるという点です。事前に手続きを行う必要もないため、手間を省くことができます。
例えば「バイチャリ」など、出張買取に対応している買取店も多いため、自転車を持ち込む手間もかかりません。
買い取ってもらう際には、身分証明書と自転車を譲渡するときに記入する「譲渡証明書」が必要になるので準備しておきましょう。
⑥リサイクルショップで売却:無料
メリット |
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デメリット |
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自転車買取の専門店でなくても、リサイクルショップなどで自転車を売ることができます。出張買取やオンライン買取など、持ち込まなくても査定してもらえるサービスを提供しているリサイクルショップも多いため、査定だけでも1度してみてはいかがでしょうか。
リサイクルショップでの買取の場合、状態の良し悪しが重視されるため、ブランドの価値や自転車の性能などが考慮されないことが多いです。
手放す自転車が性能の高いものやブランド価値が高いものであれば、自転車買取専門店の方が高く買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
また防犯登録抹消の手続きは対応してもらえないため、事前に済ませておく必要があります。
⑦不用品回収業者へ依頼する:2,000~9,000円
メリット |
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デメリット |
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不用品回収業者に依頼して自転車を回収してもらうのも1つの方法です。他の処分方法に比べて費用は高くなってしまいますが、自転車以外の不用品も回収してもらえたり、運び出しや持ち込みなどの手間がかからないのでラクに処分できるのがポイントです。
また事業者によっては即日対応や休日対応なども行っているため、回収日時の融通がきくのも嬉しいですね。
防犯登録についての手続きは行えないため、事前に抹消手続きを忘れずに行いましょう。
優良な回収業者を選ぶコツ
不用品回収業者の中には、引き取った自転車を違法に転売したり、使える部品を取ってから不法投棄を行ったりする悪質な事業者も存在します。
回収業者に依頼する場合は、自治体の役所に問い合わせて業者を紹介してもらうのが1番安心です。
自分で業者を探す時は以下のポイントに気を付けて選びましょう。
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また業者選びの際には、複数の事業者を比較することも大切です。いくつかの業者から見積もりを取って、実際のサービス内容や料金などを比較することで優良な事業者を探しやすくなるでしょう。
⑧友人・知人に譲る:無料
メリット |
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デメリット |
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近くに自転車を必要としている友人や知人がいれば、譲るのも良いでしょう。処分費用がかからない上に、まだ捨てるのがもったいないなという自転車でも捨てずに手放すことができます。
ただし引き取り手の所在地によっては運搬に手間がかかってしまうこともあります。取引の内容によっては、知人間でもトラブルが発生する可能性もあるので注意しましょう。
人に譲るときは防犯登録の抹消手続きも忘れずに
人に譲るときに忘れてはいけないのは防犯登録の抹消手続きです。処分するわけじゃないからと、手続きを忘れてしまわないように気を付けましょう。
防犯登録における名義変更は行えないため、人に譲る場合は自分の防犯登録を抹消し、引き取り手が新たに登録する必要があるのです。
自身で手続きが行えない場合は、自転車と一緒に防犯登録カードを引き取り手に渡します。防犯登録カードをなくしてしまった場合は「譲渡証明書」を作成しましょう。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
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- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
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不用品回収サービスとは?
まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。 |