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自転車の処分方法8選。防犯登録の抹消は必要?無料処分や業者も解説!

ぴったりの不用品回収業者をさがす
最終更新日: 2023年10月04日

移動手段としてとても活躍してくれる自転車ですが、不要になった時処分方法に困る人も多いのではないでしょうか。

この記事では自転車の処分方法、処分費用や注意点などをわかりやすく紹介していきます。

この記事で解決できること
  • 自転車はどうやって処分する?
  • 処分費用はいくらかかる?
  • 自転車の処分に必要な手続きは?

自転車の処分方法8選!無料処分は可能?

自転車

中でも最も一般的な方法は「粗大ごみとして処分する」方法です。費用もおさえることができ、手軽に自転車を手放すことができます。

しかし場合によっては他の方法の方がお得にラクに処分できる可能性もあります。自転車以外にも不用品があるなどの場合は不用品回収業者への依頼、買い替えの場合は自転車販売店に持ち込むなど、状況にあった処分方法を選ぶようにしましょう。

自転車の主な処分方法は8つです。それぞれの費用や防犯登録の抹消の有無などを比較してみましょう。

処分方法 費用 防犯登録の抹消
粗大ごみ回収 400~800円 必要
処分場への持ち込み 無料~400円 必要
自転車屋への持ち込み 500~1,000円 その場で対応
フリマアプリで出品 配送料がかかる 必要
自転車買取専門店で売却 無料 店舗による
リサイクルショップで売却 無料 店舗による
不用品回収業者 2,000~9,000円 必要
友人・知人に譲る 無料 必要

自転車を手放すときの注意

自転車

自転車の処分の際には以下の2つの点に注意しましょう。

  • 処分する前に防犯登録の抹消・変更を行う
  • 粗大ごみの回収場所に置くときは必ず鍵をかける

特に防犯登録の抹消については、ほとんどの処分方法が事前に済ませておく必要があるので、必要なものなどをしっかり把握しておきましょう。

処分する前に防犯登録の抹消を行う

自転車の処分を処分する際には、購入時に行った防犯登録の抹消が必要になります。

登録を抹消していない自転車が手放した後で犯罪などに使われてしまった場合、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、防犯登録の抹消手続きが必要になるのです。

手続き場所
購入時に自転車登録を行った都道府県内の、自転車販売店または警察署
手続きができる人
防犯登録を行った本人または同居者
必要なもの
  • 防犯登録を済ませた自転車本体
  • 身分証明書
  • 自転車防犯登録カード(紛失してしまった場合は保証書または車体番号の記入されている領収書)

※いずれの書類も持っていない場合は、自転車商防犯協会に問い合わせて「自転車防犯登録番号抹消・廃車願い」をもらい提出する

手数料
無料

防犯登録は都道府県ごとに管理されています。登録した場所と別の都道府県にある店舗や警察署では抹消手続きは行えません。

また抹消手続きは購入店舗でなくても大丈夫です。登録を行った都道府県内で、自転車防犯登録所の看板があるところであれば、どこでも対応してもらえます。

ただし防犯登録の有効期限は7~10年とされており、期限が切れている場合は抹消する必要はありません。

粗大ごみの回収場所に置くときは必ず鍵をかける

処分時に自転車の鍵はどうすればいいのか、悩む人も多いのではないでしょうか。

粗大ごみなどで回収場所に置いておく場合には、必ず鍵をかけた状態にしておきましょう。鍵をかけずに置いておくと盗まれてしまう可能性があります。

処分予定の自転車が盗まれると以下のことが起こる危険性があります。

  • 回収予定の自転車が指定場所にないため、自治体から連絡が来る
  • もし自転車が元の場所に戻されたら、最初からもう1度粗大ごみの手続きを行う必要がある
  • 万が一防犯登録を抹消していない場合、盗難後にその自転車で問題を起こされたときに巻き込まれてしまう

また売ったり、譲ったりする場合も鍵は合鍵などを含めてすべてそろえた状態で、自転車本体と一緒に渡しましょう。

①粗大ごみに出す:400~800円

粗大ごみ置き場にある自転車

メリット
  • 比較的処分費用が安い
  • 玄関先や近所の回収場所に置くだけで手間が少ない
デメリット
  • 多くの自治体が日時予約制のため、回収までに時間がかかる
  • 回収日時の融通がきかない

自転車を処分する方法の中で最も簡単で比較的に安く処分できるのは、自治体の粗大ごみとして出す方法です。

粗大ごみの出し方が以下の通りです。自治体によって異なる場合もあるので、粗大ごみ処分する前にお住まいの地域のごみ出しルールについて確認しておきましょう。

【粗大ごみを出す手順】

  • 自治体の粗大ごみ受付センターに問い合わせて予約を行う
  • スーパーやコンビニなどで「粗大ごみ処理券」を購入
  • 処分する自転車のサドルに処理券を貼り付ける
  • 指定された日時に自転車を回収場所に持っていく

自治体ごとの自転車処分にかかる費用

一般的に自転車の粗大ごみ料金は400~800円ほどですが、自治体によっては不要になった自転車を無料で引き取ってくれる場合もあります。

処分費用や引き取り状況など、一部の地域を比較して見てみましょう。

世田谷区
世田谷区粗大ごみ受付センターにて有料で収集

  • タイヤ径16インチ以下:400円
  • タイヤ径16インチ超え:800円
  • 電気自転車:1,200円
足立区
家庭で不要になった自転車は指定施設で無料で引き取り

  • 防犯登録ができる自転車
  • パンクや故障していても引き取り可能
  • パーツのみの引き取りは不可
大田区
粗大ごみとしての回収。壊したり、分解しても「粗大ごみ」としての扱い

  • 自転車処分:一律800円
  • 電動自転車はバッテリーを外す
品川区
粗大ごみとして回収

  • 16インチ未満:300円
  • 16インチ以上:600円
  • 電動自転車:600円

②自治体の処分場に持ち込む:無料~400円

自転車を積んだトラック

メリット
  • 回収費用がかからず、処分費用をおさえられる
デメリット
  • 処分場に持ち込む手間がかかる

自治体の処分場に自転車を持ち込むことで、さらに処分費用をおさえることができます。一部地域では持ち込むことで無料処分ができたり、施設で引き取りを行っている場合もあります。

事前に持ち込みの予約が必要な自治体もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

③自転車販売店へ持ち込む:500~1,000円

自転車屋

メリット
  • 新車の購入と同時に回収が済むので手間が少ない
デメリット
  • 基本的に自力に店舗まで運ぶ必要がある

多くの自転車販売店では、いらなくなった自転車の回収を行っています。新しい自転車への買い替えを考えている方は、販売店に持ち込めば新品購入と同時に引き取ってもらうことができるためラクに手放すことができます。

またチェーン展開している販売店の多くは、自転車防犯登録所を兼ねているため、事前に防犯登録の抹消をしなくても持ち込み時に手続きできるのもポイントです。

自転車回収に対応している大手チェーン店

自転車販売の大手チェーンで、不要な自転車の回収を受け付けている店舗を紹介します。

サイクルベースあさひ
  • 自転車を新しいものに買い替える場合:500円
  • 引き取りのみの場合:1,000円
  • 買取にも対応
サイクルスポット
  • 新しい自転車を購入する場合:550円(2台目以降は1,100円)
  • 回収のみ:1,100円

④フリマアプリで出品する:配送料がかかる

フリマアプリのイラスト

メリット
  • 売価を自分で決められる
  • まだ使える自転車を売れる
デメリット
  • 買い手が見つからないとなかなか手放せない
  • 配送料が高くなる可能性がある

まだ使える自転車であればフリマアプリで出品するのも1つの方法です。売価を自分で決められるため、自分の希望額で自転車を売ることができます。

特にBianchやGIOS、キャノンデールなどブランド価値の高い自転車は高く売れる可能性があります。

ただし買い手が現れるまで自転車を保管しなければならないため、処分までに時間の余裕がある人におすすめの方法です。

⑤買取専門店で売却:無料

自転車販売店

メリット
  • 防犯登録の抹消を店舗で行ってくれる場合が多い
  • 出張買取で持ち込む手間も省ける
デメリット
  • 一般の自転車の買取を受け付けていない場合もある

自転車買取の専門店で売却するのも1つの方法です。専門店で買取を行ってもらうメリットは、防犯登録の抹消手続きを店舗で対応してくれるという点です。事前に手続きを行う必要もないため、手間を省くことができます。

例えば「バイチャリ」など、出張買取に対応している買取店も多いため、自転車を持ち込む手間もかかりません。

買い取ってもらう際には、身分証明書と自転車を譲渡するときに記入する「譲渡証明書」が必要になるので準備しておきましょう。

⑥リサイクルショップで売却:無料

リサイクルショップのイラスト

メリット
  • 状態の良い自転車が買い取ってもらいやすい
  • 気軽に持ち込める
デメリット
  • 自転車に関する知識があまりなく、買取に性能やブランドなどの価値が考慮されにくい

自転車買取の専門店でなくても、リサイクルショップなどで自転車を売ることができます。出張買取やオンライン買取など、持ち込まなくても査定してもらえるサービスを提供しているリサイクルショップも多いため、査定だけでも1度してみてはいかがでしょうか。

リサイクルショップでの買取の場合、状態の良し悪しが重視されるため、ブランドの価値や自転車の性能などが考慮されないことが多いです。

手放す自転車が性能の高いものやブランド価値が高いものであれば、自転車買取専門店の方が高く買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

また防犯登録抹消の手続きは対応してもらえないため、事前に済ませておく必要があります。

⑦不用品回収業者へ依頼する:2,000~9,000円

不用品回収車

メリット
  • 事業者によっては対応日時に融通がきく
  • 自転車以外の不用品も回収してもらえる
  • 処分に手間がかからない
デメリット
  • 費用が高い
  • 悪質な業者に引っかかるリスクがある

不用品回収業者に依頼して自転車を回収してもらうのも1つの方法です。他の処分方法に比べて費用は高くなってしまいますが、自転車以外の不用品も回収してもらえたり、運び出しや持ち込みなどの手間がかからないのでラクに処分できるのがポイントです。

また事業者によっては即日対応や休日対応なども行っているため、回収日時の融通がきくのも嬉しいですね。

防犯登録についての手続きは行えないため、事前に抹消手続きを忘れずに行いましょう。

優良な回収業者を選ぶコツ

不用品回収業者の中には、引き取った自転車を違法に転売したり、使える部品を取ってから不法投棄を行ったりする悪質な事業者も存在します。

回収業者に依頼する場合は、自治体の役所に問い合わせて業者を紹介してもらうのが1番安心です。

自分で業者を探す時は以下のポイントに気を付けて選びましょう。

  • チラシで無料回収をうたっていないか
  • 軽トラックで住宅街を巡回していないか
  • 業無許可を取っているか
  • 事業所の所在地や連絡先が公開されているか
  • 口コミの評判はいいか
  • 接客態度に気になる点がないか

また業者選びの際には、複数の事業者を比較することも大切です。いくつかの業者から見積もりを取って、実際のサービス内容や料金などを比較することで優良な事業者を探しやすくなるでしょう。

関連記事: 優良な不用品回収業者の選び方|見分けるポイントや悪徳業者の特徴、対処法まで|ミツモア

⑧友人・知人に譲る:無料

自転車に乗る女性

メリット
  • 捨てるのがもったいないという方でも手放せる
  • 処分費用がかからない
デメリット
  • 配送や受け渡しの手間がかかる

近くに自転車を必要としている友人や知人がいれば、譲るのも良いでしょう。処分費用がかからない上に、まだ捨てるのがもったいないなという自転車でも捨てずに手放すことができます。

ただし引き取り手の所在地によっては運搬に手間がかかってしまうこともあります。取引の内容によっては、知人間でもトラブルが発生する可能性もあるので注意しましょう。

人に譲るときは防犯登録の抹消手続きも忘れずに

人に譲るときに忘れてはいけないのは防犯登録の抹消手続きです。処分するわけじゃないからと、手続きを忘れてしまわないように気を付けましょう。

防犯登録における名義変更は行えないため、人に譲る場合は自分の防犯登録を抹消し、引き取り手が新たに登録する必要があるのです。

自身で手続きが行えない場合は、自転車と一緒に防犯登録カードを引き取り手に渡します。防犯登録カードをなくしてしまった場合は「譲渡証明書」を作成しましょう。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く

スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます

チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。

忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心

ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

③見積もり料金と口コミを比較して選べる

各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

④契約や相談はすべてオンラインで完結

訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。

チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。

⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり

ミツモアを通して依頼した作業で事故やトラブルが発生した場合、修理や治療にかかる費用を最高1億円まで補償します。万が一事業者と連絡がとれなくなってしまった場合でも、最大10万円の保証を受けられます

不用品回収業者を比較する

不用品回収サービスとは?

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて

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