健康器具にはダンベルやルームランナーなど、さまざまなサイズや重量のものがあります。自治体のゴミ捨てルールに従い、製品ごとに適切な処分方法を選ぶことが重要です。廃棄処分や譲渡のほか、売却してお得に処分する方法も紹介します。
健康器具を自治体で処分する方法
健康器具はごみとして自治体に収集してもらうことが可能です。大きさによって可燃ごみ・不燃ごみとして出せる場合と、粗大ごみに出す場合に分けられます。
小さなものは可燃ごみ・不燃ごみに出す
小さな健康器具は基本的に可燃ごみ・不燃ごみとして捨てられます。サイズは長辺が30cm未満の健康器具が、可燃ごみ・不燃ごみとなります。
例:ハンドグリップ、腹筋ローラー、ストレッチバンド、グリットフォームローラー、フィットネスチューブ、セルライトローラー、ミニダンベル、縄跳びなど |
可燃ごみに分別されるケースが一般的ですが、素材や自治体によって分別方法が異なるため、事前に確認しましょう。プラスチックが不燃ごみに分別される自治体では、不燃ごみとして捨てます。
健康器具を可燃ごみ・不燃ごみとして出すときは、健康器具の重量にも注意が必要です。10kg以上の重さの健康器具は、可燃ごみ・不燃ごみに出せない自治体もあります。
健康器具1個当たりの重さが10kg未満でも、複数の健康器具をまとめて捨てると、回収してもらえない恐れがあります。詳細なごみ捨てルールは、自治体によって異なるため、あらかじめ自治体のホームページや電話で確認しましょう。
大型のものは粗大ごみとして処分
大型の健康器具を捨てるときは、粗大ごみとして処分する必要があります。一辺が30cm以上の健康器具は、粗大ごみに分類されるケースが一般的です。通常の可燃ごみ・不燃ごみに出しても収集してもらえません。
例:ルームランナー、ステッパー、ぶら下がり健康器、腹筋ベンチ、フィットネスバイク、振動マシン、スライドボード、ダンベル(10kg以上)、エアロビバイクなど |
自治体によっては指定のごみ袋に入るサイズなら、可燃ごみ・不燃ごみになるケースもあります。粗大ごみとして出す際は手数料がかかるため、まずは可燃ごみ・不燃ごみとして捨てられるかどうか、自治体に問い合わせてみましょう。
粗大ごみに出す流れ
粗大ごみに出すためにまず、電話かホームページで、自治体の「粗大ごみ受付センター」申し込みます。健康器具を捨てたい旨を伝えると、処理にかかる手数料の他、収集の日時と場所が指定されます。
申し込みが完了したら、コンビニや郵便局で、粗大ごみ処理券を購入しましょう。粗大ごみ処理券を購入することで、手数料を払った証明になります。かかる手数料は自治体や、健康器具の種類によって異なります。
購入した粗大ごみ処理券に必要事項を記入し、粗大ごみに出す健康器具に貼り付けます。あとは指定された日の朝に、集積所まで運び出しておけば、無事に健康器具を収集してもらえます。
お得に処分する方法
まだ使える健康器具を廃棄処分するのはもったいないですよね。健康器具の状態がよいなら、売却してお得に処分できるかもしれません。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップに持ち込み買取してもらうことで、いらない健康器具をお得に手放せる可能性があります。高額な買取金額は望めませんが、不用品を手放してお金をもらえるのはうれしいものです。
しかし大型の健康器具の場合は、リサイクルショップに持ち込むのが難しいでしょう。出張買取に対応しているリサイクルショップなら、自宅にいながら買い取ってもらえます。
店舗や健康器具の状態によっては、買取不可になる恐れもあります。事前に問い合わせてから査定してもらうと、買取までの流れがスムーズです。
専門業者に買い取ってもらう
健康器具専門の買取業者に買い取ってもらうことも可能です。専門業者は健康器具に関する詳しい知識を持っているため、適正な買取価格を提示してもらえます。リサイクルショップで買取不可になったものでも、買い取ってもらえる場合があります。
また有名ブランドの器具、需要の高い器具も、専門業者に頼むと損せずに売却できる可能性が高いでしょう。
フリマアプリやネットオークションに出品
フリマアプリやネットオークションを活用して、自力で健康器具を売る方法もあります。無事に売れたら送料と手数料を除いて、売上のほとんどを自分の懐に入れられます。
ただし商品の掲載や梱包、発送を全て自分で行う必要があるため、手間がかかるものです。需要の少ない健康器具の場合は、売れるまでに時間がかかるか、売れない恐れもあります。
購入者と商品状態の認識に相違があると、トラブルに発展する可能性があります。傷や汚れなどを詳しく説明し、誠意のある取引をするよう心がけましょう。
お金をかけずに処分する方法
値段が付かず売却できない健康器具でも、まだ使えるケースもあるでしょう。「自分では使わないけれど、動くのに捨てるのはもったいない」と考える人にふさわしい、処分方法について解説します。
欲しい人に譲る
健康器具の購入を検討している知人や友人に、不要な健康器具を譲ることで、お金をかけずに処分できます。知人は無料で健康器具を手に入れられるため、両者にとってメリットのある方法です。
知人で健康器具が欲しい人がいなければ、ネット掲示板を利用し、譲渡先を探す方法もあります。送料は相談次第になるものの、極力お金をかけずに譲渡可能です。
不用品回収業者に依頼する
健康器具を処分する手間をかけたくない場合や、健康器具のほかにも不用品がたくさんある場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。費用はかかりますが、都合のいい日時に回収に来てくれるため、簡単に処分できます。
業者選びのポイント
不用品回収業者を探すときは、悪質な業者に引っかからないように、注意が必要です
料金体系が明確であるほか、請求書や領収書を書面で提示してくれるかどうかも、重要です。査定の内訳が曖昧だと、余計な追加料金を徴収される恐れがあります。
また万が一のときのために、損害賠償保険に加入していることも大切です。
とはいえ悪質な業者であるかを確認するために、自分の力で複数の業者から見積もりを取るのは、簡単なことではありません。無料で最大5件の一括見積もりが可能なミツモアを利用すれば、手間なく納得のいく業者選びができるでしょう。
売却する場合のポイント
健康器具を売却する際は、トラブルを避けたり、高価買取を狙ったりするための工夫が必要です。売却する前に確認しておくべきポイントを解説します。
動作確認をしておく
フリマアプリやネットオークションを利用する場合は、直接顔を合わせずに取引を行います。商品の状態も写真と文章でしか伝わらないため、正常に作動するか確かめた上で、正確な情報を記載することが大切です。健康器具を受け渡した後に動作不良が判明すると、トラブルになる恐れがあります。
同封する付属品や説明書についても、詳細に伝えておきましょう。健康器具の作動や付属品について明記しておくことで、事前にトラブルを避けることができるでしょう。
見た目をきれいにしておく
査定に出したり商品画像を撮影したりする前に、健康器具をきれいに掃除しておくことも重要です。見た目を良くしておけば、売却価格が上がる可能性があるでしょう。
買い取った側としても、きれいな状態の健康器具が届けば、気持ちのいい取引ができたと感じるものです。これまで大切に使った健康器具を、次の人にも気持ち良く使ってもらうためにも、きちんと手入れしておきましょう。
健康器具の処分方法はさまざま
健康器具を処分する方法は、サイズや重量、作動状態によってさまざまです。自治体に回収してもらう方法や、知人に無料で譲る方法などがあります。リサイクルショップやフリマアプリで売却して、お得に手放すことも可能です。
器具の状態に合った適切な方法で処分するようにしましょう。
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