本棚を細かく解体できれば、家庭ごみとして捨てられます。しかし自力での解体は大変なので、粗大ごみとして捨てる方法が一般的です。本棚以外にも不用品があるなら、不用品回収業者に依頼するか、本棚の状態が良ければ売却も検討しましょう。
自治体で本棚を処分する方法
自治体に収集してもらって本棚を処分する方法には、粗大ごみとして捨てる方法と、家庭ごみとして捨てる方法があります。詳細なごみ捨てルールは自治体によって異なるため、詳しい処分方法は自治体のホームページを確認しましょう。大まかな処分方法を解説します。
粗大ごみとして処分
大きなサイズの本棚は、粗大ごみとして処分するのが一般的です。木製やプラスチック製、スチール製の素材によらず、そのまま粗大ごみとして出せるため、いろいろと方法を検討する必要がなく、処分までの流れが簡単です。
ただし粗大ごみに出す際は、処理手数料がかかる他、指定された集積所まで自力で運び出す必要があります。収集日を指定できないので、申し込みしてから収集されるまで、1週間から1カ月かかります。
粗大ごみを依頼する流れ
粗大ごみとして収集してもらうまでに、必要なステップを確認しましょう。まずは電話かWebサイトで粗大ごみ受付センターに、収集してもらうための申し込みをします。
次にコンビニや郵便局で、指定された金額の粗大ごみ処理券を購入します。収集日の決められた時間に、粗大ごみ処理券を貼り付けて本棚を出せば完了です。
収集してもらう前に、粗大ごみ処理券がはがれ落ちてしまわないように注意しましょう。
可燃ごみ・不燃ごみとして処分
大きな本棚でもノコギリを使って細かく解体すれば、通常のごみ収集に出して処分できます。指定のごみ袋に入るサイズなら収集してもらえる他、長さ1mで直径30cm未満の大きさに紐でまとめれば、回収してくれる自治体もあります。
木製の本棚は可燃ごみ、プラスチック製の本棚は不燃ごみに、分別されるのが一般的です。しかし自治体によっては解体しても、家庭ごみに捨てられないこともあります。あらかじめ自治体のごみ捨てルールを確認しておきましょう。
自分で本棚を解体する方法
本棚の分解にはノコギリと軍手、ドライバー、六角レンチなどが必要です。コンパクトな本棚でも、解体するときは場所を取るため、十分なスペースを確保して作業しましょう。
屋外で作業するときは、木くずが吹き飛ばされないように、風のない日に行うことがおすすめです。
一般的な解体方法としては、初めにドライバーと六角レンチを使ってネジを外し、本棚を解体します。解体できたら一直線の板になるように、L字やT字の板をノコギリで切断します。長い板はさらに粗大ごみとして出せる30cm以下まで短く切る必要があります。
その他の本棚の処分方法
自治体に収集してもらうほかにも、フリマアプリやリサイクルショップで売却する方法があります。売却してお金を得られるため、お得に処分可能です。
フリマアプリなどに出品
一つ目の選択肢は、フリマアプリやネットオークションに出品する方法です。自分で値段を設定できるほか、ネットオークションでは需要に応じて値段が上がるため、高値で売却できる可能性が高くなります。ただし需要がないと、売れない恐れもあります。
大きな利益が見込める一方で、出品や梱包、発送に手間がかかる点がデメリットです。本棚の傷や汚れの状態に、購入者と認識の相違が生じる可能性があるので、トラブルに発展することもあります。トラブルにならないように、丁寧な取引を心掛けましょう。
リサイクルショップで買い取り
本棚を手軽に処分してお金をもらいたい場合、リサイクルショップに買い取ってもらうのがおすすめです。店頭買取なら、その場ですぐに現金化できます。買取価格アップのためには、査定に出す前に、本棚をきれいに掃除しておくことが大切です。
店舗によっては、本棚の買取をしていない場合があるため、前もって確認しましょう。
本棚を店舗まで運搬するのは大変なことです。近くに店舗がないときや、運搬の手間をかけたくないときは、出張買取を利用するのも一つの手です。自宅まで来て査定と買取をしてくれるので、手軽に売却できます。
不用品回収業者に依頼する
遺品整理や大掃除など本棚以外にも大量に不用品回収がある方は不用品回収業者への依頼がおすすめ。不用品回収業者に頼めば、都合のいい日時に自宅まで回収に来てくれるため、本棚を手軽に処分できます。本棚以外にも不用品がたくさんあるときに、不用品回収業者の利用を検討するといいでしょう。
本棚を処分する際にかかる費用
本棚を処分する際は、なるべく費用を抑えたいものです。これまでに紹介した本棚の処分方法に加えて、不用品回収業者に依頼するケースも合わせて、処分にかかる費用を比較します。
方法別の費用の目安
最も費用を抑えて処分できる方法はフリマアプリ・リサイクルショップで売却です。処分の手間や費用などから最適な方法を選びましょう。
方法 | 処分費用 |
フリマアプリ・リサイクルショップで売却 | 利益が出る(処分費用なし) |
粗大ごみ(自治体) | 300〜2,400円程度 処理手数料は自治体、材質、サイズによって異なる |
不用品回収業者 | 3,000円程度(さらに人件費、出張料が加わる) |
不用品回収業者に依頼する流れ
不用品回収業者に依頼すると最短で即日に回収してくれる業者もあるので、できるだけ早く回収してほしい方にもおすすめです。実際に依頼する際の業者の選び方や当日の流れについて説明します。
複数の業者から見積もりを取る
違法な業者に回収を依頼すると、法外な料金を請求される他、回収した不用品は不法投棄される可能性があります。違法で悪質な業者に引っかからないためには、古物商許可を得ていない業者を除外した上で、複数の業者を比較しましょう。
相見積もりを取ることで、不用品回収のサービスが具体的に分かり、自分に合ったサービスが明確になります。複数業者の競争を促せるため、適正価格で依頼できる点も、大きなメリットです。
自分で複数の業者を比較する場合、業者を探し、それぞれに連絡する手間がかかります。ミツモアなら簡単な質問にいくつか答えれば、無料で最大5社の不用品回収業者から、相見積もりを取れます。気になる業者にチャットで相談できるので、安心して任せられる業者が見つかるでしょう。
自宅へ引き取りに来てもらう
相見積もりをして、依頼する業者が決まったら、回収に来てもらう日時を決めましょう。回収日にスタッフが自宅を訪問し、回収作業を行います。優良な業者は作業開始前に、改めて不用品の状態や重量、サイズを確かめ、正確な料金を提示してくれるので安心です。
回収が無事に済んだら、作業箇所の掃除をして、壁や床に傷がないか一緒に確認します。最後に支払いをして引き取り完了です。利用可能な決済方法は、業者によって異なります。先払いのみに対応している業者もあるので、見積もりの時点で確認しておきましょう。
本棚を処分して部屋をすっきりと
不要になった本棚を置いたままにしておくと、部屋のスペースを有効活用できません。本棚は廃棄処分する以外にも、売却してお得に処分できるケースもあります。
本棚を処分して利益を得た上で、部屋のスペースも確保できるのがベストです。手間がかかることから処分に踏み切れない場合、不用品回収業者に依頼すると、手軽に処分できます。思い切って本棚を処分し、部屋をすっきりさせましょう。
ミツモアで不用品回収を依頼した人の口コミ
「ミツモア」を通してエアコンクリーニングを依頼した利用者からの口コミを紹介します。
出典:不用品回収業者の口コミ一覧|ミツモア |
「対応がこれまでにお会いしたどんなサービスの方より丁寧で驚きました」
- 利用時期:2022年12月
- 評価:★★★★★ 5
2日前に突然依頼したのですがとても丁寧にご対応いただきました。 10年近く使用したベッドや本棚などの処分をお願いしました。 迅速で丁寧に片付けて頂いたのはもちろん大変助かりましたが、何よりも担当者様の対応がこれまでにお会いしたどんなサービスの方より丁寧で驚きました。 到着予定時刻を知らせて下さったり、踏んだらいけないからと避けて下さった靴を並べ直して帰られたりと感動するほどでした。 同席した母も、「最後にドアを閉めるまでお辞儀して頂いて、なんと気持ちのいい体験か」と関心しきりでした… 今後何かあれば必ずお願いします。 大変素敵なサービスをありがとうございました。
料金に対する納得感 | 評価5:事前に教えていただいた金額の通りでした。 |
電話・チャット対応 | 評価5:とても丁寧にご対応いただきました。 当日に細かい到着予定時刻まで教えていただけると思いませんでした。 |
仕事の質 | 評価5:素早く終えて、掃除までしていただきました。 |
対応の柔軟さ | 評価5:壊れたベッドなのに簡単に分解していただきました。 |
作業員のコミュニケーション | 評価5:安心しておまかせできました |
「作業に来られた方の感じもとても良かったです」
- 利用時期:2023年3月
- 評価:★★★★★ 5
初めて、不用品回収を依頼しました。 子供の進学に伴い、不用品の回収をお願いしました。 学習机や本棚以外にもダイニングテーブルやパソコン用L字型デスク等、大きな家具を回収して頂きました。 初めに見積もりして頂いてから、更に不用品が増えたのですが、気持ちよく回収して頂きました。 雨が激しく降っていた時の積込みになってしまって、申し訳なかったです。 作業に来られた方の感じもとても良かったです。 また、不用品がある時は、利用させて頂きます。 本日は、ありがとうございました。
料金に対する納得感 | 評価5:追加分の料金交渉スムーズでした |
電話・チャット対応 | 評価5:丁寧です |
仕事の質 | 評価5:素早く、丁寧でした |
対応の柔軟さ | 評価5:追加分の家具も迅速に回収して頂きました |
作業員のコミュニケーション | 評価5:とっても良い感じの方たちでした |
「リーズナブルな料金でして頂いて本当に感謝しております」
- 利用時期:2023年2月
- 評価:★★★★★ 5
引越しで不用になったダイニングテーブルやベッドや本棚など、自分では処分できない大きな家具の引き取りをお願いしました。事前メールもスムーズで、到着前のお電話も頂き、運ぶのも大変スムーズで、頼んでいなかった衣装ケースも引き受けて頂いたにもかかわらず、料金もそのままで、リーズナブルな料金でして頂いて本当に感謝しております。またぜひお願いしたいと思います。
料金に対する納得感 | 評価:5 |
電話・チャット対応 | 評価:5 |
仕事の質 | 評価:5 |
対応の柔軟さ | 評価:5 |
作業員のコミュニケーション | 評価:5 |
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。
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ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。
ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。
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各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます。
「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。
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⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり
不用品回収サービスとは?
まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。 |