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新築で壁掛けテレビは後悔する?入念な準備で理想のリビングを手に入れよう

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最終更新日: 2024年06月28日

壁掛けテレビが自宅の生活様式に合っているのか、購入する前に押さえておきたいという人は多いでしょう。壁掛けテレビを取り付けるべきか否か判断するために、デメリットとメリット、後悔しないための注意点を解説します。

壁掛けテレビにして後悔する3つの理由

「居心地がよくておしゃれな部屋にしたい」と考えて壁掛けテレビを購入するのであれば、思い描いていた結果にならず後悔する事態はできるだけ避けたいものです。壁掛けテレビのデメリットやそれを防ぐ対策はあるのか、確認しましょう。

  • 収納スペースが足りない
  • 配線を隠すのが面倒
  • 位置調整ができない

収納スペースが足りない

壁掛けテレビにはテレビ台がないので、AV機器やテレビゲームなどの周辺機器を置く場所に困る可能性があります

「テレビ周りをすっきりさせたい」と思って壁掛けを選んだはずが、逆に周辺機器が目立ってしまい、見た目が悪くなったと後悔する結果になるかもしれません。

壁に固定して浮かせるタイプのテレビボードを活用する方法が、対策として挙げられます。周辺機器が少ない場合には、壁に引っかけるタイプの棚でもよいでしょう。テレビ下の床に何も置かなければ、部屋を広く見せられます。

配線を隠すのが面倒

テレビ台がない壁掛けテレビは、そのままだと配線コードが丸見えになり、おしゃれな雰囲気が壊されてしまいます。新築に壁掛けテレビを取り付ける場合は、壁裏収納を提案されるケースが多いでしょう。その分かかる費用と手間もデメリットです。

また後からAV機器が増えたりテレビを買い替えたりしたときに、配線を隠すのが面倒な場合があります。例えば新しい周辺機器とテレビをつなぐケーブルが、隠蔽用の配管に通らないといったケースです。

簡単にできる対策は、配線にカバーをかけて隠すことです。壁裏に隠す方法を希望するなら、配線の位置を変える工事が必要になるかもしれません。

位置調整ができない

壁掛けテレビは簡単に移動できないのが弱点です。設置するためには専用の金具で固定したり、壁の補強工事をしたりする必要があるため、コストと手間もかかります。

設置工事の際にシミュレーションを重ねても、のちに違和感を覚えて移動したくなる人は少なくありません。

どうしても移動したければ、再度初めから設置工事を行うしかないでしょう。もともと設置していた場所には大きなネジ穴などが残るので、それを隠す壁紙の補修作業も必要です。

壁掛けテレビのメリット

壁掛けテレビにはデメリットばかりではありません。テレビの裏や下の掃除が楽になる、倒れにくく落下もしにくいので、子どもやペットがいても安心できる、といったメリットもあります。それぞれのメリットについて確認しましょう。

  • 掃除の手間が少ない
  • 地震のときに倒れない
  • 子どもやペットがいても安心できる

掃除の手間が少ない

テレビ裏の配線にはほこりがたまりやすく、ごちゃごちゃしやすいものですが、壁掛けテレビの配線を壁裏に隠せば、見た目がすっきりし掃除も楽になります。テレビ裏のほこりは、ハンディモップでなでれば簡単に落とせます。

凹凸の多いテレビ台がなくなるだけで、テレビ下の掃除の手間が減ってずっと楽になるでしょう。重いテレビ台を動かしたり、床をはうケーブルを持ち上げたりする必要もありません。床に掃除機をかけるだけで済みます。

地震のときに倒れない

現在主流になっている液晶の薄型テレビは、画面が大きい割に土台が小さいのが特徴です。倒れやすいので、大きな地震が起きれば転落の危険があります。

それに比べると、壁掛けテレビは壁にしっかり固定されているので、簡単には落ちないのが強みです

もちろん耐震性を高めるには、正しいやり方でテレビを固定しなければなりません。取り付ける壁の強度や、下地の種類に合った固定金具の選び方など、専門の知識や技術が必要です。さらなる安全性を求めるなら、信頼できるプロに頼みましょう。

子どもやペットがいても安心できる

ハイハイやつかまり立ちを覚えた頃の小さな子どもや、ペットがいても、壁掛けならテレビを倒す危険がないというのもメリットです。テレビが倒れたり壊れたりして、子どもやペットがケガをする心配がなくなるでしょう。

小さな子どもやペットの届かない場所に周辺機器やテレビを設置すれば、画面を汚されたり配線にいたずらされたりもしません。できる限り手の届かない場所に設置したければ、上下可動式の取り付け金具を使い、テレビを見るときだけ低い位置に下ろすという方法もあります。

新築物件に壁掛けテレビの施工をするなら気をつけたいこと

新築の住宅に壁掛けテレビを設置する場合は、生活空間との兼ね合いや配線も含めて、比較的自由に設計できます。新築住宅への壁掛けテレビの施工を失敗しないように、事前に気をつけたい内容をチェックしましょう。

  • 模様替えをする予定はないか確認する
  • 配線をどうするか計画をしっかり立てる
  • 収納スペースを確保する

模様替えをする予定はないか

一般的に壁掛けテレビを移動しようとすると、工事費用も手間もかかってしまいます。一度設置したら基本的に動かせないと考えた方がよいでしょう。部屋を今後どう使っていくのか、長い目で見て後悔しないテレビの配置を決める必要があります

模様替えを頻繁に行いたいのであれば、壁寄せタイプのテレビスタンドがおすすめです。通常のテレビ台に比べて厚みがなく、テレビの足元もすっきりと見えます。圧迫感がなく移動も簡単なので、使いやすいタイプです。

配線をどうするか計画をしっかり立てる

壁掛けテレビの配置を決める際には、同時に配線計画を慎重に考える必要があります。壁掛け予定のテレビをテレビ線とどうやってつなぐかによって、アンテナの位置は決まります。

テレビの接続端子の種類と数を調べ、周辺機器とのつなぎ方を考えましょう。電源を取る位置と数によって、必要なコンセントの場所や数が分かります。

場合によっては大掛かりな工事になるので、建築業者に早めに希望を伝えた方が安心です。

収納スペースを確保できるか

テレビの周辺機器をしまうスペースも、あらかじめ決めておくのがおすすめです。専用の収納場所があると、テレビの周辺をきれいに保てるためです。

壁の中に収納空間を作ってしまうタイプは、周辺機器が出っ張らず、ふたをしてしまえば目立ちません。床から浮いたテレビボードタイプは、見せる収納として活用できます。テレビの足元が空くので掃除も簡単です。

テレビの裏側に収納するタイプは見栄えもよく、周辺機器との距離が近いので、配線が簡単になります。自宅の構造や周辺機器の数などに合わせて、自分にとって使いやすい方法を選びましょう。

新築に壁掛けテレビを設置するならプロに依頼しよう

テレビの壁掛け工事をプロに依頼するメリットは、技術が的確で安全性が高いことです。別途費用はかかるものの、配線の計画やテレビの設置位置などについて相談することもできます。

新築住宅の内装工事前なら、建築工事を請け負っているハウスメーカーや工務店に頼むと、スムーズできれいな仕上がりになるでしょう。テレビを新しく購入する予定なら、テレビを買う家電量販店に頼むのが簡単な方法です。

見積もりサイトで業者を探すと、料金や作業内容を比較して費用を抑えられます。ただし壁の補強工事やコンセントの増設も可能な業者を選びましょう。固定金具などを誰が用意するのかという点も、事前に確認しておくとトラブルを防げます。

壁掛けテレビ工事の見積もりを依頼する

壁掛けテレビ施工業者を探すときは相見積もりを取ろう

壁掛けテレビの取り付けで後悔したくないのであれば、DIYよりもプロに頼む方がおすすめです。経験豊富なプロなら、壁掛けテレビのデメリットを上手くカバーできる方法をアドバイス・実行できるからです。

料金をなるべく抑えながら良いプロに出会うなら、無料一括見積もりサービスであるミツモアを利用するのがおすすめです。簡単な質問に答えるだけで、最大5件の見積もりを無料で一括取得できますよ。

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