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壁掛けテレビの高さは100cmがオススメ!見やすく疲れにくい位置に設置しよう

最終更新日: 2024年06月28日

壁掛けテレビは基本的に、一度設置したら気軽に動かせません。「高さは慎重に決めたいけれど、考えすぎて余計に分からなくなった」という人も多いでしょう。壁掛けテレビの適切な高さを簡単に決める方法と、避けたい失敗例を紹介します。

壁掛けテレビの高さを決める3つの判断材料

壁掛けテレビの高さを決める際には、何を基準に考えればよいのでしょうか?テレビの高さを決める判断材料は、テレビ本体の大きさ、テレビを視聴するスタイル、そして自分や家族の直感の3つです。それぞれ詳しく解説します。

  • テレビ本体の大きさ
  • テレビを視聴するスタイル
  • 自分や家族の直感

テレビ本体の大きさ

適切なテレビの高さは、テレビの中心が見る人の目線と同じか、それより約5~10cm下になるくらいだとされています

テレビサイズごとの見やすさは、テレビを目の高さに設置した場合の、テレビからの距離によって決まります。大きいサイズのテレビほど、床から高い場所に設置して距離を取った方が、画面全体が見やすくなるためです。

これを裏返せば部屋の大きさから、ある程度テレビとの距離が決まるので、自分にとって手頃なテレビサイズが分かります。

テレビを視聴するスタイル

テレビを設置する高さを決めるもう1つの要素は、自宅でいつもテレビを見る位置に座ったときの、自分の目の高さです

テレビを視聴する場所としては、床・ソファ・テーブルの椅子などが考えられます。加えて見る人の身長や姿勢によっても変わるでしょう。

ベッドに寝そべりながら見る場合は、ベッドの高さから100cm程度の高さがちょうどよいとされます。この高さであればベッドに座っていても見やすく、ベッドの足元に少し画面を下に向けて設置すれば、横になった状態で見上げても首が疲れません。

自分や家族の直感

テレビの高さを最終的に決めるのは、自分や家族の直感です。テレビ本体の大きさと視聴するスタイルからはじき出された、見やすい距離と高さの基準はあくまでも目安にすぎません。

リラックスした体勢でいつもの視聴席に座り、2人の人にテレビを持ち上げてもらいます。そして設置予定のテレビを上下にゆっくり動かしてもらい、ピンときた場所にマーキングするだけです。

多くの業者も最終的にはこのやり方で決めています。自分や家族が見やすいという感覚を大切にしましょう

65インチテレビなら高さ100cmがおすすめ

一般的によく利用されている65インチテレビの場合、床から100cmの高さが1つの目安です。座る場所や姿勢、テレビの大きさによって微調整しましょう。迷ったら家にある置き型テレビでシミュレーションしてみると良いかもしれません。

  • 迷ったときは置き型テレビの高さを参考にする
  • 小さめのテレビなら高さを下げて設置する

迷ったときは置き型テレビの高さを参考にする

人がテレビを見る視点の高さは、壁掛けテレビでも置き型テレビでも同じです。置き型テレビに適切な『65インチテレビなら高さ100cm』は、壁掛けの場合にも該当します。

床から100cmはソファやテーブルの椅子に座ったときに、ちょうどよい高さの基準です。一方で床に座った場合は、やや高く感じるケースが多いでしょう。

そのほかには自宅でテレビを見る姿勢やテレビとの距離、好みに応じて微調整します。迷ったときには壁掛けテレビを買う前に使っていた、置き型テレビの高さを参考にしましょう。

小さめのテレビなら高さを下げて設置する

テレビのサイズが変われば、適した高さも変わります。65インチテレビの場合、基準となる高さは床から100cmですが、それよも小型のテレビなら低めに、大型のテレビなら高めになるのが普通です

またいつもテレビを近くで見る人は低め、一般的な距離よりも遠くから見る人は高めだと見やすくなるでしょう。

さらにはテレビの画質も影響します。高画質の4Kテレビの場合は、迫力を味わうために今までよりも近距離で見たくなるかもしれません。テレビサイズと自分の心地よい視聴距離によって、適切なテレビの高さは決まります。

壁掛けテレビの高さの失敗例

「一生懸命考えて高さを決めたのに、実際に使ってみたら思っていたのと違った」という事態は避けたいものです。後悔しない判断ができるように、壁掛けテレビの高さにまつわる、よくある失敗例を確認しましょう。

  • 設置位置が高すぎて見づらい
  • 設置位置が低すぎてインテリアとして不自然

設置位置が高すぎて見づらい

壁掛けテレビに関してよくある失敗として、設置位置を高くしすぎてしまったため見づらいというケースが挙げられます

「わざわざ壁掛けテレビを選んだのだから、スタイリッシュな雰囲気にしたい」と、外観を重視して置き型テレビのときよりも、高い位置に取り付ける人が多いようです。

目の高さよりもテレビが高い位置にあると、視聴している間ずっと見上げる姿勢になります。その状態では首が疲れてしまい、見づらいと感じてしまいやすいでしょう。壁掛けテレビであっても、見やすさを重視して高さを決定する意識が大切です。

設置位置が低すぎてインテリアとして不自然

壁掛けテレビの設置位置が低すぎたという失敗もあります。例えば小さい子どもがいつも床に座ってテレビを見ているからといって、子どもの目の高さに合わせると、大人には低すぎて見にくくなるのが一般的です。

あまりにも低い位置だと、子どもが触りやすいので指紋を付けられたり、ぶつかったりするリスクも高いといえるでしょう。

大人が床に座った目の高さを基準にしても、インテリアとして不自然な高さになる場合があります。見やすさとインテリアとしての美しさを両立するには、昇降機能のあるテレビを選ぶか、100cmを基準として少し低めに設置するのがおすすめです。

壁掛けテレビを適切な高さに設置するにはプロに依頼するのがおすすめ

テレビの高さの基本的な決め方は、いつもテレビを見る場所と姿勢で、目と同じ高さから約10cm下までの範囲です。とはいっても、家族の誰を基準にしたらよいのか悩むかもしれません。目線の高さや視聴距離を細かく測ったり、テレビを見るシチュエーションをあれこれ考えたりするのは面倒くさい、という人もいるでしょう。

壁掛けテレビは多くの場合、設置する際に壁に穴を開ける工事が必要なので、気軽に位置を変えられません。高さ選びに失敗したくないのであれば、プロに相談するのがおすすめです

経験豊富な専門業者なら、テレビの使い方や家族構成を考慮して、ちょうどよい高さをアドバイスしてくれるでしょう。

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