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七五三を2歳でするメリットとデメリット!満年齢とどっちがいい?

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最終更新日: 2023年11月02日

3歳の七五三を数え年でお祝いする際、子どもの実際の年齢は2歳か1歳です。2歳で七五三をする場合のメリットとデメリットを紹介します。七五三を満年齢3歳でするか、数え年で3歳、つまり満年齢2歳でするかを決める、判断基準についても解説します。

2歳(数え年の3歳)で七五三をするメリット

着物を着た3歳の女の子

数え年の3歳で七五三をすると、七五三時点での満年齢は2歳もしくは1歳です。満年齢2歳で七五三をするメリットについて紹介します。

七五三の風習を大切にできる

七五三は子どもが無事に成長したことを、神に感謝する儀式です。昔から行われている日本の行事ですが、現在のような形式になったのは、大正以降といわれています。

昔は数え年の3歳・5歳・7歳で七五三をお祝いするのが正式でした。そのため数え年で3歳、つまり満年齢2歳で七五三をすると、昔ながらの風習を大切にできます

現在は馴染みのある満年齢で七五三をするのが主流ですが、地域によっては数え年で行うケースもあります。祖父母が風習を大切にしている場合、数え年で行いたいと考えている可能性もあるので、相談するとよいでしょう。

関連記事:数え年とはそもそも何?七五三の年齢の疑問解決!

2歳のあどけない姿を写真に残せる

七五三を数え年の3歳でする場合、満年齢は2歳か1歳なので、赤ちゃんらしさが残っている時期です。1年の成長による子どもの変化は、幼い時期ほど大きいものです。満年齢2歳と3歳では顔の印象が変わるケースが多いでしょう。

2歳で七五三をすれば、ふっくらした頬やあどけない表情など、幼い姿を撮影をすることになります。この時期ならではのかわいい着物姿を、写真に残せる点がメリットです

早生まれの子は同級生と合わせられる

1月1日~4月1日に生まれた子どもは「早生まれ」、それ以外が誕生日の子どもは「遅生まれ」といいます。4月2日~翌4月1日生まれの子どもが同級生になるので、早生まれの子どもは、遅生まれの子どもの翌年に生まれたことになります。

早生まれの子どもが満年齢で七五三をするタイミングは、同級生の次年度なので、1学年下の子と一緒に七五三をすることになります。早生まれの子どもは数え年で七五三をすれば、同級生と合わせられるのがメリットです

2歳(数え年の3歳)で七五三をするデメリット

七五三詣りの家族

満年齢の2歳もしくは1歳で七五三をする場合、デメリットも発生します。メリットとデメリットを踏まえて、七五三の3歳のお祝いを満年齢でするか数え年でするかを決めるとよいでしょう。

ぐずる可能性が高い

2歳の子どもは体力がないため、慣れない着物の着用や、長時間のご祈祷を我慢できないかもしれません。イヤイヤ期と重なってぐずってしまう子が多く、親が大変な思いをする可能性もあります

昼寝が必要な上、トイレトレーニングをしている子どもも多い年頃です。スケジュールによっては、時間がずれてしまうことも考えられます。お菓子やおもちゃを用意して、ぐずり対策をしておくことが必要です。

2歳でも体力が付いていたり、静かにしていても平気な子どもなら、親の負担も少ないでしょう。

毛量や長さが足りず髪型の自由度が低い

女の子の七五三衣装は、着物を選ぶ傾向があります。髪型を着物に合うアップスタイルにしたり、髪飾りを合わせたりしたいと考える人も多いでしょう。

しかし2歳はまだ薄毛の子が多い時期です。毛量や髪の長さによっては、希望の髪型にアレンジできないケースもあり、髪型の自由度が低い点がデメリットです。無理をしてしまうと、見栄えが悪くなることも考えられます。

普段の髪型に着物に合わせたヘアアクセサリーを付ける、カチューシャやポイントウィッグを使用するなど、2歳らしさを活かした髪型にしましょう。

関連記事:七五三の髪型~お悩み解決!日本髪&編み込みで簡単ヘアアレンジのやり方

七五三における2歳(数え年)と3歳(満年齢)の違い

七五三をする年齢の数え方は、数え年と満年齢があります。数え年と満年齢は、具体的にどういう違いがあるのかを、詳しく解説します。

違いは年の数え方だけ

数え年は日にちにかかわらず生まれた時点を1歳と考え、1月1日を迎えるたびに年を取るという数え方です。満年齢は生まれた日を0歳とし、誕生日に年を取ります。

七五三における2歳と3歳の違いは、年齢の数え方だけです。満年齢の3歳と違い、数え年の3歳は満年齢だと2歳か1歳ということです。

昔の七五三は、数え年で行われていました。現在はどちらで行っても構いませんが、満年齢で行う人が多い傾向にあります。地域の習慣や祖父母の意見、子どもの成長具合などを併せて考え、数え年か満年齢かを決めるといいでしょう。

12月生まれの満年齢と数え年

正式な七五三は、11月15日が基準日です。誕生日が11月16日~12月31日生まれの子どもは、数え年で3歳の場合、満年齢だと1歳11カ月ほどで七五三をすることになります

満年齢で3歳になる頃は、数え年だと5歳になるので、いつ七五三をすればいいのか悩む人も多いでしょう。

11月16日~12月31日生まれの子どもは、3歳になる年に七五三をすると同級生と一緒にお祝いできます。七五三のときに数え年は4歳、満年齢は誕生日前なので2歳の状態です。

関連記事:七五三は数え年?満年齢?お祝いのタイミング教えます! 

七五三を何歳で行うか決める判断基準

七五三のお祝いを2歳でするか満年齢3歳でするか、柔軟に決められる分、悩んでしまうものです。どちらで行うべきか決めるための、判断基準を解説します。

体格と衣装のサイズ

2歳で七五三を行うと子どもの体格がまだ小さく、レンタル衣装のサイズが選べない可能性があります。七五三のレンタル衣装は、平均的な3歳児の体格を目安に用意されているケースが多いためです。

2歳と3歳の体格差は大きいので、満年齢2歳の子どもに3歳用の着物を着せると、バランスが悪くなってしまうこともあります。小さいサイズが用意されていても種類が少なかったり、人気のデザインは大きかったりする可能性があります。

子どもの体格が小さく、着せたい衣装のサイズがない場合は、満年齢3歳で七五三をするといいでしょう。

兄弟の年齢

年が近い兄や姉がいる場合、年齢差によっては「去年はお兄ちゃん、今年は妹」というように、年を開けずに七五三のお祝いをするケースもあるでしょう。七五三をするためには、衣装や撮影、参拝などの事前準備が必要で、費用がかかるものです。

兄や姉の年齢が近い場合、タイミングを合わせて同時に七五三をすることもできます。同時にお祝いをすれば、準備の手間や費用の節約につながります。

兄や姉と合わせて七五三をするために、「お兄ちゃんは満年齢で5歳、妹は数え年で3歳」のように、バラバラの数え方をしても問題はありません。

家族の負担の大きさ

七五三は撮影や参拝、食事会などを、子どもが普段着慣れていない衣装でお祝いします。撮影と参拝を同日に行わないとしても、体力のない2歳の子どもにとっては、大きな負担になるでしょう。

2歳でイヤイヤ期の子どもは、当日衣装を着るのを嫌がったり、撮影や参拝に飽きたりと、思わぬところでぐずり出す可能性が高いものです。トイレトレーニング中の場合は常にトイレを気にする必要があるため、子ども本人だけでなく、世話をする家族も忙しくなります

子どもが我慢できそうだと思ったら2歳、大きくなってからの方がよさそうな場合は3歳と、成長具合に合わせて何歳で行うか決めるといいでしょう。

2歳で七五三をするのも状況次第であり!

数え年で3歳の子どもは、満年齢だと2歳もしくは1歳です。七五三を数え年でお祝いすると、初めてのお祝いは満年齢2歳で行うことになります。

七五三を楽しい思い出にするために、2歳で七五三をするメリットとデメリットについて把握しておく必要があります。2歳でするか満年齢3歳でするかは、メリット・デメリット以外に、地域の習慣や祖父母の考え方、子どもの成長具合も併せて考えましょう

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