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七五三は数え年?満年齢?お祝いのタイミング教えます!      

最終更新日: 2020年08月03日

七五三はその名の通り、3歳、5歳、7歳のお子さんが行う日本の恒例行事です。

いざ親になって手配をする段になると、意外と知らないことが多いなぁと感じますよね。

特にわかりにくいのが数え年や満年齢です。

そもそも数え年や満年齢って何?」と思う方もいるかもしれませんね。

そこで今回の記事では、七五三と数え年、満年齢について解説します。

七五三をお祝いする年齢はいつ?

七五三は何歳でお祝いする?数え年?
七五三のお祝いする年齢は?

七五三をお祝いする年齢は男女で異なります。

地域的な違いもありますが、一般的には以下の通りです。

男の子…3歳と5歳(5歳だけの地域も多い)

女の子…3歳と7歳

七五三の文化は江戸時代ごろから定着したといわれていますが、それぞれ古来からのしきたりに由来しています。

3歳七五三の由来…「髪置(かみおき)の儀」髪を伸ばし始める儀礼。

5歳七五三の由来…「袴着(はかまぎ)の儀」男の子が男性の衣装である袴を着始める儀礼。

7歳七五三の由来…「帯解(おびとき)の儀」女の子がきちんとした帯をつけて着物を着始める儀礼。

数え年とは?

七五三の数え年とは?
数え年とは?

数え年とは、生まれた年を1歳とし、1月1日を迎えるごとに1つ年をとる年齢の数え方です。

一方、現代でもなじみのある満年齢は生まれた年を0歳とし、誕生日を迎えるごとに1つ年をとります。

項目 数え年 満年齢
生まれた最初の年齢 1歳 0歳
年をとるタイミング 1月1日(正月) 誕生日

日本では古くから数え年で年齢が数えられていたのですが、明治時代に満年齢の数え方が導入され、戦後になってから本格的に満年齢が主流の考え方として浸透しました。

数え年で何歳か迷ったら、以下の方法で簡単に計算できます。

誕生日前 → 満年齢+2歳

誕生日後 → 満年齢+1歳

11月15日の数え年・満年齢早見表

七五三の数え年と満年齢の年齢早見表をチェック
数え年と満年齢の年齢早見表をチェック

七五三のお参りは11月15日が正式な日程。

「うちの子は七五三のタイミングで何歳にあたるんだろう?」とお悩みの方に向けて、数え年と満年齢の早見表を作成しました。

2020~2024年の七五三年齢早見表
3歳(数え年) 3歳(満年齢) 5歳(数え年) 5歳(満年齢) 7歳(満年齢) 7歳(満年齢)
2020年
(令和2年)
2018年
(平成30年)
2017年
(平成29年)
2016年
(平成28年)
2015年
(平成27年)
2014年
(平成26年)
2013年
(平成25年)
2021年
(令和3年)
2019年
(令和元年)
2018年
(平成30年)
2017年
(平成29年)
2016年
(平成28年)
2015年
(平成27年)
2014年
(平成26年)
2022年
(令和4年)
2020年
(令和2年)
2019年
(令和元年)
2018年
(平成30年)
2017年
(平成29年)
2016年
(平成28年)
2015年
(平成27年)

※早生まれの場合も生まれた年で確認してください。

同級生のお友達と一緒にお祝いしたい場合は「早生まれでない子=満年齢」「早生まれの子=数え年」で考えると同じ年度にお祝いできます。

七五三は正式には数え年と満年齢、どちらでお参りする?

七五三は数え年と満年齢のどちらでお参りする?
七五三は数え年と満年齢のどちらでお参りする?

七五三は古くからのしきたりで考えると、数え年でお祝いするのが正式といえそうです。

ただそれはあくまで建前の話で、現代の七五三は数え年と満年齢のどちらでお参りしてもかまいません

昔は数え年しか年齢の考え方がなかったわけですから数え年が正式なのも当たり前ですね。

現代では2つの考え方があり、どちらかが間違っているわけではないのですから、お子さんの様子や家庭の事情で決めても何の問題もないのです。

「うちの子はまだまだ手がかかるから満年齢でお祝いしよう」

「下の子はまだ2歳だけど上の子の七五三と一緒にやりたいから数え年で考えよう」

こんな考え方もOKです!

早生まれの子はいつ七五三をしたら良いの?

七五三で早生まれの子はどう考える?数え年との関連は?
早生まれの子はどう考える?

早生まれ(1月1日~4月1日生まれ)の場合はどうしたらいいか悩みますよね。

早生まれの子が七五三をする場合
満年齢 → 早生まれの子が11月時点で3歳、5歳、7歳のタイミングで行う

数え年 → 早生まれの子が11月時点で2歳、4歳、6歳のタイミングで行う

早生まれの場合も満年齢数え年どちらを選んでも問題ありませんが、3歳の七五三はお子さんと保護者の負担を考慮して満年齢で行う方が多いようです。

慣れない和装での撮影やお参りはお子さんにとってかなりの負担になりますし、ぐずってしまうのではないか、トイレは大丈夫かなど親御さんの心配事も増えてしまいます。

また数え年だと着物のサイズがないこともありえますね。

迷ったら満年齢でお祝いしたほうが確実でしょう。

(筆者は次男2歳の時に長男と合わせて写真を撮りましたがすごく大変でした…)

お参りの時期の決め方は?

七五三のお参り時期はどう決めたらいい?
お参りの時期はどう決めたらいい?

七五三の正式な日取りは11月15日。

ただ現代では11月15日に縛られず、都合のつくタイミングでお参りする方が大半です。

多くの方は10~12月の週末にお参りをしています。

お参り時期の決め方について、目安や考え方を紹介します。

まずは神社の「七五三詣」の期間を確認

神社にお参りし、ご祈祷を受けようと考えているのなら、まずは神社の「七五三詣」期間を確認しましょう。

神社によっては七五三詣の期間が短いこともありえます。

11月だけ、11月の週末だけ、10月下旬から11月までの週末だけ、特定日だけなど、ご祈祷を行う日程は神社により様々です。

事前予約が必要なのか、当日受付なのか、初穂料の目安も確認しておきましょう。

事前予約が必要なら3ヶ月~1ヶ月ほど前の予約が目安です。

祖父母とも日程を調整

七五三では祖父母を招いてお祝いする家庭も多いですね。

お孫さんの七五三を楽しみにしている方も多いので、迷ったら声をかけておくのがおすすめです。

祖父母を招こうと思っているのなら、神社に予約する前に日程を調整しなければなりません。

両親やお子さんの都合も含めて、何日か候補日を設定しておくといいでしょう。

レンタル衣装の予約も同時進行で考えよう

11月前後はフォトスタジオもレンタル衣装も非常に混みあいます。

ある程度候補日が決まったらレンタル衣装の予約も同時進行で考えましょう。

やはり週末は混みあうので、都合がつけば平日の方がやはり便利です。

平日割引があるレンタル衣装店も多いのでお得に撮影できますよ。

六曜はどう考える?

七五三はお祝い事ですから、六曜が気になる方も多いですよね。

六曜とは中国から渡来した暦の考え方で、大安、先勝、先負、友引、赤口、仏滅の6種類の日取りでその日の運勢を占います。

七五三でも大安は非常に混みあいます。

週末と大安が重なる日は混雑を覚悟する必要があるでしょう。

ただ六曜より日取りが大事、七五三と六曜は関係ないとする見方もあります。

祖父母や周りとも相談して決めるのがベストでしょう。

以下に六曜の概要と縁起の良い時間帯を載せておくので、お参りの際の参考にしてみてください。

大安(たいあん) 最も良い日。終日吉。
友引(ともびき) 大安に次ぐ吉日。朝夕が吉、昼(11~13時ごろ)は凶。
先勝(せんしょう、せんがち、さきがち) 3番目の吉日。午前中が吉
先負(せんぶ、せんまけ、さきまけ) 先勝に次ぐ吉日。午後が吉
赤口(しゃっく、しゃっこう) 仏滅に次ぐ凶日。昼(11~13時ごろ)のみ吉
仏滅(ぶつめつ) 凶日。終日凶。

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