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ALC外壁の防水塗装の費用相場を解説。業者選びのポイントは?

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最終更新日: 2020年11月27日

「ALC外壁」は耐久性に優れている反面、水に弱いため、防水塗装は不可欠です。初めての塗装工事となると、費用や業者選びなど何かと不安なこともあるかもしれません。ALC外壁についてや防水塗装の必要性、費用や業者選びまで解説していきます。

ALC外壁とは

ALC外壁ALC外壁は優れた性能がある一方で、塗装を定期的に行う必要があるなどデメリットもあります。そこで、ALC外壁の概要に加え、メリットとデメリットについて解説します。

ALC外壁の基礎知識は、施工に関して業者と相談する際にも必要なので、しっかりと把握していきましょう。

コンクリートに気泡を入れた素材

ALC外壁はコンクリートに気泡加工を施した素材で、英語の正式名称「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の頭文字が名前の由来となっています。

日本語では「軽量気泡コンクリート」という意味で、文字通り気泡が入っている分、一般的なコンクリートより軽量なのが特徴です。同じ大きさでも、通常のコンクリートの4分の1程度の重さしかありません。

ALC外壁は軽量なため、ビルや倉庫、工場などの大規模な建物の建材としても採用されています。一般的なコンクリートと比べて鉄筋に掛かる重量が少ないため、下層への負担が軽減できるためです。

採用するメリット

ALC外壁は軽量ですが、住む際には特段メリットに感じられないかもしれません。しかし、他にも多数のメリットがあり、それは以下5点が挙げられます。

  • 耐久性
  • 耐震性
  • 耐火性
  • 遮音性
  • 断熱性

例えば、ALC外壁は他の建材と比べて厚みがあるため、耐震性に優れています。塗装を定期的に施せば、50年以上は安心して住めるでしょう。

また、分厚い壁には気泡が入っているため、室内外の音を遮断してくれます。気泡は気温調整の役割も担っているので、夏は暑過ぎず、冬は寒過ぎない快適な室温をキープできるのです。

デメリットと注意点

魅力的なメリットが多数あるALC外壁ですが、「水に弱い」のが最大のデメリットです。

無数の気泡は吸水性が高いため、コンクリート内部に雨水が侵入しやすく、膨張・ひび割れの原因となります。そのため、ALCは水に弱いと言われ、防水機能のある塗装が不可欠です。

さらに、ALC外壁はモルタルやサイディングよりも「高額」な点もデメリットです。ただし、ALC外壁は耐久性に優れているので、防水対策をしっかりとすれば費用以上にメリットが得られるでしょう。

ALC外壁には防水塗装が必要

塗装道具ALC外壁の耐久性を保つためには、防水塗装が不可欠です。一般的なコンクリート以上に水を吸収してしまうので、施す塗装の種類はもちろん、メンテナンスを計画的に行いましょう。ALC外壁にとって、いかに防水対策が大切かを説明します。

防水性能が弱い

塗装されていないALC外壁をよく観察すると、小さな穴が無数に空いているの分かります。

気泡は遮音性・遮熱性を高めますが、気泡に水が侵入して内側から劣化が進んでしまいます。防水対策を怠るとひびや亀裂が入り、本来の耐久性を発揮できません。

定期的な塗り直しは不可欠

ALC外壁が本来持っている耐久性を維持するためにも、定期的な防水塗装が欠かせません。完璧な塗装でも経時的に防水機能が薄れていくので、外壁の状態を見て判断しましょう。

例えば、外壁の色が塗装直後と比較して変色・退色している場合は、塗り直しを検討する必要があります。塗料に含まれる樹脂の劣化が進むと起こる変色や退色は、ひとつの目安です。

塗り直しにかかる費用は?

計算機優れた機能を持つALC外壁なので、定期的に塗り直しをして、いつまでも耐久性をキープしたいところです。その際に気になるのは費用でしょう。塗装工事でかかる費用と最適な塗料を紹介します。

塗装工事費用の内訳

塗装工事の費用は、塗料の種類・塗装面積・劣化状況などさまざまな条件によって変動しますが、「80〜200万円」が相場です。内訳は、塗料の他にコーキングの打ち直しや養生、廃棄物処理など、塗装工事で必要となる作業ごとに細かく分かれています。

塗料の種類にはウレタン・シリコン・フッ素などが挙げられ、耐用年数の長い塗料ほど高額です。さらに、塗り直しが必要な面積が大きければ、費用も上がります。

また高い場所での作業は仮設足場の設置も必要です。外壁が汚れていたり、コーキングが劣化していたり、状態によっては塗り直し以外の工事も発生してくるでしょう。

塗料により費用が変わる

塗装工事で用いる塗料の種類によっても、費用は変わってきます。外壁塗装は大きく、「下塗材」と「上塗材」の2種類の塗料に分かれており、防水対策に関しては上塗材が重要です。

安価な塗料は性能が低く、耐用年数が短い傾向にあります。1度の塗り直しだけではなく、今後を見据えた塗料選びが重要になるでしょう。

塗装に適した塗料

下塗材はALC外壁の状態に応じて、最適な種類が変わってきます。もし目立つひび割れが入っているようなら、「微弾性フィラー」を使用しましょう。微弾性フィラーはゴムのような柔らかさが特徴で、外壁改修でよく採用されている塗料です。

上塗材にはアクリル・シリコン・ウレタンなど複数の種類があります。費用面で考えればウレタンが安価ですが、住宅のALC外壁には「水性タイプのウレタン塗料」がおすすめです。外壁塗料特有のシンナー臭が少ないのも嬉しい特徴でしょう。

業者選びのポイント

塗装業者ALC外壁の塗装工事を依頼する業者選びも重要です。安いからや自宅近くの業者だったからという安易な理由で決めてしまっては、後悔する結果になるかもしれません。

ここで紹介する内容を参考に、納得できるサービスを提供してくれる業者を選びましょう。

複数の業者から見積もりを取る

ALC外壁の工事費用の相場は「80〜200万円」ですが、なるべく掛かる費用は安く抑えたいところです。まずは、気になる業者を3〜5件ピックアップし、見積もりを依頼してみましょう。

複数の見積もりを比較すれば、より具体的な工事費用も分かり、安い費用で受けてくれる業者も見つけられます。ただ留意しておきたい点は、見積もりを取るのは手間や時間がかかるので、工事の希望時期がある場合は早めに動き出しましょう。

実績や技術力も確認

ALC外壁の耐用年数を長くするためには、塗装工事は1度だけではなく、その後の定期的なメンテナンスも大切になります。そのため安心して長く付き合えるような、実績と技術力を兼ね備えた業者を選びたいものです。

例えば、各業者の公式サイトを見てみましょう。創業年数や年間の施工件数など細かな数字を掲載していれば、それらの情報で実績が分かります。

国家資格である「塗装技能士」資格を保有しているかもチェックしましょう。中でも、7年以上の実務経験がないと受験資格を得られない「1級塗装技能士」資格を保有していれば、確かな技術力を持ったスタッフが在籍している証です。

ミツモアで外壁塗装業者に見積もりを依頼しよう!

ALC外壁にとって塗装は、耐用年数を延ばすためにも重要です。ALC外壁は水を吸収しやすい特徴を持っているので、防水塗装を怠ると劣化が進んでしまうでしょう。

塗装工事をする際には、塗装の種類が重要なのはもちろん、さまざまな費用がかかることを念頭に置く必要があります。見積もりを比較する際は内訳にも注意して、納得できる費用で適切なメンテナンスができる業者を選びましょう。

そこで重要なのが、相見積(あいみつもり)です。複数の業者から提示された見積額を比較検討し、納得できる費用で依頼をしましょう。

ミツモアでは豊富な経験と知識を持ったプロに外壁塗装の見積もりの依頼ができます。まずはプロに相談をしてみてはいかがでしょうか?

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