塗料は「油性」と「水性」の大きく2つに分けられます。
油性塗料とは、塗料をシンナーで薄めたものを指します。それに対して、塗料を水で薄めたものが水性塗料です。それぞれの特徴を知り、用途に合わせたものを使いましょう。
外壁塗装には水性塗料と油性塗料のどちらがおすすめ?
最近の水性塗料は、油性塗料と変わらない耐久性を持つものも多いです。そのうえ、安全で扱いやすいことから、水性塗料が主流になりつつあります。
水性塗料も、油性塗料と同様に、乾いてしまえば雨で流れる心配はありません。迷ったら水性塗料を選ぶことをおすすめします。
油性塗料 | 水性塗料 | |
溶剤の成分 | 有機溶剤(シンナー) | 水 |
値段 | 少し高い | 安い |
臭い | 強い | 少ない |
耐久性・持続性 | 高い | 油性塗料には劣る |
人体・環境への影響 | 悪影響 | 影響が少ない |
光沢感 | 持続する | 落ちやすい |
塗り方 | 火気厳禁、換気が必要、内装に使用不可 | 内装使用できる、塗りやすい |
保管方法 | 注意が必要 | 保管しやすい |
乾燥時間 | 5~6時間、気温に関わらず一定 | 3~4時間でも可能、温度や湿度に影響される |
【安全性を重視する方】水性塗料
多少機能性が落ちても、安全性を重視したい方は、水性塗料がおすすめです。油性塗料と比べてVOC(揮発性有機化合物)の量は1/20ほどと言われているため、人体の影響が少なく、子供がいる家庭でも安心して使えます。
VOCは「光化学スモッグ」という環境問題を引き起こす物質なので、水性塗料を使用することにより、環境面への配慮にもつながります。
また、独特なニオイや有害な成分が出ず、室内でも安心して使用することが出来ます。
【機能性を重視する方】油性塗料
機能性を重視する方は油性塗料がおすすめです。強い塗膜を形成することにより、高い耐久性を持っています。水性塗料の中にも耐久性や耐候性を持っている商品がありますが、油性塗料よりは劣っています。
仕上がりを綺麗にしたいという場合にも、油性塗料がおすすめです。塗装直後は刷毛(はけ)跡が目立ちますが、乾燥すると、刷毛後が消え綺麗な塗膜に変わります。
また、油性塗料は密着性が高く、素材を選ばずに塗装することができるため、ガルバリウム鋼板やトタンなど金属製の建材でも塗装可能です。
水性塗料のメリット
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水性塗料は、人体や環境に影響が少ないというメリットから、研究・開発が顕著に進んでいます。最近では、全体的な機能性は油性塗料に劣るものの、耐久性では劣らないくらいの水性塗料が登場してきています。
とはいえ、やはり耐候性などの点で油性塗料の方が優れているため、現状はまだ油性塗料が主流といえます。
人体・環境に優しい
水性塗料は、油性塗料と比べて、人体や環境への影響を抑えることができます。塗料の希釈剤として「水」を使用しており、有害な物質の発生が少ないからです。特に、シックハウス症候群や大気汚染の原因となるVOC(揮発性有機化合物)の排出が少ない点は大きなメリットの1つです。
換気が十分でない室内などの場所でも、安全に塗装可能です。ただし、VOCが全く含まれていないわけではありません。敏感な方だと、微量のVOCにアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあるので、注意は必要です。
値段が安い
シンナーを使わないこと、また硬化剤を使わないことから、水性塗料は油性塗料よりも安い値段で購入することができます。
最近では、油性塗料に引けを取らないくらいの耐久性を持つ水性塗料も開発されてきて、値段や機能性を合わせたコストパフォーマンスが高くなっています。しかし、やはり機能性全体で比較すると、油性塗料の方が良いです。
臭いが少ない
水性塗料の場合は、「水」で塗料を希釈するため、独特のニオイは発生しません。しかし無臭というわけではなく、顔料や樹脂など、塗料本体のニオイはあります。近隣住民の迷惑にならないため、屋外でも気軽に使用することが出来るでしょう。
引火性が低く、保管しやすい
水を主成分とする水性塗料は、引火の心配がなく保管も簡単です。シンナーを使わないという特性上「1液型」の製品が多いので、攪拌(かくはん/均一に混ぜあわせる)する手間がないという点でも扱いやすいです。
また塗装後の後始末においても、水性塗料を塗ったハケやローラーを水洗いできるので、手間がかかりません。
水性塗料のデメリット
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水性塗料は雨に弱いイメージがありますが、塗料が乾ききって塗膜が固まってしまえば、塗装が雨で落ちる心配はありません。しかし、水性塗料が乾燥するまでは、水に当たらないようにする必要があります。
油性塗料に比べ耐久性が低い
水性塗料は基本的に、油性塗料と比べると耐久性に劣ります。しかし、最近では総合的な機能性では油性塗料に劣るものの、耐久性の面では引けを取らない水性塗料が開発されています。
基本的に水性塗料が油性塗料より耐久性が弱い理由は、溶剤としてシンナーではなく「水」を使用することです。油性塗料に含まれるシンナーが作る塗膜と比べると、水性塗料に含まれる水が作る塗膜はどうしても劣ってしまいます。
気温・湿度によって乾燥時間が左右されやすい
水性塗料の乾燥時間は、油性塗料と比較すると、気温・湿度に左右されやすいというデメリットがあります。
特に「寒冷地の冬など低温の状況」「湿度が高く、建材が濡れている状況」などでは水性塗料の効果を十分に発揮することが出来ないので注意しましょう。
塗装をするときに雨などの悪天候を避けるのは、油性・水性どちらの場合も変わりません。
屋根の下塗り・雨樋・軒天井に向いていない
水性塗料は金属部分に密着しにくいという特性があります。水が主成分であるため、ツルツルとした雨樋・軒天井などの塗装箇所には適さないのです。また、中塗りや上塗りであれば、問題なく塗装できますが、金属部分の下塗りには適していません。
しかし、木材の外壁・屋根などには水性塗料が十分に密着させることが出来ます。
以下の関連記事では、軒天井の塗装のDIYを考えている方に向けて、DIYの手順や塗装のタイミングを詳しく紹介しています。
ツヤが落ちやすい
水性塗料は、塗膜のツヤが落ちやすい傾向にあります。油性塗料は有機溶剤(シンナー)が含まれているためツヤが出やすく、またツヤの持続性も高いですが、水性塗料には、有機溶剤(シンナー)が含まれていません。
たとえ「ツヤあり塗料」を塗布していたとしても数年で落ちてしまう可能性があります。ツヤを長く持続させたいという方は、油性塗料がおすすめです。
油性塗料のメリット
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耐久性・密着性に優れている
油性塗料の最大の魅力は、耐久性に優れていることです。油性塗料に含まれる有機溶剤(シンナー)という成分が、塗料全体をまんべんなく攪拌(かくはん/均一に混ぜあわせること)させます。また、塗料が建材にしっかりと密着し、耐久性の強い塗膜を作り出します。
油性塗料が作り出した塗膜は、紫外線や雨水、摩擦などの影響があっても、劣化しにくいことが特徴です。金属や樹脂などの素材にもしっかり密着してくれます。
仕上がりが美しい
油性塗料は、仕上がりが美しいというメリットがあります。油性塗料に含まれる有機溶剤(シンナー)の性質から、キレイな光沢・ツヤを生み出すことができます。塗装後は、刷毛目(はけめ)が目立つこともありますが、乾燥とともに刷毛跡がなくなり、綺麗な仕上がりになります。
溶解力の強さによって、塗料が均一に攪拌(かくはん)されているので、色ムラになりづらいという特徴も。また、光沢・ツヤ感がある状態を長期間保つことが出来ます。
乾燥が早い
油性塗料は乾燥時間が早いという特徴があります。水性塗料とくらべて水分量が少ないことに加え、シンナーそのものに揮発性(蒸発しやすさ)があるからです。
気温・湿度などに左右されにくいという特徴もあるため、塗装時期を選びやすいです。ただし雨などの悪天候では、油性・水性ともに塗装できないため、晴れた日におこなう必要があります。
外壁や屋根の塗装では、通常2~3回に分けて重ね塗りをします。このとき塗料が乾ききってから上塗りする必要があるのですが、乾燥が早い油性塗料は工期を短く済ませることが可能です。
油性塗料のデメリット
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刺激臭を発する
水性塗料と比較したとき、もっとも目立つデメリットはシンナーのニオイです。独特な刺激臭が広範囲にひろがるため、長時間吸い続けていると、体調に悪影響が出ることがあります。
またニオイがきついことから、塗装の際には近隣住民への配慮なども欠かせません。
人体に有害な成分を含む
油性塗料は、適切な対策を取っていないと、人体・環境に悪影響があります。油性塗料に含まれるシンナーには、「VOC(揮発性有機化合物)」という成分が含まれているからです。
VOCとはトルエンやキシレン、酢酸エチルなどの総称で、大気汚染や健康への影響が懸念される物質のこと。健康面では、VOCに含まれる「ホルムアルデヒド」によって、シックハウス症候群を起こしてしまう可能性があります。
また、「光化学スモッグ」という、「もや」が発生するような大気汚染を引き起こすことも。
健康への影響が心配だが油性塗料を使用したいという方は「F☆☆☆☆(エフフォースター)」という規格がパッケージに掲載されている商品を選ぶようにしましょう。この規格が掲載されている商品は、ホルムアルデヒドの発散量がもっとも少なく、安全性が高い製品ということを証明しています。ちなみに「F☆」に近づくほど発散量は高くなります。
油性塗料を使用するときには、この規格に注意して選ぶとよいでしょう。
引火性が高い
油性塗料は引火性が高く危険なので、取り扱うときには火気に注意が必要です。また、2液型の場合には、開封後すぐに固まってしまうため、6~8時間以内に使い切ってしまわなくてはいけません。2液型とは、2つの塗料を組み合わせて使用する必要がある塗料です。
塗装に使ったハケやローラーは水洗いできないので、専用のうすめ液などを使う必要があります。
値段が高い
油性塗料の値段を見ると、水性塗料の値段より割高です。水性塗料より耐久性が優れている反面、その分硬化剤などが多く含まれているからです。また、油性塗料は「2液型」を使用することが多いのも費用が高額になってしまう理由の1つです。
室内には使用できない
油性塗料には、人体や環境に影響を与えるVOCが含まれているため、室内での塗装に油性塗料を使用するのは避け、室外で使用するのがおすすめです。室内では十分な換気が間に合わず、中毒症状を起こしてしまいます。
また、ウッドデッキなどの比較的塗装面積の小さい範囲であれば、DIYで塗装できますが、外壁や屋根などを自分でする場合は、素人では非常に難しいため業者へ依頼するようにしましょう。
用途に応じた油性塗料と水性塗料の使い分けも可能
使用したい場所や、下地となる素材によって油性塗料と水性塗料を使い分けましょう。
金属部分の下塗りや屋根には油性塗料
水性塗料は窯業系サイディングやモルタルなどの素材には吸収されやすく、馴染みやすいです。
しかし乾くのに時間がかかり、金属には密着しづらいため、水性塗料はアルミやステンレスなどの金属部分への塗布には向いていません。
水性塗料を金属部分に塗りたい場合は、下地として油性塗料を塗ることをおすすめします。油性塗料を塗った上に水性塗料を塗ることで、定着率と耐久性を高めることができるのです。
また、油性塗料は日光に強い一面を持っています。紫外線などにさらされても傷みが最小限で済むので、じかに日光や雨風にさらされる屋根部分には油性塗料がおすすめです。
外壁には水性塗料
水性塗料は、塗料を水で薄めているため、安全性において非常に優れています。塗料独特の臭いも少ないうえ、健康に悪影響を及ぼす心配もきわめて低いと言えるでしょう。また、隣家などへの影響を考えると、外壁には水性塗料がおすすめです。
外壁塗装の塗料で水性・油性以外に確認すべきポイント
①樹脂によって耐久性が異なる
商品を選ぶ際は、どのような樹脂が使われているか知っておくことが非常に大切です。樹脂が異なると、耐用年数が大きく変わってくるからです。樹脂の耐久性は「アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素」の順です。
耐用年数 | 施工価格(㎡) | |
アクリル | 3~8年 | 1,000~1,800円/㎡ |
ウレタン | 5~10年 | 1,700〜2,500円/㎡ |
シリコン | 7~15年 | 2,300〜3,500円/㎡ |
フッ素 | 12~20年 | 3,500〜4,800円/㎡ |
アクリル塗料は最も安価ですが、耐久性の弱さから外壁・屋根の塗装に使われることはあまりありません。
近年の主流は、値段と耐久性のバランスに優れている「シリコン塗料」。
また値段は高いものの、長期的にみればコスト以上の耐久性を発揮してくれる「フッ素塗料」も人気です。
「ウレタン塗料」は、屋上防水などに使われることが多く、防水性に優れています。
また「遮熱塗料」のように、断熱性に優れている塗料など、性能がプラスされているものもあります。以下の関連記事では、遮熱塗料のメリット・デメリットを詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
②1液型と2液型で耐久性が異なる
一般的に「1液型」は耐久性が低く、「2液型」は耐久性が高い傾向にあります。2液型は1液型よりも3年ほど長く持ちます。
耐久性を高くしたいと考えている方は2液型の塗料を選ぶようにしましょう。しかし、2液型は、油性塗料が多く、水性塗料はほとんどないため、水性塗料が使いたい方にはおすすめできません。
また、「1液型」は1つの塗料だけで使用できますが、「2液型」使用時に2つの塗料を組み合わせることが必要です。1液型は「塗料+溶剤や水」、2液型は「塗料+硬化剤+溶剤や水」を組み合わせて使用します。
おすすめの水性塗料8選
①パーフェクトトップ/日本ペイント
単価 | 2,200~2,700円/ml |
耐用年数 | 10~15年 |
適用下地 | モルタル面、窯業系サイディングボード、コンクリート、ALCパネル、鉄部、FRP、木部、金属サイディングボード、亜鉛めっき、アルミ等の塗り替え |
艶 | 艶あり、7分艶、5分艶、3部艶、艶消し |
日本ペイントが販売している水性塗料「パーフェクトトップ」は、さまざまな下地に適応しているほか、耐用年数も長くコストパフォーマンスに優れているのがメリットです。
②プレミアムシリコン/エスケー化研
単価 | 2,200~2,700円 |
耐用年数 | 14~16年 |
適用下地 | コンクリート、セメントモルタル、ALCパネル、スレート板、サイディングボード、木部、各種旧塗膜(活膜)、鉄部、亜鉛メッキ鋼、アルミニウム、ステンレス |
艶 | 艶あり、7分艶、5分艶、3部艶 |
エスケー化研が販売している水性塗料「プレミアムシリコン」は、艶の美しさが特長です。木材のように、もともと艶のない素材でも、つやつやとした綺麗な仕上がりが期待できます。
③水性スーパーコート/アサヒペン
単価 | 2,570円/0.7l |
適用下地 | 鉄製品・トタン屋根・トタンベイ・スレート瓦・カラーベスト・コンクリート・ブロック・各種サイディング・屋内外の木部・家具・木工品・しっくい・モルタル・コンクリート壁・板壁・発泡スチロール・アクリル・プラスチック面 |
艶 | 艶あり、艶消し |
アサヒペンが販売している水性塗料「水性スーパーコート」は、適用下地の多さが魅力的です。発泡スチロールのように、塗料に馴染みにくい素材にもしっかり密着してくれます。また、艶に関しては、上から塗ることで艶を消す「艶消し」タイプも販売されています。
④水性建物用塗料/ロックペイント
単価 | 1,947円/0.7l |
適用下地 | コンクリート、モルタル、ブロック、ベニヤ板、手すり、下見板、窓枠、 門扉、フェンス、ベランダ、建物の壁、木部、鉄部、工作品 |
注意点 | 1回塗り(ワンコート)で仕上がるが、塗膜を長持ちさせるためには、2回塗りをお奨め |
ロックペイントが販売している水性塗料「水性建物用塗料」は、ほぼにおいがないため室内・屋内での使用に向いています。早く乾燥するため使いやすく、防カビ剤が入っているので湿度の高い所でも十分に美しい艶を保ってくれます。
⑤水性シリコン建物用塗料/ロックペイント
単価 | 1,100円/0.7l |
適用下地 | コンクリート、モルタルなどのセメント系壁装材の上塗り、鉄部、硬質塩ビ(雨樋など) |
注意点 | 1回塗り(ワンコート)で仕上がるが、塗膜を長持ちさせるためには2回塗りがおすすめ |
ロックペイントが販売している水性塗料「水性シリコン建物用」は、主にコンクリートなどのセメント系に塗布できるタイプの塗料です。雨や紫外線に強いため、屋外に塗布するのがおすすめです。
⑥水性ECOアクア 極/サンデーペイント
単価 | 534円/1/12l |
適用下地 | 門扉、フェンス、物置、ロッカー、鉄柵、手すりなどの屋内外鉄部・鉄製品 外板、板塀、羽目板、雨戸、戸袋、ガーデニング用品などの屋内外木部・木製品 ブロック、モルタル、コンクリート壁、各種サイディング、浴室、台所、居間などのモルタル、コンクリート、壁紙、アクリル、硬質塩ビ、発泡スチロールなどのプラスチック面 |
注意点 | 常時湿っているところへの塗布は不可 |
サンデーペイントが販売している水性塗料「水性ECOアクア極」は、厚塗りしてもタレにくいという特長を持っています。また、排気ガスや塩害にも強いため、シチュエーションを選ばず使うことができる優れものです。
⑦アレスダイナミックTOP/関西ペイント
単価 | 2,600~3,700円 |
耐用年数 | 13~15年 |
適用下地 | コンクリート・モルタル・窯業系サイディングボード・ALC・各種旧塗膜 |
艶 | 艶あり、7分艶、5分艶、3分艶 |
関西ペイントが販売している水性塗料「アレスダイナミックTOP」はラジカル制御技術に特化した塗料です。ラジカル塗料は耐久性に優れており、本製品は特に付着力の高さに注力しています。他の塗料では剥げてしまいがちな箇所でも、塗りたての美しさをキープしてくれます。
⑧超低汚染リファイン/アステックペイント
単価 | 3,200円/㎡ |
耐用年数 | 15年~18年 |
適用下地 | RC、ALC、窯業系サイディング、金属サイディング、モルタル |
艶 | 艶有り、3分艶 |
アステックペイントが販売している水性塗料「超低汚染リファイン1000Si-IR」は遮熱性に優れています。また、セルフクリーニング機能がついているため、雨水によって自然と汚れが洗い流されるという便利さも兼ね備えています。
おすすめの油性塗料8選
①油性高耐久アクリルトタン用α/アサヒペン
価格 | 4,429円(Amazon) |
内容量 | 3kg(塗装面積:30㎡) |
希釈の有無 | 有 |
手間 | 1回塗りでOK |
乾燥時間 | 夏:2時間~3時間
冬:5時間~8時間 |
メーカー名 | アサヒペン |
「油性高耐久アクリルトタン用α」はさびの上からでもそのまま塗ることができる油性塗料です。強力なさび防止材が入っているため、さび落としが面倒という方や、さびを防ぎたいという方に特におすすめです。
②1回塗りハウスペイント/カンペハピオ
価格 | 1,710円(Amazon) |
内容量 | 0.5L(塗装面積:4~5.5㎡) |
希釈の有無 | 有 |
手間 | 1回塗りでOK |
乾燥時間 | 3時間(冬は約6時間) |
メーカ名 | カンペハピオ |
「1回塗りハウスペイント」は日光や雨に強いのが特徴的な塗料です。エナメルのような美しいツヤが、長く落ちにくいです。鉄にも木にも使用できるため、幅広く使用することができます。
③油性多用途カラー/アサヒペン
価格 | 1,781円(Amazon) |
内容量 | 0.7L(塗装面積:4.5㎡~7.0㎡) |
希釈の有無 | 有 |
手間 | 1回塗りでOK |
乾燥時間 | 夏:4時間~6時間
冬:10時間~15時間 |
メーカ名 | アサヒペン |
「油性多用途カラー」は紫外線吸収剤と紫外線劣化防止材を配合しているため、耐久性に優れた油性塗料です。さび防止材配合で、さび防止の効果も備えています。
使用時には塗料が垂れにくく塗りやすいため、綺麗に仕上げることができます。
④油性鉄部・建物・トタン用/ニッペ
価格 | 457円(Amazon) |
内容量 | 1/12L(塗装面積:0.8㎡) |
希釈の有無 | 有 |
手間 | 1回塗り |
乾燥時間 | 夏:90分
冬:210分 |
メーカ名 | ニッペホームプロダクツ |
「油性鉄部・建物・トタン用」の最も大きな特徴は、乾燥時間が異常に短いことです。塗装後、最短90分で乾くため、数時間後に雨でも塗装することができます。高性能アクリル樹脂を配合しているため、さび防止にも優れています。
⑤油性建物用塗料/サンデーペイント
価格 | 1,420円 |
内容量 | 0.2L(塗装面積:1.3㎡) |
希釈の有無 | 無 |
手間 | 2回塗り |
乾燥時間 | 約5時間(冬:10時間) |
メーカ名 | サンデーペイント |
「油性建物用塗料」は特殊成分を配合しているため、薄め液を使わずにそのまま塗装することができます。塗料が垂れにくいため、地面を汚さずに塗装作業を進められます。刷毛目(はけめ)が目立ちにくいため、仕上がりも綺麗になりやすいです。
⑥油性つや有ウレタン建物用/ロックペイント
価格 | 1500円(Amazon) |
内容量 | 0.7L(塗装面積:5㎡~6㎡) |
希釈の有無 | 有 |
手間 | 2回塗り(1回塗りで仕上げることもできるが、2回塗り推奨) |
乾燥時間 | 12時間(20℃) |
メーカ名 | ロックペイント |
「油性つや有ウレタン建物用」は、塗装部分にツヤがでるため綺麗な仕上がりになりやすい点が特徴です。塗装後、一液架橋型ウレタン塗膜という膜を形成するため、優れた退行性や耐久性も誇っています。また、油性塗料なのにもかかわらず、油臭いにおいがない点もメリットです。
⑦優れた耐久性木部保護塗料/カンペハピオ
価格 | 3,446円(Amazon) |
内容量 | 1.6L(塗装面積:10㎡~12㎡) |
希釈の有無 | 有 |
手間 | 2回塗り |
乾燥時間 | 約2時間(冬:約4時間) |
メーカ名 | カンペハピオ |
「優れた耐久性木部保護塗料」は、摩擦や衝撃に強く耐久性に優れた塗料です。また、2回塗りの必要がありますが、仕上がりが綺麗になり、ワックスがけの必要もありません。
⑧スーパー油性 鉄部・建物用/サンデーペイント
価格 | 3,420円(Amazon) |
内容量 | 1.6L(塗装面積:15㎡) |
希釈の有無 | 有 |
手間 | 1回塗り |
乾燥時間 | 約20分(冬:45分) |
メーカ名 | サンデーペイント |
「スーパー油性 鉄部・建物用」の特徴は、耐候性が非常に優れている事です。酸性雨や排気ガス・塩害から強い塗膜を持続し続けます。また、冬でも約45分ほどで乾く、速乾性にも優れています。
⑨ラッカースプレーJAPAN/ニッペ
価格 | 369円(Amazon) |
内容量 | 300ml(塗装面積:0.5㎡~1.0㎡) |
希釈の有無 | 無 |
手間 | 2回塗り |
乾燥時間 | 夏:30分
冬:50分 |
メーカ名 | ニッペホームプロダクツ |
「ラッカースプレーJAPAN」はスプレータイプの塗装剤です。わざわざ刷毛(はけ)で塗る必要がなく、吹きかけるだけで塗装できるため広い面積を短時間で行えます。また、乾きも早く最短30分で乾く点も「ラッカスプレーJAPAN」の特徴です。
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