三島市で外壁塗装を検討している人は、助成金が活用できる可能性があります。同市が設定した条件をクリアすれば、リフォーム費用の一部が補助される制度があります。費用面で大いに助かる助成制度について、その概要や申請方法を確認してみましょう。
最終更新日: 2024年06月28日
最新の情報は各自治体の公式サイトを確認してください。
三島市では外壁塗装に助成金がおりる？条件や助成金額は？
国内の地方自治体を見てみると、住宅のリフォームに助成金がおりる可能性がある市区町村が見つかります。外壁塗装も対象となっているケースも少なくありません。
三島市でも、住宅の改修や修繕に活用できる助成制度が予算化されており、リフォームを検討する世帯からの注目を集めています。
ただし助成を受けるには、同市が定めた条件に見合っていることが必要です。規定をクリアすることで、公費からリフォーム費用の一部が負担されるのです。
| 自治体名 | 制度名 | 助成金額 |
|---|---|---|
| 三島市 | 三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金 |
|
三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金について(令和4年度)｜三島市
※最新の実施状況や詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。
※2022年6月時点の情報となります。
外壁塗装で助成金を受け取るための条件
地方自治体が設定するリフォーム関連の助成金制度では、たいてい、交付するにあたって条件が定められています。あらゆるリフォーム工事が該当するわけではない点に、注意が必要です。
設定された条件を見逃してしまうと、あてにしていた助成金がおりないということも考えられます。すると、その世帯の改修計画にも影響が出る可能性もあるので気を付けましょう。
三島市が予算化している助成金制度でも、いくつかの条件が課せられています。助成金額とともに各規定について詳しく見ていきましょう。
制度名
同市が制度化している「三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金」は、市内で暮らす各家庭の住宅の耐久性を高め、安全性を維持することを目的としています。
住環境向上を支援することによって、子育て世帯にとって良好な生活環境の形成につなげ、若い夫婦などが同市に移住することを促進する狙いもあるのです。
出生率の低下による人口減少とそれにともなう高齢化は、地方から活力を奪っています。地域活性化には住民の定住が必要ですが、同市に長く住み続けてもらうことを願って予算化された制度です。
助成金額
交付される金額は、二つの項目で設定されています。一つは、静岡県外に暮らす子育て世帯が、同市に移住する場合です。このケースでは、上限金額を200,000円として、対象経費20％の助成が受けられます。
もう一つが、同制度を活用してリフォームする際に、要綱に沿った業者に依頼すると、上限を50,000円として対象経費の5％が助成されるものです。市内に本社もしくは主たる事業所を有する企業や個人事業者に依頼することで交付を受けられるのです。
対象者
申請年度の4月1日から翌年3月31日までに転入した世帯で、転入前日まで1年以上同市以外で居住していた夫婦が対象です。ここでは、保護者の双方または一方が満40才未満(中学生以下の子と同居の場合は満46才未満)であるか、中学生以下の子と同居する満46才未満の配偶者のいない人でなければなりません。
申請の前年度以前から同市に居住している世帯であれば、中学生以下の子と同居していれば助成対象となります。
対象住宅
申請者自身が所有しているか、3親等内の親族から無償で借り受けているもので、市内に存する住宅が対象です。その際、賃貸アパートなどは含まれません。
また分譲マンションなどの場合は専有部分が、併用住宅の場合は住宅部分が対象です。
助成対象工事
増築する場合は、その工事の大部分が助成対象です。既存の建物で居住部分がない場所に対し、新たに居住部分を建築または既存の居住部分以外の部分を居住部分に変更する場合は、同制度に該当します。
既存の建物で、居住部分の一部を取り壊し居住部分を改めて建築する工事にも、同助成制度が利用可能です。
修繕については、以下のような工事が当てはまります。
- 住宅の耐久性を高める工事
- 住宅の安全性を高める工事
- 住宅の居住性を高める工事
- 住宅の環境負荷軽減に資する工事
上記の内容に準じていても該当しない場合もありますし、反対に条件に合っていないと思っても利用可能な場合もあります。詳しくは、担当窓口に問い合わせ確認してみるとよいでしょう。
対象とならない工事
エアコンやビルトインタイプを含む食洗器、太陽光発電設備、給湯器、ペレットストーブなどの器具代金や取り付け費用は補助対象外です。
またフェンスやウッドデッキなど外構工事にも適用されません。
その他備考
同助成金の利用は、一つの住宅について1回が限度です。国や県による同趣旨の補助を既に受けている場合も対象外となります。
同助成は、申請額が年間予算に達した段階で受付停止となります。そのため、市内で外壁塗装を検討している場合は、早めに申請すると安心です
さらに地域活性化の観点から、市内に本社や主たる事業所を置く企業や個人事業者による施工の場合に、助成が受けられます。
問い合わせ先
制度の詳細については、以下の担当窓口に問い合わせましょう。
- 三島市計画まちづくり部住宅政策課三島住まい推進室
- 静岡県三島市北田町4-47
- TEL：055-983-2750
三島市の外壁塗装助成金の申請方法
まず交付申請書と添付書類をそろえて、市に提出します。申請内容が審査され、要件を満たしている場合に交付が決定されるのです。
申請には、以下のような資料が必要です。
- 三島市移住･子育てリフォーム事業費補助金交付申請書
- 付近見取図(縮尺が2,500 分の1 以上のもの)
- リフォーム工事に係る「見積書」の写し
- 平面図および配置図、立面図
- リフォーム工事の施工前の状況がわかる写真
- 登記事項証明書 ※写しでも可
- 誓約及び同意書
以下は該当する場合のみ必要です。
子育て世帯
- 住民票(続柄を含む世帯全員分)
- 移住者（若い夫婦）
- 戸籍の謄本 ※写しでも可
- 戸籍の附票 ※写しでも可
移住者（若い親）
- 戸籍の附票 ※写しでも可
- 住民票(続柄を含む世帯全員分) ※写しでも可
- 移住者（子どもと同居する場合）
- 家族構成表
そのほか該当者のみ
- 「確認済証」の写し
※増改築等の建築確認申請が必要なリフォーム工事を行う場合 - 戸籍の謄本（建物所有者と申請者との関係が分かるもの）
※３親等内の親族から住宅を無償で賃貸借している場合
※戸籍の取得が難しい場合は家系図でも可（申請者の署名が必須）
交付決定を受けた後に着工し、工事が終わったら完了報告書を市に提出します。申請通りに工事されたことが確認されると、補助額が決定し、申請者の指定した口座に後日助成金が振り込まれる流れです。
ミツモアで外壁塗装業者に見積もりを依頼しよう！
助成金を活用して外壁塗装するなら、信頼できる業者に依頼したいものです。気軽に相談できる業者を知らないという人は、ネットで優良企業と出会える「ミツモア」の利用をおすすめします。
お住まいの地域や希望する工事など、必要事項を約2分で入力するだけで、最大5件の見積もりが入手可能です。登録業者数も国内トップクラスとあって、安心して依頼できる業者が見つかるでしょう。
