ミツモア

夜間に引越しできる?どうしても深夜に引っ越したい場合の準備を解説

ぴったりの引越し業者をさがす
最終更新日: 2024年03月11日

仕事などの理由から、どうしても夜間に引越しをしたいと考える人もいるのではないでしょうか。深夜を始めとした夜間の引越しは、業者の営業時間外になるケースがほとんどです。夜間の引越しを行う際の注意点や、事前にしておくべき準備について解説します。

夜間の引越しに対応できるかは業者によって違う

多くの場合において引越しは日中に行われますが、中には夜間の引越しを希望する人もいるでしょう。夜間に引っ越したいと考えているなら、業者に依頼して対応してもらう必要があります。

大手の引越し業者では、営業時間が夜7~8時までというのが一般的です。深夜の依頼は断られる可能性もあるため、早めに確認しましょう

夜といっても午後8~9時の場合と深夜の時間帯では、周りの反応にも差が生じます。深夜を選ぶよりも、比較的早めの時間にしたほうが、トラブルが起こりにくいでしょう。

夜間の引越しのデメリット

夜間に引越しを行うことで、近所とのトラブルにつながる可能性もあります。夜間に引越しを行う場合のデメリットを確認しましょう。

  • 近所に悪い印象を与えやすい
  • 料金が高くなりやすい
  • 周囲が暗くて運び出し・運び込み作業が危ない

近所に悪い印象を与えやすい

トラックが走る音や重い荷物を運搬する音など、引越しの際には大きな物音が出るものです。夜間の引越し作業は、騒音トラブルの原因となる可能性があります

夜間は比較的静かなので、日中よりも周りに音が響きやすくなってしまいます。特に周りが寝静まった時間帯であれば、大きな物音を立てると迷惑だと思われやすいのがデメリットです。

引越しの際はトラックに荷物を積み込むだけでなく、新居に荷物を運び込む必要があります。元々住んでいる家の近所はもちろん、引越し先の近所からも非常識だと思われるリスクがある点を覚えておきましょう。

料金が高くなりやすい

夜間に引越しを行う場合、引越し業者の営業時間外となるケースがほとんどです。そのため通常料金よりも、高い値段を請求される可能性が高いでしょう

特に深夜の引越しでは、割増料金として通常の1.5~2倍ほどの費用がかかるのが目安です。日中と同じ料金で夜間の引越しに対応してくれる業者もあるため、必ず見積もりを依頼しましょう。

中には安価な料金で、夜間引越し専門のプランを扱っている業者も存在します。料金が気になるなら、業者選びに時間をかけるのがおすすめです。

周囲が暗くて運び出し・運び込み作業が危ない

夜間は暗く周りが見えにくいため、引越し作業中に事故が起こる可能性が高まります。トラックへの荷物の積み降ろしなど、視界が狭まることで危険性が高まるのがデメリットです。

家具が破損したりけがをしたりと、引越しに関連したトラブルは多岐にわたります。自分で荷物を運ぶ際には、けがに気を付けて慎重に作業を進めましょう。

業者によっては夜間に引越しを行った経験が少ない可能性も考えられます。なるべく荷物を傷つけたくないのであれば、作業に熟練した信頼できる業者を選びましょう。

夜間の引越しをスムーズに進めるための準備

夜間に引越しを行うなら、引越し先で困らないよう準備が必要です。夜間の引越しを成功させるため、覚えておきたいポイントを紹介します。

  • 近所へのあいさつを事前にしておく
  • 鍵を事前に受け取っておく
  • ライフラインの使用開始と停止のタイミングに気を付ける
  • 自分の移動手段を用意する

近所へのあいさつを事前にしておく

夜間の引越しは、近所との騒音トラブルの原因にもなりかねません。引越しの日は物音が響いてうるさくなりがちなので、事前に引越しのあいさつをしておくのがおすすめです

菓子折などの手土産を持って、夜に引越しをする事情を説明する方法もあります。新居はもちろん、現在近所に住んでいる人にもあいさつをするようにしましょう。

マンションに引っ越す場合、エレベーターに荷物を載せて運び込むことになります。同じフロアの住人や、上下の部屋の人にもあいさつをすることで、悪印象を持たれるのを防ぎましょう。

鍵を事前に受け取っておく

夜間に引越しをする際は、管理会社の営業時間がすでに終わっているケースに注意しましょう。その場で鍵を受け取れなければ、室内に入れなくなってしまいます。

事前に連絡すれば、引越し日より前に鍵を受け取ることも可能です。引越し前に管理会社の営業時間を確認し、引越しを行う時間が営業時間外かどうか調べておきましょう。

家に入れなければ荷物の運び込みもできないため、スムーズに作業を進めるためにも、鍵は必要です。その場で連絡を取るのも夜間では難しいため、事前の連絡が重要といえます。

ライフラインの使用開始と停止のタイミングに気を付ける

ライフラインである水道・電気・ガスが、引越し当日から使えない可能性もあります。夜間の引越しであれば、電気が使えないと荷物を運び込む作業にも支障が出るため、注意が必要です。

契約している各社に連絡して、いつからライフラインを利用できるのか確かめた上で、引越しを進めましょう。手続きには時間がかかるため、引越しの1~2週間前を目安に連絡するのがポイントです。

また現在住んでいる住居のライフラインが、いつ停止するかという点にも気を付けましょう。まだ住んでいるのにライフラインが止まって不便な思いをしないよう、事前の確認が大切です。

自分の移動手段を用意する

引越し業者と契約すればトラックを用意してくれますが、あくまでも荷物を積み込むためのものです。引越し業者のトラックに乗ることはできないため、引越し時には、自分や家族の移動手段を確保する必要があります

夜間に引越しを行うと、公共交通機関が利用できない地域も珍しくありません。新居まで移動する手段としては、自家用車を運転するのが一般的です。

車を持っていない人はレンタカーやタクシーを利用する方法もあります。当日に困ることがないよう、終電の時間をチェックしてから移動手段を決めるのがポイントです。

夜間の引越しはトラブルに気を付けて進めよう

日中ではなく夜間に引越しを行う場合、業者の営業時間外になるため、対応してもらえるかどうか確認が必要です。通常よりも料金が高くなるなどのデメリットがある点にも気を付けましょう。

物音が響きやすい夜間の引越しは、近所の人にうるさいと思われがちです。騒音が原因で関係が悪くなる結果にならないよう、事前にあいさつをするなどしてトラブルを防ぎましょう。

また夜間に引越しをする場合には、管理会社と連絡が取りにくいのも特徴です。鍵の受け取りやライフラインの開通など、当日に困らないよう事前に手続きを行っておくのも重要なポイントです。

多数の引越し事業者が登録しているミツモアなら、夜間の引越しにも対応している事業者を見つけられるかもしれません。用意されている選択肢よりも遅い時間に引越ししたい場合、チャットで気軽に事業者に相談してみましょう。あなたの条件にぴったりの事業者から、最大5件の見積もりを無料で取得できますよ。

引越しの見積もりを依頼する