「今週末こそ掃除をするぞ!」と思っていても結局できず、気がついたらもう数ヶ月も掃除をしていない…なんてことありませんか?
掃除をしなければと思ってはいても、いざ取り掛かろうとすると気が重くなり、つい先延ばしにしてしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、部屋の掃除を効率よく終わらせるコツや、具体的な掃除方法について紹介します。
部屋の掃除が苦手な方は、ぜひこの記事を参考にして部屋の掃除にチャレンジしてみてください。
部屋掃除をしないデメリット
まず、部屋掃除をしないとどうなるのか理解しましょう。数日掃除をしない程度では特に大きな影響はありませんが、掃除をしない期間が長くなるほど、多くの悪影響が発生します。
汚部屋は不健康・火災・異臭の原因に
部屋の掃除をしないことによる一番大きな悪影響は、健康被害です。
掃除をしないと部屋にホコリやゴミなどの汚れが多く溜まります。そのホコリやゴミを吸い込むことでアレルギーやぜん息などの健康被害が生じることがあります。
また健康被害だけでなく、掃除をしないことが火災の原因になることも少なくありません。
部屋にホコリが多く溜まると、コンセントとプラグの間にもホコリが付着します。そのホコリが湿気を含むことでトラッキング火災と呼ばれる火災が発生しやすくなります。
さらに部屋が散らかっていると知らない間にゴミが溜まり、異臭が発生することも。
掃除は手間や時間がかかって面倒ですが、健康被害や火災を防ぐためにも、なるべくきれいな状態を保つように意識しましょう。
部屋掃除をする3つのメリットを紹介!
「掃除をしなければいけないのは分かっているけれど、なかなかやる気が起きない」と感じている方に向けて、まずは部屋の掃除をする3つのメリットを紹介します。
メリット①リラックスして快適に暮らせる
ここからは、部屋を掃除する3つのメリットを紹介します。部屋を掃除する1つ目のメリットは、リラックスして快適に暮らせるということです。
部屋が散らかっているといつも周辺にものが落ちていて、落ち着いて過ごすことができません。ごちゃごちゃとして散らかった環境にいると頭もすっきりとせず、ゆっくりと休めなくなってしまいます。
掃除や片付けをすることで、心にも余裕が生まれ、リラックスして快適に生活できるようになりますよ。
メリット②他に時間を割くことができる
また部屋の掃除をすると、心だけでなく時間にも余裕が生まれます。部屋が散らかっていると、どこに何が置いてあるのかが分からず、常にものを探していなければなりません。
しかし部屋をすっきりとして片付いた状態にしておくと、もの探しをする必要がなくなり、以前よりも余裕を持って物事に取り組めるようになります。
また、部屋の掃除には目的のものがなかなか見つからないイライラも解消できるとのメリットもあります。
メリット③無駄遣いがなくなる
さらに部屋の掃除をすることで、お金と時間の無駄遣いを抑えられるとのメリットも存在します。
部屋が汚いと既に持っている物を把握することが難しくなるため、同じものを購入してしまう可能性が高くなります。
部屋を掃除し片付けておくことは、二重買いの防止にも大きく役立つのです。さらにもの探しに使う時間も短縮できるため、時間の無駄遣いを減らすことにも繋がります。
それでもやる気が起こらない場合はどうする?
これまで部屋掃除のメリット・デメリットを紹介しましたが、それでもやる気が起こらない…という方もいるのではないでしょうか。掃除のモチベーションの上げ方にもコツがあります。
以下の記事では、掃除のモチベーションを上げる方法を紹介しているので参考にしてみてください。
【部屋掃除の手順】効率よく行うための4つのコツ
次に、部屋の掃除を効率よく行うための4つのコツを紹介します。
やみくもに掃除や片付けを進めるよりも、コツを事前に知っておくことで作業が効率よく進みやすくなりますよ。どれも難しいものではないので、ぜひ掃除前に目を通してみてください。
①目に見えるところや小さいところから始める
掃除をするぞ!と思い時間のかかる場所の掃除から作業を始めてしまうと、途中で掃除が嫌になってしまうことも多いです。
いきなり時間のかかる広い場所の掃除から行わず、まずは目に見えるところや、小さなところから作業を行いましょう。
とりあえず机の上を片付ける・本棚を整理するといったように、あれもこれもと手を付けず、小さな目標を決めて取り組むことが重要です。
最初に決めた小さな目標を達成できると、掃除に対するやる気が起きやすくなります。
「どこから掃除しよう…」と悩むことに時間を使わず、まずは部屋を見渡して、あまり時間をかけずに掃除を終えられそうな場所を探してみましょう。
おすすめは玄関です。玄関は空間が狭く、きれいになったのを実感しやすいため、悩む方はぜひ玄関から取り組みましょう。
②定位置を決める
また部屋が散らかりやすい人は、ものの定位置を決めていないことが多いです。せっかく片付けた物は適当なところに置かず、収納する場所を決めましょう。
定位置決めのやり方は特に難しいものではなく、それぞれのものを収納する場所を決めるだけです。そして掃除後は使用したものを必ず決めた場所に戻すことで、部屋をきれいな状態で保つことができますよ。
③大きいものから片付ける
散らかった部屋には、ゴミなどのいらないものが多く落ちています。次にどこを掃除するか迷ったら、大きなゴミなどの不要なものから片付けていきましょう。
その際、小さなゴミに注目するのではなく、ダンボールなどの明らかにゴミと分かる大きいものから捨てていくことがポイントです。
また捨てるか迷ったものは一旦保留にして大きなゴミを先に捨てることで、片付けをより効率よく進められます。
④ほこりの掃除は上から、奥から
さらに、掃除の際は「上から・奥から」との順番を意識しながら作業を行うことが重要です。
例えば棚などの拭き掃除をする際に手前を先に拭くと、後から奥の汚れを拭いた際にまた手前が汚れてしまいます。
また床から掃除を行うと、家具の上からホコリが落ちてきて掃除が二度手間になってしまいます。
作業を最小限にするためにも、「上から・奥から」とのやり方に注意して掃除を行ってみてください。
以下の記事では、部屋のほこりの掃除方法について詳しく説明しているので参考にしてみてください。
今すぐやろう!部屋掃除・片付けの方法
ここからは、部屋掃除や片付けの詳しい方法を紹介します。「衣類・本・小物・ベッド・机の上」に分けて解説するので、気になる場所からチェックしてみてください。
①衣服
散らかった部屋には、床に衣類が散乱していることも多いです。衣類を片付ける際は、以下のやり方を試してみてください。
〈衣服の片付け方〉
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衣類の片付けは一気に行おうとせず、段階に分けて行うことが重要です。一気に片付けようとすると、どれを処分するか迷うため、作業に時間がかかってしまいます。
どうすればよいか悩んだら、とりあえず「よく着るもの」と「あまり着ないもの」に分けるところから始めましょう。
また服の処分に困った場合は、無料で服を回収するボックスやサービスの利用もおすすめです。服を回収するボックスは、区役所などに置かれていることが多いです。
服を回収するボックスやサービスについてはインターネットなどで簡単に調べられるため、服を捨てることに抵抗がある場合はぜひ利用してみてください。
②本
〈本の片付け方〉
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本はかさばるため、部屋が片付かない原因の1つになることが多いです。昔購入し、読んでいない雑誌類などは思い切って捨てましょう。
近年は電子書籍も利用しやすくなったため、あまり本が場所を取る場合は電子書籍で購入し直すことも本を片付けるやり方の1つです。
③小物
小物がたくさん外に出いていると、部屋が散らかる原因になります。小物を片付けるやり方は、以下の通りです。
〈小物の片付け方〉
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気づかないうちにいらない小物が溜まっていることも多いですので、しばらく使用していないものは思い切って処分してしまいましょう。
④ベッド
ベッドの下は、部屋の中でも特にホコリが溜まりやすい場所です。ベッドは以下のようなやり方で掃除を行うと、効率よく作業を進めることができます。
〈ベッドの掃除方法〉
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また掃除は、ホコリが舞い上がりにくい朝や夕方に行うようにしましょう。
⑤机の上
机の上もごちゃごちゃしがちな場所の1つです。机の上を片付けるやり方は、以下の通りです。
〈机の片づけ方〉
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机の上を片付ける際は、引き出しの中の整理整頓も合わせて行いましょう。引き出しの中をすっきりとさせるには、トレーや仕切りなどを活用すると収納しやすくなりますよ。
一人暮らしの掃除のコツ
一人暮らしの部屋は狭いですが、掃除をする場所は意外と多く、きれいな状態を保つのは大変ですよね。
一人暮らしの部屋を掃除するコツは、すべての場所を一気に掃除しようとせず、少しづつ作業を行うことが重要です。
以下の記事で一人暮らしの大掃除のコツと方法について紹介しているので、合わせて参考にしてください。
捨てる?捨てない?断捨離のコツ
散らかった部屋を片付けるためには、不要なものを処分する断捨離が欠かせません。断捨離を行うにもちょっとしたコツがありますので、ここでは3つのコツを紹介します。
基準を作ってものを分けていく
断捨離をスムーズに行うためには、まず基準を作ってものを分けることが重要です。具体的には、以下のような手順で行うと作業を進めやすくなります。
〈断捨離の方法〉
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断捨離で重要なポイントは、ざっくりとものを分類した後の判断基準を決めておくことです。
「買ってから一回も使用していないものは捨てる・迷ったら処分する」といったように自分なりの基準を決めておき、基準に従って片付けを行うとスムーズに進みます。
以下の記事ではより詳しく断捨離の方法について説明しているので、参考にしてみてください。
思い出の品はデータとして保存
旅行先で購入したものや子どもが小さいときに描いた絵など、捨てにくいものは写真を撮ってから処分しましょう。
タブレットなどで写真を撮っておくことでいつでも見返すことができますし、収納場所にも困らなくなります。
フリマアプリも活用してみよう
「処分することが決まったものを捨てるのが勿体ない」と感じたら、メルカリなどのフリマアプリで売ることもできます。
捨てる予定だったものを売ることで、意外と多くのお金が手に入るかもしれません。
一つ一つ写真を撮って出品するのは面倒かもしれませんが、慣れるとスムーズに作業を進められるようになります。
不要なブランド品や未使用品がある場合は、フリマアプリでの販売を試してみるのもおすすめですよ。
掃除後のきれいをなるべく維持する4つの方法♪
では、掃除後のきれいな状態を維持するためにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、掃除後のきれいを維持する3つの方法とおすすめの収納グッズを紹介します。
①置く場所を決める
1つ目の方法は、ものを置く場所を決めることです。ものを置く場所が決まっていないと、片付けの際にしまう場所に悩むため、片付けにより時間がかかってしまいます。
普段からものの置き場所を決めておき、掃除後は決められた場所にしまうように心がけましょう。
②必要ないものは買わない
また、そもそも必要ないものを買わないことも重要です。衝動買いしたものが増えると、家の中が不要なもので溢れていってしまいます。
なるべく衝動買いは避け、必要なものだけを買うようにしましょう。
③こまめに掃除をする
当たり前ですが、掃除の頻度を増やせば部屋は汚れにくくなります。こまめに掃除を行うためには、掃除グッズを近くに置いておくことが重要です。
粘着クリーナーやハンディモップなどを近くに置いておき、気になったときにいつでも掃除ができる状態にしておきましょう。
④収納グッズを活用しよう
部屋をすっきりさせるには、収納グッズの活用も効果的です。限られた空間を活かして収納スペースを増やすなら、以下のような収納グッズを購入してみましょう。
- 突っ張り棒
- ウォールポケット
- ハンガータワー
- 折り畳めるラック
どれもAmazonや楽天市場などのネットショップや100均で購入できるので、自宅のサイズに合ったものを購入してみてください!
ミツモアでハウスクリーニングを依頼する!
掃除をプロに頼みたい場合は、クリーニング業者に掃除を依頼しましょう。「ミツモア」なら無料で簡単にクリーニング業者の見積もりを依頼することができます。
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