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蛇口から水漏れが起きてしまったら!症状別に原因と対策を紹介

最終更新日: 2020年11月30日

水やお湯を使おうとして蛇口に目をやると、水漏れが起きていることがあります。勢いよく噴き出すこともあれば微量の場合もありますが、慌てずに対処することが大切です。適切に対応するために、原因と対策について、症状別に解説しましょう。

蛇口の水漏れが起きたら

蛇口水道は毎日の暮らしに不可欠な、とても大事なインフラです。水・お湯はキッチンや洗面所、バスルーム、トイレなど自宅内の数多くの場所で使用します。

水道を利用しようとして蛇口に手をやると、そこから水漏れが起きていることがあります。水漏れはなぜ生じるのでしょうか。主な原因や応急的な処置方法について紹介します。

水漏れの主な原因

蛇口の水漏れに関しては、主にふたつの症状が見られます。ひとつは「きちんと閉めているはずなのに水が出てくる」ケース、もうひとつが「蛇口と土台が接している部分から漏れてくる」というケースです。

しっかり閉めているはずなのに水が止まらなければ、ハンドル部分の機能が弱まっているか、内部のパッキンが劣化していることが考えられます。

蛇口の土台からの水漏れに関しては、設置部分の劣化によって緩んでいるか、蛇口本体の劣化や破損が考えられる原因です。

いずれにせよ、両者に共通する原因は、ほとんどが蛇口や関連パーツの劣化や破損によるものでしょう。

深刻な場合の応急処置

水漏れを発見してすぐに止められない場合は、深刻な水漏れかもしれません。早めに応急処置を施しましょう。その方法について、ふたつ紹介します。

まず、止水栓を閉めることです。止水栓を閉めることによって、水道管から蛇口までの水の流れを止められます。止水栓は、キッチンであればシンクの下に設置されていることが多いです。

止水栓を閉めるには、備え付けのハンドルを回すか、あるいはドライバーなどを使って閉めます。

もうひとつが、住宅全体に水を送る元栓を閉めることです。一般的に元栓は、水道メーター付近に設置されています。

ただし元栓を閉めると、特定の場所だけでなく、キッチンや洗面所、バスルーム、トイレなどあらゆる場所で水の使用ができなくなることには注意が必要です。

軽度でも放置はトラブルの元

水漏れの程度が軽いからといって、そのままにしておくのはNGです。放置は思わぬトラブルに繋がる危険性があります。

常に水漏れしていると、その周辺が湿気を帯びて、カビの繁殖を招きます。カビは暗く湿った場所を好むため、水漏れ箇所の周辺は生息に絶好の環境と言えるのです。

水漏れの箇所付近の壁や床が、腐食するリスクも生じます。水気は徐々に建材にダメージを与え、腐食へと至ってしまう可能性があるのです。

漏れ続けている水は、水道代にも反映されます。使用しない水が無駄に流れていることで、不必要な水道代となって跳ね返ってくるのです。

対処していない水漏れの場所を使用するたびに、「まだ漏れている」と意識させられます。物理的な損害ではありませんが、精神衛生上あまり好ましくはありません。

自力で解決する準備

蛇口水漏れは、症状によっては業者に頼ることなく、自分の力で解決できる場合があります。そのためには、最低限の知識を備えておく必要があるのです。

自力で対処できれば、すぐに改善でき、業者に依頼する不要な手間もコストも削減できます。作業に必要な準備について解説しましょう。

蛇口の形状をチェック

まずは蛇口の形状をチェックします。種類によって、修理の方法が異なるのです。

蛇口のタイプは、「シングルレバー混合水栓」と「ハンドル混合水栓」の2種類に大別されます。細かい点を見ればさまざまな仕様がありますが、たいていどちらかに属する形状です。

近年建設された住宅では、ほとんどの場合、シングルレバー混合水栓が取り付けられています。ひとつのレバーで操作するタイプで、上下左右へと無段階に動かせる蛇口です。

ハンドル混合水栓は、古くから使用されている蛇口で、築年数の古い建物でよく見かけるタイプです。

水用とお湯用のふたつのハンドルが付いていて、それぞれを回すと蛇口から水が流れます。温度を変える場合には、水・お湯それぞれの水量を調節して対応します。

必要な道具を用意

「ウォーターポンププライヤー」は、水回りの作業専用の工具です。ネジなどを挟む部分の支点をずらすことで、開口幅を変えられます。小さなビスから大きなナットにまで対応できる工具です。

「カランプライヤー」は、ウォーターポンププライヤーの進化版と言えます。握る部分を角型にしたことで、しっかりと力を伝えられるようになり、先端もより細かい作業に適した形状をしているのが特徴です。

「モンキーレンチ」も開口幅を調整できるため、多様なサイズのボルトやナット回しに使います。

「シールテープ」は、配管の継ぎ目などから水が漏れ出てこないようにするために必要です。凹凸のある場所でも密着するため、作業中のわずかな水漏れも防ぎます。

作業前には水道の元栓を閉める

作業をするに先立って、必ず止水栓や元栓を閉めておきましょう。忘れてしまうと、水が一気に噴き出してきてしまいます。

このように説明すると「当たり前のこと」と思う人も多いようです。しかし、意外と忘れてしまう人が少なくありません。

閉める時には、もともとどれくらいの位置にあったかを覚えておくようにします。作業を終えて、元栓を開ける時にちょうどよい水量に戻すためです。

止水栓はたいてい、シンクや洗面台の下に設置されています。元栓は、戸建てであれば水道メーターのそばに、マンションであれば玄関先にある場合が多いでしょう。

吐水口からポタポタ水が止まらない場合

蛇口一口に水漏れといっても、その症状はさまざまです。そして発生した症状ごとに、原因や取るべき対応も異なります。

対策を講じる前に、発生した水漏れの症状を把握し、原因を想定することが大事です。ここからは、起きている症状別に、原因と対処法について掘り下げていきましょう。

まずは、吐水口から水がポタポタと流れ出て止まらない場合です。

考えられる原因

シングルレバー混合水栓であれば、主にバルブカートリッジが劣化・損傷している可能性が高いでしょう。バルブカートリッジは水温を調整するためのもので、シングルレバー混合水栓の胴体部に備えられています。

ゴムパッキンが経年劣化などにより緩くなってきた可能性も否定できません。ハンドル混合水栓の場合に多く見られる原因は、ハンドル部のゴムパッキンが劣化していることです。

ただし、蛇口本体がグラグラと揺れてしまうようなら、上記以外の理由で水漏れが生じている可能性があります。

自分でできる対処法

ハンドル混合水栓の場合、ゴムパッキンが水漏れの原因だとすれば、交換することで修理できます。ホームセンターや家電量販店で、同じタイプの商品を購入しましょう。

まずドライバーなどで、カラーキャップを外します。続いてウォーターポンププライヤーやカランプライヤーを用いて、ハンドルの取り外しです。

ゴムパッキンには「三角パッキン」と「コマパッキン」があります。三角パッキンはカバーナットの下やスピンドルの上に、コマパッキンは水道ハンドルの下部にあるので、劣化しているものを新品に交換しましょう。

交換したら、ハンドルを元の状態に戻します。止水栓や元栓を開いても水が漏れてこなければ完了です。

レバー下から水漏れしている場合

蛇口蛇口のレバーの下部からの水漏れも、よく起こるケースです。その場合の原因と修理方法について、詳しく説明します。

よくある原因は二つ

レバー下からの水漏れも、よく生じる症状です。水道を使用する際に必ず動作させる部分であるため、故障しやすく、水漏れも起こりやすい場所と言えるでしょう。原因としては、二つ考えられます。

一つはハンドルをひねる回数が多いことから、内部のパッキンの劣化が早く起こることです。パッキンの損傷が水漏れを引き起こします。

もう一つはバルブカートリッジの劣化で、これも水漏れの原因となるケースが多いです。その場合も、新しいものに交換する必要があります。

シングルレバー混合水栓の修理法

バルブカートリッジの劣化・破損が原因であれば、すぐに交換しましょう。バルブカートリッジとは、水量調節のためのバルブをひとまとめにした部品で、水勢をコントロールするものです。

レンチやドライバーを用いて、まずレバーを取り外します。続いて本体の内部から、バルブカートリッジを引き抜きましょう。その後、同じ場所に新品のものを取り付けてから、レバーを再度設置すれば完了です。

ハンドル型混合水栓の修理法

ハンドル型混合水栓の水漏れを修理するには、ハンドル内部のどこが破損しているか突き止めなければなりません。そのためには、一度内部を見てみる必要があります。

ドライバーでハンドルを取り外し、内部に設置されたパッキンやスピンドルなどをチェックしましょう。そして、破損が見つかった箇所の部品を新しいものと交換します。

取り替えた後に、再度ハンドルを戻し、水漏れが止まれば修理完了です。

ナットの緩みが原因の場合は、ハンドル部分をスパナできつく締め直すことで水漏れが止まるケースもあります。

スパウト周辺から水漏れしている場合

蛇口蛇口の先の水が出る管の部分をスパウトと呼びます。この根元周辺から水が漏れ出てしまっていることもあるでしょう。

あまり触れる機会のない部分ですが、スパウト回りの水漏れに対処する方法についても解説します。

漏れている部分で原因が異なる

スパウト周辺から水漏れしている場合には、漏れている箇所によってその原因は異なります。ハンドルの下、スパウトの上、スパウトの下に分けて見てみましょう。

ハンドルの下から漏れている場合は、バルブの故障かもしれません。ハンドルを外し、バルブそのものを交換しなければなりません。

スパウトの上から水漏れしているならば、次の原因が考えられます。

  • パッキンの汚れや劣化
  • カートリッジの緩み
  • スパウトの故障
  • バルブの故障

上記のどこに不具合があるのかは、一度分解して確認する必要があります。原因が、パッキンやバルブであれば交換、カートリッジの緩みであれば締め直し、スパウト自体であれば内部の確認などによる対処が必要です。

スパウトの下からの水漏れであれば、原因はパッキンかスパウトです。上記の方法で対応します。

パッキンの交換は自力で可能

原因がパッキンの劣化だとすれば、自力で交換することもできます。使用する道具は六角レンチやドライバー、スパナ、ピンセットなどです。

まずレンチで蛇口本体とスパウトが繋がっている部分を外すために、ナットを緩めます。外れたらスパウトを引き抜きましょう。

パッキンがセットされている部分から、ピンセットで古いものを外し、そこに同じタイプのパッキンを装着します。

交換したら、スパウトと蛇口本体を組み立てて、漏れがなければ完了です。

自力で修理できない場合はプロに相談

蛇口修理業者水漏れを自力で解決できれば、専門家に依頼する時間もコストも省けます。軽微な症状で、かつ作業が簡単であれば可能ですが、素人が安易に手を出さない方が良い場合もあります。

自分の力で対処できるか、プロに相談すべきなのか、適切な見極めが重要です。

症状を悪化させる場合も

原因がパッキンの汚れや劣化であれば、交換して水漏れを解消するのはさほど難しいことではありません。しかし、水漏れが生じている理由によっては、複雑な作業が必要な場合もあります。

専門的な知識や技術を持っていなければ、対処できないケースもあるでしょう。全てが自分で解消できる不具合ではありません。

素人がいたずらに作業したことによって、かえって状況を悪化させてしまうこともあります。対処する自信が持てない場合は、無理をせずに、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

自分で解決できる目安

プロに頼めば安心ですが、自分で解決できれば、時間も費用も節約できます。それゆえ、まずは自力で対処できるか考えたいという人も多いでしょう。

特に深い知識や経験がなくても作業できるかどうか、判断する基準としては次の通りです。

  • 不具合が生じている場所が確実に分かる
  • 交換するパーツについて正しい規格の商品を確実に入手できる
  • 蛇口や水栓をはじめ必要な部品やパーツの使用期間が10年以内
  • 必要な道具がある
  • センサーなどの電子機器がセットされていない

上記のいずれかに不安があったり該当していなかったりした場合は、自力での作業は難しいかもしれません。

賃貸なら大家さんや管理会社に相談

賃貸住宅で水漏れが起きた場合は、まず大家や管理会社に連絡しましょう。経年劣化や不可抗力による水漏れを修理する責任は、大家や管理会社にあります。

ただし、無理な使い方をして故障や破損が生じた時は、入居者の責任となるので注意が必要です。

大家や管理会社に連絡がつかない場合は、自分で業者に相談し、修理を依頼します。この時にかかった費用の領収書や作業明細などはきちんと保管しておきましょう。のちに大家や管理会社と交渉する際に必要になります。

蛇口のプロ探しはミツモアがおすすめ

毎日の生活において、水回りを快適に利用できるかどうかは、とても大切な要素といえます。新しく性能の良い蛇口にすれば、気持ちよく水やお湯が使えるようになるものです。

適切な準備をしたうえで、手順を守って作業すれば、自分で蛇口交換をすることも可能です。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

地域のプロを探す際はミツモアの一括無料見積もりをご利用いただくと手間なくご自身の希望通りの業者を見つけることが可能です。

ぜひミツモアを利用してみてはいかがでしょうか。

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