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中古マンションの入居前にハウスクリーニングは必要?費用もチェック

ぴったりの空室クリーニング業者をさがす
最終更新日: 2023年09月12日

中古マンションを購入したとき、入居前にクリーニングが必要か疑問に思う人も多いでしょう。入居前のクリーニングの必要性や清掃内容、費用相場を解説します。クリーニング費用を抑える方法も解説するので、ぜひ参考にしましょう。

中古マンションの入居時にハウスクリーニングは必要?

ハウスクリーニングをする男性

中古マンションの引き渡しの際、室内がきれいになっているかどうかは、気になるところです。入居前にクリーニングをした方がよいのかを解説します。

必須ではないがハウスクリーニングをするのがおすすめ

結論をいうと、中古マンションを購入したときは入居前に、ハウスクリーニングをした方がよいといえます。売り手にはクリーニングの義務はなく、必ずしもきれいな状態で引き渡されるとは限らないためです。

賃貸物件の場合は、入居者を確保するために管理者が入居前にクリーニングを行うのが通常です。しかし中古物件の売買においては「現状有姿渡し」といい、リフォームやクリーニングをせず、そのまま引き渡すケースが多くなっています。

入居後に気持ちよく生活したいのであれば、クリーニングをした方がよいでしょう。

プロによるハウスクリーニングを利用するメリット

マンションの清掃をするとき、自分で行うかハウスクリーニング業者に依頼するか迷う人もいるかもしれません。ハウスクリーニングを依頼すると、自分で掃除するときと比べ多くのメリットがあります。

クリーニング業者なら自分では落とせない汚れもしっかりと落としてくれます。また天井や換気扇など、手が届きにくいところや汚れがたまりやすいところに対応してくれるのも便利です。

入居時にはそもそも引越しで大きな手間がかかり、掃除どころではない人も多いのではないでしょうか。費用はかかりますが、ハウスクリーニングを依頼すれば、自分の手間はかからずプロがしっかりと新居をきれいにしてくれます。

ハウスクリーニングの作業内容

ハウスクリーニングの作業範囲は多岐にわたります。代表的な箇所を紹介するので、依頼を検討するときの参考にしましょう。

キッチン、浴室などの水回り

浴室を掃除する業者

キッチンで掃除が大変な箇所はレンジフードですレンジフードには油汚れやサビが蓄積しており、素人ではなかなかきれいにすることは難しいでしょう。ハウスクリーニングでは細かいパーツを全て取り外し、業務用洗剤ですみずみまできれいにしてくれます。

浴室やトイレなどの水回りには、水あかやカビ・尿石などの汚れがたまっているでしょう。ハウスクリーニングではそれぞれの汚れに合った清掃方法で、掃除してもらえます。天井や排水溝など自分では掃除しにくい部分も、プロに任せれば清潔な状態に戻してくれます。

関連記事:浴室クリーニングの料金相場は?安く抑える方法と業者の選び方も紹介|ミツモア

各部屋や廊下、階段

部屋の床や廊下、階段のフローリングもクリーニングの作業範囲です。フローリングは毎日人が通る場所なので、時間が経つほど細かい傷やシミが蓄積していきます。素人では除去が難しい汚れもたまっていることが多いでしょう。

ハウスクリーニングでは、フローリングを磨いたり専用の洗剤を使ったりして、頑固な汚れもしっかりと除去します。傷が付きにくく、目立ちにくくするためのワックスがけも依頼できます。

玄関やベランダ

ハウスクリーニングでは玄関やベランダも掃除してくれます。玄関は来客が最初に目にするところなだけに、きれいに保っておきたいところです。玄関の主な清掃範囲は、扉や床・壁・シューズボックス・傘立てなどです。

外からの泥が入りやすい玄関には、普通の掃除では落ちにくい汚れが付きやすくなっています。プロに依頼すれば、専用の洗剤でピカピカに磨いてくれるでしょう。

ベランダは高圧洗浄機で清掃します。雨だれやコケ・タイルのエフロ汚れをしっかりと落とし、部屋の雰囲気を明るくしてくれるでしょう。

関連記事:ベランダ清掃の料金相場や作業内容は?上手な業者の選び方も紹介|ミツモア

エアコン

エアコンを掃除する業者

エアコンは自分でも掃除できますが、内部にたまったホコリやカビを取り除くのは難しいでしょう。エアコン内部に汚れがたまっていると、運転時の悪臭や運転効率の悪化、アレルギーなどを引き起こしてしまいます。

ハウスクリーニングでは素人の手が及ばない内部も、徹底的に清掃してくれます。高圧洗浄で内部を掃除すると、汚れが真っ黒な水となって流れ出る様子に驚くかもしれません。自動掃除機能が付いたエアコンの場合、通常のエアコンよりも清掃に時間を要するケースが多くなっています。

関連記事:
【2023年6月】エアコンクリーニングの料金相場は7,000円~が目安!業者の選び方や安く頼むコツは?|ミツモア

ハウスクリーニングの費用の相場

引越し等で出費が多い時期にあって、ハウスクリーニングの費用相場が気になる人は多いでしょう。入居前にクリーニングをする際の費用相場と、マンションと戸建てによる費用の違いを解説します。

空室の場合の費用の相場

空室時(入居前)にハウスクリーニングをする際の費用相場は、以下の通りです。

  • 1R・1K:約2万円
  • 1DK・2K:約2万3,000円
  • 1LDK・2DK:約3万円
  • 2LDK・3DK:約4万円
  • 3LDK・4DK:約4万3,000円
  • 4LDK・5DK:約4万6,000円以上

ハウスクリーニングの費用は、入居中よりも空室時の方が安い傾向にあります。空室時は家具がないため作業がしやすいことに加え、家具を養生する手間もかからないためです。

マンションと戸建てで費用の差はある?

ハウスクリーニング料金の決まり方は家の広さが原則のため、戸建てでもマンションでも同じ料金設定となっているのが基本です。しかし戸建ての方が、マンションよりも費用が1~2割程度高くなる傾向にあります。

戸建ての料金が高い理由は、マンションにはない設備があり、必要な工数や人員が多くなりやすいためです。具体的には階段やロフト、階数が多いなど、戸建てのクリーニングは作業範囲が広い・複雑になることが多くなっています。詳しい費用は、クリーニング業者に確認しましょう。

関連記事:【間取り別】空室クリーニングの料金相場!追加料金がかかるケースや安く済ませるコツも紹介!|ミツモア

ハウスクリーニング業者の選び方

業者

ハウスクリーニング業者を選ぶ際にチェックすべきポイントを3つ解説します。優良な業者に依頼し、気持ちよく新居に入居できるよう、業者は慎重に比較検討することが重要です。

サービス内容と料金をチェック

複数の業者を比較し、サービス内容と料金のバランスがよいところを選びましょう。1社だけでは比較対象がないため、サービスや料金が適切かどうかを判断できません。また費用を抑えたいからといって、極端に安いところを選ぶのは得策ではないでしょう。

安すぎるところはサービスが粗悪な可能性があるだけでなく、基本料金に含まれる作業範囲が狭く、追加料金が発生しやすいのです。そのため料金だけで比較するのではなく、サービス内容も含め判断するのが重要です。

しかし各社に問い合わせをするのは面倒だと感じる人は多いでしょう。そんなときはミツモアで一括見積もりをするのがおすすめです。ミツモアでは、郵便番号を入れて簡単な質問に答えるだけで、最大5社に対して見積もりを依頼できます。

手間をかけずに優良な業者を探したいなら、ぜひミツモアを利用しましょう。

空室クリーニングの見積もりを依頼する

損害賠償保険の有無も確認

万が一のことがあったときのために、業者が損害保険に加入しているかどうかをチェックすることも大切です。たとえプロであっても、作業中に設備や家具を損傷させてしまう可能性は、ゼロではありません。

もし業者が家を傷付けてしまった場合、損害保険に入っていれば補償をしてもらえます。損害保険に加入していない業者だと、最悪の場合責任逃れをされる可能性があるので、自分を守るためにもチェックしておきたいポイントです。

実績や口コミも重要

業者が信頼に足るかどうかを判断するには、実績をチェックしましょう。運営歴や依頼件数が豊富な業者であれば、優良だと判断する1つの根拠になります。

またHPだけでは分からない、業者のリアルな評判を知るためには、口コミのチェックが有効です。HP等で口コミを公開している業者であれば、信用できる可能性が高いでしょう。できれば悪い評判も包み隠さず公開しているのがベストです。

逆に口コミが見つからない、明らかにサンプルのような口コミが散見される業者には注意が必要です。

ハウスクリーニングの費用を抑えるには

ハウスクリーニングを依頼するのは、引越しなど出費が重なる時期のため、できるだけ費用を抑えたいと思う人は多いはずです。ハウスクリーニングの費用を抑える方法を2つ紹介します。

繁忙期を避けて依頼する

閑散期を狙って依頼するのは、費用を抑える1つの方法です。ハウスクリーニング業者の繁忙期は、新生活が始まり引越しが多くなる3月と、大掃除をする12月です。

逆に9月や10月は、業者にとって閑散期にあたります。依頼件数も多くないので、競合に取られないために価格交渉に応じてくれる可能性があるかもしれません。この意味でも、複数社に見積もりを依頼するのは効果的です。

気になる部分の掃除を依頼する

自分で掃除できるところは自分で掃除し、気になる部分の掃除をピンポイントで依頼することで、クリーニング費用を抑えることもできます

たとえばエアコンや水回り・換気扇など、自分では完璧に掃除ができない部分は業者に任せた方がよいでしょう。一方で床や壁など、自分でもある程度はきれいにできる部分は、自分で掃除した方が節約につながります。

特に床は引っ越す際の搬入で汚れてしまうため、どのみち再度自分で掃除することになるでしょう。依頼する箇所を絞ることで、費用を節約できます。

入居前にハウスクリーニングを利用しよう

賃貸物件と異なり、中古物件の売買では売り手側にクリーニングの義務はありません。そのため中古物件の入居時には、多少なりとも自分で掃除をする必要があります。

しかし素人では対応が難しい部分や、掃除に多くの時間を割けない事情もあるでしょう。そんなときはハウスクリーニングを依頼することで、ピカピカの状態で新生活をスタートできます。

クリーニング業者のサービスや料金は千差万別のため、複数社を比較検討するのがおすすめです。業者選びに時間をかけたくない人は、ぜひミツモアで一括見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。

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料金・口コミ評判を比較して選べる

見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。

口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。

チャットで事前に仕事内容の相談ができるので安心

契約前にサイト内のチャットで事業者と直接メッセージのやり取りをすることも可能。事前に見積もり内容に関する質問や相談ができるので、不安を解消した上でお仕事を依頼できます。

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