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ドアノブ交換の費用はいくら?工賃・出張費・部品代の合計金額

最終更新日: 2025年03月24日

「ドアノブが緩くなってガタガタしている」
「工賃や部品代の相場がわからなくて不安」

ドアノブを交換するときの費用は、料金相場は15,000~20,000円です。そこでドアノブ交換の料金シミュレーションから、過去27,500件以上の見積もりをもとにした平均料金まで、一目で把握できるようにまとめました。

さらにドアノブ交換の費用が高くなるケースや、DIYでドアノブを交換する方法も掲載しています。

ドアノブ交換の料金シミュレーション

「ドアノブ交換か修理」と「都道府県」を選ぶだけで、ドアノブ交換とドアノブ修理の概算料金がわかります。

ドアノブの交換・修理の費用相場

平均値



最安値



最高値


※ ミツモアにおけるドアノブ交換・修理の見積もり価格から算出しています。(2024年1月1日~2024年12月31日)
※ シミュレーションのドアノブ交換・修理の料金は、実際の見積もり料金とは異なる場合があります。

ドアノブ交換・修理の正確な料金をチェック

場所別のドアノブ交換・修理の費用相場

ドアノブを交換した費用は全国平均で18,612円、料金相場は15,000~20,000円です。ドアノブを修理する場合はもう少し安くなり、全国平均で10,711円、料金相場は7,700~14,000円となります。

場所 交換費 修理費
玄関・勝手口 35,000円~ 12,000円~
リビング 15,000円~ 8,000円~
浴室 15,000円~ 8,000円~
トイレ 15,000円~ 8,000円~

玄関のドアノブ交換

玄関のドアノブは防犯性能が重視されるため、部品の価格が高くなる傾向があります。中には本体価格が10万円を超える高額なモデルもあるので、安全性を最優先に考える場合は費用が高くなる点に注意が必要です。

リビングのドアノブ交換

リビングのドアノブは、玄関のように高い防犯性を要求されることはありません。また生活空間である分、デザイン性や開閉のしやすさを重視することが多いですが、防錆や防腐などの特殊機能が必要ないため、玄関よりは費用を抑えやすい場合が多いです。

浴室のドアノブ交換

浴室のドアノブは、湿気の多い環境で使用するため、内部にサビが発生しやすいのが特徴です。ほかの部屋のドアノブと比べて交換が必要になる可能性が高く、防水・防錆などの特殊機能を備えた製品が多いため、その分費用がかさむケースがあります。交換の際は、耐水性や錆びにくさなどを重視して選ぶとよいでしょう。

トイレのドアノブ交換

トイレのドアノブもリビングと同様に、防犯性能は重視されません。ただしプライバシーを守るための簡易ロックが求められる場合が多いので、購入や交換の際はロック機能が付いているものを選ぶと安心です。特別な機能が不要な分、比較的低コストで交換できるでしょう。

ドアノブ交換・修理の料金を無料で比べる

種類別のドアノブ交換・修理の費用相場

プッシュプルハンドル

プッシュプルハンドル

価格帯 20,000~100,000円
使用場所 玄関・防犯性重視

バーを押したり引いたりして開閉するタイプで、主に玄関に使われます。通常、施錠ポイントが複数あり、防犯性能が高いのが大きな特徴です。

ただし構造が複雑で価格帯も高めであるため、DIYでの修理や交換には向きません。安全性を維持するためにも、専門業者に依頼することをおすすめします。

サムラッチ錠

サムラッチ錠

価格帯 20,000~100,000円
使用場所 玄関・デザイン重視

親指(サム)でつまみ(ラッチ)を押して開閉するタイプです。アンティーク調のデザインが多く、インテリアにこだわる方に人気があります。

一般的には玄関で使われ、複雑な構造ゆえにDIYでの修理・交換は難しいため、こちらも専門業者に依頼するのが無難です。

レバー式ハンドル

レバーハンドル

価格帯 2,000~10,000円
使用場所 リビング・寝室・トイレなどの室内

持ち手がレバー状になったタイプのドアノブです。開閉に力が要らず、子どもやお年寄りなど握力の弱い方でも簡単に操作できるため、リビングや寝室など広い範囲で使用されています。

表示錠や鍵穴付きの製品は価格が上がる傾向がありますが、セキュリティやプライバシーの確保に役立ちます。


握り玉式のドアノブ

握り玉式ドアノブ

価格帯 2,000~10,000円
使用場所 浴室・トイレなど室内

丸い握り玉をひねって開閉するタイプのドアノブです。構造がシンプルで修理・交換がしやすいという特徴があります。

鍵穴や錆防止加工が施されたもの、施錠の状態がひと目で分かる表示錠タイプなど、用途に応じてさまざまなバリエーションが販売されています。トイレ向けは施開錠が表示されるタイプ、浴室向けは錆防止加工がされたタイプです。

シンプルな構造ゆえに比較的安価で、DIYでの交換も難しくありません。

ドアノブ交換の費用が高くなるケース

ドアノブ交換費用の相場はおおむね決まっていますが、相場よりも高くなるケースもあります。

ここでは、場所によって交換費用が変わることと、特殊なドアノブに交換することで費用が高くなることについて解説します。

  1. 玄関のドアノブを交換したい
  2. 風呂場・浴室のドアノブを交換したい
  3. 新しいドアノブと取付穴のサイズが異なる
  4. ラッチの交換も行う
  5. 防犯性の高い鍵がついたドアノブに交換する
  6. タイプの異なるドアノブに交換する

玄関のドアノブを交換したい

作業難易度が他の場所と比べて高いので、玄関のドアノブの交換や修理は費用がかさみます。

玄関や勝手口のドアノブが壊れたらできるだけ早く業者に相談しましょう

空き巣被害等の危険性があるため、一刻も早い対処が必要です。

風呂場・浴室のドアノブを交換したい

風呂場や浴室のドアノブは「腐食防止」「緊急時に外から施錠を解除」機能を持つものも。

高機能ドアノブを交換する場合、20,000円以上の費用がかかることがあります。

新しいドアノブと取付穴のサイズが異なる

現在のドアノブの、取り付け穴のサイズによって費用が異なるケースもあります。

新しいドアノブと取り付け穴のサイズが一致していない場合、手間賃がかさむので注意しましょう。

ラッチの交換も行う

また、ラッチの交換も行う場合は、工賃が増える可能性があります。

特殊な施工となるため、施工費が増すことを念頭に置いておいてください。

防犯性の高い鍵がついたドアノブに交換する

ドアノブ本体だけではなく、使っている鍵のタイプによっても工賃は異なります。

安く、合鍵として多く持っている方が多い凹凸のないタイプの鍵は安価で済みますが、防犯性の高い、凹凸が付いている『ディンプルキー』と呼ばれる鍵を使う場合は、費用がかさむので注意が必要です。

タイプの異なるドアノブに交換する

室内のドアノブを交換する場合、異なる形のドアノブに交換する場合は相場が上がります。

最近では、握り玉(王座)式のドアノブからレバー式のドアノブに交換したいという方が多くいらっしゃいますが、追加料金がかかる可能性も考えておきましょう。

表示錠に交換するなど、ドアそのものを加工する必要がある工事をする場合には、基本的に追加料金がかかります。


ドアノブの交換はどこに依頼する?

ドアノブの交換は鍵業者、住宅設備業者、ホームセンターに依頼することができます。

鍵業者

防犯に関する知識が豊富。ドアノブだけでなく、鍵についての相談をすることもできます。

玄関をはじめ、防犯を強化したい箇所でドアノブ交換したい方におすすめです。

住宅設備業者

玄関やリビング、トイレ、浴室など様々な箇所のドアノブ交換に対応。

自宅にあったサイズや機能のついたドアノブを提案してもらうこともできます。

ドアノブのサイズ計測の仕方がわからない方、どんなドアノブにしようか決まっていない方はすべて任せることができますよ。

ホームセンター

ホームセンターではドアノブを購入した際に、交換を依頼することができます。

交換するドアノブが決まっている」「自宅のドアノブのサイズ計測ができる」という方におすすめです。

主に交換できる業者はこの3つです。自分が交換したい箇所や、依頼したい内容に応じて業者を選びましょう。

ドアノブ交換をDIYする費用
DIYの費用

DIYと業者に依頼した場合の費用の差は以下の通りです。

ドアノブは3,000円の握り玉式と仮定して計算しています。

DIY 業者
費用相場 3,000~13,000円 15,000円~
内訳 道具+ドアノブ 作業費用+出張料金+ドアノブ

DIYでドアノブを交換する際に必要な道具はドライバーのみなので、たとえ電気ドリルドライバーを使ったとしても業者に依頼するより安く済む可能性が高いです。

ただし失敗すると修理に余分な費用がかかって、結果的に損してしまいます。

自力でできるか不安な方は業者に依頼した方が良いでしょう。

また、鍵付きのドアノブは構造が複雑なので、業者に依頼することをおすすめします。

自力でドアノブの修理・交換をする手順や注意点は、【DIY】ドアノブを自力で交換することもできるで紹介しています。

ドアノブ交換業者に見積もりを依頼する

ドアノブ交換をDIYする手順

ドアノブの交換は防犯面からできるだけ業者に依頼した方が安心です。

しかしDIYで交換することもできます。

あまり使わない部屋のドアノブを交換したい場合や、費用を抑えたい方におすすめです。

ドアノブのメーカーとサイズを調べておこう

ここでは業者に依頼したり、自分でドアノブを選ぶ前に調べておくと便利な、メーカーやドアノブのサイズの調べ方を紹介します。

依頼する場合はあらかじめ業者に伝えておくことで、より正確な見積もり料金を知ることができますよ。

ドアノブを選ぶ前にメーカーと型番を調べておく

ドアノブを選ぶ前に、現在使っているドアノブのメーカーと型番を調べておきましょう。

ドアノブのメーカーや型番は、ドアの側面にあるプレートに表記されているのが一般的。

同じメーカーや型番のドアノブに交換すると追加工事が必要ないので余計な費用がかからないうえに、取り付け時の不具合の心配が少ないです。

なお古いドアノブだと型番が廃盤になることも多く、全く同じ物が見つからないケースも多く見られます。

5年以上前から使用しているドアノブ交換の場合、違う型番のものになる可能性も視野に入れておきましょう。

ドアのサイズを計測してから選ぶことが重要

ドアノブにもサイズがあります。

以下の4点を計測しておくことで、間違った大きさのドアノブを選ばずに、ピッタリのサイズを選ぶことができます。

  • ドアの厚み
  • フロントの長さ
  • ビスピッチの長さ
  • バックセットの長さ

ドアノブのサイズの計測の仕方

ドアの側面に付いている金属プレートをフロントといいます。

フロントの縦横の長さを測っておきましょう。

ビスピッチは、フロントの上下にあるビス間(ねじの間)の距離です。

ドアノブの中央からドアの側面までの距離をバックセットといいます。

これらの距離を測って記録することで、現在のドアでも取り付けやすいドアノブを選べます。

必要な道具

DIYでドアノブを交換する際に必要な道具はドアノブとドライバーのみです。

ドアノブが固くて回らない、力が足りない場合は電気ドリルドライバーを使うとよいでしょう。

握り玉式やレバーハンドルなど、構造が単純なドアノブは自力で交換できます。

ほとんどのドアノブ交換作業は1時間以内で完了します。

まずはドアノブを取り外します。以下の動画も参考にしてください。

  1. 内側→外側の順でドアノブを外す
  2. ラッチボルトを取り外す

シリンダー錠の場合はドアノブの根元にある穴に爪楊枝などを差し込んで押すと、ドアノブが外れます。

その後カバーの溝にマイナスドライバーを差し込んでください。

カバーを外すとネジが出てくるので、それを外せば取り外し完了です。

ラッチボルトとは、扉が開かないように固定する三角形の出っ張りのこと。

ドアノブの脇(扉側面)にあり、ノブを回すことで出たり引っ込んだりします。

ラッチボルトに付いているネジを外せば取り外せます。

取り外し終わったら「ラッチボルト→外側のドアノブ→内側のドアノブ」の順で新しいドアノブを取り付けます。

ドアノブのDIYの詳しい方法は以下の関連記事で、種類別に詳しく説明しています。

DIYのやり方をさらに知りたい方は参考にしてください。

関連記事:室内ドアノブの交換は自分でできる?依頼する費用相場・DIYの交換方法(種類別)を解説!|室内ドアノブの交換をDIYで行う方法|ミツモア
関連記事:玄関ドアノブは自分で交換できる?取り付け方と業者選びのコツを解説|ミツモア

ドアノブを自力で修理・交換するときの注意点

ドアノブは、ドライバーや交換するドアノブを用意するだけで交換できるので、他の箇所のDIYに比べて費用がかかりません。

しかし素人では失敗してしまう損をしてしまう可能性があり、防犯上の問題もあるので、基本は業者に依頼することをおすすめします。

DIYで作業したい場合は、室内の使っていない部屋などの防犯上のリスクが少ない場所で、以下の点を把握したうえでチャレンジしてみましょう。

  • 細かなサイズ展開が非常に多いため、正確にサイズ測定を行う必要がある
  • 鍵付きや表示付きなどのドアノブ交換は、難易度が高くなる
  • 破損させてしまった時に、ドアが開かなくなるなどのトラブルにつながることがある
  • 賃貸物件の場合、自力での交換作業中に破損させてしまうと修繕費が発生することがある

ドアノブ交換業者の選び方

ドアノブ交換をする業者

ドアノブはできるだけ早く、費用を抑えて交換したいですよね。

ここでは信頼できる業者を選ぶために見るポイントを紹介します。

アフターフォローがある業者を選ぶ

アフターフォローを設定しているのは、技術力に自信を持っている証です。

なので高い技術力で難しい箇所も取り付け、長く使うことができるでしょう

万が一保証期間内に故障してしまった場合でも、修理・交換をしてくれるので安心です。

防犯設備の知識がある業者に依頼する

特に玄関ではセキュリティー性能の高いドアノブにした方が安心です。

防犯設備に関する知識や、ドアノブの取り揃えがある業者に依頼するようにしましょう。

「防犯設備士」の資格を持っていたり、防犯性能が高いドアノブを取り付けた実績が多い業者がおすすめです。

複数社の見積もりを比較する

ドアノブの修理・交換をするときは複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。

1社だけで見積もりを取って依頼してしまうと相場価格よりも高いのか安いのか判断できません

ドアノブをできるだけ安く、かつ満足のいく仕上がりにしてほしいなら、複数の修理業者から見積もりを取って比べてみましょう。

複数の業者を比較することで、適正な価格なのかが判断できます。

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料金・口コミ評判を比較して選べる

見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。

口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。

チャットで事前に仕事内容の相談ができるので安心

契約前にサイト内のチャットで事業者と直接メッセージのやり取りをすることも可能。事前に見積もり内容に関する質問や相談ができるので、不安を解消した上でお仕事を依頼できます。

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