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ドアノブの交換・修理にかかる費用相場!業者の選び方やDIYとの比較も

ぴったりのドアノブ交換・修理業者をさがす
最終更新日: 2024年02月21日

ドアノブの交換と修理は、DIYよりも業者に依頼するのをおすすめします。

間違って取り付けたり、途中で挫折したりするよりも、初めからプロにお願いする方が確実です。

確実な施工をしてもらい、安心・安全な生活を送れるようにしましょう。

ドアノブの修理・交換費用相場と内訳

ドアノブを開けようとしている

ここでは、場所ごとに分けてドアノブの交換・修理にかかる費用をご紹介します。

場所 交換費用 修理費用
玄関・勝手口 35,000円~ 12,000円~
リビング・トイレ 15,000円~ 8,000円~
風呂場・浴室 15,000円~ 8,000円~
  • 玄関のドアノブ

玄関のドアノブはセキュリティ性能が高いので部品代金が高額になります。

本体価格が10万円を超える高額なものも。

ドアノブ交換業者に見積もりを依頼する

  • リビング・トイレのドアノブ

リビング・トイレなどの室内のドアノブは玄関に比べて防犯性にこだわる必要がなく、湿気もないので腐食防止などの機能がなくてもよいので、ドアノブ本体の費用を抑えることができます

またあまり使わない部屋のドアノブを交換したい方や、費用をできるだけ抑えたい方にはDIYで取り替えることも可能です。

DIYと業者に依頼した場合の費用相場の違いは、DIYと業者に依頼した場合の費用の差は?で詳しく解説しています。

  • 風呂場・浴室のドアノブ

風呂場や浴室のドアノブは内部でサビが発生しやすく、交換が必要になる可能性が高いです。

浴室のドアノブには特殊な機能がついているものが多く、その分費用がかさむ場合もあります。

後述するので、参考にしてみてください。

ドアノブ交換費用が高くなるケース

ドアノブ交換費用の相場はおおむね決まっていますが、相場よりも高くなるケースもあります。

ここでは、場所によって交換費用が変わることと、特殊なドアノブに交換することで費用が高くなることについて解説します。

  1. 玄関のドアノブを交換したい
  2. 風呂場・浴室のドアノブを交換したい
  3. 新しいドアノブと取付穴のサイズが異なる
  4. ラッチの交換も行う
  5. 防犯性の高い鍵がついたドアノブに交換する
  6. タイプの異なるドアノブに交換する

玄関のドアノブを交換したい

作業難易度が他の場所と比べて高いので、玄関のドアノブの交換や修理は費用がかさみます。

玄関や勝手口のドアノブが壊れたらできるだけ早く業者に相談しましょう

空き巣被害等の危険性があるため、一刻も早い対処が必要です。

風呂場・浴室のドアノブを交換したい

風呂場や浴室のドアノブは「腐食防止」「緊急時に外から施錠を解除」機能を持つものも。

高機能ドアノブを交換する場合、20,000円以上の費用がかかることがあります。

新しいドアノブと取付穴のサイズが異なる

現在のドアノブの、取り付け穴のサイズによって費用が異なるケースもあります。

新しいドアノブと取り付け穴のサイズが一致していない場合、手間賃がかさむので注意しましょう。

ラッチの交換も行う

また、ラッチの交換も行う場合は、工賃が増える可能性があります。

特殊な施工となるため、施工費が増すことを念頭に置いておいてください。

防犯性の高い鍵がついたドアノブに交換する

ドアノブ本体だけではなく、使っている鍵のタイプによっても工賃は異なります。

安く、合鍵として多く持っている方が多い凹凸のないタイプの鍵は安価で済みますが、防犯性の高い、凹凸が付いている『ディンプルキー』と呼ばれる鍵を使う場合は、費用がかさむので注意が必要です。

タイプの異なるドアノブに交換する

室内のドアノブを交換する場合、異なる形のドアノブに交換する場合は相場が上がります。

最近では、握り玉(王座)式のドアノブからレバー式のドアノブに交換したいという方が多くいらっしゃいますが、追加料金がかかる可能性も考えておきましょう。

表示錠に交換するなど、ドアそのものを加工する必要がある工事をする場合には、基本的に追加料金がかかります。

ドアノブ4種類の本体価格と場所・用途別の選び方

ドアノブは基本的には元々ついていたものと同じメーカー・品番のものに交換します。

しかしサイズが合えばほかのタイプに交換することも可能です。交換する場所に適したドアノブを紹介します。

【浴室やトイレ】握り玉式のドアノブ:2,000~10,000円

握り玉式ドアノブ

握り玉式のドアノブは持ち手が丸く、ひねって開閉するタイプです。

構造が単純なため修理・交換しやすいのが特徴。

握り玉式には施開錠がわかるタイプ(トイレのドアでよく使われている)や、鍵穴がついているもの、錆防止の加工がされたものなどがあります。

トイレは施開錠が表示されるもの、風呂場は錆防止加工がされたものなど、用途にあわせて最適なものを選びましょう。

価格帯 2,000~10,000円
使われる場所 浴室、トイレなどの室内

【リビングや寝室】レバー式ハンドル:2,000~10,000円

レバーハンドル

レバーハンドルは持ち手がレバー状になっています。

リビングや寝室など室内の様々なところで使われています。

握り玉式と同じく、鍵穴があるタイプや表示錠は価格が高くなる傾向です。

レバーハンドルは開閉に力が要らないので、子どもやお年寄りなど、握力の弱い方でも開けることができますよ。

価格帯 2,000~10,000円
使われる場所 リビング、寝室、トイレなどの室内

【玄関・防犯性重視】プッシュプルハンドル:20,000~100,000円

プッシュプルハンドル

プッシュプルハンドルはバーを押して開閉するタイプのドアノブです。

主に玄関で使われています。2つの施錠箇所があることが多くてセキュリティ性能が高いのが特徴。

構造が複雑なので、価格もドアノブのなかでは高くなっています。

そのためDIYによる修理・交換には向いていません。

専門の業者に交換・修理してもらうようにしましょう

価格帯 20,000~100,000円
使われる場所 玄関

【玄関・デザイン性重視】サムラッチ錠:20,000~100,000円

サムラッチ錠

サムラッチ錠は親指でつまみを押すことで開閉するタイプのドアノブです。

一般的には玄関で使われます。

アンティークなデザインが多く、インテリアにこだわっている方に人気。

構造が複雑なので、レバーハンドル同様に自力での修理・交換は難しいです。

価格帯 20,000~100,000円
使われる場所 玄関

ドアノブの交換はどこに依頼する?

ドアノブの交換は鍵業者、住宅設備業者、ホームセンターに依頼することができます。

鍵業者

防犯に関する知識が豊富。ドアノブだけでなく、鍵についての相談をすることもできます。

玄関をはじめ、防犯を強化したい箇所でドアノブ交換したい方におすすめです。

住宅設備業者

玄関やリビング、トイレ、浴室など様々な箇所のドアノブ交換に対応。

自宅にあったサイズや機能のついたドアノブを提案してもらうこともできます。

ドアノブのサイズ計測の仕方がわからない方、どんなドアノブにしようか決まっていない方はすべて任せることができますよ。

ホームセンター

ホームセンターではドアノブを購入した際に、交換を依頼することができます。

交換するドアノブが決まっている」「自宅のドアノブのサイズ計測ができる」という方におすすめです。

主に交換できる業者はこの3つです。自分が交換したい箇所や、依頼したい内容に応じて業者を選びましょう。

ドアノブ交換業者選びのポイント

ドアノブ交換をする業者

ドアノブはできるだけ早く、費用を抑えて交換したいですよね。

ここでは信頼できる業者を選ぶために見るポイントを紹介します。

アフターフォローがある業者を選ぶ

アフターフォローを設定しているのは、技術力に自信を持っている証です。

なので高い技術力で難しい箇所も取り付け、長く使うことができるでしょう

万が一保証期間内に故障してしまった場合でも、修理・交換をしてくれるので安心です。

防犯設備の知識がある業者に依頼する

特に玄関ではセキュリティー性能の高いドアノブにした方が安心です。

防犯設備に関する知識や、ドアノブの取り揃えがある業者に依頼するようにしましょう。

「防犯設備士」の資格を持っていたり、防犯性能が高いドアノブを取り付けた実績が多い業者がおすすめです。

複数社の見積もりを比較する

ドアノブの修理・交換をするときは複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。

1社だけで見積もりを取って依頼してしまうと相場価格よりも高いのか安いのか判断できません

ドアノブをできるだけ安く、かつ満足のいく仕上がりにしてほしいなら、複数の修理業者から見積もりを取って比べてみましょう。

複数の業者を比較することで、適正な価格なのかが判断できます。

DIYと業者に依頼した場合の費用の差は?

DIYの費用

DIYと業者に依頼した場合の費用の差は以下の通りです。

ドアノブは3,000円の握り玉式と仮定して計算しています。

DIY 業者
費用相場 3,000~13,000円 15,000円~
内訳 道具+ドアノブ 作業費用+出張料金+ドアノブ

DIYでドアノブを交換する際に必要な道具はドライバーのみなので、たとえ電気ドリルドライバーを使ったとしても業者に依頼するより安く済む可能性が高いです。

ただし失敗すると修理に余分な費用がかかって、結果的に損してしまいます。

自力でできるか不安な方は業者に依頼した方が良いでしょう。

また、鍵付きのドアノブは構造が複雑なので、業者に依頼することをおすすめします。

自力でドアノブの修理・交換をする手順や注意点は、【DIY】ドアノブを自力で交換することもできるで紹介しています。

ドアノブ交換業者に見積もりを依頼する

DIYでドアノブを交換する場合

DIY
ドアノブの交換は防犯面からできるだけ業者に依頼した方が安心です。

しかしDIYで交換することもできます。

あまり使わない部屋のドアノブを交換したい場合や、費用を抑えたい方におすすめです。

ドアノブのメーカーとサイズを調べておこう

ここでは業者に依頼したり、自分でドアノブを選ぶ前に調べておくと便利な、メーカーやドアノブのサイズの調べ方を紹介します。

依頼する場合はあらかじめ業者に伝えておくことで、より正確な見積もり料金を知ることができますよ。

ドアノブを選ぶ前にメーカーと型番を調べておく

ドアノブを選ぶ前に、現在使っているドアノブのメーカーと型番を調べておきましょう。

ドアノブのメーカーや型番は、ドアの側面にあるプレートに表記されているのが一般的。

同じメーカーや型番のドアノブに交換すると追加工事が必要ないので余計な費用がかからないうえに、取り付け時の不具合の心配が少ないです。

なお古いドアノブだと型番が廃盤になることも多く、全く同じ物が見つからないケースも多く見られます。

5年以上前から使用しているドアノブ交換の場合、違う型番のものになる可能性も視野に入れておきましょう。

ドアのサイズを計測してから選ぶことが重要

ドアノブにもサイズがあります。

以下の4点を計測しておくことで、間違った大きさのドアノブを選ばずに、ピッタリのサイズを選ぶことができます。

  • ドアの厚み
  • フロントの長さ
  • ビスピッチの長さ
  • バックセットの長さ

ドアノブのサイズの計測の仕方

ドアの側面に付いている金属プレートをフロントといいます。

フロントの縦横の長さを測っておきましょう。

ビスピッチは、フロントの上下にあるビス間(ねじの間)の距離です。

ドアノブの中央からドアの側面までの距離をバックセットといいます。

これらの距離を測って記録することで、現在のドアでも取り付けやすいドアノブを選べます。

必要な道具

DIYでドアノブを交換する際に必要な道具はドアノブとドライバーのみです。

ドアノブが固くて回らない、力が足りない場合は電気ドリルドライバーを使うとよいでしょう。

握り玉式やレバーハンドルなど、構造が単純なドアノブは自力で交換できます。

ほとんどのドアノブ交換作業は1時間以内で完了します。

まずはドアノブを取り外します。以下の動画も参考にしてください。

  1. 内側→外側の順でドアノブを外す
  2. ラッチボルトを取り外す

シリンダー錠の場合はドアノブの根元にある穴に爪楊枝などを差し込んで押すと、ドアノブが外れます。

その後カバーの溝にマイナスドライバーを差し込んでください。

カバーを外すとネジが出てくるので、それを外せば取り外し完了です。

ラッチボルトとは、扉が開かないように固定する三角形の出っ張りのこと。

ドアノブの脇(扉側面)にあり、ノブを回すことで出たり引っ込んだりします。

ラッチボルトに付いているネジを外せば取り外せます。

取り外し終わったら「ラッチボルト→外側のドアノブ→内側のドアノブ」の順で新しいドアノブを取り付けます。

ドアノブのDIYの詳しい方法は以下の関連記事で、種類別に詳しく説明しています。

DIYのやり方をさらに知りたい方は参考にしてください。

関連記事:室内ドアノブの交換は自分でできる?依頼する費用相場・DIYの交換方法(種類別)を解説!|室内ドアノブの交換をDIYで行う方法|ミツモア
関連記事:玄関ドアノブは自分で交換できる?取り付け方と業者選びのコツを解説|ミツモア

ドアノブを自力で修理・交換するときの注意点

ドアノブは、ドライバーや交換するドアノブを用意するだけで交換できるので、他の箇所のDIYに比べて費用がかかりません。

しかし素人では失敗してしまう損をしてしまう可能性があり、防犯上の問題もあるので、基本は業者に依頼することをおすすめします。

DIYで作業したい場合は、室内の使っていない部屋などの防犯上のリスクが少ない場所で、以下の点を把握したうえでチャレンジしてみましょう。

  • 細かなサイズ展開が非常に多いため、正確にサイズ測定を行う必要がある
  • 鍵付きや表示付きなどのドアノブ交換は、難易度が高くなる
  • 破損させてしまった時に、ドアが開かなくなるなどのトラブルにつながることがある
  • 賃貸物件の場合、自力での交換作業中に破損させてしまうと修繕費が発生することがある

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