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ドアクローザーの交換費用の目安を紹介。業者の選び方やDIY方法も

ぴったりのドアクローザーの調整・交換業者をさがす
最終更新日: 2023年08月29日

ドアクローザーに不具合が発生したときは、修理または交換が必要です。業者に依頼する・DIYで交換するのいずれかを検討し、早急に対応しましょう。ドアクローザーの交換費用の目安や業者の選び方、さらにはDIYで交換する方法を紹介します。

ドアクローザーの修理・交換費用の相場

ドアクローザーの修理や交換は、カギの交換業者などに依頼できます。また腕に自信のある人はDIYも可能です。ドアクローザーの修理や交換を依頼したときの、費用相場を見ていきましょう。

業者に依頼した際の費用の相場

業者に修理・交換を依頼した場合「工賃」「出張費」「ドアクローザー本体の代金」を合わせた金額が必要です

工賃とは修理・交換に必要な作業を行ってもらうための代金です。修理のみなら5,000円から1万円程度で収まるケースが一般的ですが、業者によって違いがあります。

出張費は自宅までの交通費や手間賃です。無料・実費を請求するところなど、業者によってさまざまなケースがあります。

またドアクローザー自体を交換する場合は、本体の購入が必要です。工賃と出張費に加え、本体価格代として1~2万円程度をプラスする必要があります。

ドアクローザー本体や出張費用によって異なる

修理・交換費用は交換するドアクローザーの種類や、店舗から自宅までの距離などで異なります。

前項で紹介したドアクローザー本体の料金は、一般的な玄関ドア用のものです。特殊素材の扉や、重く大きな扉に設置する場合は、より高額になります。

また出張費は場所によって料金が変わり、業者の移動距離が長いほど高額になる傾向にあります。

交換・修理費にかかるコストを抑えたい人は、現在設置されているドアクローザーの種類や、依頼先の工賃・出張費の設定を確認しておきましょう

DIYなら修理や交換費用を抑えられる

DIYが得意な人は、ドアクローザーを自分で取り替えれば、工賃や出張費は不要です。業者に依頼するよりも、費用を安く抑えられます。

DIYでかかる費用は、基本的に本体の代金のみです。料金は製品によって異なりますが、安価なものなら4,000円程度で入手できます。

ただしドアクローザーの設置には、ドライバーが必須です。スムーズな取り付けを実現するなら、電動ドライバーも用意する方がよいでしょう。ホームセンターで探せば、3,000~1万5,000円程度のものが見つかります。

ドアクローザーを交換する目安は?

ドアクローザーの交換が必要かどうかは、どのように判断すべきなのでしょうか?不具合の兆候や交換目安について紹介します。

ドアクローザーの一般的な寿命

ドアクローザーの寿命は、一般的に10~20年といわれています。耐用年数は本体の設置環境・使い方・メーカーの仕様などによって、大きく異なります。

屋外に設置しているドアクローザーは劣化しやすく、寿命が短くなるのが一般的です。ドアの開閉を力任せに行う場合も部品の損傷が激しくなり、不具合の兆候が出やすくなります。

また施工不良だったり、ドアとドアクローザーの相性がよくなかったりした場合は、ドアを丁寧に開閉していても長くは持ちません。寿命の10年を待たずに不具合が生じるケースもあるでしょう。

不具合が交換や修理のサイン

本体のオイル漏れ・開閉スピードが速く、バタンと閉まるなどの症状が出た場合は、早急に交換する必要があります

ドアクローザーは、バネとオイルダンパー(減速装置)によって、ドアの開閉速度を調整しています。バネの不具合やオイル漏れが発生したということは、本体がすでに大きなダメージを受けているのかもしれません。そのため修理では対応が難しく、交換となることがほとんどです。

一方ドアを開閉しにくいなどの症状のみなら、速度調整ネジを回せば改善されるケースもあります。ただし調整を行っても状況が変わらない場合は、やはり部品の交換が必要です。

ドアクローザーの調整・交換方法

ドアクローザーに不具合があるときは、自分で調整・交換が可能です。具体的な手順を見ていきましょう。

自分で調整する方法

ドアの開閉速度は、ドアクローザーの側面に配置された調整用ネジを回すことで調整できます

ドアの開閉速度を速めたいときは、ネジを反時計回りに回しましょう。一方ネジを時計回りに回せば、ドアの開閉速度は遅くなります。

ドアクローザーにとって理想的なのは、ドアを直角に開いた状態から10秒程度で閉まる状態です。素人が調整を行う場合は、カンに頼らず、地道に作業するしかありません。ネジを少しずつ回して様子を見ながら、最適の状態を探るのがおすすめです。

関連記事:ドアクローザーを調整する方法と注意点!交換が必要な状態も解説|ミツモア

自分で交換する方法

ドアクローザーを交換する場合は、取り外しと新規設置をワンセットで行う必要があります

本体の取り外しを行う場合は、以下の手順に従いましょう。

  1. アームの連結ネジをはずす
  2. ドア枠のブラケットのネジをはずす
  3. 本体のネジをはずす

ドアクローザーを取り外す際は、途中で本体が落ちないようしっかりと支えます。

取り外しが終わったら、新品の設置作業に取り掛かりましょう。

  1. ブラケットを取り付ける
  2. ドアクローザーの土台となるスライド板を取り付ける
  3. ドアクローザーとアームを連結させる
  4. ドアクローザーをスライド板に取り付ける
  5. ブラケットとアームを連結させる

設置後は何度かドアを開閉して、速度を確認します。速すぎる・遅すぎるなどがあれば、速度調整ネジでのスピード調整をします。

交換に必要な道具

ドアクローザーの交換で必要となる道具は、基本的にドライバーのみです。電動なら力がいらず、取り替えがスムーズになります。

また新しいドアクローザーを用意するときは、種類や大きさを間違えないようにすることが大切です。購入時には必ず「種類」「ドアの重量・大きさ」「ネジ穴の位置」を確認しましょう。

本体選びに不安がある場合は、現在使用中の本体と全く同じメーカー・品番を購入すると安心です。本体やアームを見れば、メーカー・品番を確認できます。

ただしあまりにも古いドアクローザーが設置されていた場合、すでに廃盤になっていることも考えられます。メーカーの在庫が確認できない場合は、ネジ穴の位置や、種類・サイズなどに注意してドアに適したものを選びましょう。

DIYする際の注意点

ドアクローザーの調整で注意したいのは、ネジを一気に回しすぎないことです。締めすぎてしまったり、ネジが緩んで落ちてしまったりする可能性もあるため、少しずつゆっくりと回すようにしましょう。ネジに不具合が生じたり、もしもネジが破損したりすれば、新しいものと交換する必要があります。

一方ドアクローザーを新しく設置する場合は、必ず取扱説明書を熟読しましょう。取り付け方を間違えると、ドアの開閉が困難になってしまいます。

そのほかDIYでは、「ネジがさび付いて取り外せない」「不要な場所に穴を空けてしまった」などのトラブルも散見されます。DIYでの交換が難しいと感じた場合は、無理せず中断した方が無難です。

関連記事:ドアクローザーの交換方法。交換時期の目安や必要な道具なども紹介|ミツモア

ドアクローザーの交換を業者に依頼するメリット

ドアクローザー

ドアクローザーの設置は、DIYよりも業者に依頼した方が満足のいく仕上がりになりやすいと考えられます。ドアクローザーの交換を業者に依頼するメリットを紹介します。

失敗を防げる

業者に依頼する最大のメリットは、交換による失敗の不安がない点です

ドアクローザーの交換は自分でも行えますが、取り付けや開閉ネジの調整には、それなりのスキルが必要です。自分でドアクローザーを交換しようとした結果、ドアの開閉が不自由になったり、不要な場所に穴を空けてしまったりするケースは少なくありません。

取り付けに失敗すれば、本体を再度購入したり、改めて業者に依頼したりする必要があります。ムダな時間やコストをかけるくらいなら、初めから業者に交換を依頼した方が、結果的には得になるといえます。

短時間で修理が完了する

業者はドアクローザー交換のノウハウを持っており、取り外しから取り付けまでがスムーズです。また作業にはプロ仕様のツールが使われるため、作業品質にも不安がありません。面倒なドアクローザーの交換が、短時間で終わるのもメリットといえます。

素人がDIYでドアクローザーを交換する場合、交換手順を調べるところから始める必要があります。手順を1つずつ確認しながら作業すれば、作業時間は業者の何倍もかかるでしょう。

DIYでは時間をかけても、満足な仕上がりになるとは限らない上、失敗のリスクも高めです。そのため作業効率を考えるなら、業者に依頼する方が、得策といえます。

ドアクローザーの交換業者を選ぶポイント

ドアクローザーの交換を希望する場合、どのように業者を選べばよいのでしょうか?業者選びのコツを紹介します。

実績・施工例などをチェック

業者を選ぶときは、ドアクローザーの交換・修理の実績が十分あるかどうかをチェックしましょう。業者によっては、交換作業を下請けに任せていたり、ドアクローザーの交換・修理の経験が少なかったりするケースもあります。

実績の少ない業者に依頼すると、取り付けそのものがうまくいかなかったり、施工後すぐに不具合が生じたりする恐れがあります。施工品質を担保したい場合、実績の確認は必須です。

業者の実績を知りたい場合は、ホームページやSNSを確認しましょう。具体的な施工事例や、画像などを掲載している業者なら、参考にしやすくなります。

複数の業者を比較する

ドアクローザーの交換・修理の料金は、業者によって異なります。質のよい業者を探すときは、複数の業者から見積もりを取りましょう。

複数の業者から見積もりを取るメリットは、施工の相場感を把握しやすくなることです。料金の内訳まで確認すれば、どの業者がお得かを適切に見極められます

業者探しに時間を割けない人・業者の心当たりがない人は「ミツモア」で探しましょう。ミツモアは、各サービスのプロと仕事を依頼したい人をつなぐマッチングプラットフォームです。

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ドアクローザーの調整・交換の見積もりを依頼する

ドアクローザーの交換は業者に頼む方がスムーズ!

ドアクローザーの交換費用は、主にドアクローザー本体の代金・工賃・出張費の合計です。DIYなら安く交換できますが、作業品質は業者に及びません。よほどDIYに慣れた人でない限り、業者に依頼した方が無難といえます。

まずは実績のある複数の業者に見積もりを取り、料金の内訳をチェックしましょう。工賃や出張費に納得できてから、交換を依頼するのがおすすめです。

ドアクローザーの不具合を放置すると、ドアの開閉が困難になってしまいます。違和感があれば、早めに業者に相談することが大切です。

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料金・口コミ評判を比較して選べる

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