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お風呂のゴムパッキンのカビの落とし方!取れない原因と対処法をチェック

最終更新日: 2024年11月07日

「お風呂のゴムパッキンのカビの落とし方がわからない…」「掃除しているのに、黒いカビが取れない…」

このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。本記事ではお風呂のゴムパッキンのカビの落とし方や、ゴムパッキンのカビが落ちない理由、ゴムパッキンのカビにおすすめなクリーナーなどを紹介します。

お風呂のカビ取り掃除をプロに依頼する

お風呂のゴムパッキンのカビの落とし方

浴槽に置かれた掃除道具

お風呂のゴムパッキンのカビの落とし方について紹介します。ゴムパッキンにカビが付着している場合、まずは以下のステップを試してみてください。

それぞれ解説していきます。

1. 乾かした状態でカビ取り剤をスプレーする

まず重要なのは、カビ取りを始める際にゴムパッキンをよく乾かしておくことです。水分が残っているとカビ取り剤の効果が十分に発揮されないため、カビの部分はしっかり乾かしましょう。

シャワーの水滴や結露は完全に拭き取り、乾燥させた状態でカビ取り剤をスプレーしてください。

2. カビ取り剤に浸して20〜30分放置する

カビ取り剤をスプレーしたら、すぐに洗い流すのではなく、時間をかけてじっくりとカビに浸透させましょう。この時、カビ取り剤の乾燥を防ぐためにキッチンペーパーをカビ部分に貼りながら行うと効果的です。カビ取り剤が乾燥せず、カビにしっかりと密着させられるため、頑固なカビも徐々に浮き上がってきます。

カビ取り剤を付着させた状態でそのままにしておき、10分ほど経過したタイミングで一度確認します。カビが残っている場合は再度カビ取り剤を塗布しましょう。その後、20〜30分放置するのが一般的です。

放置時間は使用するカビ取り剤によって異なるため、必ず使用方法に従うようにしてください。

3. 歯ブラシでこすりながらシャワーで洗い流す

30分ほど放置してもカビがしぶとく残っている場合、ラップを使ってカビ取り剤をさらに密着させましょう。キッチンペーパーの上から再度カビ取り剤をスプレーして、そのさらに上をラップで覆い、カビに密着させます。

その後カビが落ちてきたことを確認したら、歯ブラシでしっかり擦り、シャワーで洗い流してください。根気よく作業を続けることで、ゴムパッキンのカビを取り除けます。

お風呂のゴムパッキンのカビが取れないとき考えられる原因

浴室ドアの通気口を掃除する様子

先に紹介した掃除方法を試しても、ゴムパッキンのカビが取れない場合があります。以下では、お風呂のゴムパッキンのカビが取れないとき考えられる原因について解説します。

上記とあわせて対策方法についてもまとめているので、カビがなかなか落ちないときは参考にしてください。

水分が残ったままカビ取り剤を使用している

水分が残ったままカビ取り剤を使用していると、カビ取り成分が水で薄まり、効果が十分に発揮されません

特に浴室は湿気が多く、知らず知らずのうちに水が残っていることが多いです。しっかりと乾かしてからカビ取りを行うことが大切です。

放置中にカビ取り剤が垂れてしまっている

ゴムパッキンにピンポイントでカビ取り剤を塗布する場合、液だれが原因で効果が半減することがあります。放置中にカビ取り剤が垂れてしまっていると、密着時間が足りずにカビが取れなくなってしまいます。

特に浴室の角や天井などにカビが発生した場合、スプレーではなくジェルタイプのカビ取り剤を使用し、ラップやキッチンペーパーで覆いましょう。薬剤がカビにしっかりと行き渡ることで、効率よくカビを取り除けるようになります。

放置時間が短い

カビがなかなか落ちない場合は、放置時間が短いのかもしれません。カビ取り剤の効果を最大限に引き出すには、十分な放置時間が必要です。先に説明したように、10分おきに様子をみながら、時間が足りないようであれば延長してみましょう。

ただし、強力な酸性洗剤を長時間放置するとお風呂場の材質にダメージを与えてしまうこともあります。必ず説明書きを読み、指定に従って使用しましょう。

非塩素系のカビ取り剤を使っている

非塩素系のカビ取り剤は人体に優しい反面、塩素系に比べて殺菌力が弱く、カビを取り除く効果が低い場合があります

非塩素系のカビ取り剤を使っている場合、塩素系に切り替えてみるのも1つの手段です。強力な漂白作用によって、カビを除去できる可能性があります。

ただし塩素系のカビ取り剤には安全上のリスクもあるため、使用時には十分な換気を行い、他の洗剤と混ざらないように徹底しましょう。

ゴムパッキンの素材に色が染み付いている

ゴムパッキンのカビを取り除いても、ゴムパッキンの素材にカビの色が染み付いてしまっていることがあります。このような場合は材質の奥深くに色素が染み込み、変色している可能性が高く、完全に取り除くことは難しいかもしれません。

ラップ湿布法を複数回行っても効果が見られない場合は、ゴムパッキンの交換を検討してみるのも1つの方法です。

お風呂のゴムパッキンにおすすめのカビ取り剤5選

ここからは、お風呂のゴムパッキンにおすすめのカビ取り剤を5選紹介します。ゴムパッキンにおすすめなカビ取り剤は以下の5つです。

かびとりいっぱつ

ジェルタイプの「かびとりいっぱつ」は、パッキン部分にぴったりなカビ取り剤です。浴室や窓枠のパッキン部分など、ピンポイントでカビ取り剤を塗布できる仕様になっています。

プロ用の製品なので効果も高く、試してみる価値のあるアイテムです。ただし酸性の薬品と混ぜると有毒ガスが出るので、かならず用法・用量を守って使用しましょう。

ゴムパッキン用カビキラー

「ゴムパッキン用カビキラー」もジェルタイプのカビ取り剤です。先端はペンのような形で、ピンポイントに塗りやすいのが魅力です。「ゴムパッキン用」とありながら、浴室のゴムパッキン以外にも使えるため、効果が期待できつつ汎用性が高いのも特徴です。

こちらも塩素系のカビ取り剤のため、説明書の指示に従ってよく注意して使いましょう。

カビトルデスPRO

「カビトルデスPRO」は、防カビ剤配合のジェルタイプのカビ取り剤です。液だれしにくい仕様で、浴室のガンコなカビも強力退治してくれます。

天井などの目線よりも高い場所で使用したい場合は、窓枠のシリコン部分などのカビ取りに使いたい方におすすめです。

GEL  PiKA カビ取りジェル

「GEL  PiKA カビ取りジェル」は、ジェルタイプのチューブ型塩素系カビ取り剤です。インテリアにも馴染みやすい、おしゃれなパッケージが魅力です。

こすらず流すだけでOKの実力を備えているので、あきらめていた黒カビ汚れをピカピカにしたい方はぜひチェックしてみてください。

激落ちくん  カビ取りジェル

「激落ちくん  カビ取りジェル」は、30日カビ知らずの「防カビ」効果がプラスされたジェルタイプのカビ取り剤です。ゴムパッキン部分のカビ取りにもぴったりで、密着ジェルが頑固なカビも落としてくれます。

色付きタイプなので、塗り漏れ・流し忘れを防げるのもポイントです。

お風呂のゴムパッキンのカビを予防する方法

浴槽の外側を掃除する女性

ここからは、お風呂のゴムパッキンのカビを予防する方法について紹介します。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

熱湯のシャワーをかける

お風呂のゴムパッキンなどに発生するカビは、50℃のお湯を5分かけると死滅するといわれています。週に一度程度の頻度で熱湯のシャワーをかけることで、カビの再発を予防しましょう

給湯器の温度設定を50℃以上にして、カビが発生しやすい箇所や、せっけんカスや皮脂が飛び散る場所に熱湯をシャワーでかけましょう。通常のお湯よりもかなり熱いので、やけどしないように十分注意してください。

また、熱いシャワーをかけることで水分が蒸発しやすくなり、乾燥しやすくなります。

換気扇を24時間稼働させる

お風呂場のカビ予防には、換気扇を24時間稼働させることが重要です。電気代は数百円程度なので、カビの発生リスクを抑えるためにはコスパが良いと言えます。

お風呂場は湿気がこもりやすく、数時間程度でカビが発生するのに十分な湿度になってしまいます。換気扇を回すことで、カビの発生しにくい清潔な環境を保ちましょう。

また、換気の際は、ドアや窓を閉めることで効果的におこなえます。

防カビくん煙剤を使用する

薬剤の煙幕を使った防カビくん煙剤も、効果的なカビ予防方法の一つです。防カビくん煙剤とは、その名の通りカビを予防するためのアイテムです。

防カビくん煙剤はお風呂場の中に潜む原因菌を一気に除菌し、カビの発生を予防してくれます。使い方もシンプルなので、カビが気になる場合はぜひ試してみてください。

定期的にくん煙剤を使用することで防カビ効果がさらに高まり、掃除の負担も軽くなります。

お風呂のカビが取れない場合は業者へ依頼するのもおすすめ

浴槽をクリーニングする業者

自分でお風呂の掃除を行う場合、時間がかかる上に、奥深くに潜んでいる汚れを完全に除去するのは非常に難しいです。

しかしプロに依頼すれば、短時間で確実に汚れを落とすことが可能です。特にカビや水アカ取りなど、手間のかかる作業をプロに任せることで、自分の時間を有効に使えるメリットがあります。

浴室クリーニングをプロに依頼する場合の費用相場

浴室クリーニングをプロに依頼する場合、おおよそ12,000~20,000円程度が費用相場です。カビが気になる場合はオプションとして、防カビ用のコーティングを依頼するのも良いでしょう。

作業内容 料金相場
カビ防止のコーティング 3,000~5,000円
エプロン部分のカビやヌメリの掃除 3,000~7,000円
風呂釜洗浄 24,000~26,000円
鏡のコーティング 3,000~5,000円
換気扇の分解洗浄 3,000~4,500円
イスや桶など小物の洗浄 1点500円

ただし上記の料金はあくまで目安であり、業者によって具体的な金額は異なります。事前にホームページや電話で確認するようにしましょう。

浴室クリーニングの業者を探す

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お風呂のゴムパッキンのカビの落とし方を紹介しました。自力でカビの除去が難しい場合は、浴室クリーニングのプロに任せるのも1つの方法です。

自分にぴったりな浴室クリーニング業者を探している方には、「ミツモア」が便利でおすすめです。

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コストを抑えて、信頼できる浴室クリーニング業者を見つけたい方はぜひご利用ください。

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