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家の中によくいる小さい虫は何?どこから出てくるの?種類一覧を確認して正しく駆除しよう

最終更新日: 2022年06月01日

お家の中で見かける小さい虫。「気が付いたら床や天井を歩いている」「いったいこの虫は何なんだろう?ハエではないんだけど…」と疑問に思うことはありませんか。

この記事では、そんな家に出る小さな虫を10種類紹介します。

発生原因は何か・放っておくことで被害は出るのか・駆除はどうすれば良いのかなどを解説。各虫の特徴をまとめた一覧表も用意しているので参考にしてください。

家の中で見かける小さな虫はどこから入ってくる?

小さな虫は、扉の下や網戸の破れなどのわずかなすき間から室内に侵入します。

家の中にいる黒っぽい小さい虫は何?

キッチンで見かけたらシバンムシやコクゾウムシ、クローゼットにいたらカツオブシムシやキクイムシ、飛び回っていればコバエの可能性があります。それぞれの特徴は記事内で解説しています。

家に出る小さい虫一覧!大きさや特徴を確認しよう

チョウバエ
チョウバエ

家に出る小さな虫と言っても、その種類は非常に多いです。ここでは特によく見かける虫の種類を一覧にまとめてみました。見た目やサイズ・色などの特徴をまとめているので、当てはまるものがあれば個別の詳細を参考に対処してみてくださいね。

名称 大きさ 色合い 飛行能力 特徴
シバンムシ 3mmほど 茶色 飛ぶ カブトムシのメスのような見た目
チャタテムシ 1mmほど 黄色 飛ばない ダニやシラミに似た見た目
シミ 10mmほど 銀色 飛ばない 長い触角と素早い動き
ハサミムシ 10~30mm 黒色 種類による お尻にある大きなハサミ
カツオブシムシ 3~5mm 黒・黄色 飛ぶ テントウムシのような形
コクゾウムシ 3mm 黒色 種類による 象の鼻のような口を持つ
チョウバエ 1~5mm 黒色 飛ぶ モコモコした毛と逆ハート型の翅
クロバネキノコバエ 2mm 黒色 飛ぶ 黒くて細長い体
ゲジ 20~80mm 茶色 飛ばない 細長い無数の足
アダンソンハエトリ 5~10mm 黒と白 跳ねる 小さな蜘蛛

ここからは以上の虫について、個別に特徴を解説していきます。

小さい虫①:シバンムシ

タバコシバンムシ
タバコシバンムシ

シバンムシは全長2~3mmほどで、茶色っぽい色合いをした小さな虫です。見た目的にはカブトムシのメスのような姿形をしています。

パスタなどの乾麺や小麦粉・コーヒーの粉など乾燥食品を好物としていますが、種類によっては畳やタバコ・本などを食べるものも。

シバンムシは主にキッチンで発生します。見つけたら殺虫スプレーで駆除し、発生源となっている食品も特定して廃棄しましょう。散らばったカスなどにも産卵していることがあるので、駆除する時は周辺の清掃も行うようにしてくださいね。

関連記事:シバンムシは食品などに発生する害虫!発見したら徹底駆除を|ミツモア

小さい虫②:チャタテムシ

チャタテムシ
チャタテムシ

チャタテムシは1mmほどの小さな虫で、黄色っぽい色合いをしています。ダニやシラミと似ているので間違われることもありますが、実はチャタテムシだったというケースも多いのです。

直接的な危険性はないものの、死骸が粉になり空中に舞ってアレルギーを引き起こすことがあります。またチャタテムシを餌とするツメダニを呼び寄せることも。ツメダニは人間を刺すうえにアレルギーの原因にもなるので、餌となるチャタテムシがいたらツメダニの発生も疑いましょう。

チャタテムシは薄暗く、高温多湿で風通しが悪い場所を好むため、畳や段ボール置き場などで良く見られます。殺虫剤で駆除できますが、数が多い場合は燻煙式の殺虫剤の使用も検討してみてください。

関連記事:これってチャタテムシ?繁殖するとどんな被害があるの?カビ対策・除湿で予防しよう|ミツモア

小さい虫③:シミ

シミ
シミ

素早く動く銀色の虫がいたらシミかもしれません。全長は10mmほどで、長い触角を揺らし身体をくねらせながら素早く駆け回ります。この姿は非常に不快に感じる人が多いのではないでしょうか。

シミは紙を食べるため、お気に入りの古書などが気づいたらボロボロになっていた…とはよくある話です。漢字では”紙魚(しみ)”と書くんですよ。また埃や布なども好むのでどこでも発生する厄介な虫と言えます。

シミは湿度が高い場所を好み、押し入れや壁の隙間・水道管の近くでよく見られます。寿命も7~8年と非常に長く年中発生するので、見かけたら殺虫スプレーなどで迅速に駆除してください。

関連記事:紙魚(シミ)とは?発生した際の駆除方法と発生させないための対策も紹介|ミツモア

小さい虫④:ハサミムシ

ハサミムシ
ハサミムシ

全長10~30mmほどのハサミムシは、黒光りする体とお尻にある大きなハサミが特徴です。率先して人間に危害を与えることはありませんが、こちらが攻撃の意思を見せると挟んでくることも。ハサミで挟まれるとやはり痛みを感じます。

ハサミムシは他の小さな虫を食べてくれる益虫(えきちゅう)ですが、恐ろしい見た目をしています。できることなら家にいて欲しくない存在ではないでしょうか。

ハサミムシもジメっとした湿度の高い場所を好み、家の中よりも外の排水溝や外壁近くでよく見かけることが多いです。また春から夏にかけての暖かい時期に活動します。

殺虫剤で駆除できますが、できれば家の中に入ってこないように侵入経路をふさぎ、家の周りをきちんと清掃することで予防しましょう。

小さい虫⑤:カツオブシムシ

ヒメマルカツオブシムシ
ヒメマルカツオブシムシ

カツオブシムシは3~5mmほどの大きさの虫で、テントウムシのような形をしています。日本でよく見かけるのは黄色でまだら模様のヒメマルカツオブシムシと、黒一色のヒメカツオブシムシの2種類です。

カツオブシムシの幼虫は衣類などを食べてしまうので、保管しておいた洋服に穴が開いていた!という場合は存在を疑った方が良いかもしれません

普段は外にいるのですが、春ごろに外干しした服にくっ付いてそのままクローゼットの中で産卵・繁殖というのが最も多いケースです。殺虫スプレーも効果的ですが、熱に弱いので乾燥機やアイロンの熱を使った駆除方法もおすすめですよ。

関連記事:カツオブシムシから衣類を守ろう!侵入の原因を知って、繁殖を防ぐ対策を|ミツモア

小さい虫⑥:コクゾウムシ

コクゾウムシ
コクゾウムシ

象の鼻のような特徴的な口を持つコクゾウムシは、全長3mmほどの黒っぽい色の虫です。”米虫”とも呼ばれるようにお米を食べる習性があります。

発生場所はやはり米びつや米袋の中がほとんどです。成虫はお米に卵を産み付け、幼虫もお米を食べて大きくなります。危険性はなくコクゾウムシが付いたお米を食べても害はありませんが、卵や幼虫が混じっている場合があるので精神的に被害を感じてしまう方も多いでしょう。

コクゾウムシは1年中発生し、米びつや開いた袋の口から入り込んで増殖します。防虫剤を入れるなどして予防しましょう。

関連記事:お米に虫がわいてしまった!食べても大丈夫?正しい管理方法を紹介|ミツモア

小さい虫⑦:チョウバエ

イシハラクロチョウバエ
イシハラクロチョウバエ

いわゆる”コバエ”と呼ばれているハエの1種で、全長は1~5mmほど。黒っぽい色合いにモコモコした毛と、逆向きのハート型の翅(はね)が特徴です。

チョウバエは菌の媒介者となり、家にある食品を汚染させてしまうことがあります。またごく稀にチョウバエの幼虫が何らかの理由で体内に入ってしまい、ハエ症(皮膚蝿蛆症 ひふようそしょう)を引き起こす原因になることも。ハエ症とはハエの幼虫に寄生されることによって、腹痛や下痢などの症状が出る病気です。

発生時期は1年中で、トイレやキッチン・お風呂などの水場で見かけることが多いです。殺虫剤が有効ですが、成虫だけでなく幼虫の駆除も同時に行うようにしましょう。

小さい虫⑧:クロバネキノコバエ

クロバネキノコバエ
クロバネキノコバエ

チョウバエと並んで多く見かける”コバエ”がクロバネキノコバエです。全長は2mmほどで、黒い色合いに細長い体をしているのが特徴です。

クロバネキノコバエも菌の媒介者となるので注意してください。梅雨から夏にかけてが発生のピークですが、実はあまり生態が解明されていないハエでもあります。

家の周りやプランターの土から発生します。こちらの駆除にも殺虫スプレーを用いるのが良いでしょう。

小さい虫⑨:ゲジ(ゲジゲジ)

ゲジゲジ
ゲジゲジ

細長い体に無数の細長い足を持つ、ゴキブリ以上のインパクトがあるゲジ。全長は20~80mmほどの大きさで、茶褐色の色合いをしています。

一目見ただけで気絶してしまう人もいそうな外見ですが、実はとても臆病で危険性はありません。他の虫を食べてくれる益虫でもありますが、やはり心臓に悪いので家にはいて欲しくないものです。

1年中活動しますが、活発なのは気温の上がる夏。湿った場所を好み、お風呂場で遭遇することが多いでしょう。駆除をするなら殺虫スプレーですが、ゲジがいるということは餌となる虫がいるということ。他の虫の駆除をすれば、自ずとゲジもいなくなります。

関連記事:ゲジゲジは益虫ってほんと?侵入を防ぐ方法や予防策などを解説【画像あり】|ミツモア

小さい虫⑩:アダンソンハエトリ

アダンソンハエトリグモ
アダンソンハエトリグモ

室内で見かける小さな蜘蛛の代表がこちらのアダンソンハエトリ。全長は5~10mmほどで、黒と白の縞模様が特徴。愛らしい見た目から、可愛いとも評判のクモです。

巣を張らず動き回り、ピョンピョンと飛び掛かって獲物を捕獲します。人間にとって害はなく、ゴキブリの赤ちゃんなどを駆除してくれる益虫です。

特に暖かい時期に発生し、餌を求めて動き回ります。しかしその一方で暗い場所でじっとしていることも多いです。駆除は殺虫スプレーが有効ですが、ゲジと同じく餌となる他の虫の駆除に努めましょう。

小さい虫が出やすい家とは?環境を改善して大量発生を防ごう

緑豊かな戸建て住宅

人間にとって住みやすい家や住みにくい家があるように、虫たちにとっても住みやすい家と住みにくい家があります。

もしあなたのお家で虫が大量に発生しているのなら、それはあなたの家が虫にとって住みやすい「快適な家」なのかもしれません。

小さい虫の再発生を防止するためにも、虫が出にくい家づくりを目指してみましょう。

虫の出やすい家の特徴と対策

自宅のリビングで掃除機をかける女性

自宅の近くに雑木林があるなど、自然に囲まれた環境だと虫が出やすそうだと思いますよね。しかし必ずしもそうとは限りません。都会のど真ん中でも虫が出やすい家は存在します。

やはり何といってもあまり掃除をしていない、清潔感のない家は虫が出やすくなります。床や畳の上だけでなく、ソファやクッションの食べカスや人間の髪の毛などは小さな虫の大好物です。また物が散乱してゴチャゴチャした場所も、埃が溜まりやすく掃除が行き届かないことが多いでしょう。通気も悪くなるので虫たちには絶好の住処となってしまいます。

虫の発生を抑えるためには、とにかく家の中を掃除して清潔に保つことが大切です。少なくとも週に一度は掃除機をかけたいですね。餌がなければ小さな虫は来にくくなりますし、その小さな虫を餌とする虫もやって来ません。

生ごみはもちろん、段ボールや古紙もためずに捨てるようにしましょう。掃除をするのに邪魔になるものは床に置かず、整理整頓を心がけてください。

締め切った部屋は暖かく湿度も高くなりがちです。適度に換気を行い、部屋の空気の入れ替えを行うのが効果的です。特にカビの生えやすい梅雨の時期は要注意!湿度調整の際は、エアコンの除湿機能を使うのもおすすめですよ。

食材はきちんと密閉できる容器を用いて保管すると虫の侵入を防ぐことができます。キッチンはこまごまとしたものが多いので、時々はストックしている食材などのチェックを兼ねて掃除をすると良いでしょう。シンク下は湿気もこもりやすいため、こまめな掃除が大切です。

またペットを飼っているお宅では特に注意が必要。エサ入れや水入れは、小さな虫たちの食料になりやすいからです。大切なペットに虫を寄せ付けないためにも気を付けてください。

防虫剤やミントのアロマなども有効

マンションに住む方は、できるだけ上の方の階に住むと虫がやって来ません。飛んでくる虫もいますが地面から離れていればそれだけ虫が来にくくなります。ただ隣が虫の出やすい家だと、そこから自宅に虫がやって来る可能性が高いので注意してくださいね。

お家をいくら清潔にしても自宅の周りに虫が発生しやすい環境がある場合は、いつまでも虫がやって来る可能性が付きまといます。そんな時は防虫剤を撒くなどして、家に近付かせないようにするのが大切。虫が嫌うミントなどを植えたり、お香を焚いたりするのも効果的ですよ。

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