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トイレと床の隙間を埋めて汚れ防止!必要な道具から手順まで詳しく解説

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最終更新日: 2024年06月28日

トイレと床の隙間は、自分で埋めることが可能です。トイレの隙間を埋めれば、臭い・汚れを防げるほか、日々の掃除も楽になるでしょう。トイレの隙間を自分で埋める方法や、コーキング後に確認するポイント、埋めた後のお手入れ方法について解説します。

トイレの隙間を埋める方法

トイレの床

トイレの隙間用のコーキング剤を使えば、自分でトイレの隙間を埋められます。必要な道具と作業の具体的な手順を見ていきましょう。

隙間を埋めるのに必要な道具

トイレの隙間を自分で埋めるためには、必要な道具を準備しなければなりません。用意すべき道具は以下の通りです。全てホームセンターや100円ショップで購入できます

  • トイレの隙間用のコーキング剤
  • 中性洗剤
  • 歯ブラシ・綿棒
  • 雑巾
  • ペーパータオル

風呂場・洗面台などに使う、水回り用のコーキング剤は、使用しないように注意しましょう。水回り用のコーキング剤にははがれにくい特徴があり、トイレの隙間を埋める際に使うと、コーキング剤が残ってしまう恐れがあるためです。

トイレと床の隙間を掃除する

必要な道具がそろったら、次にトイレと床の隙間をきれいに掃除します。歯ブラシ・綿棒に中性洗剤をしみ込ませ、汚れをかき出すようにしてトイレと床の隙間を磨いていきましょう。

かき出した汚れは、軽く濡らした雑巾で拭き取ります。クエン酸スプレーをトイレと床の間に吹きかけ、数分放置して汚れが取れやすくなってからかき出すのもおすすめです。

かき出した汚れを濡れた雑巾で拭き取った後は、残った水気をキッチンペーパーで拭き取り、完全に乾くまでさらに待ちます。完全に乾くまでコーキング剤を入れないよう、注意しましょう。

コーキング剤を入れる

床が完全に乾いたら、トイレと床の隙間にコーキング剤を入れていきます。コーキング口の先端を、隙間にしっかりと付けながら注入していきましょう。

コーキング剤が完全に固まるまでには、ある程度の時間がかかります。固まるまでの間にトイレを使う際は、コーキング剤に触れないように注意しましょう。コーキング剤が完全に固まったら、作業は完了です。

なおコーキング剤を、隙間全体に入れる必要はありません。全ての隙間を埋めてしまうと、トイレの水漏れが発生した場合に、発見が遅れてしまう恐れがあります。

隙間の汚れは主にトイレの前・横に発生しやすいため、後方部分はコーキング剤を入れないのがおすすめです。

コーキング剤が余った場合は、定期交換用に取っておきましょう。ラップでしっかりと包んでおけば、乾燥するのを防げます。

コーキング後に確認するポイントは?

トイレの隙間をコーキングで埋めた後も、しばらくはしっかりと様子を見る必要があります。トイレ自体にトラブルが発生している場合は、コーキングによる対処だけでは不十分だからです。

コーキング剤の黒ずみに注意

トイレの隙間を埋めた後、コーキング剤が黒ずんできた場合は、トイレの中の水がしみ出ている可能性があります。コーキング剤を外して、修理業者にトイレを見てもらいましょう。

トイレと床の隙間には、フランジパテという部品があります。コーキング剤が黒ずんできた場合、フランジパテが損傷して水漏れが発生している恐れがあるのです。フランジパテの交換は素人には難しいため、業者に修理を依頼しましょう。

ただし必ずしもフランジパテの破損が、原因であるとは限りません。水を流すとすぐに隙間から水が漏れ出るような場合には、フランジパテを業者に見てもらうとよいでしょう。

異臭がしたら使用を中止しよう

トイレの隙間をコーキングした後に異臭が発生したら、水が漏れてカビが発生している可能性があります。コーキング剤の使用を中止し、トイレの修理業者に連絡を入れましょう。

トイレの隙間からカビの臭いがする場合は、フランジパテ・トイレ下の配管が破損し、水漏れによるカビの大量発生が起こっている恐れがあります。

水漏れが発生しているのにもかかわらず、コーキング剤をそのまま放置していると、水漏れに気付きにくくなり、被害のさらなる拡大を招きかねません。異臭がしたら、すぐにコーキング剤の使用を中止しましょう。

トイレの隙間を埋めた後のお手入れ方法

トイレと床の隙間をコーキングした後も、定期的なメンテナンスが必要です。コーキング剤を交換する目安やコーキング剤のはがし方など、お手入れのポイントを解説します。

定期的に交換をしよう

トイレの隙間のコーキング剤は、定期的な交換が必須です。汚れが目立ってきたり、一部がはがれてきたりした場合は、古いコーキング剤を全てはがした後、同じ手順で隙間を埋めましょう。

古くなったコーキング剤を放置しているとカビが発生しやすくなり、トイレの空間が不衛生になってしまいます。コーキング剤がひび割れを起こすと水が浸入し、新たなトラブルが発生する恐れもあります。

コーキング剤によるトラブルを防ぐためにも、定期的な交換を意識し、劣化していることに気付いた時点で早めに対処しましょう。

交換をする目安とは?

コーキング剤の交換の頻度は、2~3カ月に1回が目安です。見た目に異常がない場合でも、定期的に交換しておけば安心できます。

コーキング剤が汚れていたり、ひび割れを起こしていたりする場合は、交換のサインです。注入してから2~3カ月が経過していなくても、サインに気付いた時点で交換しましょう。

なおコーキング剤は、トイレ以外にもさまざまな場所で使用されており、それぞれで交換の目安が異なります。あくまでもトイレの隙間用の交換目安として、覚えておくことが重要です。

コーキング剤のはがし方

トイレの隙間を埋めた後のお手入れでコーキング剤を交換する際は、古いコーキング剤をはがす必要があります

基本的には引っ張るだけではがせますが、場合によってはカッターなどが必要になるケースもあります。カッターを使う際は、トイレや床を傷付けないように注意が必要です。

コーキング剤は商品ごとに、はがし方・はがしやすさが異なります。お手入れのしやすさを重視する場合は、はがしやすいコーキング剤を選ぶとよいでしょう。

トイレの隙間を埋めるメリットは?

トイレの床掃除

そもそもトイレと床の隙間を埋めると、どのようなメリットを得られるのでしょうか?トイレの隙間をコーキングするメリットを、確認しておきましょう。

日々の掃除が楽になる

トイレの隙間を埋めるメリットの1つに、日々の掃除が楽になることが挙げられます。トイレの隙間をきれいに掃除するのは困難ですが、コーキングすれば隙間を掃除する必要がありません。

トイレの隙間は汚れがたまりやすい場所です。きれいに掃除しようとする場合、歯ブラシ・綿棒が必要になり、時間も手間もかかってしまうでしょう。

しかしトイレの隙間を埋めておけば、壁・床・便座の掃除だけで済みます。トイレの隙間の掃除を面倒に感じているなら、コーキング剤で埋めるのがおすすめです。

トイレが臭うのを防ぐ

トイレの外側に尿が漏れ出ると、隙間に尿が入り込んで臭いの原因になります。臭いを抑えるためには、トイレの隙間を掃除しなければなりません。

一方でトイレと床の隙間にコーキング剤を入れておけば、尿が入り込むのを防げます。漏れ出た尿を拭き取りやすくなるため、臭いの発生も抑えられるでしょう。

隙間のコーキングは、トイレや床の黄ばみ防止にも役立ちます。トイレの臭い・黄ばみが気になるなら、コーキングして隙間を埋めてみてはいかがでしょうか。

隙間を埋めてトイレの嫌な臭いを防ごう

トイレと床の隙間は、コーキング剤で埋めることが可能です。必要な道具を準備し、隙間のコーキングにチャレンジしてみましょう。

コーキング剤を放置していると、さまざまなトラブルが発生しかねないため、定期的な交換が必要です。コーキング剤が黒ずんできたり、異臭が発生したりした場合は、使用を中止して業者に見てもらいましょう。

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